2023/07/10 - 2023/07/11
474位(同エリア2192件中)
玄白さん
星野リゾート西表は1泊で十分だったのだが、2連泊が予約の条件だったので、2日目はいささか時間に余裕がありすぎた。とはいえ、最終日には石垣島行きフェリーは大原発の便を予約し大原地区のホテルを予約していたので、日中は、時間つぶしの感覚で、日差しの強い日中に軽く大富林道のハイキング敢行。
最終日前日の夜は、最後の星景写真撮影。天の川と雷のコラボという滅多にない撮影チャンスに恵まれた。まさしく晴天の霹靂であった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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星野リゾート西表の2回目の朝食。今日は日中の暑い最中のハイキングを予定していたので、いつも以上にがっつり食べて栄養補給だ。
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実はこの日は、別の、滝を目指すトレッキングを計画していたのだが、アホなことに日にちを間違えて予約していたことが、旅行出発直前に発覚!
直前だったので、ほとんどのツアーは予約いっぱいである。なんとか探して、空きがある別のツアーを確保したのである。
最初は軽自動車が通れるくらいの道だが、ゲートが設けられていて、ガイドなしでは歩けないコースである。 -
通常のジャングルトレッキングツアーは、コースメニューが決まっており、ガイドも若い人が多く、昼食やおやつのサービスなどがあるのだが、このツアーは、食中毒のリスクを負いたくないから自分で昼食は用意せよ、参加者は一組限定で、コースは参加者の希望通りにするが、ガイド自身は、玄白と同い年のまもなく後期高齢者となるご老人なので、若い人向きの厳しいコースは行かないという、一風変わったツアーである。
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ガイド氏、基本は年金暮らしなので、ツアーガイドの仕事は原則週に1回にしているという。それ以外の時間はボランティアで、無理のない範囲でウミガメの保護活動などをやっているというちょっと変わった御仁である。数か月前に、ピナイサーラの滝コースでガイドとしての研修を受けてきたばかりだという。歳は食っていてもツアーガイドとしては、新米なのである。大丈夫かなといささか不安を覚えないでもない。
こちらも、若い人に混じってハードなトレッキングをするつもりはなく、風景写真が趣味なので、のんびり西表島らしい風景や植物の撮影を楽しむのが目的だと伝えると、じゃあ、大原地区から北西部まで島を縦断するトレッキングコースの入り口部分の大富林道を歩こうということになった。 -
イチオシ
最初に出会ったのが、この花である。ナリヤラン(漢字では成屋蘭)という、熱帯性のランの一種で、日本では西表島と石垣島だけに自生している絶滅危惧種だという。
漢字の成屋は、西表島の西側にある小さな島、内離島(うちばなりじま)にあった成屋集落の名前に由来しているという。(ウィキペディアより)
ガイド氏、ウィキペディアと同じ説明をしてくれた(笑) -
この赤い実は何だったかな。忘れてしまった。
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夥しい実をつけたイヌビワという樹。この時期はまだ青いが、9月末ごろには熟して赤紫色に熟れる。食用になるらしいが、本物のビワより味は劣るので、イヌビワとよばれているらしい。
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こんな太い幹から、小さな枝が出て実をつけている。
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お馴染み、サキシマスオウノキの板根。
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30分ほど歩いたところで、展望台があった。眼下には、ジャングルの中を蛇行して流れる仲間川が見える。
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イチオシ
大原港を出発した観光船が行き来している。4年前には、この観光船に乗って、巨大なサキシマスオウノキを見にいったことが思い出される。
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大空には本土より一足先に梅雨明けした夏雲が広がっている。
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ヤエヤマヤシ。幹が丸く白い模様になっているのは、地衣類が寄生しているからだそうだ。西表島と石垣島のみに自生している固有種である。今歩いている大富林道と仲間川の間に、大きなヤエヤマヤシの群生地があるのだが、大富林道からは見えない。4年前の仲間川クルーズのときには、船から見えた記憶がある。
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垂れ下がった枝の枯れた部分も、日差しを通して見ると鮮やかな黄金色に輝いて見える。
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コシダの大群落。痩せた乾燥した山の斜面に群生することが多く、本州でも見られるシダ類である。
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ヒリュウシダというシダの若芽
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ツルランの花。奄美大島から沖縄諸島の半日蔭の林床に自生している。
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またまたヤエヤマヤシに遭遇
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イチオシ
リュウキュウアサギマダラ。渡りをする蝶として知られているアサギマダラによく似ているが、この蝶は渡りをしない。アサギマダラは翅の一部が赤っぽいが、この蝶は、翅全体が同じ模様になっていることで見分けるのだそうだ。
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クサトベラ。これも熱帯性の常緑低木である。
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大富歩道からカンピレーの滝、マリュドウの滝を経由して浦内川河口まで伸びる西表島横断道の入り口まで来た。
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案内板にある通り、今回の歩行距離は、およそ5kmだが、一応、この西表島横断道の最高地点まできたことになる。標高差およそ200m。現在の玄白達夫婦にとっては、日中の強烈な日差しのなかのトレッキングとしては、程よい運動となった。
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ヤエヤマイチモンジチョウ
本州や九州で見られるイチモンジチョウの近種だが、西表島、石垣島の固有種だという。
この先、浦内川河口までの横断道を歩く体力も時間もないので、ここで折り返して大富林道入り口まで戻る。 -
明朝一番のフェリーで石垣島に渡り旅を終える予定なのだが、その時間にはレンタカーショップが空いていない。やむを得ず、いったん今宵の宿、ラ・ティーダ西表にチェックインしてから、レンタカーの返却で大原港近くのレンタカーショップに車を返却。
レンタカーショップの車で送ってもらい、宿に入る。
四年前にも、このホテルで一泊したのだが、今回もこの宿を利用したのは、西表島唯一の温泉があるのである。温泉大好き人間の我が夫婦のこと、締めは温泉である。 -
カンパネルラの湯という。泉質はアルカリ単純泉で、際立った特徴はないが、暑い日差しのなかでのトレッキングの後は、心地よい。
以前には、西表島東部にあるジャングルホテル「パイヌマヤ」にも温泉があったらしいが、今では、これが西表島唯一の温泉なのである。 -
この日は月曜日で、なんとホテルのレストランは休業だという。ホテルでレストランの定休日があるのは、珍しいことだが、働き方改革の一環で、これもよかろう。
ということで、ホテルから歩いて五分ほどのところにある沖縄料理店「字南風見」で夕食である。
地魚の刺身を注文したところ、なんとマグロがでてきた。塩漬け豚バラ肉のボイル(右上)、琉球イノシシのロースト(左下)。これらはなかなかの美味であった。
あとはなまり節のとろろかけ(右下)を肴にして、オリオンビール3杯、連れ合いはパイナップルサワーで、最後の沖縄料理を楽しんだ。 -
締めは沖縄風牛乳タンタンメン
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計画当初は、南風見浜で最後の晩の星空撮影のつもりだったが、レンタカーを返却してしまったので、ホテルの近くの牧場で星景撮影である。
西表島は、意外にあちこちに牧場があるのである。 -
イチオシ
彼方の雲の中では雷が鳴っている。雲の外側で光る稲妻を狙っていたのだが、雷鳴はすべて雲の中。残念。
まあ、それでも稲光と天の川のコラボが撮影できたのは、満足だ。タイトルをつけるとすれば、「晴天の霹靂」といったところかな。 -
いつもの通り、パノラマ合成もやってみた。
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翌朝、早めの朝食を摂り、ホテルの車で大原港まで送ってもらった。
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予定通り、8:00発のフェリーで石垣離島フェリーターミナルに戻り、それから空港までバスで移動、ANA1768便で那覇へ、那覇空港でトランスファー、SKY532便で茨城空港に予定通り到着。
念願のサガリバナ撮影、本土ではなかなか見られない降るような星空を、毎夜撮影できて、満足な2度目の八重山旅行であった。
~完~
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