2022/05/15 - 2022/05/28
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ねんきん老人さん
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「キリコ」と聞くとカットグラスの細工を思い浮かべるのですが、実はキリコと発音する日本語にはいろいろなものがあるのですね。 その中に輪島のキリコというのがあって、勇壮な山車を意味するらしいとは聞いていましたが、私は観たことがありません。
今回は退職してから初めての能登半島で、時間だけはたっぷりある身分ですから、輪島まで行ってそのキリコとやらを観てみようと車を進めました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【 輪島朝市通り 】
5月26日、朝。 せっかく輪島に来たのだから朝市を見ておこうと、8時過ぎに通りに出てみました。
旅行雑誌などで見るような賑わいはなく、ちょっと早過ぎたかなと思いながら先へ進みます。 -
【 輪島朝市 】
うん、ちょっとそれらしい感じになってきたかな。
ただ私は小心で、店の人から声を掛けられたら買わずに通り過ぎることができないので、道の真ん中を、売り手と目が合わないように前を向いて歩きます。
つまり、それぞれの店で何を売っているかは分かりません。 -
【 輪島朝市 】
おーっ、店が沢山出てきましたねえ。
でも、ちょっと待ってよ。 あっちもこっちもシートで囲っちゃって、なんだか恐山のイタコ小屋みたいじゃないですか。 -
【 輪島朝市 】
これはもう、何を売ってんだか、まったく分かりません。
こんな所にうっかり首を突っ込もうものなら、並んだものを全部買うまでは釈放してくれないでしょう。 -
【 珠洲焼 】
危ねえ、あぶねえ、と思って引き返す途中、「てんだ」さんという珠洲焼の店に入りました。
実はさっきその店の前を通ったとき、「見ていってよ」と声を掛けられてしまったのです。 とっさに「帰りに寄るよ」とその場逃れの嘘を言って逃げたのですが、当然ながら帰りにもその前を通らねばならず、結局、屠殺場に入るような気分で中に入ったのです。
そこで見つけたのがこれ。 形と肌の美しさに魅了され、気づいたときには紙袋をぶら下げていました。
用途ですか? かねて欲しいと思っていながらしっくりくるものに出逢えずにいた「香炉」です。 別の用途を考えてこれを焼かれた作者には申し訳ないのですが、私は一目見たときに「あったー!」と心で叫びました。 仲間と器を焼いていた妻もこれなら満足でしょう。 -
【 輪島キリコ会館 】
輪島キリコ。 話には聞いていながら実際に観たことはないので、会館に行ってみました。 9時30分開館だそうで、今は9時32分。 私が一番乗りだということでしたが、二番はいません。 私1人に係の女性が1人ついて館内をくまなく歩きながら説明をしてくれます。 -
【 キリコとは直方体のこと 】
まずキリコとは何かという説明があります。
キリコというのは角を取った直方体のことだそうで、なるほど青森のねぶたや各地の山車のように武者などをかたどったものとは違って、ドミノ倒しの牌のようなシンプルな形ですね。 -
【 キリコとは切子灯籠のこと 】
ではありますが、別の意味もあるそうです。
キリコとは切子灯籠(きりことうろう)の略称ながら、切子ではなく、切籠と書いてキリコと読ませているのだとか。 ちょっと無理があるような。
では切子灯籠とは? 文字通り切子(直方体)の灯籠だということで、それはまあ、マンマですね。
そのほか「キリコ」「きりこ」「切子」というといろいろな意味があって、ここキリコ会館に来るまではよく分かりませんでした。 -
【 蒙福徳・美気哉・歓無極 】
山車の正面には縁起の良い言葉を書くというお約束があるそうですが、その言葉、漢字3文字というのが圧倒的に多いそうです。
「蒙福徳」とは「人徳ある人柄が幸せをいただける」という意味、「美気哉」は「美しくてすばらしいこと」、「歓無極」は「喜びが尽きないこと」を表しているとか。 どれも私が知らない言葉ですし、大辞林にも載っていません。
私が知っている漢字3文字の言葉ですか? う~ん・・・能天気・安本丹・好色漢・・・
-
【 希 】
と思ったら、一字のものもありました。 でもこれは、朝の連続テレビ小説『まれ』のロケがこの辺りで行われたことを記念しての特別バージョンだそうで。
あとで分かったのですが、今回の旅行ではずいぶん『まれ』の撮影された場所に行っていたようです。 番組を観ていないので、まったく気づきませんでした。 -
【 キリコの高さ 】
キリコは基本的に担いで練り歩くもので、普通は20人前後ですが、以前は150人で担ぐものもあり、高さも10mを超えていたそうです。
今は5~6mだそうですが、その理由が電線だというのはちょっと悲しいですね。 青森五所川原の立佞武多は練り歩く道路の電線を地中に埋設して高さを保っているそうですから、輪島もそうすればと思いますが、まあこれはよそ者の考えであって、高さを競うものではないのでしょう。 -
【 キリコの背面 】
直方体の背面には神仏や武者絵その他の絵や家紋などが描かれるそうです。
赤い袋のような布がついていますが、それが何なのか訊きもらしました。 あとになって、あれは何だろうと思ったのですが、いろいろ調べても分かりません。 太鼓櫓などにもついているのを見ますが、それも何のためなのか、私は知りません。 -
【 笹キリコ 】
キリコの最初はこういうものだったそうです。 小さな直方体は文字通り灯籠としての実用的なものに見えますが、それでも当初からキリコと呼んだのか・・・それも訊きもらしました。
今では子供用に使われているとか。 -
【 神輿 】
能登半島一帯200か所とも言われるキリコ祭り。 キリコ会館まであることから、主役は当然キリコと思われがちですが、どっこい主役は神輿で、キリコは神輿の足元を照らす、文字通り「灯籠」なのですね。
その神輿を揉むときに発する掛け声は「チョーサ、チョーサ」と言っているらしいのですが、ユーチューブなどで聞いていてもはっきりしません。 ただ、その勇壮さは思わず一緒に体を動かしてしまうほどで、これはやっぱり、生きているうちに一度その場に行ってみなければいけませんね。 -
【 担ぎ棒 】
キリコは大きいものだと重さが数トンにもなるそうです。
そのため、担ぎ棒には丈夫なアカマツを使い、漆を塗って華麗に仕上げるそうですが、最近では高価な漆の代わりにカシュー塗料を使うことも多くなったということ。 -
【 飾り彫刻 】
奉灯の行灯部分の上下には彫刻などの飾りがついていますが、これは戦いの場面でしょうか。 -
【 飾り彫刻 】
これまた躍動感あふれる彫刻ですが、船に乗った者と馬に乗った者が・・・。 何の場面でしょう? -
【 居並ぶキリコ 】
館内には30基あまりのキリコが展示されていて、その居並ぶ様は圧巻です。 -
【 空中回廊から 】
会館には空中回廊と呼ばれる2階ギャラリーがあり、キリコを上から眺めることができます。 2階へは斜路になった通路をそのまま歩いて行ってもいいし、エレベーターで上がることもできます。 -
【 大松明 】
3階はロビーになっていて、輪島港や日本海の眺めを楽しむことができます。
そして何よりこの大松明。 1階からの吹き抜けを独り占めにする展示で、その大きさにまず驚きます。
一年の穢れを炎で祓い清める意味があるそうで、最後に燃えながら倒れた松明の中から若者たちが御幣を奪い取ることで福を呼ぶという、かなり荒っぽい神事です。
いやー、見事なものでした。 ユーチューブでは多くの映像が紹介されていますが、見れば見るほど、自分が実際の祭りを自分の目で観ていないという、焦りにも似た悔しさを覚えてしまいます。 -
【 白米千枚田 】
さて、キリコ会館を堪能したあとは、国道249号線を海沿いに北東へ。 10kmほどで白米千枚田に着きます。
道の駅・千枚田ポケットパークの横に、千枚田に下りる階段があります。 -
【 白米千枚田 】
千枚田は国道と海に挟まれたわずかな斜面に1004枚もの田んぼが階段状に並んでいる所で、当然1枚1枚の面積は極小です。 一番小さなものは新聞紙1枚分だということでしたが、見つけられませんでした。
かつては日本のどこにでもあったのでしょうが、効率の悪さからどんどん減少してしまい、今残っているのはほとんどが観光資源として利用されているもののようです。
ここ白米千枚田も棚田オーナー制度によって都会人の遊び場になったり観光客を呼び込んだりして生き残っているのですね。 -
【 日本海を望む 】
階段を降りると、そこに棚田を一望する見晴らし台があり、その先には日本海が広がっています。
ここで作られている米は年間約6トンで、そのうちコシヒカリが7割、能登ひかりが3割だそうです。 能登ひかりという品種があることは初めて知りました。 -
【 田植えを終えた田んぼ 】
この時期は田植えを終えたばかりのようで、それぞれの田に苗がきれいに植えられています。 水の張られた田んぼというのは美しいものですね。 -
【 オタマジャクシ 】
その水の中にオタマジャクシが。
子供のころ、誰だったか忘れましたが、これを「大玉じゃくし」と思っていたバカがいました。 また「おったまじゃくし」と言っていたアホも。
お~たまじゃくしはかえるのこ~
なまずのまごではないわいな~
う~ん、確かにオータマともオッタマとも聞こえますねぇ。 -
【 除虫菊 】
斜面には除虫菊も。
えっ、マーガレットだって? 除虫菊だっぺ。
えっ、カモミールだって? 除虫菊だっぺよ。 -
【 カモ 】
あぜ道にはカモが。
えっ、マガモだって? カモだっぺ。
バカ! カモって鳥はいねぇんだぞ。 -
【 タンポポ 】
さらにはタンポポも。
何タンポポだ? タンポポだっちゃ。
だから何タンポポだ? だからタンポポだっちゃ。
バカ! タンポポって花はねぇんだぞ。
※ この旅行記をお読みくださったfalcon38さんから、これはタンポポではなくてブタナではないかというご指摘をいただきました。 茎の長さに着目してのお話です。
タンポポに茎の長い種類と短い種類があるのだと思っていた私は大慌て。 パソコンの中をウロウロしたり、マウスを見失うほどスクロールしたり・・・悪戦苦闘の末にfalcon38さんのご指摘の通りだということが分かりました。
まず植物分類の中に「キク科」というのがあり、その中に「タンポポ亜科」というのがある、という辺りまでは私のような無知庵居士でも知っていることですが、その亜科の中に「タンポポ連」、そのまた中に「エゾコウゾリナ属」と「タンポポ属」というのがあって、私たちがよく見るセイヨウタンポポはそのタンポポ属に属していて、今回千枚田で見たものは「エゾコウゾリナ属」の方に属するブタナであるということです。
いやぁ、falcon38 さん、ありがとうございました。
無知を晒したのは羞恥の極みですが、「知らざるは一生の恥」と言いますから、短いとはいえ残りの人生を間違ったまま過ごさずに済んだことに、お礼の申し上げようもありません。 -
【 麒山和尚の石仏 】
輪島市と珠洲市の境にやってきました。
この辺りは昔、能登親不知といわれたくらいの難所で、海沿いの崖を伝って往復する人の滑落が絶えなかったそうですが、江戸時代に海蔵寺八世の麒山和尚というお坊さんが13年かかって海沿いの細い道を開いたということです。
そのときに和尚さんが人々の安全を祈ってこの場に建てた石仏というのが今もこうして往来を見守っているとの説明があります。 -
【 八世乃洞門 】
その後、手彫りのトンネルができて通行の安全性が高まったそうですが、さらに1963年にできたのがこれ、「八世乃洞門(はせのどうもん)」です。
しかし2007年に起きた能登半島地震で内部に崩落があり、和尚さんの開いてくれた海沿いの道とともに通行止めになったままです。
今ではさらに「八世乃洞門新トンネル」というのができて、国道を走っていると気づかずに通過してしまうほど安全になりましたので、この古い洞門と和尚さんの道が再開されることはないでしょう。 -
【 垂水の滝 】
その八世乃洞門を乗り越えるように、垂水の滝が落ちています。 山から直接海に落ちる滝というのは全国的にも珍しいそうで、ここでは海からの強風で滝の水が吹き上げられ、海面まで落ちないという現象も見られるとか。 -
【 垂水の滝 】
この日は風がなく、水が吹き上げられるような様子はありませんでしたが、さらさらと流れ落ちる姿は涼しげで、豪快な滝とはまた違った味が楽しめました。 -
【 揚浜式製塩場 】
滝から3kmほど北上すると、国道249号沿いに製塩場があります。
慶長年間に能登一帯で始まった原始的製塩法ですが、ご多分にもれず生産性の低さから衰退し、今ではここだけで継承されているのだとか。
ここは連続テレビ小説『まれ』のロケが行われた場所だそうです。 -
【 塩田前の磯 】
塩田の前には磯が広がっています。
かなり白っぽい岩が続いているのを見て、一瞬、塩の結晶が堆積しているのかと思ったのは愚かの極みで、我ながら知的レベルの低さに失笑です。
それよりこの同方向に走った縞目にこそ目を留めるべきだったと、今さらながら恥じています。 -
【 道の駅・すず塩田村 】
そこから徒歩1分ほどの所に「道の駅・すず塩田村」があります。
形ばかりの売店の先は資料館になっており、そのまた先には塩田・釜屋などがあります。 -
【 資料館入館券と清め塩 】
100円払って資料館に入ります。 入館券と一緒にここで採れた塩をくれましたので、夕食のときに舐めてみました。 ・・・塩でした・・・。 -
【 塩田 】
これが塩田です。 奥に見えるのは釜屋、その奥にもう一面の塩田があるのですが、正直なところ、狭いな、という感想です。 瀬戸内海などで見かける広大な塩田との違いに拍子抜けしますが、おそらく産業としての製塩は既に行われていないのでしょう。
ここは製塩の伝統を保存し、併せて観光資源とするというのが目的になっているのだと思います。 -
【 塩田 】
反対側から見た塩田です。 奥の建物はさっきいた資料館。 写真左のベンチはたぶん見学者用だと思います。 -
【 海水の汲み上げ 】
製塩の第一段階は潮汲みです。
天秤棒に「かえ桶」と呼ばれる桶を2つぶら下げて磯から海水を運ぶのですが、1つが約36リットルだそうですから、2つで72リットル。 メタボの大男を担いで歩くようなものです。 18リットルの灯油用ポリタン1缶を命がけで運んでいる私には、この桶を触ってみようという気さえ起こりません。
その海水は大きなたらいのような引桶(しこけ)に貯められますが、容量が約800リットルだそうで、つまり海と塩田の間を10往復してやっといっぱいになるということです。 -
【 釜屋 】
塩田で撒いては蒸発させる作業を繰り返して塩分の濃い海水を作り出したあと、それを釜屋内の大きな樽に入れ、不純物を沈殿させるのだそうです。
そうしてできた海水を釜で2昼夜かけて煮詰めるといいますから、なんとも手間のかかる方法ですが、いったい誰が考え出したのでしょうか。 -
【 塩田 】
釜屋の奥にはもう1枚の塩田があります。 -
【 砂集め 】
塩のついた砂を集めて板で囲い、そこにまた海水をかけて砂と塩を分離させる作業だそうです。 -
【 柄振(いぶり) 】
砂を集めるには、野球などでグラウンドを均すトンボのようなもの(柄振・いぶり)を使います。
このおじさん、変な持ち方をしてるなと思ったら、ほかにも同じような人が何人かいました。 ということは、それなりの理由がある持ち方なのかも知れません。
で、私もちょっとやらせてもらいました。 本当は予約をしてお金を払うちゃんとした体験コースがあるのですが、「ひと掻きだけ」と言って。
実際はおべんちゃらを言いながら3~4掻きしたのですが、砂は意外に重く、おじさんのような持ち方では全然力が入りませんでした。 -
【 見附島 】
珠洲市の見附島にやってきました。 石川県を代表する景勝ともいえる有名な島ですね。
見附というのは弘法大師が空からこの島を「見つけ」て上陸したことから付いた名前だそうです。
弘法大師は北海道を除く全国にその足跡を残しているようで、あの交通の不便な時代によくもまあと思ってしまいます。 フォートラベル事務局様、弘法大師を特別会員として認定なさったらどうでしょうか。 -
【 えんむすび~ち 】
前の写真からは「軍艦島」の別名に恥じない堂々たる威風を感じますが、手前の浜には俗っぽい鐘や記念撮影用のパネルが並んで雰囲気が台無しにされています。
「みつけたろう」「えんむすび~ち」って・・・ガッカリ。 -
【 道の駅・能登食祭市場 】
七尾市にある道の駅です。 もう夕方の4時半。 今日はここで寝ることにしましょう。
港町によくある海鮮市場をあとから道の駅に認定したような施設で、食べるものには困りません。 ただビールがないので車で数分の所にあるコンビニまで行きましたが。 -
【 トイレ 】
広い駐車場の隣りは公園のようになっていて、そこにきれいなトイレがあります。
店舗部分からは離れていて静かだし。 やっぱり車中泊らしい車が何台もありました。 -
【 夕食 】
車中泊での夕食はだいたいコンビニ弁当をビールで流し込むだけなのですが、今日は「市場」にいるので、目についた刺身を買いました。 (目についたのは値札なのですが)
夕方の車内、光不足で魚の新鮮さが伝えられませんが、まあ、食を語れる私でもありませんし。
それよりこの晩、私は夜半からの雨の中、トイレで朝を待つ羽目になったのですが、それについては次回の旅行記に回すことにします。 なにせ、思い出すだけで疲れる体験でしたから。
※ この旅行の1年7か月後、「令和6年能登半島地震」が能登半島全域を襲い、甚大な被害を及ぼしました。 この旅行記に記した輪島朝市の周辺は跡形もない焼け野原となり、私が珠洲焼を買った「てんだ」さんというお店も火災前に落ちたとみられる看板だけを残して全焼したようです。
その他、テレビを観ているとこの旅行で訪れた場所が次々と変わり果てた姿で映っていて、胸の塞がれる気分ですが、何より多くの人命と生活が奪われてしまったという日々の報道に言葉もありません。
月並みな言い方しかできない自分に腹が立ちますが、どうか能登の皆さんがこれ以上の悲しみ、苦しみを受けられることがないよう、ただただお祈りしたします。
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この旅行記へのコメント (22)
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- 旅姿さん 2024/02/05 15:58:08
- 思い出しました。「白枚千枚田」の棚田!
- ねんきん老人さん
投票ありがとうございました。
こちらも能登地方の旅行は、確か2度ほど行ってますが、初めはかなり昔ですが
1964年の5月のゴールデンウィーク。今でも思い出しますが、巨人の王選手が
4打席連続ホームランを打った時で、----どこを見たかあまり思い出せません。
2度目は輪島~曽々木海岸~禄郷崎周辺でした。
この時、バスのガイドさんが千枚田の棚田の紹介があり、窓ガラスに顔お付けて
観た覚えがあります。その時のガイドさんの説明が「実際には千枚(千段)ありま
せんよ~!」でした。傾斜地を階段状に作った「段々畑」を初めて見たときでした。
実際に歩いてみたとの事で、お疲れさまでした!
旅姿
- ねんきん老人さん からの返信 2024/02/05 20:23:30
- 何を覚えているか…不思議ですね。
- 旅姿さん、拙稿に書き込みをしていただき、ありがとうございました。
旅姿さんも能登旅行をなさっていたのですね。 王選手の4打席連続ホームラン、覚えています。 あれは1964年のゴールデンウイークだったのですか? そこまでは覚えていませんでした。
能登の白米千枚田もバスの中からご覧になったそうですが、そのときにバズガイドさんが「実際には千枚ありませんよ」と言ったことを覚えていらっしゃるとか。 考えてみると、私も遥か昔のことを断片的に覚えていたりしますが、ことの本質にかかわることではなく、その時に誰かが言ったたわいもないことが多いように思います。 そんなことをなぜ覚えているのか? もっと大切なことをなぜ覚えていないのか?
不思議ですが、旅姿さんも、棚田の歴史などではなく、実際には千枚ないというような、いわばどうでもよいことを覚えていらっしゃるということで、なんとなく安心しました。
振り返ってみると、私の旅の思い出も、だからどうだと言われそうなことばかりです。 それもまた旅の面白さかもしれませんね。
そんな思い出の端々を記した旅行記、人様にとっては何の価値もないものですが、どうぞこれからもお付き合いをよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- satom4traさん 2024/01/19 10:29:28
- 本当に気の毒なしかも日頃は他の所に住まいしていて被害にあった・・・
- 初めにニュースで知って、ふるさと納税で災害の寄付が流行りとかで実施したが、よく考えると今迄ある程度たってから、BK口座から赤十字を通じて実施だったが、ふるさと納税では石川県そのものにお礼品はないとしても、これでよかったか疑問を生じた。
被害の方々は旅行もあったかもしれないが、それより実家に久し振りに帰って正月早々の方もいて、大変な目に合っただけでなく、家に押しつぶされて亡くなった人が本日の報道では8割以上とか、朝市の所では更に出られなくて火事で亡くなった方も、本当に災害国日本を恨みたくなる。何故かここ数十年淡路阪神大震災から災害が多く重なってある。
それにしても今日も外国人買いか日経平均は上昇している・・・半導体の海外の日本工場設置など日本は期待されているが・・・
- ねんきん老人さん からの返信 2024/01/22 12:26:54
- Re: 本当に気の毒なしかも日頃は他の所に住まいしていて被害にあった・・・
- satom4tra さん、書き込みをありがとうございました。
仰るとおり、我々にできることは極めて限られていて、歯がゆい思いです。
人の運ははかり知ることができず、今回はたまたま能登に行ったから災害に遭ってしまったものの、場合によっては行かなかったために別の被害に遭うということもある得るわけですね。 たとえば、たまたま搭乗時間に遅れたために次の便に乗り換えた人が、そのおかげで飛行機事故に遭わずに済んだなどということがよくあります。
ですから今回の被害者たちに、能登のような地震多発地帯に行かなければよかったのになどと無責任なことを言うべきではないと思います。
何か大きなことがあると、にわか評論家が続出して、「ああすればよかった、こうしなければよかった」というようなことを言いだしますが、当事者にしてみれば何を御託を並べているんだと言いたくなるでしょう。
今我々は、出過ぎず、アンテナを張り続けて、自分にできることが見えたときには遅滞なく協力するということでしょうか。
私も自身の能登旅行の記憶がはっきりと残っているだけに、何かできないかと焦る思いですが、独りよがりの「出しゃばり」は避けるようにと自分に言い聞かせています。
ねんきん老人
-
- kiyoさん 2024/01/14 08:52:15
- 輪島の朝市
- ねんきん老人さん、
明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんいいねをしていただき、ありがとうございました。
輪島の朝市。
私は行ったことがないのですが、
能登の地震が起きる前に行っておけばよかったと後悔しています。
テレビで今の様子を見て、胸がつぶれそうになりました。
屠殺場に入るような気分で入ったお店で見つけた香炉。
素敵ですね。
まさに運命の出会い。
奥様は、焼き物もされていらしたのですか。
この香炉を見て、きっと喜ばれていると思いました。
切子ではなく、切籠と書いてキリコ。
キリコというものを、ねんきん老人さんの旅行記で初めて見ました。
「歓無極」は「喜びが尽きないこと」という言葉も知りませんでした。
ねんきん老人さんの旅行記は、毎回、知らないことを教えていただき、勉強になります。
悲しいニュースで始まった2024年ですが、
これで毒を吐ききったということで、
これから「歓無極」な毎日が始まるよう祈ります。
ねんきん老人さんも、どうぞ健康で楽しい一年をお過ごしくださいませ。
kiyo
- ねんきん老人さん からの返信 2024/01/14 14:30:37
- 歓無極が悲無極にならないよう・・・。
- kiyo さん、明けましておめでとうございます。 といっても手放しでお祝いできない正月になってしまいましたね。
輪島の朝市通りが焼け野原と化したテレビ映像を観ていましたら、私が珠洲焼きの香炉を買った「えんだ」さんという店が跡形もなくなって、焼ける前に地震で落ちたとみられる看板だけが映っていました。
朝市そのものはいつか再開されるでしょうが、通りの家並みは今とは別の近代的なものになるでしょうから、風情はまったく違ったものになると思います。
あの旅行で行った八世乃洞門が土砂で埋まっている映像も観ました。 見附島が崩れる様子も動画で観ましたが、もはや「軍艦島」という別称は使えないだろうと思うくらい形が変わってしまいましたね。
今回の能登一帯の地形変動は数千年に一度という規模のものだそうですから、これまでの能登半島のイメージはもはや消えてしまうのではないかと思います。
kiyo さんがこれから行かれたとしても、当分は地盤が安定していないでしょうから、能登の代表的な景観である「崖」の見物は無理だと思います。
被害に遭われた方々の悲しみとこれからのご苦労を思うと、とても正月気分に浸ることはできません。 私の関係する団体では恒例の新年会が開かれましたが、私は欠席しました。 急な欠席ですから会費は払いましたし、私が参加しないことなど、能登の方々には何の影響もないのですが、どうしてもそういう気分になれなかったのです。
kiyo さんの仰るように、これからは「歓無極」の日が続くことを祈りましょう。
kiyo さんも、どうか健康にご留意なさって、良い年を自ら作り上げるお気持で毎日を過ごしてください。
重ねて、ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- くみ♪さん 2024/01/13 10:26:00
- ねんきん老人さん、こんにちは!
- 輪島の朝市の写真をありがとうございます
もしかしたら、もう見れなくなってしまった風景かと思うと胸が痛みますね
輪島も千枚田も千枚田も塩田も能登半島ならではの風景ですね
いつか、見てみたいです
車中泊の旅は、お気楽で楽しいですよね
まだまだ、旅を続けましょうね!
お身体には、気をつけてくださいね~
旅行記楽しみにしています
- ねんきん老人さん からの返信 2024/01/13 14:49:14
- 胸の塞がる思いです。
- くみ♪さん、こんにちは。 書き込みをありがとうございました。
そうですね。 輪島の朝市はいつか復活するでしょうが、あの町並みはもう帰ってこないと思います。 あの朝市通りは古い家が密集している通りで、そこに並んだ露店も味わいがあったのですが、これから耐震・耐火にすぐれた近代的な家が並んでしまったら、雰囲気は相当変わると思います。
千枚田や塩田は残るでしょうから、くみ♪さんも是非いらっしゃってください。 ただ、珠洲市の見附島(軍艦島)はすっかり形が変わって、もはや軍艦島という呼び方はできないのではないでしょうか。
車中泊。私の場合はホテル代節約という単純な理由からなのですが、確かに気楽で、誰にも気を使わなくていいし、これからもできれば続けたいと思っています。
ただ、体も車もあとどれだけ持つか・・・それだけが心配です。
今年もお付き合いいだだけることを願っています。 どうぞよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- ちいちゃんさん 2023/12/18 10:57:05
- 漢字三文字なら
- ねんきん老人さん、相変わらず更新がないので腰でも痛めたのかしらと案じていましたが、先日コメントをいただいたので安心しています。と言いながら私はご近所の方に朝カーテンが開くかどうか、毎日心配していただいている身の上ですが。
漢字三文字、真っ先に浮かんだのが「美人局」、こういうのって知りたくない自分が出るのかしら、悲しくなりますが、好色漢と美人局はなかなかいい勝負になりそうです。
塩の道は岩手にもあって、沿岸から峠を越えて盛岡まで運んできた街道が今でも残っています。塩がなければお味噌も醤油も作れないんだから、有難味はけた違いだったんでしょう。お漬物も食べられなくなるし、私が旅先から帰ってまず確認することは冷蔵庫に入れておいたぬか床の状態です。お買い上げの器、香炉になさるようですが、夏にいただくお薄の器にもよさそうだし、大根ときゅうりの漬物を盛ってもおいしそう。良い器って懐が深いんですね。
ちいちゃん
- ねんきん老人さん からの返信 2023/12/18 12:46:52
- 美人局・・・縁がないのは幸せなのか、ザンネンなのか。
- ちいちゃんさん、こんにちは。
旅行記を投稿していないことでご心配をいただき、申し訳ありません。 実は美人局に遭ってカネの工面に駆け回っていまして・・・というくらい元気があればいいのですが、どうやら美人局の講習会でも「カネのなさそうな老人と精力の尽き果てた老人は相手にしないように」と教えているようで、私を狙う美人局は現れそうにありません。
腰は痛めていないのですが、以前からガタのきている脳味噌と頭蓋骨の隙間がどんどん広がってきて、息をするたびにそこを隙間風が通り抜けていくのです。
輪島で買った器が食事の際にも使えるのではないかとのご教示、ありがとうございます。
名案だと思いますが、私は料理ばかりでなく後片付けもできないので、毎日のおかずはプラスチックに入ったもの、つまり食後に洗わなくて済むものしか買わないのです。
ご飯も「さとうのご飯」をチンしてそのまま食べているので、食後はゴミ箱に捨てるだけ、とにかく私の食事が終わったあと食卓に残っているのはプラスチックばかりです。 その後に飲むお茶も「お~いお茶」です。
ということは、暇がたっぷりあるということでしょうから、フォートラの旅行記も書かなくてはと思ってはいるのですが、人間、暇があればあるほど怠け者になるという法則があるようで・・・。
いやいや、そういう開き直りはいけませんね。 美人局対策に追われなくていいのですから、その時間をパソコンの前で過ごすように心がけます。
パソコンの前で居眠り・・・これがまた気持いいんですよねえ。
ねんきん老人
-
- falcon38さん 2023/11/19 12:24:53
- ブタナ???
- ねんきん老人さん、こんにちは。
塩田、いいですね。
旅先でのさまざまな思いを拝読し、とても勉強になります。
ところでタンポポの写真ですが、やや違和感を感じました。
手前の6つの花もそうですが、後ろの3つの花は茎がとても長く見えます。
自信はありませんが、ブタナのように見えました。以下のブログにブタナの全体の写真が載っておりますが、こんな感じではありませんでしたでしょうか?
タンポポ?いえ、ブタナです:茎が長いタンポポに似た植物【雑草】
https://tamamika.com/catsear/
- ねんきん老人さん からの返信 2023/11/19 16:41:25
- 汗顔三斗の思いです。
- falcon38 さん、こんにちは。 旅行記記載の花はタンポポではなくブタナであろうとのご指摘、ありがとうございました。
改めて調べましたところ、falcon38 さんのご指摘の通りだということが分かり、大いに恥じ入るとともに、間違ったままこの先ずっと過ごす愚を犯さずに済んだことに胸をなでおろしています。 酒の席などで「能登の白米千枚田にはタンポポがいっぱい咲いてるぞ」などと喋らなくて良かった・・・。
旅行記本文のタンポポの箇所には、falcon38 さんからご指摘いただいて調べ直したところ、私の間違いだった旨、追記しました。 ご確認の上、さらに間違っていたら再度ご注意いただければ幸いです。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- yamayuri2001さん 2023/10/16 15:11:22
- 懐かしい能登半島・・・
- ねんきん老人さん、こんにちは。
輪島に行ったとき、キリコ会館は確かにあったのですが、
時間もあまりなかったので、スルーしてしまいました。
ねんきん老人さんの旅行記を拝見して、
行っておけばよかったなと後悔しました。
素晴らしいですね。
見ごたえありますね。
高山祭りの屋台会館で、高山祭に使用される
祭屋台を見た時の事を思い出しました。
白浜千枚田も、オタマジャクシの季節に行くと、
ワクワクするような景色なのですね。
私は台風の最中に行ってしまったので、
千枚田をじっくり見ることができませんでした。
さらに見附島に着いたときなどは、
傘さえ させないぐらいの暴風でしたので、
こちらもチラ見しただけでしたけれど、そのうち地震で崩れてしまいましたね。
残念です。
その時に貪欲に見ておかないと、
後で見れなくなる風景もあるんですね。
yamayuri2001
- ねんきん老人さん からの返信 2023/10/16 17:41:00
- 知ってれば寄ったのに、と後悔ばかりです。
- yamayuri2001 さん、こんばんは。 共通体験についての書き込み、ありがとうございました。
仰るとおりですね。 そのときはたいして興味がなかったり時間が足りなかったりして寄らずにいた所について、その後何かを読んだり聞いたりして「なんだ、そんなものがあったのか! 知ってれば無理してでも寄るんだったな」と思うことはしょっちゅうです。
思えば後悔のない旅行はなかったくらいで、私は「日本列島は見落とし列島」だと思っているくらいです。
高山の屋台会館にも妻と一度、バスツアーで一度行きましたが、その後に詳しい記事を読むと、あれもこれも見落としていたことが分かり、愕然としました。
yamayuri2001さんは台風のさ中に能登半島を回られたようで、それは確かに勿体ないことでしたね。
台風に傘を煽られながら千枚田を見下ろすというのは、せっかくの千枚田の良さが味わえないのではないでしょうか。
見附島も、島までを石伝いに歩いたりしてすぐそばで仰ぎ見ると圧倒される景観ですが、雨の中で砂浜から見るだけでは残念です。
でも私は、そういう体験をするたびに、もう一度そこに行くモチベーションが湧いて、それはそれでいいのだと思ってきました。 もう行く機会はないだろうと思うような場所でも、案外また行く機会に遭遇するものですね。
さすがに昨今は自分の年齢を考えて、「本当にこれが最後だ」と思うようになりましたが、yamayuri2001 さんはまだまだいくらでも機会があるのですから、残念だと思った気持を忘れずに、次のご旅行を計画してください。
ねんきん老人
-
- nimameさん 2023/10/15 17:00:06
- 能登半島(^^)
- ねんきん老人さん・こんばんは^^
能登半島キリコ読みました~
nimameもキリコと言えばグラス・我が家にもお土産にもらい飾ってあります。
毎日使えば味があるのに割ったら困る!!
と盆と正月だけ使います。
自分でバカみたいと思います(笑)
でもねんきん老人さんのキリコは違いますね!
読むまでまるで知りませんでした。
幾つになっても勉強になりますね(#^.^#)
nimameも遥か昔能登半島へ行きたくて車で寝ながら一周しました。
その時にすず塩田村と白米千枚田も見ましたよ。
何時行ったのか何も記憶に無くて( ノД`)
只記憶にあるのは千枚田でへびに会ってしまった!
それだけ鮮明に覚えているので夏かな??
そして夕食に刺身良いですね(^^♪
でもその後のトイレで朝を羽目になった~って!
まさかお腹壊して・・それが気になります!!
nimame
- ねんきん老人さん からの返信 2023/10/15 18:47:57
- へび!? 知らなくて良かった~!
- nimame さん、こんばんは。 書き込みをありがとうございました。
nimame さんもカットグラス(切子)をお持ちでしたか。 確かに綺麗ですが、いかにも繊細で、楽しむより割らないようにということにばかり注意がいってしまいますね。
私の家にもあることはあるのですが、妻が死んでからはたぶん一度も使っていません。
nimame さんも能登半島を車中泊で回られたのですか! また共通体験ができました。
いつも nimame さんのご旅行記は溢れる行動力と人並み外れた体力に圧倒されるばかりで、読後感は「俺にはできねえっちゃ」というのが常ですが、同じ所に行かれたと聞くと、「よっしゃ!」という気になります。
ただ、白米千枚田でへびに出遭ったとか。 もし私がそれを事前に知っていたら、絶対に田んぼに下りては行かなかったと思います。
私は、神が造りたもうた唯一の失敗作がへびだと思っているくらいで、へびと聞いたらもう一目散に退散です。
知らぬが仏とはよく言ったもので、あの千枚田での散策は貴重な上にも貴重な体験でしたが、今となってはもう二度と行ける場所ではなくなりました。
トイレで朝を待ったのは、単に車のドアがなぜかロックされてしまったというだけのことですが、夜というのがあんなにも長いものだとは初めて知りました。 雨というのがあんなにも非情なものだということも。
nimame さんのご旅行記は読むたびに羨望を覚える活き活きしたものばかりですが、私のものはどれも情けないものばかりで、人生にもいろいろあるのだなということを痛感します。
まあ、棺桶に片足を突っ込んだまま医者通いをしている老人ですから、つべこべ言わずにnimame さんの溌剌とした行動を自分に置き換えて疑似体験をしてゆこうと思っていますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。
ねんきん老人。
-
- チーママ散歩さん 2023/09/27 21:38:14
- 磯野貴理子さん!って答える人は...いませんね。
- 先生こんばんは。
タイトルのキリコ、切子、
それはなんだと問われれば
「磯野貴理子さん」しか頭に思い浮かばなかった
バカな生徒はどこの誰でしょうね。( ´艸`)
輪島の山車がキリコと呼ばれることも知りませんでした。
何を見ても「山車」と覚えて、学ぼうとしないのは
私の悪い所で成長しないのです。
りんごの種類も沢山あって、普通種類で呼びますよね。
もちろん 有名どころわかりますが、
それ以外は全て「りんご」と呼んでしまう。
だめですね。
輪島に行った時にどこかで目にしていたのでしょう
けれど、もったいない事をしました。
しっかり見て来ればよかったです。
今先生の旅行記でまじまじと拝見しました。
キリコの意味もインプットされました。
しかし、ズラリと並ぶ様子は迫力あります。
朝市。
亀のごとく手足ひっこめて真ん中を歩く先生の
異様な雰囲気を想像して笑ってしまいました。
そんな中 素敵な香炉が見つかってよかったですね。
たまには売り子のおば様に従ってみるのも
いいものとの出会いがあるものなのかもしれませんね。
鮨のつまみに刺身を頂くお夕食の豪華な事。
トイレで朝を待つ羽目になる大事件が大変
気になります。
- ねんきん老人さん からの返信 2023/09/28 07:34:38
- 誰だって磯野貴理子さんが頭に浮かぶと思います。
- チーママ散歩さん、おはようございます。 いつもながらのだらだらとした旅行記に丁寧な書き込みをありがとうございました。
キリコと聞いて磯野貴理子さんが頭に浮かぶとのお話。 誰でも自然に浮かぶと思います。 私もそうだったのですが、旅行記に書くのをはばかっていたら、チーママ散歩さんに書かれてしまいました。
「りんご」の話も仰る通りです。 私はふだん「ビール」という言葉を当たり前だと思っていて、居酒屋などでも「ビール」とか「なま」というように注文していますが、外国に行くと、ほとんどどこの国でも「ビール」ではダメで、「バドワイザー」とか「ハイネケン」というように銘柄で言わないと持ってきてくれませんね。
「りんご」に対する思いの強い人は「ふじ」とか「陸奥」というように品種名で呼ぶようですし、ぶどうに対する思いの強い人は「ぶどう」と言わず「マスカット」とか「クイーン」と言うようです。
そうそう、以前ニュージーランドの牧場に行ったとき、草原を埋め尽くすような牛の群れを見て、「ここでは何頭ぐらいのカウを飼っているのか」と聞いたことがあります。
牧童は顔色一つ変えずに「一頭もいない」と答えました。 私は自分の発音が悪いのかと思って何度か聞き直したのですが、答えは同じでにべもありません。「こんなにいるじゃないか」という私の言葉に牧童はやっと分かったという顔で、「ここにいるのはブルで、カウはいない」と答えました。
牛に深くかかわっているニュージーランド人にしてみればカウとブルはまったく別物なのですね。 日本人は牛とのかかわりが浅いので、なんでも「牛」で片付けてしまいます。
私たちの日常でりんごやぶどうに対するかかわりや思い入れの深浅が呼び方にも表れてくるのだと思います。
朝市で声を掛けられてしまった唯一のおばさんにあっさりと負けて入ってしまった珠洲焼のお店。 自分としてはすばらしい器に出会えたと喜んでいます。 もう少し勇気をもって店を覗く修行をした方がいいかも知れませんね。
雨の中、トイレで朝を待つ事件・・・次回の旅行記を読んでいただこうという魂胆で思わせぶりな書き方をしましたが、実は車のドアがなぜかロックされてしまい、朝になってJAFを呼んだというだけのことです。
早々とネタバレになってしまいましたが、期待を裏切る後ろめたさに耐えられず・・・。
ねんきん老人
-
- ふわっくまさん 2023/09/25 07:26:55
- キリコ・・
- ねんきんさん、おはようございます。
冒頭のキリコはカットグラスの細工を思い出すというクダリで、妹も同じように言っていたのを思い出しました。
角を取った直方体を指すそうで、また一つ勉強になったと思います(^_^)
さて輪島朝市で、中を覗けば買わされてしまうそうで・・
けれど珠洲焼の器を香炉にされたのは、奥様も喜ばれているように感じました。
・・色合いといい、素敵な逸品でしたね。
白米千枚田のオタマジャクシは、久々にお目にかかった気がします。
除虫菊・・私、つい最近マーガレットって、書いてしまいました(^^;)
それから垂水の滝と空の雲が、とても味わいがあり・・
・・製塩場や見附島まで、たくさん観て来られたのですね。
ラストの1枚⇒お刺身やお寿司、新鮮かつ肉厚で美味しそうでした。
ふわっくま
- ねんきん老人さん からの返信 2023/09/25 19:44:29
- 家にいる毎日は、張り合いのない毎日です。
- ふわっくまさん、こんばんは。 拙稿への書き込み、ありがとうございました。
香炉として買った珠洲焼の器を褒めていただき、ありがとうございました。 焼き物のことなど何も分からない私ですが、あの器は見た瞬間に気に入りました。 朝夕線香を立てていますが、飽きがこず、妻も喜んでいるだろうと勝手に思っていたもので、ふわっくまさんに褒めていただいて一層良いものに見えてきました。
除虫菊とマーガレット。 違うものらしいですが、私には分かりません。なんとなく、除虫菊は天然、マーガレットは園芸種というような区別をしていましたが、もちろんそういうことではなく、近種ではあっても別の植物なんですね。
私のような年寄りは、金鳥蚊取り線香の箱に描かれている除虫菊しか知らず、マーガレットというようなカタカナ名の花はそもそも知らないのです。
夕食の刺身。 確かに肉厚でした。 ふだんスーパーで買っている刺身は薄くて噛み応えがないのですが、あのときはさすが市場だけあって、十分な厚みがあったことを覚えています。
最近は物価高のせいか、薄いだけではなく、枚数も減って、仕方なく2パック買ったりしていますので、市場の刺身はいいものだなと思いました。
我ながら情けない独身生活です。
ようやく朝晩がいくらか涼しくなってきましたが、また近日中に暑くなるとテレビで言っていました。 どうぞ十分ご注意をなさって、また紅葉狩りにでもお出かけになってください。
ねんきん老人
-
- ねんきん老人さん 2023/09/23 16:46:03
- 言葉が軽いですね。
- 熟年ドラゴンさん、書き込みをありがとうございました。
仰るとおり、「籠」を「コ」と読ませることは不自然ですし、切子灯籠を「切籠」と略すのもおかしな話です。 灯を入れる籠は「とうろう」ですから、切子の「切」とつなげて一語にするのも意味が分かりません。
切りだしナイフのことを「切だし」と言ったり、出刃包丁を「出刃」と言ったりするように、切子灯籠のことを「キリコ」と言うのは分かりますが、だったら切籠ではなくて「切子」とした方が自然だと思います。
まあ、深い考えがあって切籠としたのではなく、誰かが間違ってそう書いたのが定着してしまったのではないでしょうか。 「ハンパない」とか「ヤバイ」とか、間違った言葉遣いがたちまち広まってしまう事例を見ると、言葉というものはかなりいい加減なものだと思ってしまいます。
ねんきん老人
-
- 熟年ドラゴンさん 2023/09/23 05:05:17
- おはようございます。
- <キリコとは切子灯籠(きりことうろう)の略称ながら、切子ではなく、切籠と書いてキリコと読ませているのだとか。 ちょっと無理があるような。
旅籠と書いてハタゴ、妻籠と書いてツマゴなのでキリゴなら読めそうですね。
しかし籠はロウ、カゴ、コもるなので、そもそもゴと言う読みが変ですよね。
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