XXIX　年末年始のアラビア半島（バーレーン①）

2018/01/02 - 2018/01/03

アラビア語教室に通いだして，早3年。
12月にフスハーの基本が一区切りつくので，
修了記念にGCC4か国を周遊へ。

ドーハ乗継ぎでドバイ入りするつもりが
出発近くになって，カタールがUAEやバーレーンから断交されて
UAE初訪問はあえなく断念。
2回目だしオマーンは少なくていいやと思っていたけど，
UAEがなくなった分をオマーンに当てて，いざ出発！

その結果，再訪したい国No.1はダントツでオマーン。
自然豊かで大都会でもなく人々はとても人懐こくて優しい（セクハラも多いけど怒）。
ほかの4か国は，それぞれ違いはあるものの都会化されて均質的なイメージ。
それでも心理的に遠い未知の国を知ることができて嬉しい。

楽しみにしていたカタールのインランド・シーは見れなかったけれど，
年末年始のアラビア半島を満喫してきました。


□ 2017年12月27日（水）　成田　→　
□ 2017年12月28日（木）　→　ドーハ　→　マスカット　→　スール（スール泊）
□ 2017年12月29日（金）　ワディ・シャーブ，シンクホール，ウミガメ鑑賞（スール泊）
□ 2017年12月30日（土）　スール　→　マスカット（マスカット泊）
□ 2017年12月31日（日）　マスカット（マスカット泊）
□ 2018年1月1日（月）　ニズワ日帰り（マスカット泊）
□ 2018年1月2日（火）　マスカット　→　マナーマ（マナーマ泊）
■ 2018年1月3日（水）　マナーマ（マナーマ泊）
□ 2018年1月4日（木）　マナーマ　→　クウェート（クウェート泊）
□ 2018年1月5日（金）　クウェート（クウェート泊）
□ 2018年1月6日（土）　クウェート　→　ドーハ（ドーハ泊）
□ 2018年1月7日（日）　ドーハ（ドーハ泊）
□ 2018年1月8日（月）　ドーハ　→　成田

エリア マナーマ(バーレーン)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ガルフ航空 クウェート航空 カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

マスカット編からの続き。
マスカットの空港で出国した後のエリアは、免税店の数が激増していました。
建物も新しく拡張されていて国際空港らしい感じに。

マスカット国際空港 (MCT) 空港

キャンセル2回のうえ、やっと搭乗できる。
ガルフ・エアーは二度と使いたくないな。。

23時頃か、もう覚えていないけど出発。
風邪気味で気疲れして、離陸すら気づかず爆睡する。
マナーマ着は日付が変わっていそう。
ホテルまでの足があるのか、ホテルはキャンセルされていないか不安は尽きない中、マスカットにお別れ。

絶対再訪したい国No.1のオマーン、楽しかった。
マアッサラーマ！

00:40バーレーン着。
外に出ると、オマーンよりも気温が低く肌寒い。

4つの便が到着したので、入国まで1時間弱かかる。

体力ゲージゼロで頭が朦朧とする。
エアポートタクシーに乗り込みオリエンタルパレスホテルへ。
10分ほどで到着し、色々片付けていたら寝るのが3時半になってしまった。

バーレーン国際空港 (BAH) 空港

8日目。
9時過ぎ起床。
だいぶ体力が回復した感じ。
マナーマ観光のハイライトは、サウジ国境まで行くこと。

部屋の電話がレトロ。
しかも、インド数字！

オリエンタル パレス ホテル ホテル

ホテルの外観。
古びた感じの普通のホテルでした。
従業員は、GCCあるあるのバングラデシュ人。

マナーマで一番目立つ変わった建物。
バーレーン・ワールド・トレード・センター。

バーレーン ワールド トレード センター 建造物

バーレーンは、島だからか海風が吹いていて、オマーンよりも暑くない。
風の中に少し涼しさを感じるほど。
昨日マスカット空港で会ったバーレーン人がおすすめしていたバーレーン国立博物館へ。

バーレーン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ディルムン、メソポタミア、ウル、海の国、アッシリア、バビロニアなどなど。
興味はあるけど、なかなか手が伸びない。

服装や顔つきがオマーンとは明らかに違う。
どちらかというと、インド的なのか。

かなり大きな博物館で、バーレーンの歴史や生活様式など幅広く展示されています。

ダウ船はGCC共通。

博物館の玄関に停車していたタクシーに乗り込む。
（感じの悪い運転手だったので、別のタクシーにすればよかったと後悔。）

グランドモスク、バーレーンフォート、キングファサドコーズウェイの周遊で25BHD。
まずはバーレーン・フォート。

さっさと回ってくるように言われる。
タバコも遠慮なくすぱすぱ吸うし、この人、態度最悪だな。。

カルアト・アル＝バフレーン　―　古代の港とディルムンの首都（バーレーン・フォート）(ポルトガル・フォート） 史跡・遺跡

遺跡と高層ビル群の対比がいい。

バーレーン自体がメジャーな観光地ではないので、閑散としている。

キング・ファハド・コーズウェイを走り、サウジ国境へ！

タクシー運転手のやる気のない、ひどい態度に車内は険悪な雰囲気に。
バーレーン・フォートで見切りをつけておけばよかった。。

キング ファハド コーズウェイ 建造物

せっかくここまで来たのに、パスポートを持っていないと下車できないと言われる。
彼の言うことは全て信用できない。。
話もしたくないので、少しだけ下りて写真を大急ぎで撮る。

チップを要求してくるは、おつりは中々返さないは、最後まで最悪な印象を残してくれました。

グランドモスクで解散。
最初4時間で25BHDとの話だったけど、2時間足らずで終わる。
観光地の目の前にいるタクシーは便利だけど、やっぱりだめだ。
なぜあのタクシーを選択してしまったのか。
自分のバカバカ。

イライラしたままモスクへ。

アハマド アル ファテフ モスク （グランドモスク） 寺院・教会

静かな空間で気を落ち着かせる。

イスラム教の普及も兼ねてか、ガイドのアフメッドさんが近寄ってきて、丁寧に教えてくれる。
照明のガラスはフランス、マーブルはイタリア原産。
入口のドアはチーク材で3000キロもあるんだそう。

ムスリムの礼拝の仕方も教わりました。
右が優先なので、右手から洗う。
髪は濡らすだけで洗わない。
コーランの読み上げは2回？など色々なルールがあるんだって。
1日最初の礼拝は日が昇る前でお昼のときの礼拝と手順が違うらしい。

学校っぽい。

ステンドグラスを通った夕日がノスタルジックな雰囲気に。

君は日本人に見えない、ミックスだね、ビューティフルと言われる。
この旅二回目…。

二階にも上れました。

最後に無料パンフやクルアーンを頂きました。
なんと日本語あり。

親切な人に出会えて、やっと気分が上向きに。

この後、アフメッドさんの奥さんの車に乗せてもらう。
彼と比べてかなり年下と思われるマレーシア人の若い女性で、どういう経緯での結婚なのか、色々と勘繰ってしまう…。

ホテル近くのスーク傍で下車。
シュクラン・ジャズィーラン♪

外は、風が強く冷たい。

ホテルに戻り、2時間半くらい休憩。
夜になってから、夕ご飯を食べに街へ繰り出す。

ここで、この旅で一番のセクハラ野郎にナンパされる。
世俗的なバーレーンに遊びに来たと思われるサウジ人にしつこく付きまとわれる。
ただの通りすがり、初対面の人にそんな失礼な誘いをするのか！？とドン引きする。
英語が話せないようで、翻訳した文字で誘ってくるのも何だかなあ…。
それにしても、あまりにもあまりな話で逆に笑えてきました。
いい話のタネができたと前向きにとらえる笑

今のところLoveまではいかないかも。

バーレーン門を通って。

バブ アル バーレーン (バーレーン門) 現代・近代建築

ゴールドスークを横目に。

ゴールド スーク 市場

FBでおすすめの店を探すが見当たらず、適当にパキスタン料理屋に入ってみる。

マトンビリヤニ。
なかなか美味しくて満足。
シュクリアと伝えて、相手もにっこり。

この辺りは、ごみごみとしていて楽しい。

ホテルに戻りました。
アラビア語で砂糖は「スッカル」。
英仏独などの砂糖と似ているのは、これが由来らしい。

オリエンタル パレス ホテル ホテル

インド数字も記念にパチリ。

風邪の症状が続き、コンタックを飲むも効果を感じない。
0時前に就寝。
今日は色々不発の日だったな。
明日はいい日になりますように。