2023/08/11 - 2023/08/20
160位(同エリア869件中)
わかきーとさん
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キャンティワインのお宿のあるフォンテルトリから、世界遺産の街フェラーラまでは210キロほどです。フェラーラは観光客も少なく、街としての派手さはないですが、スキファノイア宮殿の「12ヵ月の間」は圧巻です。人も少なく、ゆっくりと街歩きが楽しめます。そして生ハムの極み、クラテッロを堪能するために、8年ぶりにポレージネ・パルメンセにあるオーベルジュ、Antica Corte Pallavicinaを再訪しました。8年前と変わらず、広い敷地で農作物や牛などの家畜を育て、レストランで提供していました。レストランはミシュラン1ツ星を獲得しています。8年前は、レストランの地下に生ハムの熟成室があり、天井からたくさんのクラテッロが吊り下げられていて「有名リストランテ売約済み」もありましたが、今年訪ねたら、熟成室にクラテッロはなくガランとしていました。きっと別の場所に移動したのでしょう。しかし、42ヵ月熟成クラテッロのお味は最高でした。フランチャコルタとの相性もバッチリでした。もちろん、他のお料理も美味しです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フェラーラに到着。青空駐車場に車を止めて街歩き開始。こちらは、エステンセ城。四方を掘に囲まれています。
写真はありませんが、この城の地下には牢獄があり、ひんやりとしていて小さな窓がありましたが鉄格子が何重にもなっていて脱走は無理そうでした。壁には謎の文字が沢山書かれていて、狭く天井も低く圧迫感があり気が狂いそうになり、なんともいえない雰囲気でした。怖い話もたくさんあるようです。 -
先ほどの地下牢とは程遠い、フレスコ画の部屋。いくつも部屋があり華やかです。
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お城のバルコニーからの眺め。フェラーラの美しさはこの街並みです。高さの揃った建物や色の統一された屋根、幅が広くまっすぐな通り。ヨーロッパで最初に都市計画されて造られた街だそうです。
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天気が良く暑いです。気温も35℃はあります。
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オレンジの木。当時から北イタリアでは貴重な柑橘類を育てていたそうです。
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エステンセ城を後にして、「12ヵ月の間」があるスキファノイア宮殿まで歩きます。20分ぐらい歩きます。
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8月のヴァカンスシーズンでお店も閉まっていました。
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まっすぐな道。
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12ヵ月の間。外観は簡素な14世紀の建物です。
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部屋の壁四面に占星術記号と各月にまつわる寓意画が描かれていて当時の日常生活の様子が神話とともに描かれています。
一部は残念ながら消えしまっていました。 -
一部は市立美術館になっています。
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フェラーラを後にして、今宵の宿のある、ポレージネ・パルメンセに向かいます。
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オーベルジュ Antica Corte Pallavicina ★4
8年振りの再訪です。 -
黒豚の置物が真ん中にあります。この豚が生ハムの女王クラテッロになります。正面のレンガの建物がホテルで右側がレストランになります。
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レストランの外観。手前にはローズマリーや色々なハーブが栽培されています。
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大きな窓のあるレストラン。ディナーの準備中でした。夜は満席になりました。
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テラス席で、カンパリを使ったカクテル、ネグローニで一日の観光の疲れを癒しました。甘くなく、本当においしいです。
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孔雀もお出迎え。猫もいました。
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あちこちに、豚の置物があります。
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豚ちゃん。
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牛も飼っています。
こちらのホテル、色々な動物を飼っているのでハエが多かったです。8年前は余り気になりませんでしたが、今回はすごく気になりました。 -
今宵のディナーが楽しみです。
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アミューズ。
牛肉のタルタルとズッキーニの花のフライと名前を失念した、カプチーノ仕立てのお料理。
乾杯は、フランチャコルタをグラスで。 -
パンとグリッシーニ。
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バター。とても美味しいバターです。
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42ヶ月熟成クラテッロ。
前回は熟成月数別のクラテッロ3種の食べ比べを注文したので、今回は多少値は張りますが42ヶ月熟成のみを注文しました。
味が濃厚で本当においしいです。決してしょっぱくないです。「お勧めは(パン用にサーブされている)バターを乗せて生ハムを食べること!」とサービスの方が教えて下さったので、乗せて食べたらビックリ!生ハムが更にナッティーなお味になり感動しました。
後にも先にも生ハムバターしたのはこれだけ。クラテッロ以外の生ハムにバターを乗せても脂っぽくなるだけで美味しくないです。 -
ホテルオリジナルの赤の微炭酸のスパークリングワイン。アルコール度数も低く飲みやすいです。
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パスタ料理は散々悩んだ挙句、自前の農園で栽培されている野菜を使ったグリーンソースと海老のリゾットにしました。注文は一皿ですが、きちんと別々のお皿でサーブして下さいました。さすが、ミシュラン1つ星です。
写真は一皿をシェアしたものですが、結構量があります。 -
次回はこのパスタ料理にしたいです。風船のような中にトルッテレッニが入っていて、テーブルで風船を開けてサーブしていました。
この本はレシピ本で、ホテルのレセプションで販売していました。 -
真ん中には立派なサービス用のテーブルがあります。こんな大きなテーブルがあっても、ガラス張りのレストランなので圧迫感もなく、広々しています。7時半からの予約で、こちらのレストランも「来た人からお好きな席をどーぞ」と良心的です。田舎のレストランのそういう所も好きです。
皆さんおしゃれをして食事を楽しんでいます。 -
メインはスペシャリテ黒豚のロースト。
こちらは一人前です。丁度良い量です。ワインが進みます。 -
小菓子が出てきましたが、お腹いっぱいです。
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昨日のレストランとは別のレストランが朝食会場です。
夜はグリル料理がメインのカジュアルレストランでした。 -
外のテラス席で頂きました。種類は少ないですが、チーズと生ハムが美味しかったです。パルメザンチーズも絶品でした。
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両端の畑では色々な野菜を栽培していました。
ホテルは、1320年に建てられた領主パラヴィチーナ侯爵の館がオーベルジュになっています。20年かけて16世紀のレンガを使い当時同様のポプラやオークを用いて復元したそうです。重厚感のあるホテルです。多少不便なところもありますが、趣のあるホテルです。
今日は、マントヴァに向かいます。
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