2023 8月 18きっぷの旅 東北(12)

2023/08/28 - 2023/08/28

2023年8月28日(月)　第７日目 後半
★小出ー水上ー新前橋ー高崎ー東京ー新大阪ーー自宅。
★上越線・両毛線・高崎線上野東京ライン・東海道新幹線

★青春18きっぷ利用の鉄道ひとり旅。昨夏も出かけた東北を再周遊。
１日目 大阪から夜行バスで仙台へ。
２日目 女川まわって三陸海岸を進み宮古泊。
３日目 大湊まで北上して反転、盛岡泊。
４日目 北上横手角館大館とぐるり右回りして盛岡に戻る。
５日目 「己」の字の形で岩手県内をまわって気仙沼泊。
６日目 一ノ関から仙台、いわき経由で郡山、会津若松泊。
７日目 只見線。北陸まわりをやめて、東京から新幹線で帰阪。

エリア 越後湯沢・中里・岩原(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

2023年8月28日(月)　10:45 ＪＲ小出駅。
只見線完乗めでたしめでたし。ここから大阪まで今日中に。けちけち旅行ゆえ北陸まわり予定も、大雨による遅延箇所ありのため、大事とって東京から新幹線で。

小出駅 駅

上越新幹線も使えばもっと楽なのですが、そんなに早く帰らなくてもね。で、そう言ってる間に、ここにも大雨が襲ってきました。

大粒大粒、ホーム屋根をたたく音がバリバリけたたましかったです。上越線に乗るのですが。運行は大丈夫なのかな。

よく見るとおもしろい形のホーム屋根の骨組み。

上越線も初めてなのです。険しい山越え、ループのトンネル、地中深くの「土合駅」など、わくわくなのでした。

11:10発の水上行き入線。ほぼ満員で、一番前に立席となってしまいました。

前面車窓付きなので立ちでも満足です。でも雨やまないかな～。

電化複線かつ直線多くて、めちゃ快走。

空が明るくなってきました。日本海側の雨雲から遠ざかりつつ、なので当たり前か。

11:31「六日町駅」到着。ここで降りて北越急行ほくほく線にチェンジすれば当初の計画どおり。しかし遅延情報は出たまま。定刻で運ばなければ直江津で大時間ロスになる。

六日町駅 駅

この六日町から乗る列車が時間通り出るのかがすでに未知数。さっき決めたとおり、このまま上越線で関東平野に入りましょう。

新潟の美田の上に真っ黒の雨雲が残りつつ青空も見え隠れ。

上越新幹線の高架も時折見え隠れ。

美しい山容の山々も見え隠れです。

ヨーロッパを思わせるキレイな建物。リゾートホテルとかでしょうか。

「じょうえつこくさいすきーじょうまえ」。
２行書きにすればもっと文字大きくできるのに、なぜその工夫しなかった？　頭悪いですね、こういうのすごくいや(怒)

上越国際スキー場前駅 駅

冬場はにぎわうのでしょうね。コロナだったからこの冬から本格的に？

標高が上がってきました。スキー場があるくらいだから当たり前。

山々へ向かって突き進む上越線。

どこの駅だったか？　この車両って何？…北越急行が乗り入れてるんですね。

11:50頃「越後湯沢駅」で停車時間がありました。ずっと立ちん坊で足が疲れました。でも、この先こそが前面車窓の醍醐味の山越え区間です。引き続き右窓前をKEEP。

前方の風景。おおお、勾配が感じられます。

駅舎の方に行くほど時間は無かったのです。

越後湯沢駅 駅

あっちからのが来ました。

さてこっちも出発。実はひと頃までここを「上越本線」だと思ってました。幹線路線のイメージ強かったので。となりに「信越本線」がありましたし。

上りと下りが分かれる所です。新幹線開業で第３セクター化区間ができてズタズタになった「日本各地の〇〇本線たち」ですが、この上越線は本線じゃないのにＪＲのままなんですね、偉大。

この上り線は、もともとあった古い山越え線。ループ状のトンネルや抜けたら雪国の国境の長いトンネルなどを通るルート。

地下深い「土合駅」は下り側です。いつかまたそっち側も通りたいです。

たぶん「土樽駅」

長いあのトンネルに入ります。

長いあのトンネルを出ます。

地上の方の「土合駅」到着。

これは？　あっち側に行く通路の扉？　地下駅の情報ばかりで、地上側のことあまりわかっていません。誰かレポートして。

駅名表示板。やや古めかしい。

土合駅 駅

眼下にちらりと見えた線路!!　ループのトンネルがもうひとつあるのであそこへ下りて行くのでしょう。真っ暗だからループになってることは実感できませんが。

小さな鉄橋も数々。ほとんどカーブレール。

「湯檜曽(ゆびそ)駅」、「土合」だけでなくここも下り側が地中駅です。

険しい山越えを終え、徐々に高度を下げながら関東平野へ。

12:56「水上駅」到着。群馬県の奥地の中心地。18分しかないですが、せっかくなので駅前へ。

水上駅 駅

駅前の様子。温泉でも有名な観光地。あと、登山系の拠点。

顔出しパネルあり。

奥の建物、廃旅館でしょうか。

改札口まわり。

新潟色のあれは再び山を越えて戻っていきます。

観光ＳＬ列車が来る駅。高崎機関区を表す「高」の文字が誇らしげ。「D51 498」名機です。

駅名表示も統一デザイン、いいですね。

さてさてやって来たのはコレ。13:14発の新前橋行き。

登山客ふうの人たちも、わらわら下りてきました。

出発進行です。すっかり良い天気に。おもしろい形のお山。

「沼田駅」、時間があれば行ってみたい町「沼田」。真田氏ゆかりの地、かつ、典型的な河岸段丘地形としてブラタモリでも取り上げられました。

ここで降りると、やはりずいぶんの時間ロスが出てしまいます。またいつか…。

河岸段丘や～、とあのブラタモリに思いを馳せました。

渡河。調べるとやはり「利根川」でした。

大きな山。たぶん「赤城山」です。利根といい赤城といい、旧日本海軍の著名艦。そう言えば先日、航空母艦赤城の海底撮影映像を見ました、感激感激(泣)。

「新前橋」から両毛線ちょっと乗って、14:20「高崎駅」到着。去年乗った上信電鉄の乗り場にもちょっと顔出したかったですが、

高崎駅 駅

８分しかない乗り継ぎなのでやめておきました。ここから先は本数が多いので、１本２本遅らせても大きな影響はないのですけど。

14:28発の高崎線(上野東京ライン)沼津行き。この旅で乗ってきた列車とは、全く違う多両編成…、10両？12両？あらためての驚き。

赤城山はわりといつまでも見えていました。東京都内に入ってから通過駅が出だしました。沼津まで行ってしまおうか…とは一瞬考えたのですが、

そんなことしても、あまり新幹線代の節約にはならないのでした。で、16:26「東京駅」到着。

せっかくだからここだけは来ておかないと！　暑かったです！　実は、浅草に寄って人形焼きを土産に買って帰ろうとしていました。浅草寺の御朱印もGETしそびれていたこともあり。

東京駅 赤レンガ駅舎 名所・史跡

でも、この高気温で屋外の人ごみ歩くの自殺行為…と思いやめておきました。それでよかったかもしれません。

人形焼は東京駅で買えました、めでたしめでたし。

ローカル線乗り継ぎ乗り継ぎでは、日中はいつも腹具合に気を付けています。腹いっぱい食べないように、水分も少しずつお酒はＮＧ…と、決めているのですが。

新幹線なので大丈夫！　ビールとおつまみ系を買って指定席へGO?　
新大阪止まりは吉。17:09発の新大阪行きのぞみ429号。

平日の夕方ですが空いてましたよ。

17:38、どの辺だったか。運良く富士山が撮れました。
19:46に新大阪到着。遅くならないうちに帰宅できました。北陸まわりだったら遅れ無しでも23時半頃の帰宅だったので、新幹線ルートにしていてよかったです。

おわり

別日の写真です。大阪梅田のヨドバシカメラ。「スケジュール編集」の位置情報ために利用。

大阪駅 駅