2023/05/02 - 2023/05/03
1609位(同エリア2959件中)
かかかかかかかかかかさん
- かかかかかかかかかかさんTOP
- 旅行記38冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 12,357アクセス
- フォロワー3人
この旅行記のスケジュール
2023/05/02
-
車での移動
-
徒歩での移動
2023/05/03
-
車での移動
約30分
-
車での移動
約10分
-
高砂市民センター (日和山登頂証明書)
-
車での移動
約30分
-
徒歩での移動
-
BAY OYSTER (牡蠣)
-
車での移動
約1.5時間
-
櫻田山神社
-
車での移動
帰り
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
山国である日本には、いろいろな山があります。
その中には『日本一○○な山』というのもいくつかあります。
日本一標高が高い山、日本一登山者が多い山、等々・・・
今回は、そんな日本一○○な山を登りに、仙台に行く事にしました。
はたして、どんな日本一が待っているのでしょうか?
今回の旅は、観光に割ける時間が一日しか無かったのですが、登山以外にも宮城県を満喫しようという事で、ちょっと足を伸ばして日本三景の松島と、某有名神社にも行って来ました。
それでは、しっかり登山の準備を整えて、仙台に向けて出発です!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2023年5月2日 火曜日。
今回の旅は仙台駅からスタートです。
仙台に来るのは、かれこれ11年振り。
前回は百名城スタンプラリーで青葉城に来ましたが、今回訪れた目的は、仙台にある日本一の山『日和山(ひよりやま)』に登頂する事です。
明日は朝から登山をするので、今晩は仙台グルメをいただいて、明日に備えて英気を養いたいと思います。仙台駅 (JR) 駅
-
仙台グルメといえば、仙台牛や笹かまぼこ、ずんだ等いろいろありますが、今回は定番中の定番、牛たんをいただこうと思います。
仙台に来るまであちこち寄り道をして来て到着が遅くなってしまったので、仙台駅の3階にある『牛たん通り』でいただきます。
牛たん通りは、名だたる牛たんの名店が6店舗入っている他、寿司屋やずんだ店が軒を連ねる観光客にはもってこいの場所です。牛たん通り すし通り 名所・史跡
-
牛たん通りに入ると、早速行列のお店があります。
こちらは、ずんだシェイクで有名な『ずんだ茶寮』です。
テレビで何度か見た事ある有名店ですね。
飲みたいところですが、まずはガッツリ牛たんをいただきたいので、食後のデザートに取っておきましょう。ずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店 グルメ・レストラン
-
ゴールデンウィーク真っ只中という事で、どのお店も行列が出来ています。
まずは一通り見てみましょう。 -
牛たん通りの一番奥までやって来ました。
一番奥には伊達政宗公の騎馬像があります。
今回の旅では、騎馬像を見に行く予定はなかったので、意外な場所でお目にかかれて良かったです。
騎馬像を見ると、仙台に来た実感が沸いてきますね。 -
一通り見て回った結果、今回は一番入り口側にある『伊達の牛たん本舗』さんでいただきたいと思います。
このお店は、牛たん通りの中でも最古参のお店だそうです。伊達の牛たん本舗 仙台駅3階 牛たん通り店 グルメ・レストラン
-
店頭には立派な牛たんが飾られています。
牛の舌って長いんですね。
ちょうど人間の腕ぐらいありそうです。 -
こちらの看板商品は、たん元から10cm~15cmほどの一番柔らかい部分を使用した『芯たん』です。
芯たんは、こちらのお店の登録商標だそうです。
そういう事なら、当然芯たんをいただきます。
芯たん定食、お値段は2,990円也。 -
来ました!
こちらが『芯たん定食』です。(とろろは別料金)
歯ごたえがあるのに柔らかい、プリップリの食感です。
味付けも塩加減がちょうど良い。
超美味!
もう一人前は余裕で食べれそうでしたが、コロナの影響で牛たん通りの全店舗で時短営業となっていて、この時は21時でラストオーダーだった為、残念ながら追加注文が出来ませんでした。
また食べたいと思う味でした。
ごちそうさまでした。
ただ、芯たんの横に付いている『南蛮みそ漬け』(黄色いやつ)が、自分には辛すぎて食べれませんでした。
辛い物が好きな人なら美味しいかもしれません。 -
芯たんを食べ終わる頃には21時を過ぎてしまい、ずんだ茶寮も閉店していたので、残念ながらずんだシェイクは飲めませんでしたが、お腹もある程度膨れたので、食後の散歩で仙台の街を歩いてみたいと思います。
今年のゴールデンウィークは、4年振りに制限がないという事で、すごい人の数です。
さすが東北地方最大の都市ですね。 -
『定禅寺通り』にやって来ました。
ここは『杜の都』と呼ばれる仙台のシンボルロードです。
中央分離帯部分にけやきの木が生い茂り、花壇にも花々が咲いています。
正に、杜の都の名に相応しい景色です。定禅寺通 名所・史跡
-
冬には、仙台の冬の風物詩『SENDAI光のページェント』が開催され、これらのけやきの木に数十万球のLEDライトが点灯され、仙台の街を彩ります。
そちらも見てみたいですね。 -
今晩宿泊するホテルに到着しました。
今晩お世話になるのは、仙台駅から徒歩3分の『ホテル モンテ エルマーナ仙台』です。
こんな都会の真ん中で駅から徒歩3分なんて、もう駅の真横みたいなものです。ホテル モンテ エルマーナ仙台(ホテルモントレグループ) 宿・ホテル
-
美味しい牛たんを食べて、大浴場で疲れを癒したので、明日の登山に備えて早く寝たいと思います。
明日は登山の他にも、宮城県の有名観光スポットをいくつか巡る予定です。
ではでは、お休みなさい。 -
2023年5月3日 水曜日、旅行2日目。
おはようございます。
いよいよ本日、日和山にアタックします。
登山前なのでガッツリと朝食をいただき、エネルギーを蓄えます。
ホテルの朝食バイキングがすごい豪華で、朝からテンションが上がってしまいました。
ごちそうさまでした。
それでは、日和山に向けて出発です! -
ホテルから車で約30分、日和山に到着しました。
日和山 自然・景勝地
-
ここは、太平洋沿いに干潟が広がる『蒲生(がもう)地区』です。
-
駐車場は無料で、スペースもかなりあります。
きれいなトイレも完備されていますが、利用者のほとんどは登山客ではなく、釣りやマリンスポーツ、バードウォッチングを楽しむ人達です。 -
日和山は、この防潮堤の向こうにあります。
-
日和山には通常の登山口以外にも、バリアフリーの登山口もあります。
-
日和山は、車椅子の人でも安心して登れるユニバーサルマウンテンです。
-
自分は通常の登山口となる階段で行きます。
ちなみに、こちらは防潮堤の階段で、まだ日和山ではありません。 -
防潮堤の上に上がって来ました。
ここから見える景色は『蒲生干潟』です。
蒲生干潟の向こうに広がるのは、太平洋です。
蒲生干潟は、七北田川河口に広がる干潟で、シギやチドリなどの渡り鳥の飛来地や、貝類やカニなどの底生動物の宝庫として、国の鳥獣保護区特別保護地区に指定されている他、海浜植物群落や塩生植物群落が集まる貴重な地域です。
都会から少し離れただけですが、自然豊かで良い眺めですね。
あっ!! -
ありました!
あれが日和山です!!
今、日本一の山を防潮堤の上から見下ろしています。
では、日和山に行ってみましょう。 -
やって来ました!
ここが日和山です。 -
日和山は、標高3,000mm(言い換えれば3m)で、『日本一低い山』として正式に国土地理院に認定されているれっきとした山です。
-
山頂までは、6段の階段が続いています。
-
ちなみに、防潮堤からはこんなに階段を下りて来ました。
-
それでは、『日本一低い山』に登ってみましょう!
-
おっ!?
登山口に早速『クマ出没注意』の注意書きがあります。 -
もしクマに出くわした場合は、あわてずに餌をあげましょう。
多分出ないとは思いますが・・・ -
日和山では、高山植物の採取は禁止されています。
-
登る際は、落石に注意しましょう。
-
遭難にも注意しましょう。
って、注意書き多いな!!
登山する際の注意書きがあちこちにありますが、そこまで心配する事はないと思います。
何しろ階段を6段登るだけですからね。 -
という事で、登って来ました。
ここが日和山の山頂です。
無事、登頂成功です!
時間にして、ものの数秒で登る事が出来る日本一簡単な登山です。日和山 自然・景勝地
-
日和山は、元々明治時代に漁師が漁に出る際、天候を見る為に土などを盛って作った人工の山です。
かつては標高が6.05mあり、海の眺めが良い事から、初日の出の名所にもなっていました。
登山道として14段の階段も整備されていて、1991年には国土地理院の地形図に載っている山としては日本一低い山として認定されましたが、1997年に大阪にある天保山(標高4.53m)にその座を譲る事となりました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって地盤沈下に見舞われ、さらに津波の直撃を受けて一度は蒲生干潟と共に消滅してしまいました。
しかし、地元の住民が元の場所に砂利を積み上げるなどして、2014年の国土地理院の調査で標高3mの山として正式に認定され、18年ぶりに天保山を下回り、日本一低い山に返り咲きました。
これも東北復興の一つですね。
がんばった日和山です。 -
日和山から車で15分程の場所にある『高砂市民センター』に行き、窓口で日和山で撮った写真を見せると、日本一低い山の『登頂証明書』をもらう事が出来ます。
証明書マニアの自分としては、これが欲しくてここまで来たと言っても過言ではありません!
後でもらいに行きます。 -
ちなみに、天保山が日本一低かった頃には登頂していて、登山証明書をしっかりゲットしています。
天保山公園 公園・植物園
-
なぜ山に登るか?
それは、そこに日和山があるから。
間違いないです! -
一応日和山にも、毎年山開きがあるみたいです。
今年の山開きは7月2日です。
あっ、開く前に登っちゃいましたね。 -
山頂からは蒲生干潟が見渡せます。
野鳥達が羽を休める、のどかな景色です。 -
そんな野鳥達を眺めるバードウォッチャー達もいます。
-
では、日和山を満喫したところで、そろそろ下山しましょう。
こちらが下山口です。
山頂から下山するには、階段を4段登らないといけません。
なんかちょっと登山の概念が分からなくなってきますね。 -
下山する際は、滑落しない様に注意しましょう。
-
日和山は、のどかで何だかほっこりした気持ちになる山でした。
それでは、登頂証明書をもらいに行きましょう! -
日和山から約5km、車で約10分程で高砂市民センターに到着しました。
この窓口で、日和山に行った事が分かる写真を係りの方に提示すると、無料で登頂証明書をもらう事が出来ます。
その際、ノートに住所と名前の記入を求められます。 -
ついに日本一低い山の登頂証明書をゲットしました!!
新たなコレクションが増えて大満足です。 -
施設内には、東日本大震災前の在りし日の日和山や周辺地区の写真が多数展示されたコーナーがあります。
ちょっと覗いてみましょう。 -
震災前の日和山の写真です。
当時の標高は6.05m。
今と比べると、かなりしっかりしている様に感じます。
それにしても、ずいぶんにぎやかな写真ですね。 -
当時の山頂の写真。
大阪の天保山に日本一の座を譲ってしまった為、『“元祖”日本一低い山』と書かれています。
この他、震災当時の生々しい写真も多数展示されており、心が痛くなりました。
現在の状況を考えると、本当によくここまで復興が出来たと感心してしまいます。
でも、復興はこれからも続きますからね。
がんばろう、東北!! -
震災前の日和山の模型も展示されています。
-
山頂のベンチで休憩している人もいます。
ちょっと人の作りがあまいですが、そこはご愛嬌という事で。 -
こちらは『日本最低峰』のマップです。
全国には、低い事が売りの山も結構あるんですね。
日本一低い山を十分堪能したところ、次の目的地に向かいます。 -
続いてやって来たのは、松島です。
松島湾 自然・景勝地
-
松島は、言わずと知れた日本三景の一つです。
日本三景の一つだけあって、付近の駐車場はどこも満車で、車を停めるのに一時間以上かかりました。
とにかくすごい人です。
さっきの日和山とは大違いです。 -
松島観光の中心部にあたる松島公園は、『日本の都市公園100選』に選出されています。
この100選は初めて聞きました。 -
『奥の細道』の碑があります。
奥の細道といえば、俳人の松尾芭蕉が門人の河合曾良(かわい そら)と共に江戸を出発して東北、北陸を約150日かけて巡る紀行文で、松島といえば“あの”俳句が有名です。
1689年(元禄2年)5月9日、芭蕉は曾良と共に塩釜から舟で松島に到着しました。
芭蕉は松島のあまりの美しさに夜も眠れないほど感動し、自ら句を詠む事はせず、代わりに曾良の詠んだ句が奥の細道に掲載されたそうです。
『松島や 鶴に身をかれ ほととぎす』
あれ?
自分の知ってる句と違うなぁ。
確か、芭蕉が松島の美しさに声も出ないほど感動して『松島や ああ松島や 松島や』と詠んだって聞いたはずだけど?
実はこの句は江戸時代後期の狂歌人、田原坊(たわらぼう)の作だと言われており、芭蕉とは一切関係無いそうです。
なんだってー!?
元々、田原坊は『松島や さて松島や 松島や』と詠んだそうで、この句は1888年に出版された『松嶋図誌』に収められていますが、この本には『松島の風景のあまりの美しさに句を詠めなかった』という芭蕉の逸話も一緒に掲載されたていた為、詠み人が田原坊ではなく松尾芭蕉と混同して伝えられたものと考えられています。
歴史ってまだまだ知らない事実がいっぱいあるんですね。 -
日本三景碑です。
この碑は、天橋立と宮島にもあります。
これを見ると、日本三景に来た感じが一気に上がります。
何しろ、日本に3つしか無い訳ですからね。 -
毎年7月21日は『日本三景の日』だそうです。
皆さん、知ってました?
日本三景は、1643年(寛永20年)に儒学者の林春斎(はやし しゅんさい)が記した『日本国事跡考』の中で、松島、天橋立、宮島を卓越した三つの景観として記したのが始まりで、その春斎が生まれた日にちなみ、2006年(平成18年)に日本三景観光連絡協議会が7月21日を『日本三景の日』に制定したそうです。
松島には、初めて知る事がいっぱいあります。 -
ここ松島も、東日本大震災では最大震度6弱を観測し、甚大な被害があったそうです。
-
今では、当時を想像出来ないぐらい復興も進み、観光客で賑わっています。
良かったですね。 -
松島の島々を巡る観光船の発着所には、すごい行列が出来ています。
松島湾内の島々を巡るコースは、所要時間約50分で1,500円也。
今回は駐車場探しに時間がかかってしまったので、時間の都合上乗るのを諦めます。松島島巡り観光船 乗り物
-
ちなみに、この船で松島湾を観光します。
その名も『あすか』!
気分は豪華客船ですね。 -
この周囲が切り立った小島に建つお堂は、松島のシンボル『五大堂』です。
五大堂 名所・史跡
-
拝観は無料です。
参拝に行きましょう。 -
五大堂は松島湾内の小島に建っているので、橋を2つ渡って行きます。
朱色の欄干のこの橋は『透かし橋』で、下の海が見えるので高所恐怖症の人は注意してください。
ちなみに、この橋は『縁結びの橋』とも呼ばれています。 -
五大堂が見えて来ました。
-
五大堂は、807年(大同2年)に東北征討に訪れた征夷大将軍 坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が建立した『毘沙門堂』が始まりとされています。
その後、828年(天長5年)、慈覚大師 円仁(えんにん)が大聖不動明王を中央に東方に降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、西方に大威徳明王(だいいとくみょうおう)、南方に軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)、北方に金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)の五大明王像を安置した事から『五大堂』と呼ばれる様になりました。
現在のお堂は、1604年(慶長9年)に伊達政宗が瑞巌寺の再興の際に再建した物で、東北地方最古の桃山建築と言われており、国の重要文化財に指定されています。
また、お堂の四面の蟇股(かえるまた)には、方位に従って見事な十二支の彫刻が施されています。
ここで、旅の安全を祈願しておきます。五大堂 名所・史跡
-
五大堂からは、松島湾に浮かぶ島々が見渡せます。
あっ!
ちょうど観光船が出航して行きます。
それも4隻も!(写真には3隻しか写っていませんでした)
観光客の多さが伺えますね。 -
続いてやって来たのは福浦島です。
福浦島 自然・景勝地
-
福浦島には、福浦橋を渡って行きます。
福浦橋の通行料は200円也。
ちなみに、福浦橋は宮城県内初の有料橋だそうです。
橋を渡る為のチケットは、こちらの『カフェ ベイランド』内で販売していますが、店の外まですごい行列が出来ています。
福浦橋へは、このカフェ内を通らないと行けない様になっています。 -
チケットを購入したので、早速渡りたいと思います。
福浦橋は、松島海岸と福浦島を結ぶ全長252mの朱塗りの橋で、『出会い橋』とも呼ばれるパワースポットだそうです。福浦橋 名所・史跡
-
橋のたもとでは、ちょっと存じ上げないキャラクターが観光客達をお出迎えしてくれます。
-
そんな福浦橋から見える景色はというと・・・
多くの船とマリンスポーツを楽しむ人達が見えます。
何か自分がイメージしてた松島の景色とはちょっと違うなぁ。 -
福浦島まで渡って来ました。
福浦島から松島海岸を眺めると、ホテルが建ち並んでいます。
日本三景を眺めながら宿泊出来るなんて贅沢ですね。 -
福浦島は、250種以上の草木が自生しており、島全体が県立自然公園に指定されています。
島内には散策路が整備され、福浦弁財天を祀る『弁天堂』や、松島湾の島々を一望出来る『見晴台』などがあります。
こちらは弁天堂です。
ここでも、旅の安全を祈願します。福浦島自然植物公園 公園・植物園
-
弁天堂から見る松島湾の眺めも絶景です。
では、そろそろ戻ります。 -
続いてやって来たのは、松島観光のマストスポット『瑞巌寺(ずいがんじ)』です。
瑞巌寺 寺・神社・教会
-
こちらは瑞巌寺の入り口となる『総門』です。
立派な門構えです。 -
総門を潜ると、一直線に参道が延びています。
-
『中門』が見えて来ました。
中門の向こうが本堂です。
拝観料は700円也。 -
こちらが瑞巌寺の本堂です。
瑞巌寺は、正式名称を『松島青龍山瑞巌円福禅寺(しょうとうせいりゅうざんずいがんえんぷくぜんじ)』と言い、9世紀初頭、慈覚大師 円仁(えんにん)によって開創された天台宗 延福寺(えんぷくじ)がその前身だと言われています。
現在のお堂は伊達政宗の創建で、1609年(慶長14年)に完成しました。
本堂は横幅38m、奥行24.2m、棟高17.3m、入母屋造りの本瓦葺で、室中(孔雀の間)、仏間、文王の間、上段の間、上々段の間、鷹の間、松の間、菊の間、墨絵の間、羅漢の間の10室から成る大規模な建物で、1953年(昭和28年)に国宝に指定されました。
堂内は、部屋の使用目的にふさわしいテーマに沿ったすばらしい襖絵や彫刻で装飾されていますが、撮影禁止なので写真は外観のみとなります。瑞巌寺 寺・神社・教会
-
そして御朱印もしっかりゲット!
本堂に入る前に御朱印帳を渡し、ゆっくり見学して戻って来たら書き上がっていたので、待ち時間は無しです。 -
瑞巌寺では、先程行った五大堂の御朱印もいただけます。
五大堂は、瑞巌寺の境外仏堂にあたります。 -
参道の右側にある岩山には『瑞巌寺洞窟群』があります。
元来は納骨や供養の為の施設で、造営は鎌倉時代に遡り、江戸時代まで続いたそうです。
松島は古来より『奥州の高野』と呼ばれ、浄土往生を祈念する神聖な霊場でした。 -
洞窟の壁面には供養塔や五輪塔、戒名等が無数に刻まれています。
現在残る最も古い供養塔は、1636年(寛永13年)に伊達政宗に殉死した佐藤吉信のものだそうです。 -
間もなく14:30。
そういえば、まだ昼食を食べていなかったので、何か食べに行きましょう。
やっぱり松島といえば牡蠣ですよね。
しかし、目星をつけていた店舗をいくつか回りましたが、この時間でもどこも行列が出来ていて、数十分待ちばかり。
この後の予定もあり、あまりゆっくりは出来ないので、食べ歩きが出来る軽いものにしましょう。
何にしようかなぁ? -
おっ!?
こちらでは仙台名物の笹かまぼこの手焼き体験が出来る様です。
面白そうですね、入ってみましょう。
ちなみに、右側の大きな笹かまぼこは、誰でも無料で持って記念撮影をする事が出来るので、写真を撮る列が出来ていました。 -
こちらの『松島蒲鉾本舗』さんでは、竹串に刺さった笹かまぼこを、網の上で自分で炙って焼き上げます。
笹かまぼこは1本300円也。
では、レッツ チャレンジ!!
上手く焼く事は出来るかな?松島蒲鉾本舗 総本店 グルメ・レストラン
-
笹かまぼこを美味しく焼き上げるには、3つの事に注意しましょう。
その一、気合!
その二、火力!
その三、辛抱!
って、3つのうち2つは根性論です。 -
仙台四郎も温かい目で見守っています。
-
どの程度焼けば良いのか分かりませんが、あまり焦げすぎるのもイヤなので、とりあえず15分程焼いてみました。
まだ少し早かったかもしれませんが、いただいてみましょう。
表面はカリカリ、中はもっちりで美味です。
まあまあ上手く焼けたんじゃないでしょか?
でも、さすがにこれだけではお腹は満たされないので、まだまだ行ってみましょう。 -
仙台といえば、やっぱりずんだですね。
昨日ずんだシェイクを飲み損ねたので、今日はしっかりずんだもちをいただきます。
甘さ控えめで美味。
続いては・・・ -
せっかく松島まで来たので、どうしても牡蠣が食べたくて、あちこちお店を探し回った結果、瑞巌寺の総門まで戻って来ました。
総門の入り口のすぐ横にある、お洒落なオイスターバー『BAY OYSTER』さんでいただきたいと思います。
こちらは生牡蠣や焼き牡蠣、カキフライはもちろん、牛たんやピザ、パスタ、アルコールやスイーツ等もあります。 -
本場で新鮮な生牡蠣をいただきたいところですが、自分はお腹が弱いので焼き牡蠣をいただきます。
一つ400円也。
牡蠣の風味が濃厚で、すごいクリーミーで超美味!
やっぱり松島といえば牡蠣ですね。
まだまだ食べたいところですが、時間がないのでここまでにしておきます。
ごちそうさまでした。 -
最後にちょっと離たところから松島を眺めてみましょう。
福浦橋がきれい見えます。
松島湾に浮かぶ島々の中に、朱色の橋は映えますね。 -
ヨットがいっぱいいます。
今日は天気が良いから、気持ち良さそうですね。
松島は観光以外にも、マリンスポーツをやっている人も多くいました。 -
松島と言えば、やはりこんな多島美の風景ですね。
時間も予定よりだいぶ過ぎてしまいましたが、松島湾の見事な景色を目に焼き付けたところで、次の目的地に向かいます。 -
松島から車で約1時間半、宮城県の北部、栗原市にやって来ました。
海岸の景色から一転、ここは静かな山あいの田んぼに囲まれた場所です。
今回の旅の最後の目的地は・・・? -
『ラーメン、つけ麺』でお馴染みの、あのイケメン芸人さんのご実家!!
-
『櫻田山神社』です!
あの有名なギャグにちなんで『イケメン神社』とも呼ばれているそうです。 -
櫻田山神社は、正式名称を『山神社(さんじんじゃ)』と言い、第25代天皇 武烈天皇(ぶれつてんのう)の側近だった狩野掃部之祐(かのかもんのすけ)と久我大連が、506年に天皇崩御後、天皇を偲んで創建しました。
1,500年以上の歴史がある由緒正しい神社で、安産や子育ての神として崇められています。
写真右側の拝殿は、1986年(昭和61年)に栗駒町有形文化財に指定されています。(後の町村合併により栗駒町は栗原市となり、2005年(平成17年)に栗原市有形文化財に再指定されました)
あのイケメン芸人さんって、すごいところで育った御子息だったんですね。 -
境内には、狛犬とも違う謎の石像が置かれています。
『ミヤギケンタウルス』と書かれています。
宮城県内で放送されているサンドウィッチマンさんのテレビ番組『サンドのぼんやり~ぬTV』の企画で、2008年(平成20年)に待ち合せスポットの定番だった仙台駅構内の伊達政宗像が撤去され、待ち合わせスポットがなくなり困っている仙台市民を案じて作られた物だそうです。
馬となったイケメン芸人さんの背中に、サンドウィッチマンのお二人が乗っているデザインとなっていて、顔の部分は直接石膏で型取りされています。
確かに、良く見ると誰だか分かります。
完成したミヤギケンタウルスは、2009年(平成21年)に仙台パルコのペデストリアンデッキ側入口前に展示されましたが、紆余曲折を経て、2014年(平成26年)にこちらに移設されました。
皆さんも櫻田山神社に参拝に行った際は、ぜひミヤギケンタウルスと一緒に写真を撮ってみてはいかがでしょうか。 -
そしてこちらが櫻田山神社の御朱印です。
神社の名前にちなんで、桜の花が描かれたデザインとなっています。
今回はイケメン芸人さんのお母様に書いていただきましたが、お正月に初詣に行くと、イケメン芸人さんが芸能の仕事を休んで奉仕をしているので、ご本人に直接御朱印を書いてもらえるそうです。
なので、その時は参拝者がすごいらしく、早い時間に御朱印の受付けが締め切られてしまう事もあるそうですよ。
さすが売れっ子芸人さんですね。 -
といったところで、今回の旅はこれにて終了。
今回の旅は、日本一低い山を登る事から始まり、日本三景を経てイケメン芸人の実家で終わるという、なかなかバラエティーに富んだ旅となりました。
仙台では美味しい牛たん食し、日和山では日本一低い山の登頂証明書を、そして櫻田山神社では見事な御朱印をゲット出来ました。
松島は想像以上に観光客が多く、時間の都合でだいぶ慌ただしくなってしまい、松島グルメを満喫出来なかった事が少し悔やまれます。
本当は焼き牡蠣の食べ放題に行きたかった!
しかし、全体的に見ると天気にも恵まれ、目的の物は全てゲット出来たので、良い旅になりました。
また気になる場所を見つけたら行きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
仙台(宮城) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
105