2023秋　甲信越・伊豆観光列車の旅　越乃Shu＊kura／おいこっと／リゾートビューふるさと／富士山ビュー特急／サフィール踊り子

2023/09/09 - 2023/09/11

　ＪＲ東日本大人の休日パススペシャルを利用して、甲信越・伊豆の観光列車を乗ることに特化した一人旅をしてきました。
　今回の旅行は、２週間前になって突然計画したので、指定券を確保するのが大変でした。
　特に大変だったのが「越乃Shu※kura」で、何とか下り列車の指定券が確保できたのは、乗車の２日前でした。
　「富士山ビュー特急」は、運良く特別車両（１号車）が１席のみ空いていて、展望席で予約できました。
　「サフィール踊り子」は、日帰りで往復乗車しました。往路はプレミアムグリーン車、復路はグリーン車と乗り比べをしました。
　なお、当日になって追加変更した行程があります。詳細は旅行写真のコメント欄に記載しました。
　　
●日程
2023.9.9（土）
・ＪＲ　かがやき５０３号　東京（7:20）→長野（8:40）
・ＪＲ　はくたか５５３号　長野（9:32）→上越妙高（9:54）
・トキ鉄／ＪR　越乃Ｓｈｕ＊Ｋｕｒａ　上越妙高（10:02）→十日町(12:32）
・ＪＲ／しなの鉄道　おいこっと　十日町（13:05）→長野（16:02）
・ドーミーイン長野（泊）
2023.9.10（日）
・ＪＲ　リゾートビュー諏訪湖　長野（8:37）→富士見（11:38）
・ＪＲ　普通　富士見（11:58）→大月（13:33）
・富士急行　富士山ビュー特急３号　大月（14:54）→河口湖（15:49）
・富士急行／ＪＲ　富士回遊４４号　河口湖（16:51）→新宿（18:45）　
2023.9.11（月）
・ＪＲ　サフィール踊り子３号　横浜（12:58）→伊東（14:16）　
・ＪＲ　サフィール踊り子２号　伊東（15:10）→横浜（16:27）

エリア 富士五湖(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

今回、えきねっと限定「大人の休日パススペシャル（ＪＲ東日本全線４日間乗り放題）」で、観光列車に乗ってきました。
このパスで、えちごトキめき鉄道、北越急行、富士急行も利用できるので便利です。

えきねっと限定「大人の休日パススペシャル」チラシのウラ面です。

「大人の休日パス」企画乗車券・自由席特急券とご案内券３枚です。
このパスで普通車指定席が６回まで利用できます。

「大人の休日パス」で普通車指定席を３回指定しました。
観光列車のうち快速列車は、別途指定券を購入しました。
サフィール踊り子号はオールグリーン車なので、別途グリーン券を購入しました。

東京駅7:20発のかがやき５０３号で長野駅まで乗車します。

座席は、２号車７番Ｅ席を指定しました。

長野駅9:32発のはくたか５５３号で上越妙高駅まで乗車します。
はくたか５５３号は東京駅7:52発なので、東京駅から上越妙高駅まで通しで乗車することも可能でした。
が、乗車２日前まで、越乃Shu＊Kura号下りの指定券が確保できず、代案として、おいこっと号下りの長野駅9:17発から越乃Shu＊Kura号上りの十日町駅14:49発を確保していました。
なので、代案のときの計画通り、長野駅で新幹線乗り継ぎをすることにしました。

上越妙高駅で、北陸新幹線改札口からえちごトキめき鉄道改札口を通ってホームに向かいます。
はくたか号から越乃Shu＊Kura号への乗り継ぎ時間はわずか８分です。
はくたか号を６号車２番Ｅ席で指定していたので、車両乗降口直近に新幹線改札口へ降りる階段があり、乗り継ぎに焦ることはありませんでした。

上越妙高駅 駅

観光列車１本めは、上越妙高駅10:02発の「越乃Shu＊Kura」号下りです。

越乃Shu＊Kura 乗り物

越乃Shu＊Kura号の車両側面エンブレムです。

座席は、３号車４番C席で何とか乗車２日前に指定できました。日本海側の通路側席です。
３号車の５番より前は、某旅行社のツアー客で満席でした。
ということは、この日の越乃Shu＊Kura号の一般席発売は、１番から４番までの計１６席だけでした。道理で予約が取れない訳です。

座席の足元は、多少の余裕がありました。
２号車サービスカウンターで楽しめる「利き酒コーナー」の案内が、座席ポケットに入っています。

越乃Shu＊Kura号下りは、途中、青海川駅で10:44から６分間停車します。
歓迎の横断幕です。

青海川駅は、日本海に一番近い駅です。

青海川駅 駅

青海川駅ホームからの景色です。

青海川駅を発車して間もなく、地酒のふるまい（無料試飲）がありました。

２号車サービスカウンターへ、１日めの昼弁当を購入しに行きます。

鱈(たら)めし弁当を購入しました。
「駅弁味の陣2012 駅弁大将軍 受賞！」の表示につられ、この弁当を選びました。

鱈めし弁当です。
さすが受賞しただけあって、美味しかったです。
今年６月、奥尻島へ行った際に鰊(にしん)弁当を函館駅で購入しなかったことに続き、今回も鰊弁当を選ばなかったことは小さな後悔その1です。

乗車記念スタンプ台は、２号車サービスカウンター脇にあります。

越乃Shu＊Kura号の乗車記念スタンプです。

越乃Shu＊Kura号下りは、終点十日町駅へ定刻12:32に着きました。
十日町駅の駅名標は、越乃Shu＊Kuraバージョンです。

ＪＲ十日町駅の外観です。

十日町駅 駅

ＪＲ十日町駅の改札口を出たところにあった、越乃Shu＊Kura号とおいこっと号の乗車記念ボードです。

北越急行の鉄印を購入するため、北越急行の改札口へ向かいます。

北越急行の鉄印を購入しました。
今年６月奥尻島へ行った際に木古内駅で購入した道南いさりび鉄道、今年７月甑島へ行った際に川内駅で購入した肥薩おれんじ鉄道に続いての鉄印です。
鉄印収集は、昨年４月に一度達成しているので、２枚めはたまたま鉄印販売駅で下車した際に購入することにしています。

ＪＲ十日町駅で反対側ホームから撮った、越乃Shu＊Kura号です。

ＪＲ十日町駅で反対側ホームから撮った、おいこっと号です。

観光列車２本めは、十日町駅13:05発の「おいこっと」号上りです。

飯山線観光列車 おいこっと 乗り物

座席は、１号車８番C席のＢＯＸ席で指定できました。
進行方向右側の通路側席です。
おいこっと号上りでは、千曲川は常に進行方向左側で眺められるのですが、左側の座席を確保することはできませんでした。

座席の足元は、狭いです。

おいこっと号の乗車記念に、木島平の内山紙を使用したオリジナルしおりの配布がありました。

乗車記念スタンプ台は、車両乗降口の一角にあります。

おいこっと号の乗車記念スタンプです。

車内アテンダントの方が、地元出身の常田富士男氏のナレーションを補足して、沿線案内をしてくれました。

車内アテンダントの方が、座席をまわって飲み物やグッズの販売をします。

車内アテンダントの方が、乗車記念ボードとともに記念撮影してくれます。

途中、森宮野原駅に立っている日本最高積雪地点「積雪7.85ｍ」の標柱です。

途中、戸狩野沢温泉駅のホームに立っている道祖神です。
通常の道祖神は石ですが、ここの道祖神は木で作られていると、車内アテンダントの方から説明がありました。

おいこっと号上りは、途中、飯山駅で14:39から３７分間停車します。

飯山駅 駅

飯山駅改札口を出たところに、おいこっと号の記念写真パネルが置かれています。

飯山駅では「おいこっとマルシェ」が開催されていました。

３時のおやつにおやきを買い求め、車内で食べました。

おいこっと号上りの車内です。
飯山駅で、乗客がおいこっとマルシェに行っている間に撮ったものです。

ＪＲ「大人の休日パス」のフリーエリア内にしなの鉄道は含まれていません。
車内検札で、しなの鉄道の豊野駅から長野駅間の乗車券を購入しました。

おいこっと号上りは、終点長野駅へ定刻16:02に着きました。

長野駅 (JR東日本) 駅

ホテルチェックイン前に、早夕食として、長野駅ビル内にある「そば処　みよ田」に行きました。

食楽彩々 そば処 みよ田 グルメ・レストラン

せいろ（並盛）を注文しました。

宿泊は、「ドーミーイン長野」にしました。
長野駅善光寺口から徒歩１分、天然温泉大浴場あり、夜鳴きそばあり、大変使い勝手の良いホテルです。
一休サイトから、ダイヤモンド会員限定スペシャルオファー朝食付プランを予約しました。
ホテルの外観です。

天然温泉 善光の湯 ドーミーイン長野 宿・ホテル

「ドーミーイン長野」の出入り口です。

「ドーミーイン長野」のフロントは１階です。
部屋は、８階でアサインされました。

１階フロント前ロビーです。
ウエルカムドリンクが用意されています。

歯ブラシなどのアメニティは、１階エレベーター前で、必要な分だけ受け取ります。

エレベーターホールから部屋へ向かう廊下です。

部屋は、ダブルルーム（14㎡）です。

洗面所は、独立して設置されています。

トイレトとシャワールームです。

ウエルカムサービスとして、ミネラルウォーターとマンゴープリンが冷蔵庫に入っていました。

部屋で落ち着いた後、１１階にある天然温泉大浴場へ行きました。

夕食のせいろ（並盛）が思ったより早く空腹を覚え、「らぁめんみそ家」へ行きました。
午後９時前に行ったところ、６人待ちでした。
ここは、出身中学校運動部の同級生で長野市に単身赴任したことのある友人のＹ君が教えてくれた店です。

らぁめん みそ家 グルメ・レストラン

味噌らぁめんを注文しました。
カウンター席で食べていた両隣りの若い人が「うめぇ、うめぇ」と言いながら食べていました。
確かに美味しかったです。
昨年４月、鉄印収集達成の際に泊まったドーミーイン秋田に続き、夜鳴きそばを満腹で食べることが出来なくなったことは小さな後悔その2です。

翌朝の部屋からの眺め、長野市内のビル群です。
快晴です。
今日は、富士急行の富士山ビュー特急に乗車するので、富士山の眺望が楽しみです。

朝食は、１階レストランでビュッフェスタイルです。

天然温泉 善光の湯 ドーミーイン長野 宿・ホテル

洋食を中心に選択しました。

締めは、フルーツ、ヨーグルトポンチ、コーヒーです。

２日め観光列車の旅は、長野駅からです。
長野駅の外観です。

長野駅 (JR東日本) 駅

観光列車３本めは、長野駅8:37発の「リゾートビュー諏訪湖」号上りです。
リゾートビュー諏訪湖号は、ＪＲ東日本えきねっとサイト「のってたのしい列車の申込」内の「リゾートビューふるさと」ではなく、「季節のイベント列車（一部）」ページから予約します。

リゾートビューふるさと 乗り物

リゾートビュー諏訪湖号の車両側面エンブレムです。

座席は、２号車２番D席で指定しました。

座席の足元は、十分余裕がありました。

車内モニターで、運転席から前方の風景を見ることができます。

リゾートビュー諏訪湖号上りは、途中、姥捨駅で9:14から１８分間停車します。

姨捨駅 駅

姥捨駅の展望案内図です。

姥捨駅ホームからの実際の眺めです。

姥捨駅はスイッチバック駅なので、急勾配を登ってきた線路がすぐ真下に見えます。

姥捨駅跨線橋から見たリゾートビュー諏訪湖号です。

姥捨駅反対側ホームから見たリゾートビュー諏訪湖号です。

姥捨駅ホームでは、車内アテンダントの方が、乗車記念ボードとともに、列車や風景をバックに記念撮影してくれます。

リゾートビュー諏訪湖号の展望室です。
乗車記念スタンプ台は、展望室の一角にあります。

リゾートビュー諏訪湖号の乗車記念スタンプです。

リゾートビュー諏訪湖号の２号車車内です。
姥捨駅で、乗客がホームに出ている間に撮ったものです。

リゾートビュー諏訪湖号上りは、終点富士見駅へ定刻11:38に着きました。
ホームでは、関係者の方々が歓迎の横断幕で出迎えてくれています。

富士見駅の外観です。

富士見駅 駅

富士見駅前広場では、「富士見駅前マルシェ」が開催されていました。

「富士見駅前マルシェ」では、キッチンカーが出店しています。

「富士見駅前マルシェ」では、取れたての野菜や弁当が販売されています。

富士見駅11:58発の普通電車で、大月駅まで乗車します。
大月駅まで各駅停車で、１時間３５分かかります。

普通電車車内で、途中、甲府駅で下車するよう予定を変更しました。
甲府駅の外観です。

甲府駅 駅

普通電車車内で、えきねっとから「大人の休日パス」４回めの指定券を予約しました。
甲府駅の指定席券売機で発券しました。

２日めの昼弁当は、甲府駅構内の「マサイチ」で購入しました。

マサイチ 甲府駅店 グルメ・レストラン

高原野菜とカツの弁当にしました。
マツコの知らない世界で紹介され、絶賛された弁当です。

甲府駅13:32発のかいじ２８号で大月駅まで乗車します。

特急 かいじ 乗り物

座席は、７号車７番Ａ席で指定しました。

車内で高原野菜とカツの弁当を食べました。

ＪＲ大月駅の外観です。

大月駅 駅

大月駅の改札口を出たところにあった外国人向け看板です。

富士急行大月駅の外観です。
確かに、ＪＲ大月駅から富士急行大月駅まで３０秒で到着しました。

大月駅 駅

観光列車４本めは、河口湖駅14:54発の「富士山ビュー特急」３号です。

大月駅前の踏切から撮影した富士山ビュー特急です。
大月駅では、富士山ビュー特急を正面から撮影するスペースがありません。

富士山ビュー特急 乗り物

富士山ビュー特急の車両側面エンブレムです。

富士山ビューWEB特急券です。
車内アテンダントの検札後、使用前「チケットを使用する」から使用後「チケットの有効期限が切れています。」に替わります。

富士山ビュー特急１号車特別車両の乗降口には、カーペットが敷かれています。
乗車に多少時間がかかりました。車内アテンダントの方の１人がWEB特急券をチェックし、もう１人のアテンダントの方が座席まで案内するためです。

特別車両１号車デッキに置かれていた案内板です。

座席は１号車１７番席です。
車内アテンダントの方が座席まで案内してくれました。

１号車１７番席は、展望席です。

富士山ビュー特急の１号車後方には、車内サービスカウンターがあります。

座席前のテーブルには、ドリンクメニューが置かれています。

座席前のテーブルには、どら焼きの案内も置かれています。

１号車特別車両では、ドリンクのサービスがあります。
アイスコーヒーとどら焼きを注文しました。

テーブルに置かれているコースターです。

途中、車内アテンダントの方より、コースターのウラ面に乗車記念スタンプを押されてはいかがですかとの案内がありました。

車内販売ドリンク・おつまみのメニューです。

車内販売富士山ビュー特急グッズのメニューです。

クリアファイル（8500系）を購入しました。

クリアファイル（電車）も購入しました。

富士山ビュー特急３号は、終点河口湖駅へ２分遅れの15:51に着きました。
ホームから改札口までの通路で撮った富士山ビュー特急です。

ホームから改札口までの通路に置かれていた外国人向け案内板です。

河口湖駅の外観です。
日本人より外国人観光客のほうが多い印象です。

河口湖駅 駅

河口湖駅で乗り換えの約１時間を利用して、富士山駅まで往復乗車することに予定を変更しました。
河口湖駅16:06発の普通電車で、富士山駅までわずか６分乗ります。

富士山駅の外観です。

富士山駅 駅

富士山駅エキビルの屋上にある富士山駅展望デッキに行きました。
晴天のときに見える富士山です。

今日は、富士山は麓しか見えませんでした。
朝、長野駅では快晴だったのに残念です。

富士山駅16:35発のフジサン特急１３号で、河口湖駅までわずか5分乗ります。

フジサン特急 (富士急行) 乗り物

フジサン特急は、３号車自由席に座りました。
３号車の車内は、ほぼ外国人観光客で占められていました。

河口湖駅に戻ってきました。
河口湖駅の駅名標です。

河口湖駅 駅

河口湖駅16:51発の富士回遊４４号で新宿駅まで乗車します。

富士回遊４４号は、１号車６番D席で指定しました。
隣のＣ席は外国人観光客であり、１号車には多くの外国人観光客が乗っていました。
富士山一帯は、完全にオーバーツーリズムであることを実感しました。

３日め観光列車の旅は、横浜駅からです。
乗車直前、品川～川崎駅間の踏切内点検の影響で２０分遅れになっています。

横浜駅 駅

「サフィール号先頭乗車口は約４０ｍ先です」のホーム案内表示です。

「サフィール号先頭乗車口はこちらです」のホーム案内表示です。

観光列車５本めは、横浜駅12:58発の「サフィール踊り子」３号です。
この日、実際に乗車したのは、１７分遅れの13:15でした。

サフィール踊り子 乗り物

サフィール踊り子号プレミアムグリーンの１号車車内です。

座席は、１号車１０番A席で指定しました。
海側の窓側席です。

座席の足元は、十分余裕がありました。

伊東駅に到着する直前、車窓からの景色です。
曇っています。

伊東駅に定刻より１８分遅れの14:34に着きました。

伊東駅 駅

伊東駅から15:10発のサフィール踊り子２号に乗る予定でした。

伊東駅上りホームで待っていたところ、14:55発の熱海行き普通電車が入線してきました。
車両は、何とリゾート２１黒船電車、しかも展望席が空いています。

黒船電車 乗り物

これは黒船電車に乗るしかない。
サフィール踊り子号は熱海駅から乗車すれば良いと考え、予定を変更しました。

黒船電車の展望席から、運転席前方の眺めです。

黒船電車の海側展望席です。

伊東駅を出発した直後、車窓からの景色です。
晴れています。

黒船電車の先頭車両は、海側は青色、山側は赤色のシートモケットです。
終点熱海駅で乗客が全員降りたのち撮影しました。

「サフィール踊り子号８号車」のホーム案内表示です。

熱海駅で黒船電車からサフィール号に乗り換えます。
熱海駅15:31発の「サフィール踊り子」２号です。

座席は、８号車８番Ｃ席を指定しました。
山側の１人掛け席です。

座席の足元は、普通の広さです。

サフィール踊り子号グリーンの８号車車内です。

車窓からの景色、根府川駅付近の白糸川橋梁です。
鉄道写真として有名な撮影ポイントです。

横浜駅に定刻16:27に着きました。
サフィール踊り子号の車両側面エンブレムです。