2023/08/14 - 2023/08/18
1001位(同エリア1307件中)
かかかかかかかかかかさん
- かかかかかかかかかかさんTOP
- 旅行記38冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 12,357アクセス
- フォロワー3人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
今まで四国には何度も訪れていますが、行った事の無い場所はまだまだいっぱいあります。
そこで今回は、四国を端から端まで行ってみようという事で、有名観光地からあまり知られていない穴場スポットまで、四国を満喫しようと思います。
そして、自分のコレクションである証明書もゲットしてきたいと思います。
それでは、四国に向けて出発です!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2023年8月14日 月曜日。
今回の旅の目的地は四国です。
本州から四国に渡る連絡橋は、明石海峡大橋、瀬戸大橋、しまなみ海道と3ヶ所ありますが、今回はしまなみ海道を渡って上陸します。
という事で、旅のスタートはしまなみ海道の大島にある『亀老山(きろうさん)展望公園』からです。
こちらの展望台からは、しまなみ海道随一と言われる絶景を見る事が出来ます。亀老山展望公園 名所・史跡
-
また、絶景を眺める事が出来る『パノラマ展望台ブリッジ』は、建築家の隈研吾氏による設計で、デッキ以外のほとんどが地中に埋設された斬新なデザインの展望台です。
地中に埋まった展望台って、どんな展望台なんでしょう? -
展望台の入り口には、山の名前にちなんだ亀の石像があります。
-
展望台の入り口は、亀が見つめているあちらです。
では、しまなみ海道随一の絶景を見に行ってみましょう。 -
展望台までは階段が続いていますが、確かに山の中に埋まっています。
-
ブリッジまで上がって来ました。
何だか複雑な造りになっています。 -
展望台は南北の両端に展望デッキがあり、2つのデッキはブリッジで繋がっています。
周囲には樹木が植えられており、自然景観を守る為に外からは見えない造りになっています。 -
こちらが標高307.8m、南側の展望デッキからの眺めです。
眼下には、世界初の三連吊橋である『来島海峡大橋』と、日本三大急潮のひとつ『来島海峡』が一望出来ます。
そして、橋の向こう側が、今回の旅の目的地である四国です。
天気はいまいちだけど、多島美の絶景です!
この眺めは、2017年に『旅好きが選ぶ!日本の展望スポットランキング』で第2位に輝いたそうです。 -
対岸に見える街は今治市です。
天気が良ければ西日本最高峰の『石鎚山』も眺める事が出来るそうですが、今日は無理そうです。
今回の旅では、石鎚山にも登る予定です。 -
そしてこちらは北側の展望デッキからの眺めです。
こちらからは瀬戸内海の島々を見渡せます。
多くの船が行き交っていますね。 -
大きな客船が来ました。
あんな船でのんびり旅をしてみたいですね。
では、いよいよ四国に上陸しましょう。 -
四国に上陸しました。
やって来たのは、本日の宿泊地である松山です。
松山に来たら、一度はやってみたいこれ!
蛇口から出るみかんジュース!!
この蛇口は松山市内や道後温泉に何ヶ所か設置されていますが、その中から今回は『えひめ愛顔の観光物産館』でいただこうと思いやって来ましたが、まさかの売り切れ!
蛇口なのに売り切れる事なんてあるの~!?
しかし、観光物産館の前にある『鯛めし もとやま』さんの店先にもあったので、こちらでいただきます。
良かった~。 -
愛媛のゆるキャラ『みきゃん』も笑顔で勧めています。
では、いただきましょう。 -
まずは料金箱に200円を入れて紙コップを取り出します。
-
そしてこの矢印の所にある蛇口を捻ると、みかんジュースが出てきます。
-
おーっ!!
出てきた出てきた!
本当に蛇口からみかんジュースが出てきました。
コップにどれだけ入れるかは各々のさじ加減になりますが、多くても少なくても一杯200円です。 -
蛇口から出てきたみかんジュース、さっそくいただきましょう。
ほぉー。
普通の濃厚なみかんジュースです。
皆さんも話しのネタにいかがでしょうか? -
続いては、路面電車に乗って移動します。
やって来たのは・・・? -
道後温泉駅です。
松山に来たからには、道後温泉はマストです。道後温泉駅 駅
-
こちらは道後温泉駅の駅舎です。
レトロで良い雰囲気を醸し出していますね。
しかも、駅舎の中に某有名コーヒ店が入っています。 -
駅舎の隣にあるこちらは『坊っちゃん列車』です。
日本初の軽便鉄道(一般の列車より小型のもの)で、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の中で『マッチ箱のような汽車』として登場しており、主人公の坊っちゃんがこの列車に乗った事からそう呼ばれる様になりました。
現在は観光列車として、土日祝日のみ松山市内を走っています。 -
駅の正面にある広場は『放生園(ほうじょうえん)』です。
伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)の境内にあった『放生池(ほうじょうち)』という池を埋め立てた場所だそうです。放生園 公園・植物園
-
こちらは、放生園のシンボル『坊っちゃんカラクリ時計』です。
道後温泉本館の振鷺閣(しんろかく)をモチーフにした時計で、午前8時~午後10時までの1時間毎に軽快なメロディに乗って時計台がせり上がり、小説『坊っちゃん』の登場人物達が出てきて見ている人達を楽しませてくれます。
土日祝日やゴールデンウィーク、年末年始、3月、4月、8月、11月には30分毎にこのからくりが発動するので、観光シーズンは見れる確率が上がりますが、今回は残念ながらタイミングが合わず、見る事が出来ませんでした。 -
からくり時計の横には足湯もあります。
道後温泉本館と同じお湯を使用したかけ流しで、無料で浸かる事が出来ます
利用時間は午前6時~午後11時です。
皆さんさっそく道後温泉のお湯を満喫しています。 -
道後温泉駅から道後温泉本館までは商店街が続いています。
この商店街は『道後ハイカラ通り』と言い、飲食店やお土産物店が軒を連ねています。 -
商店街はハイカラに装飾されています。
-
松山と言えば、四国銘菓『一六タルト』ですね。
お土産で購入しました。 -
あそこがハイカラ通りの出口です。
あれ!?
出口を出た所にハイカラでないド派手な物があります。
何だろう?
確か、あそこに道後温泉本館があったはずだけど・・・ -
何じゃ、コリャ!?
辺り一面極彩色の高い壁が建ってます。 -
極彩色の壁沿いに裏に回ると・・・ありました!
ここが道後温泉本館です。
3,000年以上の歴史があり、聖徳太子も訪れたと言われる日本最古の温泉で、日本書紀や万葉集にも登場し、兵庫県の有馬温泉、和歌山県の白浜温泉と共に『日本三古泉』の一つに数えられています。
国の重要文化財に指定された公衆浴場で、2009年に発行されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、最高位の三つ星を獲得しています。
歴史を感じる重厚感のある趣きですね。
2019年から2024年までの間は保存修理工事の為、入り口のあるこちら側以外は極彩色の壁に囲まれていますが、入浴は可能です。
1階にある『神の湯』と『霊の湯』のうち、現在は『霊(たま)の湯』で入浴する事が出来ますが、休憩室がある2階と3階は休館しています。
利用時間は60分で、入浴料金は460円也。
ボディソープやシャンプー等は備え付けておらず、タオルのレンタルも別料金(タオル50円、バスタオル200円)です。道後温泉本館 温泉
-
営業時間は午前6時~午後11時ですが、この日はお盆期間と言う事もあり観光客が多く、午後6時の時点でもう札止めとなっていました。
何てこった~!! -
極彩色の壁の中は修理工事中の為、足場が組まれています。
-
こちらは、道後温泉本館の向かいにある『道後温泉 つもりの愉(ゆ)』です。
修理工事で現在入浴出来ない『神の湯』の浴室を再現した作品で、実際に神の湯に入浴している様な写真を撮影する事が出来ます。
残念ですが、ここで写真を撮って良しとしておきましょう。
道後温泉はその昔、足を痛めた一羽の白鷺が岩間から湧き出ている温泉を見つけ、毎日その温泉に足を浸しているうちに傷が癒え、勇ましく飛び去ったと言われています。
これを見た村人達は大変不思議に思い入浴してみると、爽快で疲労が回復すると共に、病人もいつの間にか全快した事から、温泉を療養・湯治の場として利用する様になったそうです。
この伝説によって、白鷺が道後温泉の象徴となっています。 -
道後温泉と言えば、やはり夏目漱石の小説『坊っちゃん』ですね。
こちらは『道後温泉 つもりの愉』のすぐ横にある『漱石坊っちゃん之碑』で、坊っちゃん発表百年を記念して2006年に建立されました。
石碑には坊っちゃんの冒頭の一節が記されています。 -
残念ながら本館には入れなかったので、別館にやって来ました。
-
こちらが『道後温泉別館 飛鳥乃湯泉』です。
『湯泉』と書いて『ゆ』と読みます。
本館の歴史を感じる外観とは異なり、明るくおしゃれなデザインです。
その名の通り飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトで、2017年に開業しました。
泉質は本館と同じアルカリ性単純温泉で、全国でも珍しい無加温、無加水の源泉かけ流しの『美人の湯』を満喫する事が出来ます。
館内は大浴場の他に、本館には無い露天風呂も楽しめます。
こちらは待ち時間なく入れそうです。
利用時間は90分で、1階の浴室利用のみだと入浴料金は610円也。
今回は道後温泉をゆっくり満喫したいので、入浴後に2階の大広間で休憩が出来るコースで入りたいと思います。
利用時間は同じ90分で、入浴料金は1,280円也。
ボディソープやシャンプー等は備え付けられていますが、タオルのレンタルは別料金(タオル50円、バスタオル200円)です。
飛鳥乃湯泉では、他にも入浴後に個室で休憩出来るコース(1,690円)や、2階の特別浴室に入れるコース(要予約、1,690円+1組2,040円也)と多彩なコースを楽しむ事が出来ます。飛鳥乃湯泉 温泉
-
湯屋の前に広がる中庭は『ハダカヒロバ』と言われ、床面には写真家の蜷川実花氏の花の写真が約230点敷き詰められた『飛鳥乃湯泉インスタレーション』と呼ばれる作品となっています。
この作品が、おしゃれな建物をより際立たせている様に感じます。 -
こちらは飛鳥乃湯泉のエントランスです。
館内は『太古の道後』をテーマにし、道後温泉にまつわる伝説や物語などを愛媛の伝統工芸と最先端のアートがコラボした作品で演出されています。
外観と違い、落ち着いた雰囲気となっています。 -
入浴のみで入った人はそのまま1階の脱衣室に行き入浴となりますが、自分は大広間で休憩出来るコースで入ったので、まずは2階の大広間に向かいます。
-
2階に上がって来ました。
こちらは約60畳ある大広間です。
温泉から上がったら、ここでゆっくり休憩が出来ます。
エアコンがキンキンに効いていて、湯上がりにはちょうど良さそうです。 -
大広間には一人一席ずつ席が用意され、こちらでくつろぎます。
浴衣も準備されています。 -
席には館内の案内図もあります。
-
大広間の利用方法もあります。
利用時間の90分は、室内の時計を見ての自己判断になります。
では、更衣室で浴衣に着替えて、温泉に入りに行きましょう。
大浴場は愛媛の伝統工芸品である砥部焼の陶板壁画があり、30分おきに和歌の世界観を楽しめるプロジェクションマッピングが上映されます。 -
という事で、温泉から上がって来ました。
いやぁ、さっぱりしたー!!
湯温は42℃で自分としてはちょっと熱めでしたが、『美人の湯』に存分に浸かってお肌がツヤツヤになった気がします。
入浴後は大広間に戻って冷たいお茶とお茶菓子がいただけます。
お茶はお代わり自由です。
大広間で休憩出来るコースで入ったからこその『おもてなし』のサービスです。 -
入浴後にいただけるお茶菓子はこちら!
『つばき花餅』です。
松山市の市花である椿をモチーフにしたデザインで、松山の郷土菓子『しょうゆ餅』の味わいを生かしたやわらかなお餅の中に、伯方の塩をほんのり利かせた白餡とカスタードクリームが入っています。
中心に愛媛県産のゆずと米粉を添え、全体に氷餅がまぶされた見た目も可愛らしいお菓子です。
こちらのお代わりは出来ませんが、美味しかったのでお土産に購入しました。 -
湯上がりにはうちわも無料で借りる事が出来ます。
このうちわ、変わった模様が描かれていますね。
この模様は『湯玉(ゆだま)』といい、道後温泉のシンボルマークだそうです。
湧き上がる温泉の泡をイメージしたとも、神社の宝珠が元になっているとも言われています。 -
大広間にはテラスもあり、ベンチに座って外気浴を楽しめます。
-
こちらはテラスからの中庭の眺めです。
中庭がライトアップされていて良い眺めです。 -
という事で、時間になったので外に出て来ました。
湯屋に照明が点いて、昼間とはまた違う幻想的な雰囲気になっています。
温泉に入るだけでなく、湯上がりに和室でゆっくりお茶とお茶菓子をいただき、90分のんびりくつろいだのでとても癒されました。
また松山を訪れた際は来たいと思います。 -
中庭に湯玉に似た石があります。
この石は『湯玉石』と言い、お湯を掛けて願い事をするパワースポットだそうです。
自分も今回の旅の安全を祈願します。 -
道後温泉本館の近くにある『坊っちゃん広場』まで移動して来ました。
-
広場の入り口では、浴衣を着た湯上がりの髭のおじさんが迎えてくれます。
この方は、坊っちゃんの主人公なのかな?
自分は坊っちゃんを読んだ事がないので、よく分かっていません。 -
広場内には愛媛県の郷土料理『じゃこ天』が食べられるお店や、ジェラート店、足湯カフェなどの飲食店があり、昼間はイベント等も開催されるそうです。
広場の入場は無料です。
おやっ!?
奥に人が集まっていますよ。
行って見ましょう。 -
広場の地面に鳳凰が描かれています。
そして壁には宇宙が。
こちらは『ブラックライトアート』で、昼間は白く見えますが、夜間に紫外線ライトを当てる事で色鮮やかな絵が浮かび上がります。
プロジェクションマッピングとはまた違う幻想的な感じです。 -
さて、温泉に浸かってあちこち見て回っていたら、だいぶ時間も遅くなってしまいました。
そろそろ夕食にしましょう。
今晩は『かどや』さんでいただきたいと思います。かどや 道後椿坂店 グルメ・レストラン
-
愛媛県と言ったらやっぱり『鯛めし』ですね。
鯛めしは地域によって大きく二つに分けられるそうで、東予地方や中予地方では『北条鯛めし』と呼ばれ、鯛を丸ごと一匹ご飯と一緒に炊き込んだ物を言い、南予地方では『宇和島鯛めし』と呼ばれ、生卵や薬味を混ぜたタレに鯛の刺身を和えてご飯にかけた物を言います。
全くタイプが違いますね。
かどやさんでいただけるのは『宇和島鯛めし』です。 -
宇和島鯛めしは、その昔海賊達が船の上で酒を飲んだ後のお椀にご飯を盛り、その上に鯛の刺身を乗せて食べたのが始まりだそうです。
漁師飯ならぬ『海賊飯』ですね。 -
鯛めしが出てくるまでの間、鯛めしの食べ方の説明を読みます。
①卵の入っただし汁をまぜる。
②だし汁の中に鯛の身と海藻、しその葉を入れてかるくまぜる。
③あったかいごはんをお茶椀に盛る。
④ごはんの上に鯛、海藻などをのせ、だし汁を好みの量かける。
なるほどなるほど。 -
来ました!
鯛めしの他にじゃこ天やふくめんといった南予地方の郷土料理の小鉢が付いた『宇和島づくし鯛めし膳』2,500円也。
鯛の形をしたお皿もインパクトがありますね。 -
食べる前に予習をしたので、食べ方はバッチリです。
では、いただきます。
鯛の身がプリプリしていて美味!
ごちそうさまでした。 -
温泉にも入ったしお腹も膨れたので、路面電車に乗って本日の宿の最寄り駅『大街道駅』に到着しました。
電車の時刻を確認しないで観光していたら、うっかり終電になってしました。
終電が22時ちょうどとは、危ないところでした。
宿はここから少し歩きます。 -
大街道のアーケードを抜けて行きます。
時間も遅いので、人もまばらです。 -
到着しました。
本日お世話になる宿は『チェックイン松山』さんです。 -
という事で、本日はこれにて終了。
今日はしまなみ海道から四国に入り、道後温泉を満喫しました。
自宅から長距離運転をして来ましたが、温泉に浸かってかなり癒されました。
明日からはいよいよ、タイトルにある通り四国を隅から隅まで巡りたいと思います。
ではでは、お休みなさい。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
かかかかかかかかかかさんの関連旅行記
この旅行で行ったグルメ・レストラン
道後温泉(愛媛) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
64