十年ほど前に当時の旅博だったか、バングラデシュのブースで「いま来たら初めて訪問する旅人になれますよ」と自虐的なお誘いを受け、ずっと恋焦がれていました。その間、暫し渡航NGの期間を経て、ついに。<br /><br />かつては世界最貧国、今も地球上で指折りの人口密度で、見るものが殆ど無いだの、酒も豚肉も無い（それは仕方ない）とか色々言われますが、実はこの旅行記に着手した時点で２度目の訪問を決めています。<br /><br />何にそこまで惹かれたか。間違いなく、人の良さ。まずはバンコク経由で辿り着くまでの序章から。

バングラデシュ(1)「最初の旅人」になろう／ダッカ

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2023/08/06 - 2023/08/14

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旅行記グループ何はなくともバングラデシュ

DONさん

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2023/08/06

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十年ほど前に当時の旅博だったか、バングラデシュのブースで「いま来たら初めて訪問する旅人になれますよ」と自虐的なお誘いを受け、ずっと恋焦がれていました。その間、暫し渡航NGの期間を経て、ついに。

かつては世界最貧国、今も地球上で指折りの人口密度で、見るものが殆ど無いだの、酒も豚肉も無い（それは仕方ない）とか色々言われますが、実はこの旅行記に着手した時点で２度目の訪問を決めています。

何にそこまで惹かれたか。間違いなく、人の良さ。まずはバンコク経由で辿り着くまでの序章から。

エリア

ダッカ(バングラデシュ)

旅行の満足度: 4.0

観光: 3.5

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 3.0

交通: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: タクシー徒歩飛行機

航空会社: ANA タイ国際航空

旅行の手配内容: 個別手配

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成田で、本題前にいきなり個人的ハイライトです。修行の結果、コロナ直前に得た青組最高位でしたが、憧れのZ屋敷は長らく閉店。ようやくその扉を。

但しガラすきで滞在時間は数分もなく、素直に「初めてなんです」と記念撮影させてもらっただけでしたが。

成田空港第1ターミナル空港
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来年もステータス維持できる確率40％につき、昼過ぎから夜の搭乗前まで名残惜しみ続けます。再訪を夢見つつ。

ANAスイートラウンジ成田国際空港第4サテライトグルメ・レストラン
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で、ちょっと早く撤収してしまったので、搭乗口そばのUAラウンジの偵察を。いかにも「和」なり。

ユナイテッドクラブラウンジ (成田空港) 空港ラウンジ
まずはBKKまで７時間弱の夢の時間。
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現地時間23時台に到着し、スワンナプーム１Fのタクシースタンドから近距離用のレーンで宿の名を伝えスイスイ乗車です。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

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スワンナプーム国際空港空港ラウンジまたはホテル利用＜国際線利用… THB 1000.0～
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翌朝のダッカ便搭乗に備え、今宵はただ寝るだけ。空港から10分のスワンナプームスイート泊。トランスフォーマー！オーナーのコレクションと思しき巨大ロボットたちがやたらめったら宿を包囲しています。

スワンナプームスイート【SHA Plus+認定】ホテル
屋上バーでは離着陸機を愛でながら飲めたりするわけですが、この時点で日本時間では午前３時…チラ見で撤収でした。
なんと丑三つ時まで宿前の屋外ライブハウスから爆音が。耳栓必須です。翌朝ベランダからすぐ隣を降下していく雄姿を延々愛でてから出発。こっちの爆音は心地良いのに。
数時間ぶりのスワンナプーム空港へ。タクシー代は行きの半額でしたが、まぁ深夜料金ということで。
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Priority Passでもウェルカム、まだまだピカピカで（WCとシャワールームはいつ来ても滑りやすい）落ち着くTKラウンジで朝御飯を。

ターキッシュエアラインズラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ
ダッカまでは満員御礼カラフルTGで２時間半。
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機内で入国カードが配られます。あ、JALのボールペンだった。

ダッカに着いたらまずアライバルビザ取得です。カードに、帰りのeチケットとバングラのホテル予約書を添えて（いずれも回収されるので日本で印刷していきましょう）カウンターに並べば、なんと日本人旅行客には無料発行（他国は有料）。

シャージャラル国際空港 (DAC) 空港

 結構な割合でベンガル語 by DONさん
空港から出て最初の試練です。Uberで呼んだ車、アプリ上では目印となるナンバープレートが表示されているものの、なんと実際の車にはベンガル数字表記のみ！７は９に見えるし、４は８に激似。途方に暮れてドライバーに電話すると「トヨタの白いカローラだよ！」って、見渡す限り全部トヨタの白いカローラ！

手当たり次第に声をかけようやく巡り合った時の感動ってば。渋滞前の時間帯だったのでボナニの宿まで30分程。鉄道の遮断機は手動です。
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旧市街のそばがいいかな、と思っていたら、バングラデシュ人たちから「初ダッカなら治安の良いボナニかグルシャンにしとけ」と強く言われて、素直にボナニ地区へ。

バルコニーから川が見えると思ったら、ボナニ湖。この国では水たまりに要注意、とのこと。バングラデシュでは今もデング熱が猛威を振るっています。

ホテルトロピカルデイジーホテル

 親切すぎるスタッフたち by DONさん
ホテルの真横で絶賛建設中のビル、この国ではお馴染みですが割と重要っぽいパーツが竹です。強度に一抹の不安が。
川のような湖をちょっと散策し始めたら、すぐ大雨。バングラデシュでよくある事態です。雨具は常備を。
慌てて引き返すとバングラおじさんたちが至る所で雨宿り中、さすがに多すぎて微笑ましい。ちゃんと皆さん笑顔でゴメンネゴメンネと通してくれますが。
夜はダッカ大学の先生（神戸モスクの親友のパキスタン人の友人の友人の友人）が迎えに来てくれて夕飯です。「宿から１キロの所にいるよ」の電話から１時間。そんなあほな、と思ったけども、無秩序すぎる大渋滞は日常茶飯事で、時速１キロはあり得なくもないと追々学びます。
辛いの苦手でして、と予めて伝えていたら、まさかのバングラ最初の食事は中華料理でした。もちろんアルコールの提供はそもそもなし。
隣のスーパーを見学です。厳格なイスラム教国、酒だけでなく当然豚肉もありません。翌朝から暑苦しい程の愛情に恵まれ続けるダッカの日々が本格始動です。