奄美大島ドライブさんぽ 　マングローブを行く

2023/11/01 - 2023/11/01

奄美大島に興味を持ったのが田中一村の絵を見たことがきっかけ。航空券が伊丹⇔奄美往復18000円程で安かったので行ってみることに。

第一印象、自然がすごく近くて、ざわざわという気配を全身で感じました。鳥の声、たくさんの蝶、葉っぱと風の音・・自然の密度がとても濃かったです。

昼に到着後、島とうふ屋でランチ。その後、住用に移動しマングローブをカヌーで行くツアーに参加。この日は名瀬の外れにあるゲストハウスに宿泊。
美味しいランチに大自然、宿での交流・・初日にして奄美大島最高！と思いました。

エリア 奄美大島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊丹空港発が朝早いので、前日10/31仕事後に難波に移動。
心斎橋激混み＆うるさい＆警察＆救急車で、何事ぞ・・？と思ったら、ハロウィンでした。心斎橋じゃないところに宿取ればよかった。。
安かったので仮眠さえできれば良しということでグランドサウナ心斎橋を予約しました。

グランドサウナ心斎橋 宿・ホテル

古いけど綺麗にされていて不便はなかったです。しかしサウナは男性だけみたいですね。。女性はシャワーだけだったのが盲点。
カプセルぽいけど個室空間で壁もちゃんとあり。入り口は病院の蛇腹カーテンみたいなもので、部屋の鍵は無し。ロッカーには鍵あり。
1泊3000円程度だったので、寝るだけなら十分でした。

翌朝。歩いてOCATにあるバスセンターから伊丹空港にバスで向かいます。
昨日とうって変わって静かな道頓堀に白い月が清々しい。

徒歩１０分ほどでしたが、エスカレーターとか階段とかごちゃごちゃしてて結構行きづらかった。。

10番乗り場から出発。空港は航空会社によってターミナルが違うので把握しておくべし。片道650円。

OCAT ショッピングモール

３０分ほどで伊丹空港到着。JALは北ターミナル。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

平日の朝なうえに少し早く着いたので人少なめ。

少し早く着いたわけはル・パン神戸北野の空港店で朝食を食べたかったから。いろんなメニューあるけどこちらは500円という破格。数量限定なので遅いと無くなっていることもある模様。パンもサラダもコーヒーも良いホテルで食べる朝食みたいで美味しかったです。

ル・パン神戸北野 伊丹空港店 グルメ・レストラン

優雅な朝食でした。

9：50発のフライトに乗ります。

満席で出航。都市部にある空港はちょっとハラハラする(笑)

ものの数分で神戸上空。神戸港発見！

暫く上空のさんぽにお付き合いください。

明石海峡大橋と淡路島がはっきりと。

香川と徳島付近。小豆島も見えました。

四国山地が紅葉で真っ赤。上空からこんな景色を見れるとは感動しました。

四万十川かな？すごい蛇行してる。

四国の端っこまで来て、超長い佐多岬を横目に九州上空へ。

今年の9月に行った宮崎の青島を発見！

次は桜島の登場です。噴煙もくもく。

桜島の先に開聞岳を見送り、また火山発見。硫黄島かな？

屋久島上空は雲に覆われてました。さすが天気変わりやすい島。

そうこうするうちに奄美大島上空へ。名瀬上空を通って空港に到着。

空港～名瀬は車で50分ほどかかるのでここで降ろしてほしかったな(笑)

奄美空港に到着。小ぢんまりとしてて綺麗です。

出てすぐのところからバスやタクシーが出てます。
レンタカーの送迎も道挟んですぐのところから。しかし今回のレンタカー屋は徒歩3分なので歩きます。

奄美空港 空港

奄美空港の看板？
車やバス乗ると気づかないところにあります。

奄美レンタカーで格安軽自動車を24時間借ります。2800円という格安。。
13万キロ以上走っている軽でなかなかポンコツ感あったけど動くから良し！

奄美レンタカー空港前店 乗り物

ランチは島とうふ屋に来ました。空港から30分くらい。高野って書いてあるしドアみっちり閉まってるので心配になりましたが「島とうふ屋」で合ってます。駐車場は心配ご無用なくらいありました。

島とうふ屋 グルメ・レストラン

平日だったけど数組待ちました。持ち帰り用に豆腐や湯葉、スイーツもあったり。詰め合わせ発送も対応してくれるようでした。
私は一人だったので、もう一人別の方と相席でした。一人でレンタカー借りて・・っていう旅行が初めてだったので、色々話してるうちに安心してきました。

塩豚の煮物定食を注文。定食を頼むと豆乳と湯豆腐、奄美の発酵ドリンク「みき」はセルフで取り放題でした。みきは米、砂糖、芋で作った発酵ドリンクで、ここのは出来立てで酸味少なめでおいしかったです。
メインの塩豚の煮物は角煮のような柔らかさは無いものの分厚くて食べ応えあり。湯葉やジーマーミ豆腐、煮物等の副菜等もたくさん。これで1200円とか感謝しかありません・・！

満腹を抱えて住用のマングローブカヌーにやってきました。こちらが格安の相棒です。カヌー体験は複数あるようですが、口コミ調べてガイドさんがちゃんと案内してくれそうな黒潮の森マングローブパークにしました。

奄美大島は世界遺産に認定されたので、新しめの関連施設がありました。

黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園

無料で入れました。ざわざわとした音や夜の森の様子、植物の説明等、リアルな感じでした。

マングローブカヌーの体験はこちらから。時間指定があって16時の回にしました。通常2000円ですがJAF割引で1800円。ガイドさんがしっかり案内してくれることも確認の上申し込み。

カヌー乗り場は5分ほど歩いたところにあります。
先ほどの新しい施設よりは年季入ってますが、アマミノクロウサギのはく製や蝶の標本等、動物の展示多め。アマミノクロウサギは飼育小屋のウサギくらいのサイズで意外と大きかった。

カヌーの待ち時間でパークゴルフができたりします。

写真で見ると本州の山と似てるけど、、違うんだなぁ。

カヌー乗り場。まだ時間あるので展望台に行きます。

奄美大島、蝶がめっちゃいます。空港で着陸した時も最初に目に入ったのが鳥ではなく蝶でした。しょっちゅうフワフワ飛んでくるので蝶苦手な人は悲鳴かも(笑)
蝶は苦手だけど綺麗なのでついパシャリ。

展望台へは階段しかない＆5分くらいずっと階段。1段の幅が長いのでまあまあ疲れた。

一服挟みながら

展望台到着！ちょっと曇ってるけどマングローブだ！

今からここを漕ぐのか～とワクワク。波が静かそう。

展望台は椅子あり。

羽を広げて止まるのが蛾だと思っていたけど、止まり方で蝶か蛾かは区別できないらしい。羽広げてるけどこちらは蝶ですね。。
ルリビタキのような鳥も発見したけど撮れず。

雨だと滑りそうな階段。。蜘蛛の巣も多いので要注意。

悠長に展望台上ってたら遅刻しかけました。ロッカーに荷物預けて、カヌーの漕ぎ方一通りレクチャー受けて出発！最初はほかの人に衝突するけど最後は自在に漕げるように。2人乗りもあるけど初心者は1人乗りのほうがコントロールしやすいそう。

マングローブ原生林 自然・景勝地

何の鳥かしら？

このあたりのマングローブにリュウキュウイノシシが居ました。ツアー中に見つかるのは珍しいそう。

川は浅いので怖さは無い。波が少なく鏡みたい。

マングローブは植物をさしているのではなく汽水域にある森のことを言うそう。木の種類はオヒルギとメヒルギが多いみたい。雌雄ではないらしい。

カワセミだ～！

カヌーとは距離を置きながらも先導するように飛んで行った

夕日の逆光がドラマティック

季節と、干潮と満潮の時間帯で様子が全然違うそう。今回は水が多い時期（違うかも）の、干潮から満潮に向かう時間帯とかで、少し陸があったのでそこで動植物の説明を聞いたり。帰りにこの陸は無くなってました。漕いでても水面の上下変化がわかる。干潮時のツアーではカヌー降りて陸に上がることもあるらしい。

木の模様から水位の変わり具合がわかる

水面から新芽がこんにちは

干潮時には水が無くて入れない奥まったエリアにやってきました。

マイナスイオンを感じる・・

オヒルギかメヒルギの花。タコさんウインナーみたい

ハゼとカニが大量にいました。みんなビビりだからすぐ逃げる。

マングローブの植物は塩分を濾過することで生育できるそう。それでも塩分はあるから塩分は1枚の葉っぱに集めて落とせるようになっていて、それが黄色い葉っぱだとか。

水が増してオールの重みが増した気がした。終盤はカヌー乗りこなせるように(笑)
ガイドさんがおしゃべりで退屈しないツアーでした。何より自然や動物に触れられて楽しかったです。次は干潮時に参加したいな～

マングローブではたくさんの生き物が見れるみたい。

カヌーを終えたところで背の高いシダを発見。今回は行けなかったけど金作原原生林はこんな感じの植物がたくさんあるんだろうな。

17時頃に住用を後にし、1時間弱のドライブ。一番大きい街の名瀬を抜け、外れにある本日の宿、奄美ロングビーチ２へ。前は違うところにあって移転したから「２」がついてるみたい。遅い時間になっちゃったのでオーナーさんに心配かけました（汗）

ゲストハウス奄美ロングビーチ2 宿・ホテル

新しく、木のぬくもり満載。

女性ドミトリーに泊まります。鍵付きロッカーが奥にあります。

タオルは100円でバスタオル、フェイスタオル借りれました。
お風呂はシャワーのみ。

周辺には小さいコンビニはあるけど、車で5分ほどのタイヨー朝仁店へ。
離島のわりに安いです。

値引きの刺身と、かつ丼と、みそ汁が本日の夕飯。19時過ぎると売り物が減るみたいだけど何とかゲットできた。刺身は種類忘れたけど地のもの。
キッチンもあるので自炊も可能。調味料や食器は借りれました。コーヒーはマシン１杯100円だったはず。
宿周辺は飲食店は少なめ。

宿のオーナーさんや宿泊客の皆さんと談笑したりウクレレ弾いたり日本シリーズ見ながら楽しく過ごさせてもらいました。
大満足のランチ、マングローブツアー、自然の濃さ、宿、色んな人との出会い・・普通の旅行以上の、とてつもなく充実した一日でした。そして、奄美大島はいつかまた来る場所になるだろう、と確信したのでありました。

グランドフィナーレみたいな締めになりましたが(笑)、2日目に続く。