2023/09/12 - 2023/09/14
78位(同エリア509件中)
れいろんさん
軽自動車でGO! =愛車利用の1泊以上のドライブ一人旅。
2023年第三弾は能登半島の輪島へ。
能登半島のその先の舳倉島が目的地です。
近年、日本の離島(定期航路がある、小中学校があるなど私的基準を満たす離島)を、マイペースで巡っていて、この旅はその一環でもあります。
離島めぐりの旅の場合、その島で1泊することをセオリーとしてきましたが、舳倉島の場合は定期船(※)の運航がとても不安定なことから、「島に渡ったものの、輪島に戻れるのがいつになるのか分からない」可能性があるため、日帰りで計画しました。
※定期船は基本的に一日1便。輪島→舳倉島→輪島と運航され輪島港での停泊となっています。舳倉島に行った船はよほどのことがない限り輪島へ戻るのですが、その翌日は欠航となるケースが多々あります。
実際、私が舳倉島へ渡った翌日、翌々日とも、定期船は欠航となりました。
この旅行記、写真が多い(100枚越え)です。
適当に端折って見ていただきますようお願いします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
初日は富山の家から輪島へ行って泊るだけの旅程です。
せっかくなので、七尾で牡蠣料理を食べていきましょう。
能登の七尾・穴水は牡蠣の養殖が盛んな場所で、シーズン中には牡蠣小屋(浜焼き)が沢山オープンします。 -
9月はオフシーズンになるのですが、浜焼きや牡蠣料理を出す食堂を併設している養殖場もいくつかあり、そのうちの1軒「かき処 海」へ。
七尾湾から熊木川を少し遡った所にある、小綺麗な食事処でした。
最寄り駅は能登中島になるようです。 -
平日の1時過ぎですが、駐車場は車で一杯。
私は牡蠣フライ定食(1200円)と焼牡蠣を5個(650円)いただきました。
一人焼牡蠣はちょっと浮いていましたが、美味しかったので満足で~す。 -
熊木川の対岸からの「かき処 海」の様子。
付近にはいくつか牡蠣の養殖所や浜焼き処(オフシーズンは休業のお店も)がありました。
では、一路、輪島へ。 -
輪島での宿泊はルートイン。
大きなホテルなので輪島市内で道に迷うこともないので、市内から西に車を走らせ、間垣の里として有名な大沢集落へやってきました。 -
冬の日本海からの強風対策として「竹の垣根で周囲をぐるりと囲まれた集落」と、聞いていましたが、これはなかなか素晴らしいです。
散策者用の駐車場も用意されていました。写真の砂利敷きの場所です。 -
この先に上大沢というもう一つの集落があり、そちらも間垣の里だそうです。
そちらへも、後日、寄ることにしましょう。 -
大沢集落の案内図と間垣の説明版がありました。
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細竹を組んで作られた間垣が海や桶滝川に面して建てられています。
冬の厳しい風の向きがわかります。 -
その高さが、想像していた以上に高く、本当にすっぽりと集落を覆っている様子は、「日本にもこんな所があったのかぁ?」と、思わずつぶやいてしまう不思議な感じです。
-
所々、間垣の一部が開いているのは、家屋への直接の入口のみならず、部落への道だったりします。
う~ん、西日が強く、上手に写真が撮れませんね。
また、明後日、来てみましょう。 -
おやぁ~。見つけましたよ!
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こっちを見ているね?
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大沢 間垣の里の第一猫です。
茶虎×白ちゃん。こっちへ出ておいでっ! 遊ぼう、遊ぼう! -
「・・・知らないやつだにゃ。」「お前は誰にゃんだ?」
と、不審顔。近づいて来てはくれませんでした。 -
う~ん、残念。
さて、輪島へ戻りましょう。
輪島市中心(朝市周辺)から大沢集落までは、12km程度なのですが、とにかく道が狭いです。 -
一部、拡張されている箇所もありますが、基本的に中心線なしの1.5車線程度の幅員で、場所によっては車同士がすれ違うことができず、バックなどして譲り合う必要があります。
軽自動車が大活躍です。 -
その途中にゾウゾウ鼻という名勝があったので、帰路に立ち寄りました。
やはり一度走った道は楽で、復路はずいぶんスムーズに走って来れました。 -
ここには3台程度の駐車スペースがあって、展望台が設置されているので、上って景色を見て行きます。
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西の大沢集落方面です。
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簡易な地図があったので写しておきましょう。
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さて、ルートイン輪島。
今回は海の見えるツインをシングルユースします。
(シングル部屋はほとんど街向きなのです。) -
部屋の窓からの輪島港方面。
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夜にヨット型の照明(※)がライトアップされました。
※ 陸地にあります。 -
到着時にホテルの外観などを撮っていなかったので、夜の外出の際に撮影しました。
ルートイン輪島は輪島マリンタウンに面して2棟連なっています。 -
輪島では唯一の(?)ビジネス&シティホテルでしょうか?
ほかの地域のルートインと比べるとシングルルームが少なく、ツインルームの数が多いです。 -
玄関もお洒落。
団体ツアーの利用も多いようでした。 -
さて、これから御陣乗太鼓を見に出かけます。
ホテルから歩いて4分の場所にある輪島キリコ会館(※見学は屋外)で、ほぼ毎日8時20分から30分ほどの無料実演があるのです。 -
「キリコ」とはお祭りの際に氏子たちが担いで街を練り歩く「大きな奉燈(御神燈)」のことです。
ほかの地域の「山車」や「たてもの」等に相当する物ですね。
キリコ会館では実物が展示されていて、スクリーンシアターで祭りの様子を観ることができます。 -
御陣乗太鼓は、「天正5年(西暦1577年)、越後の上杉謙信が奥能登に攻め入って来た時、抗う術も武器もない村人達は知恵を絞り、樹の皮で仮面を作って海藻を頭髪とし、太鼓を打ち鳴らしながら寝静まる上杉勢に夜襲をかけ・・・
-
・・・すわ「化け物の夜襲!」と思い込んだ上杉軍が、恐怖ですぐさま撤退した」という故事が由来で、石川県指定無形文化財、輪島市指定無形文化財に指定されています。
現在は御陣乗太鼓保存会がその伝統を守っています。 -
この公演は暗い中で行われ、見学者は外で夜風に吹かれながらの見学になるので、とても迫力があります。太鼓の音声と相まってなかなか不気味です。
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私は、以前、旅館「こうしゅうえん」で、御陣乗太鼓を観ているのですが、その時もすごい迫力で、見学していた子供が泣き出してしまいました。
一度も戦に負けた事がないという上杉軍を撤退させたという逸話にも納得です。 -
旅館「こうしゅうえん」では宿泊客も有料見学(外来者も有料見学できる)でしたが、キリコ会館前の公演は無料で楽しめて良いですね。
御陣乗太鼓保存会の皆さん、ありがとうございました。 -
2日目。メインの舳倉島行の日です。
輪島から舳倉島へは9時の出航ですなのですが、出航の可否が決まるのが当日の7時半。(HP、又は電話での確認が必須。)
この日は無事に出航決定! 切符の販売は8時から始まります。
乗船券売り場のこの建物の前には、数台分の駐車場がありますが・・・ -
・・・満車の場合は、河原田川を渡って徒歩4分ほどの場所にある、朝市駐車場を利用することになります。
朝市駐車場は8時半から12時の間に出庫する場合のみ有料(300円)なので、舳倉島から戻って車を出す場合は無料なんですが、やはり近くに泊めたいので早めにやってきました。 -
輪島と舳倉島を結ぶのはこのフェリー、2019年4月新造船の希海(のぞみ)です。
船の全長は36.5m、幅6.5m、最大速力は23.4ノットで、輪島港―舳倉島を85分で結んでいます。 -
定員93人ほどの小さな船ですが、後部の甲板に車も乗せられる立派なフェリーです。
停泊地はチケット売り場から300mほど離れているので、仕事で舳倉島へ渡る人達は船の間近まで車で来て荷積みをしていました。 -
夏季の運航スケジュールは、
輪島発 9:00 → 舳倉島着 10:25、舳倉島発 15:00 → 輪島着 16:25
乗船料は、片道大人2300円。往復割引はないので4600円を支払います。(島民割引はあります。)
オープンエアの上階、室内の椅子席と・・・、 -
・・・船底にごろ寝スペース(土足厳禁)があります。
乗船時間は85分と比較的短いので、ここを利用している人はいませんでした。 -
航路はこんな感じ。
ちょうど中ほどに「七つ岩」という岩礁群があるようです。 -
私は左舷の椅子席に陣取りましたが、出航後しばらく能登半島の陸地が眺められる右舷側が正解です。
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さて、出航です。
船首を陸側にして停泊していた希海。出航時には向きを変えて行きます。
右側に見えているのは漁協の荷捌き所です。 -
輪島前神社がある昔からの輪島の漁村を左に見て・・・
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港を出て行きます。
少し波があったのですが、この日は船室の外に出ることが可能でした。 -
七つ岩を通過する少し手前で、船室外に出て・・・
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後部デッキをなどを撮影します。
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奥に能登半島がくっきり見えていました。
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舳倉島が見えて来ました。
舳倉島は周囲約5kmの平坦な島です。
北東~南西方面に伸びた長卵形をしています。 -
総面積は103ha。最も高い場所で13mだそうです。
本当に平らな島です。 -
特徴的な3本の塔は、左からへぐら愛ランドタワー、舳倉島灯台、電波塔です。
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着岸しました。
さて、どんな景色が待っているのでしょうか? -
反時計回りに一周してみます。
舳倉島灯台に続く道に隣接するフェンスは・・・ -
輪島市立鳳至小学校舳倉島分校、輪島市立輪島中学校舳倉島分校です。
現在、通学する児童・生徒も、教職員も在籍していませんが、離島故、廃校にすることもできず、休眠しています。
校門のそばには、薪を背負った二ノ宮金次郎像がありました。 -
港方面に目をやると、乗船してきた希海が休んでいました。
希海がお休みしている間が、私のフリータイムなんですね。 -
舳倉島では屋根にロープを載せている民家が多く、強風対策なのか? とも思いましたが、ロープ程度で冬の日本海の強風対策になるのか疑問でした。
さて、最初に伊勢神社に立ち寄ります。 -
鳥居をくぐった右手にタブノキの古木があります。
樹高12.6m、根回りは4.8mの存在感のある巨木で、輪島市指定の天然記念物。
なんと、推定樹齢は300年なんだそう。 -
伊勢神社は「やしろ様」と呼ばれ、かつては島全体の総氏神だったそうですが・・・、
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今はひっそりしています。
二人(2匹)の阿吽の狛犬がお守りしていました。 -
しかし、ピカピカの晴天で暑いです。
島の北東の先っぽに位置する恵比須神社に着く頃には汗だくになりました。 -
恵比須神社は島の北東の外れ、海を目前にした小高い場所にあります。
漁業繁栄の祈願所なので・・・ -
鳥居は海に向いき、陸側は背面に当たります。
前に回って拝んで行きましょう。 -
素朴な社ですが、かつて舳倉島へ一斉渡島していた頃(※)は、それぞれの所管の小宮で安全祈願を行った翌日、ここへ島民全員が集まってその年の決まり事を相談する総会をおこなっていたのだとか。
※ 藩政期の初頭から能登半島の住民が八十八夜頃に一斉に島へ渡り、漁業を営んだのち、秋には離島していたそうです。つまり通年を通して居住する島ではなかったという事なのでしょう。 -
恵比須神社の鳥居は海を向いています。
海に出て仕事をする島民を見守っているのか、海から来る神々を迎えているのか・・・。 -
恵比須神社でしばらくぼーっとしたのち、島の北側の道を竜神池へ向かいます。
道端には良い匂いのする白い花が盛りでした。 -
「センニンソウ」という名前だそうです。willyさんが教えてくださいました。
綺麗だなぁと、立ち止まって、何枚か写真を撮りました。 -
うん、ちゃんと撮れたなぁ、と、ご機嫌だったのですが、後程、この行為がひどい結果をまねいてしましました。
(思わせぶりですが、ご期待ください!) -
島の北側には民家は一切なくて、しばらく歩くと、低い草原の向こうにがっちりとした石垣が見えて来ました。
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観音堂です。岩がちの小高い場所に建っています。
この景色は、2019年に訪れたアイルランドのアラン諸島を彷彿とさせます。 -
観音堂の隣にある竜神池。
周囲180mあるこの池は、底が竜宮城に通じていてけして枯れることがないのだそう。
・・・って、池の水は海水ではないのだろうか? 真水なの?
フェリーで貰ったパンフレットには水質は記されていませんでした。 -
本当にアラン諸島みたいな景観だよなぁ、この眺め。
ものすごく暑いのが大きな相違点なのですが、「果て」感が似ていて、なかなか感慨深いです。 -
舳倉島は民宿も2軒あり、バードウオッチングや釣りを目的に渡島する人が多い(ほんとかな?)そうなのですが、鳥見と釣りをしない場合、島を歩いて名所(主に社や神社)巡りをする以外にできることはありません。
-
次は、金毘羅神社だなぁ。
でも、すごく暑いんだよぉ。
そして、八分ズボンをはいている脚の、露出している所がものすごく痒いのだけど・・・。 -
と、いうことで、金毘羅神社のあと、いったん島の中央にある「へぐらアイランドタワー」に寄ることにしました。
「へぐらアイランドタワー」は、観光のための塔ではなく、舳倉島にはなくてはならない大切な海水浄化施設なのですが、内部(下部スペース)には島に関する展示があるそうです。
強烈な日差しを避けて少しゆっくりできると良いな・・・ -
・・・がっ、へぐらアイランドタワーは扉が閉まっていて、内部に入れませんでした。
そして、私の脚の痒みは、島に生息するブユ(ブヨ、ブト)やヌカカに刺された(正確には噛まれた)ためと判明!
花の写真を撮りるために、少し草むらに入り込んだ時にやられたのでしょうか? -
蚊と違ってブユの痒みは凄まじく、持参していたかゆみ止めでは全く治まりません。
私は虫刺され跡が化膿したりして長く残り、痒みも長引く体質なので、かなり深刻な状態です。
くっそー、ブユ対策は考えていなかったなぁ。 -
ブユに刺されたと認識した時から、私の意識は「痒みをどうにかしたい」のただ一つになり、島の南西部の散策も、楽しいはずの帰路の船旅も、すっかりどうでもよくなってしまいました。
-
もうすぐ、輪島に着くぞ。
下船したら、すぐに薬局に行って、ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)を買わなければ・・・。
海から昨夜泊まったルートインが見えました。 -
重要:これから舳倉島へ行かれる方へ。
ブユ(ブヨ、ブト)、ヌカカの季節、概ね3月~9月に渡島する場合は、長袖シャツに長ズボン、首も何かでカバーしてから散策してください。
肌が露出する部分には、虫よけや薄荷水などの忌避剤の塗布を!
(市販の虫よけはあまり効きませんが、何も塗布しないよりましです。)
噛まれてしまったら通常のかゆみ止めは効かないので、ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)も持参される方が良いです。 -
薬局に寄って、ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)を入手し、この日泊まるペンション ベッセルにやってきました。
部屋から海が見える、看板猫がいる、宿泊費がばか安ということで、素泊まり対応のみですが、この宿に決めました。 -
部屋からの眺めは最高です。
・・・しかし、ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)も効かないなぁ。
水シャワーをかけた時だけ少しマシにはなったものの、根本的な痒みは少しも引きません。
痒くて痒くて、この晩はほとんど眠れませんでした。 -
朝焼けが美しい翌朝。
早朝散歩ならぬ、早朝ドライブに出かけましょう。 -
この仔が看板猫ちゃん。
もう、お年寄りだという事で、ご主人のそばからあまり離れず・・・、 -
一緒に遊ぶことは出来ませんでした。
まあ、このように少しはお話ししたのですけれど・・・。 -
やってきたのは、鴨ヶ浦。
サンライズに間に合いました。 -
綺麗に整備された公園になっていて、遊歩道が整備されていて、
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海水プールがあったり、素敵な場所です。
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子供連れでゆっくり海遊びをするのにも最適な場所ですね。
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ここへ至る道には岩をくりぬいた狭いトンネルがあって、そこを通り抜けると、この景色に出会えるというのも、ちょっと特別感があって面白かったです。
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ペンション ベッセルの外観。(朝撮影)
おしゃれな感じが出ていますが、中は素敵な山小屋といった風情で、今風のペンション&プチホテルではありません。
でも、私には十分快適でした。オーナーも親切で気持ちが良いです。 -
はあぁ~、足が痒い痒い。
夜中に搔きむしってしまったので、出血している箇所もあります。
本当は輪島朝市を楽しむつもりでしたが、早めに富山に戻りましょう。
少し遠回りにはなりますが、一昨日立ち寄った間垣の里経由で帰ります。
写真はゾウゾウ鼻寄り道展望台の外観。 -
間垣の里への道の途中には、「隠れキリシタンの里」という看板の建つ集落があったり、こんな廃校があったり、なかなか興味深いのですが、道が狭く、駐車スペースもないので立ち寄りは難しいです。
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大沢の集落が見えて来ました。
高い位置から眺めると・・・、 -
集落の海側にずーっと間垣が立てられている様子が良くわかります。
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一昨日と同じく、このバス停の横の駐車スペースに車を止めて・・・
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今日はゆっくり集落内を散策してみます。
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ここから集落の中に入って行きましょう。
県道輪島浦上線にバスを待つ(?)ベンチがあって、その奥には目立たぬように飲物の自動販売機もありました。 -
こんな集落景観、ちょっとないですよね?
身近な所にも「絶景」ってあるんですよね。 -
当たり前ですが、集落内は普通の民家が立ち並んでいます。
路地猫も多く見かけたのですが、皆、見知らぬ私を警戒するのか、さっと身をひるがえしてしまいます。
静浦神社(しずらじんじゃ)という立派な神社もありました。
階段の手前は小広い駐車場になっていました。 -
静浦神社(しずらじんじゃ)から、県道輪島浦上線に出る道です。
止まれの標識が、この幻のような集落が、実際に生活している方たちの場所だと示しています。 -
ずっと楽しみにしていた舳倉島では、ブユに刺されるという散々な目に合い、「今回の旅は失敗したぁ~」と感じてしまっていましたが、大沢の間垣の里を散策できたのはとても良かったです。
-
旅行記のタイトルは舳倉島を記載しましたが、「能登半島の不思議な景観「間垣の里」を訪ねて」でもよかったかもしれないですね。
この旅で一番印象深い場所になりました。
冬にも来てみたいです。(少し雪道のアクセスが心配ではありますが。) -
車を西に勧めるともう一つの間垣の里に着きます。上大沢の集落です。
大沢からの道は海に飛び出しそうな個所もあるので、軽自動車を慎重に運転してきました。 -
上大沢集落にはとても立派な駐車場があるのですが、駐車場から集落へはちょっと距離があります。
駐車場から集落を遠望した写真。 -
綺麗に建てられた間垣。その後ろ、黒い瓦屋根の集落はどんな様子なのでしょうか?
城壁に囲まれた中世の都市のように、外から窺い知ることは出来ませんね。 -
今回、集落の散策は割愛!
車を進め、路肩から写真をとって終了します。
また、必ず来るからね。 -
県道輪島浦上線は上大沢の集落から山の中に入って行き、総持寺のある門前町に抜けます。
山道は狭くても、海沿いの道よりは安心感があるので、冬なら門前町から上大沢に来るのがよさそうです。
途中に男女滝(なめたき)という県の指定名勝があるので立ち寄ります。 -
県道沿いに3~4台止められる駐車スペースと看板が整備されていて、3~4段に分かれて流れ落ちる滑滝(なめたき)である男女滝(なめたき)が眺められます。
-
Google Mapの口コミによれば、駐車場から滝のそばまで降りる遊歩道があって、夏期にはウオータースライダー遊びも可能だそうですが、脚が痒くてたまらない状態なので、藪の中に入って行くことはしませんよ。
9月の能登半島&舳倉島の旅行記、やっと書きました。
読んでくださった方々、ありがとうございます。 -
虫(ブユかヌカカ)刺されの後日談ですが、自宅に戻ってすぐ、近くの皮膚科医院を受診し、塗布薬と飲み薬(抗ヒスタミン系)を処方してもらいました。
が、最初の一週間は強い痒みが治まらず、再診を受けて追加の塗布薬をもらい、その後も2か月程度痒みが続いています。
舳倉島は「暑くて、痒い島」とのイメージになってしまいました。
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この旅行記へのコメント (5)
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- willyさん 2023/11/06 13:09:57
- 憧れです
- れいろんさん
こんにちは。舳倉島、鳥の聖地であるのはホントです(笑)というよりその神話的評判によりおいそれとは近づけない感じで(鳥はシーズンが限定されるため人が集中するので)、未踏の為いつか行ってみたいと思っています。
お花はセンニンソウですね、それにしてもその暑さでブヨがでましたか。
ブヨは雪渓そばに多いですよね、ヒル・アブとならんで三大「嫌なヤツ」ですねー。長く続きますが、もう完治されたでしょうか。どうぞお大事に。
それから冒頭の海さん、9月の白山の時に寄りました!裏の水路のコブハクチョウにおじさんが餌やってるっていってましたけど、まだいたかな?
willy
- れいろんさん からの返信 2023/11/07 10:09:03
- RE: 憧れです
- willyさん、こんにちは。
メッセージありがとうございます。
舳倉島=鳥見の聖地 は、本島でしたか?
渡り鳥の羽休めの場所になっているのでしょうか?
バードウオッチングのための東屋などもあるようですが、平坦は島には森林もほぼなくて、9月に私が行った時は鳥関係の人は0人で、「ほんとかなぁ〜〜」と思ってしまいました。すみません。
花の名前を教えてくださってありがとう。
旅行記の中に記載したいと思います。
ブユ(ブヨ、ブト)ヌカカなんですが、磯ヌカカ(磯ブヨ)呼ばれる(※)好んで海辺に飛んでくる種類のものがいるらしいです。
磯釣りをする人には常識らしく、皆さん被害に遭うようですよ。
釣り好きの知人が、「どんな対策をしても、絶対どこか噛まれてしまい、痒くてたまらん」と言っています。
舳倉島では海のそばにもいたので、その種類かなぁと。
※正式名称かは不明。
それから牡蠣料理のお店、willyさんの短い旅程に中に入っていたとは驚きです。
裏の水路って熊木川のことでしょうか?
残念ながら、もう、白鳥の姿はありませんでした。
って、willyさんが行かれたのも9月なんですよね? う〜ん。
れいろん
- willyさん からの返信 2023/11/07 14:21:18
- RE: RE: 憧れです
- れいろんさん
そうなんですか、初めて知りました。磯ヌカカ!強敵ですねそれは。ひとつ物知りになりました!
温暖化と今年は特に暑いせいか鳥の動きも読めないところがあるようです。9月中頃からは普通渡りのシーズンなんですけど・・0人ですか。
私がいったのはシルバーウィークでしたが、突端までいけば舳倉島のおこぼれが・・と考えたのですが時間足りず。
コブハクチョウはそもそも外来種が定着しているのもいるらしいですが、餌もらっててたのはほんの短期だったのかな。(餌付けしてるんですか?ときいたら、餌付けはしてないけど餌やってんの、と面白いことをおっしゃるおじさんでした)。
能登は10年ほど前には自転車で毎年のようにぐるぐる回っていましたが、9月の時は初めて気多神社にいきました。ちょうどキリコの時だったけど残念ながら夜まで待てなくて見損ないました。もしかして御覧になりましたか?
willy
-
- クサポンさん 2023/11/05 16:56:29
- 皮膚科正解だったと思うわ
- れいろんさん
クサポンです
虫刺され大変でしたね。
わたしも職場の避難訓練で何百人もいる中ひとり刺されました。もちろん長ズボン、靴下、スニーカーで(-。-;
歩くのも困難な位大変でした。病院には行かず薬局の薬買ったけど5,000円位は使ったかな~
病院に行けばよかったと反省です。
娘が富山旅行から帰って来ました。とっても楽しかったらしく特にプラネタリウムがよかったそうです。
わたしもタイミング見て、オトキュウなチケット買って富山に行きます。
- れいろんさん からの返信 2023/11/07 09:55:52
- RE: 皮膚科正解だったと思うわ
- クサポンさん
せっかく、行きにくい舳倉島を散策する機会に恵まれたのに、虫刺されの後は何もかもどうでもよくなり、島のイメージも「痒い島」となってしまいました。
観光パンフレットとかに「ブユ対策して来島するように」とかの記載があったら良いのでは?・・と。
さておき、富山は、今、とても綺麗な季節です。
家の前も、銀杏並木の黄色、まっすぐ伸びる道の先に雪化粧した剣、立山の山並み・・・なかなか素敵ですよ。
クサポンさんも前に行ったかなぁ?
駅北の環水公園も秋の特別ライトアップが始まって、華やかな雰囲気になっています。(そして平日は、驚くほど人がいません。最高!)
遊びに来てくれたら、案内したい所がいろいろあります。
ぜひぜひ、来てね。
クサポンさんのお好きな日本酒も各種待っています〜〜。
れいろん
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