![時期的にお肌が危機的になってくるので珊瑚パワーを補充するのに海の綺麗なところを探していました。<br /><br />「へぇ。こんなことができるんだ」<br />「どうしたの?」<br />「直行便も止まってるからPNGは無理かと思ったんだけど…、曜日の関係で実質3日滞在ができる」<br />「パプアなら、バードオブパラダイス見れなかった宿題もあるしね」<br />「あの時は準備不足だったからね…行けてポートモレスビーだけど、いるのかな?」<br />「海は綺麗でしょ?」<br />「そういえばロロアタアイランドって前の時に機内誌で見た島もあったね」<br />「あー、あった!」<br />「改装して綺麗になったらしいよね」<br />「じゃあ久しぶりにパプアにしようよ!お買い物もあそこはカワイイものがたくさんあると思うの」<br />「センスの塊だよね、独特の色のセンス。日本人には考え付かない」<br /><br />4日間で行く弾丸パプアニューギニア。<br />今回のミッションは<br /><br />★バードオブパラダイスをハントする<br />★海で遊んで珊瑚パワーを補充する<br />★パプアニューギニアでかわいいもの探し<br /><br />となりました。<br />今回も色々トラブルのなか、奇跡の出会いを信じてがんばりました!<br /><br />【行程】<br /><1>2023/11/2 (THR) <br />00:10HND ----- 06:45SIN JL033 ←イマココ<br /> Outram Park Ya Hua Rou Gu Cha ウマイウマスギルバクテー<br /> PSA Pass Centre ケチ<br /> Museum of Ice Cream Singapore オオヨロコビ<br /> Changi lounge カイテキジャ<br />20:35 SIN---- 05:15 POM PX393<br /><br /><2>2023/11/3 (FRI) 1th Day<br /><3>2023/11/4 (SAT) 2nd Day<br /><4>2023/11/5 (SUN) 3rd Day<br /><br />16:50POM ----- 20:10 MNL PX10<br />23:20MNL ----- 04:25 HND JL078<br /><5>2023/11/6 (MON) <br />04:50 HND](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/86/54/650x_11865436.jpg?updated_at=1700483104)
2023/11/02 - 2023/11/02
175位(同エリア14920件中)
トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2023/11/02
-
MUSEUM OF ICECREAM(MOIC)
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この旅行記スケジュールを元に
時期的にお肌が危機的になってくるので珊瑚パワーを補充するのに海の綺麗なところを探していました。
「へぇ。こんなことができるんだ」
「どうしたの?」
「直行便も止まってるからPNGは無理かと思ったんだけど…、曜日の関係で実質3日滞在ができる」
「パプアなら、バードオブパラダイス見れなかった宿題もあるしね」
「あの時は準備不足だったからね…行けてポートモレスビーだけど、いるのかな?」
「海は綺麗でしょ?」
「そういえばロロアタアイランドって前の時に機内誌で見た島もあったね」
「あー、あった!」
「改装して綺麗になったらしいよね」
「じゃあ久しぶりにパプアにしようよ!お買い物もあそこはカワイイものがたくさんあると思うの」
「センスの塊だよね、独特の色のセンス。日本人には考え付かない」
4日間で行く弾丸パプアニューギニア。
今回のミッションは
★バードオブパラダイスをハントする
★海で遊んで珊瑚パワーを補充する
★パプアニューギニアでかわいいもの探し
となりました。
今回も色々トラブルのなか、奇跡の出会いを信じてがんばりました!
【行程】
<1>2023/11/2 (THR)
00:10HND ----- 06:45SIN JL033 ←イマココ
Outram Park Ya Hua Rou Gu Cha ウマイウマスギルバクテー
PSA Pass Centre ケチ
Museum of Ice Cream Singapore オオヨロコビ
Changi lounge カイテキジャ
20:35 SIN---- 05:15 POM PX393
<2>2023/11/3 (FRI) 1th Day
<3>2023/11/4 (SAT) 2nd Day
<4>2023/11/5 (SUN) 3rd Day
16:50POM ----- 20:10 MNL PX10
23:20MNL ----- 04:25 HND JL078
<5>2023/11/6 (MON)
04:50 HND
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の始まりは深夜の羽田空港。仕事から帰ってからの移動です。まずはカウンターへ行ってチェックイン。AIR NIUGINIは、提携航空会社と乗り継ぎができますがシンガポールは要件が少しキツく、乗り継ぎまでの時間もあるのでシンガポールで一旦入国して、バゲッジを受け取ります。
【詳しくは公式発表で】
http://www.airniugini.jp/news/20230403-2.pdf -
出発から30分遅延して0時40分の出発になりました。
-
待っている間に見つけたこのシートが楽ちんです。充電器も付いていて隣はドリンクの自販機と、至れり尽くせりです。
出発前に少しでも体を休められて助かりました。 -
ようやくボーディングが始まりました。
シンガポールには早朝06時45分の到着予定です。
「シンガポールで何か行きたい所とかあった?」
「コンテナがたくさんある港みたいだから、まずそれが見たいわけ。なんていっても世界2位。観光で外せないわ」
「それ最近ずっと言ってるよね」
「色んな会社のコンテナがあってカワイイの。日本のだとONEのピンク色のコンテナもあるし、台湾のエバーグリーンとか緑なのよ」
「それと、アジア初のアイスクリームミュージアムがオープンしてるから、そこは行かなきゃね」
色々と行きたい場所もあり、機内ではとにかく寝ないと明日が大変です。 -
いつものように速乾素材の旧キャプリーン3を着込んでアンダーウェアから防寒対策。首枕で頭を支えてブランケットを肩からかぶった「てるてる坊主」状態になり、喉が荒れないようにマスクもして寝ました。格好の問題でなく、少しでも体調が悪くなれば旅行を楽しむどころでは無くなるので必死です。たとえ南国にいくにせよ機内は寒いです。
写真は明け方に叩き起こされての機内食。日本的なカレーソースとサラダが美味しかったです。ご飯欲しかった!朝からカレーは冒険ですが、最近乗るたびにJALの機内食は攻めているように感じます。 -
イチオシ
うとうとしていると着陸のアナウンスが入り、シンガポール上空です。ふと目に入った窓には明け方のトワイライトの海に所狭しと並ぶ色とりどりの船、船、船!
巨大港湾都市ならではの幻想的な風景が眼下に広がっていました。 -
少し遅れて7時過ぎの到着になりました。イミグレの手前に持ち込み品申請をネット登録しろと大きな立て看板が。
もちろんNoなため、奥のテーブルのiPadで申請書を記入します。シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港
-
「前はこんなのなかったよね?」
「何でも電子申告だねえ」
「すごい、言語で日本語も選べるよ」
「ほんとだ。便利なもんだね…でも、いまいち操作わかんないけどね」 -
すぐにバゲッジを受け取れたので、近くのトイレを使って歯磨きを済ませ、防寒のアンダーウェアを脱ぎ、服を着替えます。
すぐ先のジュエルに行けばストレージサービスがあるのも前回学習しています。不要なものは手早くスーツケースに戻して、荷物預けに預けてしまう予定でした。ところが最後にスーツケースのジッパーを閉じようとした時に、ジッパーが最後のところで片方の耳が外れてしまったのです。
「あれ?閉まらない。ジッパー壊れたかも…」
「ほんとだ。外れちゃってる」
「もう開けられない?」
「開けられるけど、二度と閉まらないよ」
「えー…ガムテープで止める?」
「うーん…正直不安。あまりオススメしない」
慎重にバゲッジを転がしてジュエルの一階に向かうと、写真のようにバゲッジストレージの看板が出ていて従って進みます。
「えー、スーツケース壊れたー!ショック!」
「ジッパータイプはジッパーが弱点だから、ある意味寿命だよ」
「大事に使ってたの。気に入ってたのに」
「もう買って10年も経つし、よく使ったよ」
「あなたなんかこの間2回壊してるものね。クラッシャー」
「安物だしね」
「この子は今でもタイヤの滑りもいいし、エンボスで傷もつかないし、軽いし、丈夫だったのに、あそこで開けなければよかった…」 -
預ける手続きを済ませて、身軽になりました。スーツケースも売っていたので、その場で色々と見せてもらい、もし買い換えたら古いスーツケースをどうするのか店員さんに聞いてみました。
お店の向かい側のゴミ箱の横に開いておいておけば、黄色い服を着たスタッフさんが持っていってくれるんだそうです。
「捨て方はわかったし、12000円くらいで中型サイズのスーツケースがココで買えるのがわかったのは収穫ね」
「ここで買い換えちゃう?」
「急場凌ぎで買うのももったいないわ。ちゃんと長年使う前提で、色とか重さとか形とか気に入ったのを選びたいわけ」
「そだね。色々探してみよう」
「じゃあコンテナ見にいくわよ、朝ごはんも食べるんでしょ?」
「よし。じゃあまずはスカイトレインでターミナル2からMRTを拾おう」 -
MRTの改札口。向かって右側(観光客用のツーリストパスを売っている左側売店と自販機の反対側)に改札と一体化してEZ-Linkカードを売っています。
半日観光では20ドルのツーリストパスを買っても元は取れないので、5ドルデポジットのお布施で必要分だけチャージできるEZ-Linkカードの方が総額安いのです。
カードを購入したら改札潜ってEAST-WESTラインに乗り込みます。EZ-Linkカードは世界のサンリオキャラでした。今度シンガポールに来た時にそのまま使えます。チャンギ エアポート駅 駅
-
EAST-WESTラインは、空港駅→エキスポ駅が引き込み線になっていて、必ずこの:TANAH MERAH(タナメラ)駅で乗り換えになります。
旦那がそのことに気が付いて、車内の路線図を確認して行先がTUAS駅方面を確認していたのを乗客の方がみていて、降りたら丁寧に「こっちのホームだよ!」と案内してくれました。シンガポールの皆さま、観光客にやさしいです。 -
TANAH MERAH(タナメラ)駅からTUAS方面へ11駅。目指した TANJONG PAGAR(タンジョン・パガー)駅に着きました。
2022年にシンガポールは新コンテナターミナルをTUASにオープンして段階的に稼働を移して2040年には、完全にTUASに統合すると発表しています。このTUAS地区、EAST-WESTラインの終点で、行くのに電車で1時間30分かかります。
単純に往復で3時間はちょっと半日観光にはキツイ距離です。1年足らずでそんなに移行も進んでもいないだろうと考えて、手近な旧シティターミナル3港「タンジョンパガー」から「ケッペル」、対岸の「ブラニ」までを見れるポイントを探すつもりです。タンジョン パガー駅 (MRT) 駅
-
地上に出て斜めに南に降りて、ケッペルロードを西に向かって歩くとPSAのタンジョンパガーコンプレックスビルがあります。
PSAは、シンガポール港の港湾運営事務所です。もし企業で所用がある時はこちらの事務所で申請書を提出すれば入港許可が得られます。コンテナ置き場は立ち入りが制限されるので、許可がなければ入れません。 -
タンジョンパガーコンプレックスの1階は色々な飲食店が入っていて、そのなかにOUTRAM YU HUA ROU GU CHAのお店があります。ケッペルロード沿いでコンテナを撮るのに登れそうなビルを探して丹念にこのあたりをGoogleMAPで下調べしていて、このお店に気が付きました。肉骨茶(バクテー)という豚のスープで有名なお店のようで、こちらのお店で朝食にしようと思います。
「あったあった、ココね」
「あんまり混んでないね、まだ9時だからかな」
「バクテーって初めて食べる、楽しみ」
「僕も初めて食べるよ、どうすればいいのかな?えーと」
まごついていると、若い男の子の従業員さんが、ココココとテーブルに案内してくださいました。亜華肉骨茶 (ケッペル ロード店) 地元の料理
-
テーブルに着くと、さっきの男の子がお皿を置いて行ってくれます。
「パン?」
「お麩だろ」
「えーパンでしょ」
「日本でもこういうふうにお麩を使うよ。食べてみなよ」
「ほんとだ、お麩だわ」
置いてあったメニューで注文を決めて、しばらく待ちます。 -
ほとんど待たせることなく、次々と頼んだお品をさっきの男の子が届けてくれます。
手前が名物の肉骨湯9ドル、奥が痩肉片湯で9ドル、付け合わせに滷玉子2個で2.6ドル。レートが1ドル110円ですから、ドリンク除いて2200円くらいです。
飲み物は価格忘れましたが、ライムジュースとコークライトです。 -
「おお~、おいしそっ」
「お腹すいたから、食べましょ!」
さっそくバクテーからかぶりつきます。
「やわらかーい!」
「うまっ、胡椒が効いてる」
「スープ美味しいねえ」
「こっちも食べてみよ?」 -
こちらが痩肉片湯です。
お肉的には脂少な目ですが、ホロホロと柔らかいお肉に煮あがっています。
スープの味は同じかと思ったのですが、飲んでみると結構味わいも異なっていました。
「こっちも美味しい」
「ペロっと食べれちゃうね」
「滷玉子の滷をちょっと入れるといい味変になるわ」 -
滷玉子も柔らかくて味がよく染みていて美味しかったです。
「これ台湾でも食べたよね」
「同じ滷玉子だね。このお店は中華系だからじゃないかな」
「そっか、マレー系のはまた味違うのかな」
「今度食べる機会があったらマレー系も食べてみようね」 -
お隣の方も日本人で、少しお話しました。昔駐在していた頃食べたここのお味が忘れられずにお店に来たのだそうです。思わぬ出会いでしたが、美味しい&楽しい体験を共有できて良かったです。
お支払いしている時に気が付きましたが、こんなに表彰されておられるところを見るとやっぱり定評のあるお店なんですね。美味しくいただけました! -
お勘定のさいに「コンテナを綺麗に取れるところはない?」って聞いたら、店主の方が少し困った顔をして「VivoCity」と教えてくれました。
もう少しいったセントーサ島の手前にあるショッピングセンターで、私たちも、あそこなら高層から狙えるかも…とチェックしていたところですが、歩いていくには少し距離があります。
ついでに手招きしてお店の下に連れて行ってくれて、こっちこっちするので、ついていったところ、お店の影にカワイイ子猫ちゃんが。猫じゃらしして遊んでくれました。カメラ抱えていたので、カワイイ被写体を教えてくれたのかしら? -
ご飯も食べまして、いよいよコンテナを狙います。
「ハパックロイドのコンテナがある!」
「???」
「ドイツの海運企業よ」
「よく知ってるね」
「CMA CGMはフランスはマルセイユの企業」
「そうなんだ」
「三番目の白いのがアメリカのTRITON(トリトン)。世界最大のコンテナ企業なんだよ」
「色んなコンテナがきてるんだねえ。さすが世界2位のコンテナターミナルだね」
ただ、PSAビルの下からだと制限エリアの鉄条網や塀がやはり邪魔で、上層の階にあがりたいところです。 -
狙いにくいですが、コンテナクレーンが稼働しているのも近くで見ることができました。
下に積んであるAPLは、アメリカンプレジデントラインズリミテッド。アメリカ生まれですが、CMA CGM傘下のシンガポールの海運企業です。
その下のSeaTradeはオランダ本社の冷蔵輸送の海運企業のコンテナです。
どうやらこのPSAの左側のゾーンは、欧州系のコンテナが多く積まれているようで、珍しいコンテナを色々と見ることができました。 -
ただやはりどうしても塀が邪魔です。
一番左上はGE SeaCo(ジーイーシーコ)というアメリカはゼネラルエレクトリック系のコンテナ。その下に2つ積んであるのはMonter(モンテ―)とフランスっぽい名前ですがムンバイのコンテナ海運会社でインド系みたい。
一番下は残念、塀で見えません。 -
外から見る限り、低いほうの建物は5階建で屋上に柵もあるので出れる可能性がありそうです。そこで、1階のレストラン街の横から階段であがれる場所をみつけたので、そのまま上階にあがってみることにしました。
-
案の定屋上まで階段はありましたが、扉は施錠されていました。
「そりゃそうよね」
「うーん、残念だけど、こりゃ不審者だよ」
「一つ下の階ならオフィスがあるから、そこから抜けないかしら?」
そこで3階に降りて窓から抜いてみましたが…
うーん…いまいち。なかなか苦戦が続きます。
「ここのポイントだとこれが精いっぱいだね。あとはダメもとで入場許可が出るか、事務所に突撃してみるだね」
「そんなことできるの?」
「ホームページ見る限り関係企業だったら申請できるよ。ただ企業名を提出しないといけないから、僕らが適当に”ONE”って名乗って堂々としてれば入れるかもしれない」
「それ犯罪じゃん」
「その通り。もしかしたらガイドツアーがあるかもしれないし、ダメ元で聞いてみよう」
「そうね。ダメ元ね」 -
そんなわけで、1階のPSAの事務所に乗り込みました。
事務所の中でお話してた人たちがいたので、ドキドキしながら声をかけてみます。
「こんにちはー…、ちょっと聞きたいんだけど」
「はい?なんですか」
「相談なんですが、コンテナの写真を撮りたいんだけど、中に入る許可を貰えますか?」
「えーと、関係企業の方?」
「いや、ただの観光客なんだけど」
「目的は写真を撮るだけ?」
「そのとおり!」
「えー、それはダメだね」
「そうだよね。そうだよねえ…わかるけど、ツアーか何か申し込めたりしない?」
「無理だね~、やってないもの」
「やっぱり無理?そうだよねえ。OK!ありがとう」
(ダメじゃん!!)
(仕方ないだろ、コンテナターミナルってのは輸出入のチェックもあるから一般の人は入れない場所なんだからさ)
「あははは…」
ダメでした。笑顔で、すごすごと退散です。 -
PSAタンジョンパガーコンプレックスはこれ以上無理と判断して、次のポイントを探しにケッペルロードを歩いていきます。
表のコンテナの搬出入口には、WAN HAI(ワンハイ)のコンテナを積んだトラックが出ていくところでした。台湾系の海運企業です。 -
塀は邪魔ですが、搬出入口周りには結構たくさんのコンテナが積んであり、楽しんで撮ることができました。PILはパシフィックインターナショナルラインズ。シンガポールの海運企業です。
-
2色のテレコでブロックみたいです。
-
イチオシ
柵が見えないように一段抜いて上に向けて撮っています。マッチ箱みたいでカワイイです。
道沿いに結構コンテナの見えるポイントはあるのですが、仕方がないとはいえ、鉄条網が邪魔です。西にむかって歩いていって、今日考えていた第2のポイントが近づいてきました。 -
進むうちにちらほらとコンテナがあるのがわかります。
「また新しい子じゃない?」
「この辺はアジア系みたいね。左がEVER GREEN(エバーグリーン)の白地に緑バージョン。台湾系のコンテナ」
「あっちのはサクラ?」
「その隣はOOCLでオリエントオーバーシーコンテナライン…たしか香港系の海運企業よ」
「すごいね、よく覚えたね」 -
もう少しでシンガポールアートミュージアムまで到着します。
コンテナを狙う第2ポイント。今日の本命はこのミュージアムなのです。
「現代アートのミュージアムなんだ」
「改装の間、ブロック39の倉庫を使って開業してるんだけど、平面図が公開されてる。図面にわざわざコンテナあっちってヤジルシ書いてあるんだ」
「展示を抜けていくとコンテナが見れるのかしらね」
「さあ?そこまでは。でも何かしら見れるようになっているはずだよ」 -
ミュージアムのあるブロック39の隣にあるブロック37から裏側に回り込めるようになっているようです。ブロックの裏側には大きなコンテナヤードが広がっているはずです。ブロックの横にもエバーグリーンのコンテナがありました。
-
ブロック39、シンガポールアートミュージアムに到着です。
※ここのスポット登録は現在休業中の旧SAMで登録されています。シンガポール美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
展示はCLAYというタイトルで、入場10ドルでポーセリンの展示会をやっているみたい。他にもフロアごとに小さい展示室がたくさんあるようです。
「どうする?ここの展示会に入っても向こう側には抜けられなさそうだし、窓もなさそうよ」
「展示興味ある?」
「んー、正直そんなに」
「じゃあ上の階にいく階段とかエレベーターを探そう」
倉庫をカラフルなペイントで改装して、アートミュージアムらしくしている廊下を歩いて、入れそうな箇所を探します。 -
5階までいけるエレベーターを見つけて上にあがったところロナルド・ヴェンチューラと小松美羽の個展を開いている模様。そこから会場に入らず裏に入る扉を見つけて、コンテナを見渡せるポイントを探します。
-
展示会に入らずともフロアを移動できる外側のバルコニーをみつけました。ただ、建物の北側にしか伸びておらず海岸側を見渡すことができません。これではコンテナは見えません。
「ダメだな…」
「えー、どうするの」
「VivoCityまでいくか…ちょっとまって」
「何?」
「フロア平面図が壁に貼ってある。これだと裏側に別のバルコニーがある。たぶん非常用で、一階から繋がってる」
「一度降りて横から入ればいいわけ?」
「そうだね。それなら逆側を登れるしガラス張りでもない」
一度降りて、南側の非常階段から入りなおすことにしました。アートミュージアムに来たというのに、やっぱり動きがほぼ不審者です。 -
お隣のブロック37のほうは、現役で物流倉庫として使っているのでしょうか?コンテナが運べるように積んであります。
-
ブロック39と37の間から南側に移動します。確かに南の入り口から上階まで非常階段とバルコニーが繋がっていて、そこから登ります。
「ビンゴだね」
「スタッフの隠れ喫煙所になってるね。吸い殻だらけ」
「見るからにそういう場所だものね」
「ただ、これで6階まで上がればコンテナヤード撮るにはバッチリじゃない」 -
見渡せる高さまで登ってきて気が付きましたが、ケッペルのコンテナターミナルにコンテナが全然ありません。
「コンテナが全然ないよ」
「下からでも空き地だったけど、こうしてみると向こうまで全く残ってないのね」
「トゥアス新港にもういっちゃったのか」
「空き地になっちゃったら、さっきの複合施設の人たちはどうするんだろうね」
「でも、ここからならブラニのほうまで見えない?」
「あっちにコンテナ積んでる船もいるし、見えるよ」 -
イチオシ
ついこの間まではコンテナがいっぱいあったはずのターミナルは、今はガラ空きでした。これはこれで置いてあった名残もあって不思議な光景です。
-
海峡を挟んで向こう側のブラニ島は、セントーサ島の隣にあるコンテナターミナルのある島です。少し遠いですが、ブロック39倉庫の6階からなら十分望めます。
-
遥か向こうですが、コンテナが積み上がって船に積まれていきます。
「あのピンクのは日本のコンテナなの」
「ONEってやつだね」
「そうそう」
「モラー・マースクもあるわね。デンマークの会社」
「色々あるんだねえ」 -
船に積み上げているのも6階から望遠で見ることができました。
香港系のTSLineのコンテナもあります。 -
見ていて飽きません。
-
ブラニターミナルに接岸している船のあたり、川崎汽船(K LINE)のコンテナや、商船三井(MOL)など、日系のコンテナもチラホラと。
-
こっちの船のほうは韓国系のNAMSUNGやHEUNG-Aラインが見られます。
-
側面の箱がいっぱい並んでいてカワイイです。
-
少しづつ場所を変えて、ブロック37側に移動しながら6階から5階と降りていきます。
-
コンテナクレーンの間に、OOCLの船を見つけました。
「CHINA SHIPPING、コスコシッピング…中華系みたい」
「世界中のコンテナ大集合だね」
「面白かった!ここ良いポイントね」 -
タンジョンパガーに近い側にまでベランダを歩いてきました。こっちのほうは、まだ結構コンテナが積んであります。だいたいこれまでと同じ企業のかな?
-
イチオシ
本来は、位置を動かしてコンテナ持ち上げるのでしょうねえ…カッコイイです。こんな大きなもの、移転先に持っていくとは思えませんが、どうするんでしょう。
-
階段を降りてきている時に、裏側の壁面をアートペイントする作業をされているアーティスト?の方2名がおられたので、少し見学しました。
「こうやってアート描くんだね」
「面白いね~。みて、ゴンドラにコントローラーがついてて、位置を調節していけるんだ」
「ほんとだ、あれ乗ってみたいね」 -
降りてきたところに、同型のものが置いてありました。ゴンドラ部分に位置調整できるマニュピレーターがついていて、乗っている側の人が自己責任で位置決めできるタイプの高所作業台です。
-
「うん!コンテナいっぱい見れた。満足した!」
「もっと目の前にコンテナいっぱいあると思って、近いしケッペルでポイント探したけど遠かったね。ごめんね」
「そう?でもいろんなの見れたから楽しかったよ」
「暑くなってきたし、そろそろお昼だから次はアイスクリームよ」
シンガポール港、堪能しました! -
時間はほぼ12時。お昼がてらに次の目的地、アイスクリームミュージアムに移動します。
「公共交通機関だと行きにくい場所じゃない?」
「そうね。タクシーで行くほうがいいみたいよ」
「とはいえ、目の前の浜松町の国道1号線みたいな道路でタクシー止まってくれると思えないんだけど」
「交通量ものすごいものね。みて高速、首都高の倍くらいある」
「シンガポールは都会だねえ。とりあえず道の反対側に行けば方向はあってると思うから適当にバス拾ってもう少し街の中心部までいってみるか」
「歩くの暑いしね。あ!ちょうどバスきた」
「じゃあ、アレ乗ってから考えよ。どこ行きかわかんないけど」
「たぶんもう少し東に行って中心部側に曲がるはず。どこ行くかはわかんないけどね」 -
ちょうどバス停に入って来た100番線のバスに乗車しましたが、今回SIMも入れていないので車内では配車アプリも使えません。とりあえずアイスクリームミュージアムの位置をGPSで確認して、頃合いを見計らってタクシーの摑まりそうな場所で降車することにしました。
立派なヘリテージビルディングが見えたので適当に降りたのですが、どうやらフラートンホテルだったみたい。
「凄いのあると思ったら名門ホテルじゃん」
「国の重要史跡指定だったよね」
「雰囲気あるし、ここでアフタヌーンティーっていう手もあったね」
ここならタクシーいると思ってしばらく待ったら、案の定ホテルでお客を降ろしたらしい車が一台やってきたので、手を挙げてささっと捕まえます。 -
アイスクリームミュージアムまでは、車で10分くらい。事前の調べでPSAからで公共交通機関を使っての移動では1時間超えたのでタクシーのほうがめちゃ速いみたいです。
「あ、このへん来たことあるよ」
「リバーバレーのほうだね。Boon Tong Kee来た時、バス乗った道だ」
「なんか景色見ると高級そうなコンドミニアムのエリアだよね~」
「駐在さんいそうなとこ。いいエリアっぽいよね」
「立派な熊谷」
「そ、そうかな」 -
リバーバレーを抜けて、インドネシア大使館を超えてリドリーパークのあたりから街の風景は完全に超高級な住宅街といった感じになってきます。
「駐在さんどころか、政治家が住んでそうな街並みになってきたけど…」
「学校の子供みても白人エリアっぽい。だからアイスクリームミュージアム作ったのかな」
「お金持ちの子供が”パパ―、おいしいアイスクリームがたべたーい!”っていったからニューヨークから誘致したのかしら?」
「そうなのかもしれないね~」
毒のある会話をしているうちに到着しました。
現在はニューヨークシティ・シカゴ・オースティン、そしてシンガポールでミュージアムを展開しているアイスクリームショップ、MUSEUM OF ICECREAM SINGAPORE (MOIC)。フォトジェニックな有名アイスクリームブティックです。
シンガポール店は2021年のオープンで、アジア唯一のショップになります。アイスクリーム好きとしては”絶対に外せない観光スポット”としてチェックしていました。 -
イチオシ
駐車場で鳥さんを見つけました。バリ島でみたゼブラドーブの仲間です。
-
いざ入場です。こちらは事前予約制で、予約時間を選んで予め入場チケットも購入しています。
【公式】
https://www.museumoficecream.com/singapore/ -
入り口でチケットのQRコードを見せて入場します。私たちは14時のチケットの用意していましたが、実際は13時30分の入場でQRコードを読み込ませても咎められることなく入場できました。
-
自分のアイスクリームネームをシールに書いて貼り付けたら、扉を開けて入場です。では!いってきます!
-
扉を開けた先のお部屋には、アイスクリームの歴史や消費量の世界ランクなどの展示があります。
ここから先はアトラクション?というかお部屋ごとにフォトジェニックな非日常空間が演出されていて、それらを巡っていく構成になっています。エンターテイメント色の強い展示→アイスクリームが交互に楽しめるようになっています。 -
次の部屋の扉を開けるとピンクの椰子の木にピンクのシートのビーチ風アイスクリームブティックです。
-
とにかくピンク!ピンク!ピンク!
ミレニアルピンクとディープピンクのコラボレーションの異空間が広がっています。最初のアイスクリームショップでは、3種類のカップアイスから好きなものを選んで無料で食べられます。選ばなくても全種類食べようと思えば食べられます。今日のフレーバーはダークブラウンのチョコレート、ピンクのグァバ、白のココナッツ。思い思いのアイスクリームを取ってパクリ。午前中から歩いて喉も乾いていて、身体に染み入る美味しさです。
「あ~、生き返る」
「なんだかんだ言って暑かったからねえ」
「どうやらプレイルームがあってブティックルームがある構成みたいだね」 -
次のお部屋はピンクの壁に夢を書くメッセージボードのお部屋。右上は旦那の作品。Aが並んでいたので抹茶アイス食べたかったみたい。右下は嫁のメッセージ、スーツケース壊れたショックを記録に残してみました。
「綴りあってる?」
「あってる」
「間違えてたら恥ずかしいからさ」
「そんなにショックだったわけ?」
「そうよ、一緒に旅してきたんだから」 -
次のお部屋はソフトクリームのお店みたい。頼むとスタッフさんがソフトクリームを作ってくれます。
-
マンゴーとココナッツのフレーバーでした。白いのはミルクじゃないのとちょうど前の5人連れファミリーがたくさん頼んで品切れ。トッピングのスクリンプルも品切れになってしまったので、黄色いアイス2つで乾杯です。
-
そしてまたプレイルーム。今度はスーパーマーケットやイベントでお馴染みのエアードーム。ピョンピョン跳ねられるやつです。靴を脱いでジャンプして遊べます。
「靴脱いで上がるみたいよ」
「いっといでよ。僕はいいや」
「えー?子供だけじゃなくて大人が童心に戻って楽しむミュージアムなんだよ?いこうよ」
「そうなんだけどさ、ちょっと抵抗が」
体験型の施設は楽しんだもん勝ちなのです。 -
イチオシ
次は順番的にはアイスクリームブティックの番ですが、移動もフォトスポット仕立て。
ぐるっと振り向いてパシャ!
ポージングしてパシャ!
そんな感じで楽しみました。 -
抜けるとポップなアイスバー空間でした。シンガポールでポピュラーな「ポトンアイス」をモチーフにしているのだそう。
-
中にはポトンアイスバーのアイスクリーム屋台が設置されていて、フレーバー2種類から選べます。
-
フレーバーはココナッツベースのシンガポール伝統の味なんだとか。書いてあったけど忘れました。
-
次の部屋はプレイルームになっていて、バナナやリンゴのフルーツブランコや、並んだバスケットのゴールにボールをスローできたり、ピンクの公園になっています。キャラクターのユニコーンの形をしたでっかい遊具も置いてありました。バスケのフリースローは旦那が喜んで、見知らぬ男性と交互に3球ずつ投げてゴールで遊んでました。
壁面に世界のアイスクリームの紹介もあって、なぜか日本のアイスはマークはあるけど紹介がないのに、カリフォルニアのところに「たい焼きアイスクリーム」の紹介がしてあるんですよね。”それをカリフォルニアのアイスで紹介するなら日本のところで紹介してよ”とツッコミ入れたくなります。 -
イチオシ
途中の部屋は行ったり来たり自由に遊べます。このお部屋はピンクのアイスクリームラウンジ。アイスクリームが逆さまに突き刺さったディスプレイとムーディな照明です。
手前のプレイルームのお部屋のなかには、最初スタッフさんがおられなかったのですが、ラウンジのお部屋と行ったり来たりしているうちにアイスクリーム屋台にスタッフさんが戻ってこられました。 -
スタッフさんから、モナカの板に挟んでアイスバーを渡してくださいます。これもココナッツ系の味でした。東南アジアはデイリーが弱いのでフレッシュミルク味を求めるのは難しいのかもしれませんが、バニラとかチョコチップとか、そろそろベタな味が食べたいです。
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イチオシ
「そろそろお腹いっぱいになってきたかも」
「はは、アイスでお昼だね」
「うわっすごいとこ来た」
「天井からバナナぶら下がってる」
「バナナの気持ちになってグニャッとして、撮ってあげるよ」
「そ、そう?こんな感じ?」
「いい感じ!」
うん!好きなように遊べばいいのです。 -
バナナのトンネルを過ぎて次のお部屋に移動する際に、記念のメッセージを貼るスペースもありました。壁紙に紛れていますが、ちょこちょこと貼ってあります。
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歩いていくと、レトロな雰囲気のアイスクリームブティックに出ました。
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このブティックで出されるチーズケーキが最後に提供されるアイスクリームです。スタッフさんに頼むと、紙にくるんで出していただけます。
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ひょいパク、モグモグ…いただきまーす。
「美味しい…けど」
「けど?」
「これって、アイスクリームじゃなくてレアチーズケーキだよね」
「言われてみるとそうだね」
アイスそのものより、独特のミレニアルピンクで彩られたカワイイ空間と子供と大人が一緒に楽しめるゲームのほうが印象に残るミュージアムです。 -
アイスクリームトラックのペーパークラフトもいただきました。先に進もうとすると、チーズケーキをくださったスタッフさんが「この先にいくの?」と呼び止められました。
ここから先に入るときは靴を脱いでねとか、ポケットの中のもの確認してとか、いくつか注文を言われてから道を開けてくれます。 -
イチオシ
ブティックの先は最後のプレイルームになっていて、アイスクリームのスクリンプルを模した玩具が敷き詰められたプールに埋まって遊べます。このスクリンプルプールは、シンガポールのものがこれまでで一番大きいのだそう。たしかにごろーんと大の字で2人で寝転んでも、ゴロゴロしても、狭いと感じることはなかったです。
このピンクのスクリンプルプールは、写真を撮っても決まります。そして、なにより楽しいし、楽ちん! -
イチオシ
MOICのロゴの下にある正面のベンチ。座って写真撮るだけですごい非日常空間っぷりで、気持ちがアガります。
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これで全展示が終了です。
出口のところに売店があってお土産物やグッズを売っていて、記念にアイスクリームのオーナメントを一つ我が家のコレクションに加えることができました。
出口の壁にタクシーの配車サービスの案内が貼ってあって、建物のWi-Fiがあるうちに帰りの配車を頼まないと行けないことに気がつきました。海外の観光客の来場も多いのでしょう。知恵を感じる貼り紙でした。
「タクシー呼ぶなら空港まで行っちゃわない?」
「オーチャードとかデンプシーヒルのお店寄らなくていい?」
「オーナメントも買えたし、スーツケース選ばないと行けないしさ」
「じゃあ空港戻るか。また機内泊になるからあまり疲れたくないしね」
「ジュエルに何軒か売ってるところもあるし、サムソナイトのお店があるのよ」
「20分くらいで来そう。空港までで30ドルいかないみたいだし、そうしちゃうか」
「喉乾いたし、車が来るまでお茶しよ」 -
併設のカフェでミルクシェークとペットボトルの水を購入して、シェアして飲みます。
「喉乾いてさ、中でも買えたけど水が飲みたくて」
「ペットボトルもピンクでかわいいね。中で持ってる人いたね」
「平日のお昼だから人少ないけど、それでも結構入ってたね」
「そうね。お休みの日とすごいことになってそう」
楽しかったね~と振り返っている間に、タクシーが接近してきたので表の駐車場に向かいます。 -
1時間以上かかる公共交通機関と違い、タクシーはチャンギ空港まであっという間です。だいたい30分で15時にはデパーチャーに到着しました。
PNG行きの飛行機は20時50分の出発ですので、まだ5時間あります。
「朝早かったから、結構疲れたね」
「後はスーツケース買ったら、ジュエルのラウンジでのんびりしたい」
「2日連続の機内泊だからね、お風呂入りたいよね」
「そのためにもスーツケース問題を片付けるわ」 -
ジュエルの中にある案内ボードでスーツケースのあるお店を探すと2店舗出てきます。そちらと荷物預けのストレージサービスのお店もスーツケースを売っているので、合計3店舗を急いで回ります。
ジュエル (チャンギエアポート) ショッピングセンター
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2店舗回って納得できるスーツケースに出会えずに旦那は疲れ果てた様子。サムソナイトのお店でようやく条件に合う子を見つけました。これから長く使えると思います。
「壊れたスーツケースを持ってきたら捨てて貰えます?」
「大丈夫です、お預かりしますよ」
「じゃあ、ストレージから持ってきて後でまた来ます」
「わかりました!」
ストレージで中身をいれかえて、再来店。お店のフロアで新旧並べてみて、お別れに写真を撮ってして、古いスーツケースとさよならしました。
店員さんに先代スーツケースをお渡ししたら、奥に持って行って不織布の袋をかぶせてくださっていました。丁寧に扱ってくださってありがとうございます。嬉しかったです。 -
スーツケースも購入して、あとはラウンジでゆっくりします。有料ラウンジでターミナル1からすぐのジュエル1Fにある「チャンギ・ラウンジ」にむかいます。バゲッジストレージサービスのカウンターのほぼ真向いにあるので、探すのも苦労せずにたどり着けます。
【公式】
https://www.jewelchangiairport.com/en/changi-lounge.html
「同じターミナルだし、搭乗2時間前で考えると18時30分。もうすぐ4時だから、ほぼ3時間使えるかな」
「シャワー浴びたい、ゴロゴロできるかな。ラウンジ使うの初めてじゃない!?」
「新しい施設だし、期待していいと思うよ」 -
シャワーが使えるプレミアムでお申し込み。利用者にはカードが渡されて、イラストの通りプレミアムのプランだとワンミールとワンビア、それとシャワーのサービスを使えます。お値段は50ドルです。
下の方にシャワールームの番号と、使用の時間が記入されています。申込の際に希望を言って時間を決めます。カップル利用の場合には同じシャワールームで一緒に入ると5分ほどゆっくり入れるアレンジがあったりします。 -
たくさんソファが設置されているので、お気に入りのコーナーをみつけて座ります。利用者も多くないので、一人1脚使えてくつろげます。
ソファの横にUSB充電器も設置されているので携帯やパソコンの充電もできます。実際、奥の方や裏の方、柱の陰などでパソコン開いてる方が少なくなく、真ん中の見通しのよいエリアよりそういうコーナーになっているような場所のほうが人気でした。 -
お酒以外のソフトドリンクは缶のドリンクやコーヒーなど、カウンターから自由にもってこれます。ワンミール以外にも、リッツやオレオ、エッグタルトやクロワッサンなど、ちょっと摘むことができるスナック類が色々あって、あまり食べるとお腹いっぱいになるほどです。
「あなたに朗報。缶ドリンクに湿布味のルートビアもあるよ」
「おー、じゃあそれもって来よう、いる?」
「いらないー」
「美味しいのに」
「エッグタルトも美味しいよ」 -
せっかくなのでワンミールもいただきました。メニュー表があって、そこから選んで奥のカウンターでスタッフさんに注文します。
写真は旦那の頼んだラクサ。ビーフンみたいな麺が入っています。間違いのないお味でした。 -
嫁は最初頼まないでいようと思ったのですが、見てると食べたくなってきたのでシンガポール名物のチリクラブを頼んでみました。なるほど蟹のほぐし身にチリソースです。パンをつけて食べると美味しかったです。
お酒は飲まないのでビールは頼みませんでしたが、他のグループの方は飲む方が飲まない方のぶんも注文して飲んでいたので、権利を譲ることもできるみたいです。 -
時間が来たので2人で順繰りにシャワーを使ってリフレッシュ。機内泊で動いていたので、これは本当に助かりました。シャワーは海外によくあるタイプのもので、お湯の出を切り替えられます。お湯もすぐ出ますし、全体的に綺麗で、洗面も大きいし鏡もドーンと大きくて使いやすかったです。
-
ゆっくり休んで、少し寝たりもしていたら3時間はあっという間で、結局ギリギリまでラウンジで過ごしてから、ターミナル1のAIR NIUGINIのカウンターへ行ってチェックインしました。
シンガポールを出国して、いよいよ久しぶりのパプアニューギニアへ。
2019年以来、3年越しの宿題「バードオブパラダイス」を見ることはできるのか?期待に胸膨らませての搭乗です。
キリも良いので、パプア編に続きます。
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旅行記グループ
パプアのパはパラダイスのパ! 奇跡の2nd SEASON
この旅行記へのコメント (8)
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- picotabiさん 2024/01/15 17:32:24
- コンテナ愛
- こんにちは。コンテナのお話しにぐいぐいはまってしまいました。
日本で見かけたものがあるのを見るととても感慨深いです。
やっぱりONEのピンクを見ると嬉しい。日本のだし書体と短めの名前が好きなので。
ほんとツアーあるといいのに! それにもめげずに撮影ポイントを探すトゥーバーズさんご夫婦さすがです。
- トゥーバーズさん からの返信 2024/01/16 05:42:42
- RE: コンテナ愛
- こんにちは!picotabiさま!
コメントありがとうございます!
ONEのピンクいいですよね〜
おうちにONEのコンテナ型のブリックボックスをいくつか買ってきていて、並べて楽しんでいます。ちなみに最近の私の推しはエバーグリーンです。かわいいです。
こういう産業系のものを観光しようとすると、企業のコネがある方や、学生招待みたいな「機会をもらえる人」でないと難しいので…一般の人がその場で申し込めるガイドツアーがあるとほんと嬉しいですよね。
これからブラニ島もコンテナターミナルから、セントーサ島と陸続きにして観光開発されるんだそうです。シンガポール、どんどん変わっていきますね。
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- たらよろさん 2023/11/26 11:44:04
- バクテー食べたい~
- こんにちは、トゥーバーズさん
先程は旅行記にコメントをありがとうございます。
シンガポールからのパプア、良いですねー。
コロナ前は、シンガポールは大好きで毎年のように行っていたので、
本当に懐かしい気持ちでいっぱいです。
チャンギは流石のハブ空港だから、
トランジットで行っていると本当に毎年行っちゃいますよね。
そんな中、やっとコロナ禍が終わり??
海外旅行に行きたいとなって、どこに行こうか?の最初はプーケットなのですが、
次は??を今検討中。
シンガポール、バリ島、クアラルンプールで悩んでいますー笑
シンガポールの旅行記を見るとシンガポールに揺れ、バリ島の旅行記を見るとバリに揺れ~(笑)
でもバクテー食べたいな。
ジュエルも出来てからまだ行ってないので行きたいなぁー。
って、ジュエルはトランジットでも行けるな。
となると、バクテーもトランジットで食べることできるなー(笑)
たらよろ
- トゥーバーズさん からの返信 2023/11/27 20:19:39
- Re: バクテー食べたい~
- こんばんは、たらよろさま。
いつも書き込んでいただいたり、いいねいただいているのに、あまり顔も出さずにすみません。たまに反応できる時はちゃんと反応しようと心に決めて、書いていたらそのまま寝落ちしてああなりました…
バクテー美味しかったですよ~
初めて食べましたけど、また食べたいです。
バクテー屋さんは全然、トランジットで行けます!
シンガポール、バリ島、クアラルンプールについてですけれど、バリ島はもう少し後のほうがいいかもしれません。
この間行ってきたときは渋滞がエグかったです。完成が遅れている2024年開業予定の北バリ国際空港が来年本当にできてこれば、おそらくシンガポールやクアラルンプールからは直接接続されるでしょうし、ウプドからは南北2ルート確保できるので、大きく車の動きが変わる可能性もあります。ジャガ・ケルティの高速が2028年に出来れば、ギリマヌクからの海路と接続されるので、西バリだけでなく、高速→フェリーで対岸のスラバヤとの接続が容易になりますし、ロンボクとングラライを船での行き来を絡めて計画できるパターンの西バリ版がもう1つ増えてくるイメージです。
新しい高速できたり空港が新しくできたら、今よりきっとアクセスしやすくなりますよ。
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- rairaiさん 2023/11/18 21:44:31
- コンテナ愛を感じました
- トウーバーズさま
シンガポール旅行記でこんなにコンテナの写真を拝見できるとは感激です!コンテナを求めての行動力と楽しいお二方の会話に引き込まれました。
以前シンガポールのウェスト地区に住んでいたため、二階建てバスからシンガポール港を遠くに眺めるのが大好きでした。船会社ごとにデザインや色が違っていて可愛いですよね。私はマースクラインのコンテナが一番のお気に入りです.
- トゥーバーズさん からの返信 2023/11/20 21:56:23
- Re: コンテナ愛を感じました
- rairaiさま
コメントありがとうございます!
マースクラインのコンテナ、かわいいですよね!
私は緑のエバーグリーンがお気に入りです。
そっか、二階建てバスっていう手もあったんですね。今度機会があったら探して乗ってみます。トゥアス新港も一度行ってみたいです。
シンガポールは開発も早そうなので、ケッペルターミナルもそのうち再開発されて、賑やかになるんですかね?
コンテナがたくさん積み上がってるところに朝焼けとか夕陽とかが重なると、それだけで観光地になりますよねー。
コンテナ撮影スポットも、もっと情報があったらいいなと思います。
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- nekochanさん 2023/11/17 05:54:16
- シンガポールのめったにない見どころ紹介ですね♪
- こんにちは トゥーバーズさん
いやあ。コンテナに注目するとは目の付け所が違います。
よくいろいろな海運会社を覚えていらっしゃいますね!
香港やルアーブルなど大きな港でたくさんのコンテナを目にしましたが、もっと近寄って見てみようという発想はなかったです。すごい!
小さな港だと近寄って見れますが、迫力はないですね。
そして、置いてあった場所がよくわかる、がら空きのコンテナターミナルの写真のおもしろさ。
これからも好奇心満載で楽しい旅行記を楽しみにしています。
次はパプアニューギニアですね。楽しみです。
- トゥーバーズさん からの返信 2023/11/17 14:03:29
- Re: シンガポールのめったにない見どころ紹介ですね♪
- こんにちは!nekochanさま
コメントありがとうございます。nekochanさまの旅行記も時折拝見させていただいています。シチリア羨ましいです。起点が東京だとなかなか行ける機会を持てないのですが、シチリアやサルディーニャ島は私の憧れの地の一つで、楽しく拝見しています。ヨーロッパはこの円安でますます遠くなってしまいました…
コンテナお褒めいただいてありがとうございます。キッカケは海運が凄く良かった時に「日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?」とか「コンテナ物語」の書籍が脚光を浴びたことなんです。たまたま以前からコンテナって色んな色の箱がいっぱいあってカワイイよねって思って、道路を走っているコンテナの写真撮ったりコレクションしていたところに、書店にコンテナ本が並んで…興味本位で読んだらシンガポールってすごいらしい!コンテナの会社っていっぱいあるらしい!ってなるじゃないですか。それで計画したのですが、着いたらほとんどトゥアス新港に移転してたって笑い話ですよね。それでも色々と見れたので楽しかったです。
コンテナターミナルは、子供の重機好きと同じような魅力があって、良い大人の社会科見学でした。映えスポットが人気になる昨今らしく、トゥアスの方はツアー業者がウェディングの方むけに体験コースも募集してるみたいです。
nekochanさまは色々な港を見ておられるみたいで羨ましい限りです。アジアでもプサンとかシャンハイとか、大きなコンテナヤードのある港はあるので、色々見に行ってみたいです。
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