2023/10/02 - 2023/10/06
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goemonpさん
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この旅行記のスケジュール
2023/10/05
2023/10/06
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東北は何かと「鄙び」のイメージで語られがちですが、近年になって多数の縄文時代の遺跡等が発見され、実はかつては独自の文化を誇る先進的な地域であったことがわかってきました。今回は青森を中心に、そうした縄文遺跡や、ストーンサークル、キリストの墓等ちょっとミステリアスな観光地を巡りつつ、各地の温泉を楽しんできました。
Part4は嵐の仏が浦⇒本州最北端の地大間崎⇒星野リゾート青森屋。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4日目の朝。下風呂温泉「ホテルニュー下風呂」さんの朝食。
素朴ながらもイカ刺し、貝焼、イカ塩辛など地場の名産もあって美味しかったです。
さてお世話になった宿を後にして、本日の最初の目的地、仏が浦に向かいましょう。ホテルニュー下風呂 宿・ホテル
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車で40分ほどで仏が浦観光船の出発地佐井港に到着しました。
なお仏が浦は車で行くこともできますが、道が狭いらしいのと、駐車場から仏が浦まで20~30分程度歩くらしいので注意。
写真が観光船です。本日は前線通過のため荒れた天候が予想されているため、お天気の状態が心配です。佐井~仏ヶ浦遊覧船(仏ヶ浦海上観光(株)) 乗り物
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危惧していた通り、乗船前後から雨が降り始め、だんだんと強くなってきました。
沖の方に小さな島が見えますね。 -
この島は大魚島灯台といって、まさに灯台を造るためだけにあるような小さな島です。
なんでも義経北行伝説の中では、義経と弁慶が腰かけて休息した岩を牛の背中に乗せて運んでここに下したのが島になった、という伝説があるらしいです。
ゴエモン「いくら弁慶と言ってもさすがに島は運べまい。」 -
やってきました仏が浦。この時点では少し雨は小降りになっていたので、少しでも上陸できるかな、とも期待しましたが船長の判断は上陸不可遊覧のみ。
丁度見えているのが船着き場のあたりで、天気が良ければ上陸して30分程自由に散歩することができます。
ゴエモン「なるほどその名の通り仏様のような岩が林立しているね。」仏ヶ浦 自然・景勝地
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左手に見えるのが五百羅漢。
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こちらは左から天竜岩、香櫨岩、双鶴門、帆掛岩。
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極楽浜と蓬莱山。
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そして一ツ仏。
ここで観光遊覧は終点で折り返します。
できれば上陸してゆっくり眺めたい奇観でしたが安全には代えられません。 -
帰りはちょうど前線の通過時間にあたり、結構な大雨が降ってガスも出てきました。もし下船していたら傘を持っていてもびしょぬれだったことでしょう。さすが船長、プロの判断には従うべきですね。
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さて無事に佐井港に帰り着いたので、ランチに佐井港にある津軽海峡文化会館アルサス内にあるラーメン屋「HANAMARU」さんにお邪魔しました。
津軽海峡文化館 アルサス 名所・史跡
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なかなか美味しい味噌ラーメンでした。なお塩、しょうゆ、たんめんなどもあります。
はやっているようでランチタイムということもあり沢山のお客さんでにぎわっていました。 -
あまり関係ないですが可愛かったので一枚。
ゴエモン「鳥さんの時計だね。」 -
さてここアルサスは「海峡文化会館」なので、土産物屋やレストランだけでなく、ご当地文化の展示コーナーもあります。
こちらはご当地の箱根森八幡宮例大祭で使われる山車の展示。 -
ゴエモン「これなんかはほとんどねぶただな。」
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その他にもご当地における出土品など地元文化に関する展示がいろいろありなかなか見ごたえがあります。入場は無料なので関心ある方は是非ついでに寄ってみてください。
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雨も少し落ち着いてきたので、次の目的地、本州最北端の地大間崎に向かいました。
大間崎 自然・景勝地
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大間といえば「大間の一本釣りマグロ」が有名。
というわけでマグロの像がどどんと鎮座。
ゴエモン「恰好の写真スポットだね。」
沢山の人がここで記念写真を撮っていました。goemonp達のような縫い撮りやっている人もちらほら。
ゴエモン「ライバル多いな。」 -
ゴエモン「これが本州最北端の碑だよ。世に文鳥の数は多くとも、ここまでやってきた文鳥は僕が初めてに違いない。えっへん。」
ゴエモンいばってどうする。 -
ゴエモン「海の向こうには北海道も見えるよ。」
先ほどまでの雨がうそのように、少し晴れ間も見えてきました。 -
大間崎からは休憩をはさみながらロングドライブで三沢近くにある本日の宿泊先「星野リゾート青森屋」へ。
こちらはかつて古牧温泉という名前の巨大温泉リゾートだったものを、経営破綻後星野リゾートがリブランドして再オープンした宿です。星野リゾート 青森屋 宿・ホテル
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内部は「青森屋」の名前の通り青森ムード満点。「りんごジュースが出てくる蛇口」などというものもありました。
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ゴエモン「ねぶたもあるね。」
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歯ブラシ等のアメニティ関連は、アメニティバーから取っていくスタイル。
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お部屋はこんな感じになっています。
ゴエモン「快適快適」 -
ティーセット 冷蔵庫あり。
お茶は緑茶、ほうじ茶、紅茶一組づつ。 -
ソファとローテーブル。
クロスを張って綺麗に見せていますが、箱そのものは昔建てられたものなのでやっぱり古さを感じますね。 -
温泉宿についたならやはりまずは人風呂浴びたいところ。
青森屋のお風呂は「浮湯」と称し、内湯はごく普通ですが、露天は池に隣接しておりまるで池の中に浮かんでいるかのようなお風呂になっています。なかなか気持ちの良いお風呂ですが、写真がないのが残念。 -
夕食はビュッフェスタイル。
青森屋は東館、本館、西館の3棟構成ですが、夕食会場「のれそれ食堂」は西館の下にあります。時間はチェックインの時に指定。 -
青森の地元料理等を中心に、なかなかバラエティに富んだメニューが供されます。
左上漬け丼、中お刺身、右もろもろサラダ、左下豚肉煮込みと揚げ物、右下せんべい汁という何の脈絡もない取り合わせ。
ゴエモン「とりあえず目についたもの全部持ってきたな。」 -
人心地ついたところで2週目は厳選して焼き物や作り立て天ぷらなどを中心にチョイス。
帆立から焼、天ぷら、鯖・肉の串もの、ステーキ。
なかなか美味しゅうございました。
ゴエモン「脈絡ないことには変わりないな。」 -
〆のデザート。
まあ感想としては、高級版大江戸温泉物語ですな。 -
食後は腹ごなしに「じゃわめぐ広場」をぶらぶら散歩。
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お祭りの雰囲気を演出しようとしているのか、縁日のようなアトラクションが目立ちます。
いろいろとにぎやかな飾りつけはありますが、よく見ると奥に旧古牧温泉時代の看板がそのまま残っていたりして、あまり金かかってない感じはします。
とはいえ万年赤字に陥っていた古牧温泉を引き継いで5年後には黒字にしたのだそうですから、ローコストで再生に成功した星野リゾートの手腕は見事というべきなのでしょう。 -
リンゴジュースの出る蛇口は人気でした。もちろん無料です。
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朝には津軽弁ラジオ体操なるものもあるようです。
朝はゆっくり寝たいので行きませんでした。 -
こちらはみちのくお祭り劇場。毎晩みちのくのお祭りにちなんだショーをやってます。goemonp達は予約がいるのを知らなかったので見損ないました。
見たい方は事前予約をお忘れなく。 -
じゃわめぐ広場の片隅には「ヨッテマレ(津軽弁で「寄っちまえ」と「酔っちまえ」をかけた)酒場」が。普段なら間違いなく「ヨッテマル」ところなのですが、意地汚くビュッフェを食べすぎたのと、ビールを飲みすぎたのでもはや酒の入る余地がなく。。。ううん老いたかな。
ゴエモン「お酒も食べ物も適量にしようね。」 -
さて最終日の朝。朝食もビュッフェスタイル。
小食のgoemonp妻のセレクション。
ゴエモン「昨日の反省が効きすぎて少なすぎるのでは。。。」 -
一方のgoemonpのセレクション。
ゴエモン「またしても何の脈絡もないうえに、取りすぎだ。昨日の反省が全く生きていないな。」 -
さて最終日は天気予報によると大荒れの天候とのことだったので、観光は屋内施設にすることにしました。
最初に訪れたのは三沢航空科学館。三沢基地なども近所にあるせいか、ご覧の通りのなかなかの規模感です。
ゴエモン「大きいな。わくわく。」青森県立三沢航空科学館 美術館・博物館
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エントランスの風景。
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まず宇宙ゾーンにやってきました。
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宇宙ゾーンには実物大の「はやぶさ」の模型等が展示されています。
ゴエモン「おおはやぶさってこんなに大きいのか。これじゃはやぶさというよりあほうどりじゃないか。」 -
こちらは無重力が体験できるという訓練施設。
goemonp妻が挑戦して面白かったといっていましたが、goemonp自身は絶対気分が悪くなるに決まっているのでパス。
ゴエモン「意気地なしめ。」 -
ゴエモン「これは宇宙服だね。文鳥用の宇宙服はないのかな。」
このほかにも月や冥王星の重力を想定してジャンプができる体験施設等がありました。宇宙好きの子供なら大喜びでしょう。 -
つぎは1階の航空ゾーンへ。
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フライトシミュレーターにチャレンジしてみました。
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グラフィックはかなりしょぼいですが、操縦装置はそれなりに雰囲気あります。
まあゲームとしては多分プレステかなんかのフライトシミュレーターの方が楽しいと思いますが、友達や恋人と和気あいあいと楽しむにはいいんじゃないでしょうかね。 -
こちらは三沢から世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功したという「ミス・ビードル号」(ただしレプリカ)
1931年10月4日三沢を離陸したビードル号は、41時間をかけて米国ワシントン州に着陸。離陸時に空気抵抗を減らし燃費を稼ぐため脚を捨てていたので胴体着陸だったらしいです。
本物はその後別人の手にわたり、大西洋上空で消息を絶ってしまったとのこと。
ゴエモン「人間が空を飛ぶというのは大変だなあ。鳥の中には太平洋横断くらいの距離を移動する渡り鳥もいるけどね。」 -
こちら戦後初の日本産旅客機YS-11。
ゴエモン「結構大きいね。」 -
内部にも入れます。
ゴエモン「さすがに古色蒼然だなあ。」 -
こちらは航研機と呼ばれる1938年に当時の長距離飛行記録を作った機体のレプリカ。
ゴエモン「燃料タンクのスペースを翼の中に確保するためにすごい大きな翼になっているね。」 -
そしてこちらは戦後日本航空産業唯一の成功事例といってよいホンダジェット。
ゴエモン「格好いいね。僕も将来はこんなプライベートジェットでぶんぶん飛び回りたいな。」
君は鳥だろう。 -
小学生や中学生がいろいろな科学の原理等に触れることのできる施設も充実しています。
ということで地元の小中高生が見学に続々とやってきてにぎやかになってきたので、goemonp達はそろそろ退散の時間です。 -
ゴエモン「鳥に関するコーナーもあるぞ。これによると僕はそろそろ巣立ちの時なのかな。」
早く巣立てるといいね、ゴエモン。 -
八食センターでランチ、とも思いましたが、朝飯を食いすぎたので食欲がわかず、見学のみ。
さすが八戸市民の台所だけあって、なかなかのにぎわいでした。八食センター 名所・史跡
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さて、通常であればこれであとは東京に帰るだけ、なのですが、今回はもう一つ楽しみが残ってます。
人生初(多分最後の)グランクラス乗車。東北新幹線 乗り物
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ゴエモン「おお、なんか入口から特別感あるね。」
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こちらがグランクラス座席。飛行機のビジネスクラスのようなシェルタイプなので後ろに気兼ねなく座面を倒すことができます。
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乗車するとすぐ配られるウエルカムパッケージ。
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中身はミネラルウォーターのボトルとお手拭きと塩チョコ。
塩チョコ美味。 -
八戸⇒東京間は軽食ありなのでメニューが配られます。
洋食か和食かどちらかを選ぶスタイル。 -
goemonpは和食を。
ゴエモン「でも白ワインなのか。」 -
goemonp妻は洋食をチョイス。
どちらも美味しかったです。 -
飲み足りないgoemonpは赤ワインを追加。
ゴエモン「『居酒屋新幹線』を地でいっているな。」 -
goemonp妻はコーヒーとケーキ。
初めてのグランクラス体験、なかなか快適でした。ほぼ満席でしたが、なんかもっと金持ちっぽい人が乗っているのかと思ったらビジネス客が多いのはちょっと意外でしたね。まあ次はいつ乗れることやら。。。
ということで、ゴエモンみちのく旅は終了。温泉とおいしい海産物と、みちのくの文化を楽しんだ旅でした。
ゴエモン「またね~」
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