2023/10/14 - 2023/10/14
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かつのすけさん
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新米の季節です!
秋晴れの中、安房小湊から鴨川の大山千枚田に行ってきました
翌日は予報通りの雨でしたが、この日はきれいに晴れました
【表紙の写真】大山千枚田
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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朝、安房小湊にある誕生寺を訪れ
誕生寺 寺・神社・教会
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11時30分 安房小湊を出発
https://4travel.jp/travelogue/11859759安房小湊駅 駅
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2駅先の安房鴨川には10分後の11時40分に到着しました
つい先ごろの2021年まではどちらの路線もここ安房鴨川が終着になっていたようですが、現在は普通列車はほぼ途中駅の扱いとなっていて、ここまでが外房線で、この先は内房線になります
どちらに向かうにしても上り列車安房鴨川駅 駅
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先ほどの安房小湊駅は簡易Suica機でしたが、こちらの安房鴨川駅は正式なSuica機の出改札でした
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駅前の観光案内所で情報収集
バス停を探すが見つからず・・・安房鴨川駅前案内所 名所・史跡
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よくよく見たら道を渡ったコンビニの向こう側にある古い建物の向こう側
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この古い建物がバスの待合室になっている建物で、その裏側に東京湾フェリー方面へのバス乗り場がある操車場がありました
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12時20分発の東京湾フェリー(金谷港)行きのバスに乗車します
東京湾フェリー乗り場まで行くバスは1日4本
途中で別れる平塚本郷行のバスも1日4本だけしかありません
どちらも大山千枚田入口を通ります鴨川日東バス 乗り物
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バスに乗ること28分
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12時48分 大山千枚田入口バス停で降ります
以前は「釡沼」という名前のバス停だったそうですが、令和元年に「大山千枚田入口」に変わったそうです
外から来る利用客は殆ど大山千枚田に行く人だろうから、その方がわかりやすいですしね
ネットにはまだ「釡沼」下車とかかれているのもありましたが、現在は「大山千枚田入口」です
あくまでも「入口」
ここから大山千枚田までは徒歩で20分ほど -
さて、千枚田はどっちだ・・・?
と思い、周りを見渡すとちょっと来た方を戻ったところにこちらの道標
ということで、こちらの道を入って行きますと -
つい先日まで真夏の暑さでしたが、この数週間ですっかり涼しくなり、もう秋
コスモスもきれいに咲いている -
長閑な田園風景の中を歩き
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ススキも覆い茂っています
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トンネルを抜けるとそこには
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棚田が広がっていました
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こんな長閑な棚田では、今月からLEDキャンドルでライトアップされた幻想的な世界が始まります
1万本のLEDライトによる棚田のライトアップイベント「棚田のあかり」 -
この棚田、起源は不明だそうですが、江戸時代以前から存在していたという可能性があるそう
建物なども殆ど見えないこの風景は、江戸時代以前からの風景なんですね -
棚田の中腹には20台ほど停まれる駐車場もあります
ここまでの道は広くはないですが、車で来ることもできます
(バス停からここまで、何台かの車が通りましたが、ほぼ他地域のナンバーだったので、ほぼこの道を通ってくるのはここに来る車なんでしょう) -
案内板によればあそこに見える山が千葉県最高峰の愛宕山
と言っても標高は408m
直線距離で2kmほどだそうです
この大山千枚田が標高90~150mなので、300mくらい高いところに山頂があるようです愛宕山 自然・景勝地
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撮影は周りからのみ
畦道に入っての撮影は「有料」と書いてあったので、お金を払えば中に入って撮影できるみたいですが、そんな人はいなかった -
この大山千枚田ですが、日本でもココだけとなってしまった雨水だけで昔ながらの方法で耕作している希少な「天水田(てんすいでん)」からなる珍しい棚田なんです
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2010年9月27日に天皇(当時は平成なので、現在の上皇)陛下と皇后両陛下が大山千枚田を視察され、この風景に感動した天皇陛下は翌年の新年に
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「刈り終へし棚田に稲葉青く茂りあぜのなだりに彼岸花咲く」という歌を詠まれたそう
そういえば、道の脇に終わりかけた彼岸花が少し咲いていました -
「大山千枚田」は32,000平方メートルの急傾斜地に375枚が階段状に並んでいて、東京から一番近い棚田百選に選ばれている棚田だそうです
「千枚」田というのはかなり盛っていますね大山千枚田 名所・史跡
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いろいろな案山子が棚田を見守っています
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この先1.1kmの所に「大山不動尊」があるそう
「関東三大不動」と書かれているので、行ってみることにした(あまり聞いたことないけど) -
で、20分ほど歩いて到着
でも、後でネットで調べてみたら「関東三大不動」とは成田山新勝寺、高幡不動尊とあと一つが不動岡(不動尊)だったり高山不動尊だったり、大山寺(伊勢原)だったり…
3つ目ははっきりと決まっておらず、自分の所が3つ目と言っているところが多いようで、こちら千葉の大山寺もそうなのか、なかなか見当たらない
Wkipediaで調べても伊勢原の雨降山大山寺は3つ目候補にあるけど、こちら鴨川の高蔵山大山寺には触れてもいなかった -
仁王門には立派な仁王像もあるけど・・・
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とりあえず仁王門を潜って階段を登ってみるが
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住職さんも見当たらず、同じように来てみた(「来た」ではなく「来てみた」)人がちらほらと
開山は奈良時代と古く、歴史はあるお寺のようだけど
明治の修験道廃止令で神社境内建物という扱いになり真言宗の僧侶により細々と維持管理されてきましたが、平成19年正式に真言宗智山派の寺院になったと堂内に置かれていたパンフレットには書かれていました
そんなお寺が「関東三大不動」の一つを担うお不動様なのかどうか? -
不動堂卯tには元和6年作の十王像があります
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そのお堂から更に上の方に高蔵神社があります
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高蔵神社からの眺めです
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で、20分ほどかけて大山千枚田に戻ってきましたが、鴨川へ戻るバスは14時14分発
バス停まで20分ほどかかるけど、ただいま14時を少し超えてしまいました
急いでバス停まで行っても多分間に合わないだろう(その次のバスは17時34分) -
ということで、時間調整も兼ねて遅めのお昼ごはんにします
棚田の一番上のすぐそばにあった「古民家レストラン 棚田カフェごんべい」さん -
こちらのお店はNPO法人大山千枚田保存会が運営し、建物はこの地方に伝わるごく普通の築100年の古民家を移築したものだそうです
古民家レストラン 棚田カフェ ごんべい グルメ・レストラン
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サンドウィッチマンもサンドウィッチではなくお米を食べに来た(笑)
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提供されるお米は大山千枚田産をもみがら釜戸を使って羽釜で焚いているそうで、食材は地元産に拘っているそう
こちらが提供されているお食事で -
その中から「おにぎり定食」(800円)
殆どのお客さんはおにぎり定食を頼んでいたようです -
『もみがら釜戸で炊き上げた棚田米をおにぎりに、中身は自家製梅干し、フキみそやユズみそなど8種類の具材から選べます。もちろん、味噌汁の味噌は無添加の自家製味噌です。』(ごんべいさんのHPよりおにぎり定食の説明をいただきました)
ゆず味噌とシイタケの甘煮をチョイスしましたが、上に見える具はほぼ同じ感じで、食べるまでどっちがどっちかよくわからなかった
使われているお米は大山千枚田で採れた長狭米
長狭米は稲の成長に必要なミネラル分をたっぷり含んだ重粘土質の土壌と良質の水が湧き出るおいしいお米を育てるのに最適な環境で育てられ、明治4年に行われた明治天皇即位の大嘗祭に献上される米を作る斎田に選ばれたこともあるそう
そんなふっくらと炊き上げたふっくらさを潰さずに握った炊きたての長狭米のおむすび とてもおいしくいただきました -
最後にデザートに柿をいただきました
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で、バスの時間までまだかなりあるけどどうしたもんか・・・
と思いながらバス停の方へ(バス停の周りには何もなかったし) -
ということで、バス停まで来てしまいました
ただいま15時前
次の鴨川方面行は17時34分(約3時間後)、金谷方面行は15時48分(約1時間後)
さすがにここで3時間待てないということで、金谷方面へ出ることにしました -
が、ここで1時間何もしないで待っているのも・・・
ということで、時間が許す限り金谷方面へ歩いてみることに
山の中(というほどのアップダウンもありませんが)の割にはバス停の間隔も短く、歩いて5分もすれば次のバス停
大山千枚田入口から佐野の次大山橋まで来たら、何とここから大山不動尊へ行く道が交差しているよう
こちらに出てくれば近かったけど、まぁ途中でご飯も食べたので -
古畑バス停の次大山公民館バス停近くには真っ赤な鳥居の神社
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お隣の金束駅
バスに追い抜かれて乗り損なってはいけないので、まだちょっとバスが来るまで時間がありますが、この辺でバスを待ちます
15時52分発の東京湾フェリー行最終バス(もう終バスなんです!)
大山千枚田入口からバスに乗ればたった6分 -
県内最高峰が標高408mの千葉県
房総半島横断と言ってもそれほどの山道でもないんです(先ほどの千枚田が90~150mですが、バス停はそこよりもずっと標高が低いところにありました)けど、バスは山道っぽい道路を下って行き、富津市を経由して -
鋸南町へ入る
この路線、この辺りは急行運転をしているようで、バスの前面に「急行」と書かれていました -
山道が終わったと思ったら意外とすぐ
16時10分 バスを途中下車 -
降りたバス停は「道の駅保田小学校」
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この時
https://4travel.jp/travelogue/11584629
来た道の駅保田小学校です都市交流施設 道の駅 保田小学校 道の駅
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この道の駅は廃校になった小学校を利用した道の駅
建物も以前校舎として使用していたもので、教室は -
宿泊施設としても利用されています
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こんな小学校の頃の名残も(雰囲気を出すための演出でしょうけど)
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お風呂もあります(16時30分まででした)
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今や撤去が相次いでいる本を読みながら歩く二宮金次郎
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で、折角来たのでカフェ金次郎で翌日の朝食用に
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カレーパンを買って(お昼が遅かったのでまだお腹が空いていなかった)
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保田駅へ
保田駅 駅
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16時58分発木更津行で帰ります
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先ほどの電車は木更津行ですが、君津で君津始発の快速大船行が先に出るため、乗り換え
君津駅 駅
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17時33分君津駅に到着 乗って来た電車は9分停車して17時42分に君津を出発しますが、乗り換えたので君津駅を17時36分に出発
17時半になると、もうすっかり暗いんですねJR内房線 乗り物
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18時21分 千葉に到着(14時14分千枚田入口発のバスで鴨川へ戻って次の電車に乗ったら、鴨川発15時40分、上総一ノ宮着16時48分、上総一ノ宮発16時51分、千葉着17時37分と50分)
鴨川にはお昼過ぎに着いてバスもお昼過ぎには乗れたわりには思ったよりも時間がかかってしまいました
鴨川駅までバス560円 鴨川から千葉まで1,694円(合計2,254円)
保田小学校までバス600円 保田から千葉まで1,342円(合計1,942円)
鴨川に戻ってもあまり時間もなかったので、保田に出て帰りの交通費も少し安くなりましたね千葉駅 駅
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京成線に乗換ます
保田→東京 JR線で1980円、千葉から京成線で日暮里まで1887円
先日ほど金額に差がなかったですね京成千葉駅 駅
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京成津田沼で乗換
京成津田沼駅 駅
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今回は特急が来たので速かった
京成本線 乗り物
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日暮里で降りて帰りました
日暮里駅 駅
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さて、翌日朝先ほど買ったカレーパン(250円)をいただきました
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こんな感じのカレーパンです
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