2023/09/21 - 2023/09/26
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natto9さん
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日本最北端、富士を思わせる利尻山を目指し、豪華列車とバスを乗り継ぎ、北海道を縦断。道中 360度見渡せる絶景の美しい丘に立ち、バイオリンの音色で心を満喫させ、また停車する各駅での村民や子供たちの歓迎に心を震わせ、食事時には、地元のワインや地域の食材に腕を振るって村おこしに頑張る人々の熱量を感じさせるような料理の数々・・・日ごろからお世話になっている方をお招きしての「感謝の旅」ではあったが、チョットだけ予想に反して心身ともに疲れた旅でもあった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 私鉄 Peach
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地球のあちこちを歩いているのに、「小樽」と「萩」が残っており、いつか行ってみたいなあ…そこで、海鮮丼でも食べて‥と夢見ていた場所だが、ついにやったあ~、実現です。
レトロ風の駅の風貌にちょっと、心躍らせ・・。 -
へ~っ、小樽はガラス製品が有名であったんだねえ。
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企画ベテランのTatsumiさんに、おんぶにだっこ、有名な「魚真」に予約。おかげで入店を順番で待つ長蛇の列を横目に、すぐ入店OK.
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目利きの先代が、生きの良い魚の仕入れをし、名を上げた・・・とか。
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1つランク下のものを注文したが、これで十二分!土瓶蒸しがサービス!
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この先は廃線となった旧国鉄手呂線。昔を偲んでお散歩したり、お座りしておしゃべり。
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旧国鉄手呂線の手呂駅・駅舎。
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4~5世紀北海道に住んでいた続縄文文化の人たちが、この地でどのように住んでいたかを知る貴重な壁画が残っている。
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この先に見える稚内半島。
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この日本海を隔てて北東アジアの人たちと交流をして生活していた人々・・・苦労が多かったであろうなあ。
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北前船が入ると、この宿に泊まっていた。船主とその家族は右半分を有し生活、左半分には船員150人ほどが雑居して次の船出までを待つ。
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当時北前船は、小樽でニシンを買い付け、京都・山陰へと廻航し、多くの「にしん御殿」が林立し盛況を博していた。
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にしん御殿の生活は豪勢を極め、手作り注文の瓦でふいた豪邸、目を見張る建造物となっていた。
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私の長年の夢で会った「小樽見物」は想像以上の見るべきものが多くあり、このような「にしん御殿」は圧巻であった。
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手前の釜は、北海道に巨万の富をもたらした「ニシン」を煮つめ、油を絞り出した釜。油だけでなく、その後の粕は関西に運ばれ、肥料となり「米と同等」の価値をもたらした。
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ニシン大漁で、小樽は富の開港となり、運河に面した倉庫はつねに満杯の盛況であったようだ。
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運河はここまで。
にしん漁が減量となり、小樽は衰退していった。 -
小樽運河は海岸線を埋め立てたため、緩やかに湾曲している。
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今は「観光」に活路を見出し、この水路にも観光船がやってくる。
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港に活況している倉庫が林立していれば、当然銀行が林立し、あたかも米国のウォール街のようであったと、ガイドの運転手が言っていた。
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我らの予約していたタクシー運転手兼ガイドが、お土産通りで待っていてくれた。
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カナダ・バンクーバーにあるガスタウンで見かけた「蒸気時計」を模したものが、オルゴール堂の前にあった。
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運河から遡上してきた鮭がかなりたくさん、紛れ込んでこのあたりの川にも見かけられた。
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石原慎太郎・裕次郎が通っていた幼稚園横にあるカトリック教会。彼らの父親も船を所有し、財を成した一人。
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札幌に帰り、予約しておいた「カニ料理」の店へ。90分で「毛ガニ」「タラバガニ」「ズワイガニ」とお寿司で食べ放題!11000円也。食べきらないと、次のカニを注文できない。クーポンと予約をネットでしていて、小瓶のワイン2本ゲット! 仲間は「どうやっていち早く毛ガニを開くかネットで前もって学習!若者はスゴイね、でも最初の1パイはやって見せてくれた(ホッ)
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活毛ガニ 1パイ、6600円、WOW! たくさん食べていかないと!
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ほとんど「すすきの」初めて・・・というお上りさんご一行。
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一泊を札幌でして、いよいよ「北海道・最北の地」へ向かって、豪華列車の旅。
JRビル34階で、Welcome Ceremony。 その会場から眺めた札幌の町。 -
いよいよですねえ。
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この四人が今回の旅をする人たち。
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列車や豪華バスを乗り継いでの旅となるので、席順がすでに決められていた。
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カンパ~イ! Cheers !
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9時10分乗車、11時10分出発。
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北海道北部には電気が通っていない線路もあり、ディーゼル車(黄色)と電源車(白)が、我々の列車Royal Express Trainを牽引する。
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札幌を出発するときは、ディーゼル車+電源車 は後部について走る。
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これがRoyal Expressnoがつかう車両、八両編成。前後に展望車。東急が旅を催行し、車両を伊豆急行から貸し切る‥という体制。我々の車両は合計5両だけ・
そのうち実際に使うのは3両・・・と言おうか、実は二両!! 動きが取れなく、
むしろ窮屈!! -
さあ、乗り込みましょう、その前に記念写真を! はい、ぱちり!!
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寄木で車内部をデザイン、落ち着いた空間・・と言う売込みだが、4人の席は少々窮屈で2時間ぐらいが限度。スタッフのメニュの説明等が長すぎ、食事が終わって少しゆっくりしたいが・・余裕がない。村落のJAの皆さんの産物の宣伝等があり、ライブラリーの車両等へ行く時間がない。
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折角の名演奏だが、この旅を企画している本人ではあるが、少々 酷使しているようで気の毒。旅の要所要所で先に行き、我々を待ち構え、演奏と共に出迎えてくれた。
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最前列の最後部についている展望車で、われわれの組が「はい、パチリ!」・・・記念撮影。
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子供用の遊び場というスペースだが、大多数は高齢者(旅の価格から言って)だとすると、これは少々・・配分がよろしくない。
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バー、開店閉業?! 飲み物は少しローカルなワインが多く、ソムリエをいれ、もう少し美味しいワインも出してほしかった。
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上川の麓でシェフ(吉田さん)が自ら美味しいの思える食材を、生産・飼育・さらに料理し…平野を走る車両の中のテーブルを彩るディナーにして提供。
白いとうもろこしの冷製スープ -
北海道ブルーチーズのガレット
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旅を演奏で演出する大迫淳英ヴァイオリニストとピアニスト
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畑のハーブサラダ
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車窓から流れるように絵のような平野も一役。
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黒豚のローストと季節の野菜
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どこまでも広がる平野の刻を感じさせる「味」を、自から生産した食材で料理し演出したシェフ(吉田夏織さん)と一緒に記念撮影。ごちそうさま~!
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上川の特産品(きのこ)がローストに添えられていた。
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完熟梅十青しそのデザート
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食後は車内を散策してみよう。まず最後部にあった展望車。座席は階段状になり、後部の人も良く車窓からの景色が見られるようになっていた。
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東京以北へは行ったことがない…と言っていた彼もご満悦、奥方もつい先日までは同じく「東京以北へは…」と言っていたが今では、通になっている。「四季島にも乗ったし・・・」だよねえ。
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どこまでも広がる平野にやがて大雪山が・・・。
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第一日目の宿泊先:ホテル・大雪のスイート。 室内には様式ベッドに加えて、和室の居間と終始かけながしの温泉の湯舟が設置されていた。
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なんとも豊かで贅を尽くしたレイアウト。
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夕食はバスで再び会場まで。 少し暗くなりだした時間に、大雪山の麓、
上川町の山麓にたたずむレストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」へ。
何と貸し切りで演奏付き。私はこう言った国内の有名店に疎いが、同行者はその道に詳しく‥即刻この「三国」に決まった。 -
私は嗅覚もバカで、センスも悪いし、このレストランの良さも良くわからない。今の若い人は、あのタイヤの会社の星をいくつ頂いているかで決めるようだ。
まずパイ包みキッシュ。レーアウトは確かに斬新だが、今まで世界のキッシュを食してきた私も評価ができない。 -
豚のリエットのサブレサンド。
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有名店の貸し切りで、しかも演奏家を連れていき、そこで演奏・・・なんとも豪華な感じもするが、演奏家主体のような感じもしないでもない。 音楽はあくまでBGMで、そんなに有名なお店やシェフならば、おしゃべりしながら、お料理をもっと楽しみたい感じもした。
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上川産しぼりたてモッツアーレと、マスカット、生ハムのサラダ
斬新でちょっと芸術的な盛り合わせ。味は「美味しい」という域。 -
道産牛とラザーニャ。・・・名前を聞いただけでは何が何だかよくわからない。
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オホーツク産ホタテと重ね焼き ・・かな?!
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上士幌産トムラウシジャージャー牛 ビステッカ
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美味しく食事をいただき、しばし夜空の星に思いを寄せて、再びバスで宿泊先
「ホテル・大雪」にもどる。
全くの偶然だが、一昨年北海道を周遊した時にもこのホテルに宿泊した。 -
夜中、かけ流しの音が気になったが、朝方 この温泉に浸かって、層雲峡の景色を楽しみながら ♪朝湯が大好きで…♪と、心身の疲れをいやした。
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一般の人の朝食会場。 我らのスタッフに偶然ソコで会わなかったら、ありゃっ ありゃっ…という所であったが、我らのお食事は個室で用意されていた。
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個室で我らに用意されていた朝食。箱弁当(鰊の旨煮、だし巻き玉子、白洲干し、焼き魚、湯豆腐鍋、香の物、汁もの‥)盛りだくさんのスタート
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このバスで層雲峡の柱状節理の風景を楽しみながら、一路 我らの列車Royal Express が待つ和寒(わっさむ)駅へ。
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和寒(わぷさっぷ)では、すでに列車は待っていて、近くの村落の人たちの歓迎を受けた。
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昼食は和寒(わっさむ)の食材が主体。日本一を誇る南瓜の生産地 和寒、
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和寒(わっさむ)駅での Royal Express の 旅客を歓迎する村人。
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四人グループの我々用に・・と、四人のボックスを用意してくれたが、少々きつくて、脚を延ばさないとタイヘン! だがお行儀があまりよくなさそうで・・結局
すぐやめてしまった。 -
食後の休みの時間にはJAが乗り込んで、地元(わっさむ)の製品・作物の宣伝をし、他のことができず…どこへも行けず、これはちょっと・・・・一考を要す。
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かりんとう
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地元食材を使った本格和食。壱の重。ゴマ豆腐、カステラ、南蛮漬け、フレッシュトマトサラダ。
和寒町でしか食べられない「かぼちゃ懐石」 -
「音威子府村(おといねっぷ)へようこそ」 さあて ここはどこかな?!
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握りずし・・・トロ鰊 帆立
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音威子府駅でも村民の歓迎をうけた。
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このあたりから 利尻山を見始める。
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防雪用の塀
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牧草、とりあえず輸入しなくてもこれで賄っているという。
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車窓から利尻山を見る
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ついたあ~、稚内へついたあ!
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遂にここまで来れた! 世界のあちこちを回り、アフリカの南端、ヨーロッパ大陸の最西端、北欧の最北端など、いろいろ行ったが、北海道の最北端のここまでは、以前の私では思ってもいなかった。コロナのお陰で海外への旅が無くなったので、これが実現できた。
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宗谷岬、北緯45度31分22秒に建てられた最北端の三角錐の地の碑。
宗谷丘稜は約一万年前まで続いた氷河期に形成された地形だという。 -
低潮線保全区域内での行為規制について
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最北端に到着した証明書
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北海道も例外ではなく、今年も1000頭余 ・・駆除を目的で「捕獲」が許可されている。この無料休憩所にも立ち寄ったのかな?!
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この地域の強風を利用し、55基の風力発電を起こさせ、くわえて太陽光パネルをつかってこの地域の電力を賄っているという。
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牧草
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利尻山
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ホタテの貝殻を敷き詰めた「白い道」、約3kmにわたって、敷き詰められている。
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遠くに礼文島を望む
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稚内での歓迎式がこの地域の子供たちで行われた
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宗谷のみずだこは、水揚げ量が日本一。熱を加えても硬くならないこの水だこを利用して、「タコのしゃぶしゃぶ」をいただいた。しめはこのスープを利用して、ラーメンをいただいた。
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えびをカニ味噌につけて食べた。
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稚内港北防波堤ドーム。 古代ローマを思わせるような建造物。
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この防波堤にイルミネーションを使い、Royal Express が近づいてくるような様子を醸し出す。
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前夜 この防波堤にイルミネーションを映し出した。向こうに見えるは礼文島
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日本のいろいろなところを旅するので、Cruise によっていろいろ使い分けているのか(?)ロゴまーくがいろいろ。
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亡姉がまだ生きていれば、必ず買うであろうカニ、ひと冬に二・三回は買い一緒に食していたが、残念・・・もう一緒に食べる人がいない。
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副港市場でのRoyal Ezpress・特選の朝食、その後はお買い物。
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副港市場
ここで朝食、市場でいつも売っているメニュではなく、特製の朝食。 -
週末のお休みの中、市職員の心ある横幕でのご挨拶
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奥にはトイレもある豪華バス、二台で30人弱の乗客。もったいない。でもなぜ?
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風力発電機がいたるところに・・・。冬季の天候を想像すると…タイヘンなところだなあ。
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雪はこの線まで・・・除雪も大変だが、ここにいる鹿たちはどこに身を寄せているのだろう?!
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鉄道マニアが、私たちのRoyal Express とすれ違う「宗谷」号を一緒に写そうと待ち構えていた。
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北海道の北部には、電気の通っていない線路が多く、ディーゼル車(黄色)と電動車(白色)の二車がRoyal Express を牽引していた。
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人里離れた空間に存在する秘境駅、つまり無人駅。道内で、というより日本で一番小さい駅。
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多分 この左側の空間がスタッフの寝室なんであろう(?!)
ということは全車両8両だが、3両が使われるだけという、かなりきついスペース。 -
稚内から旭川までの間で出された北の海の絶品「樺太食道」の昼食。
ムラサキウニ、帆立、水だこのササメ銀杏草、大根鮭はさみ漬け、利尻
とろろ昆布の味噌汁 -
とよとみミルクプリン:上層部の生クリーム部分をぐるぐる混ぜて
トロトロに・・・さあ召し上がれ!
豊富温泉の名産で、北海道ソフトクリームグランプリ第一位。 -
旭川着
もちつきを数秒、飛び入りでやってみたが、力が無くなったねえ。 -
旭川で列車を降りて、富良野のホテル「リゾート・オリカ」へ向かう。
小学生の一日駅長のお出迎え。 -
途中 美しい美瑛の山並みを経てくる。
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