2023/07/09 - 2023/07/11
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hidemi.yさん
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この旅行記のスケジュール
2023/07/10
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玉造温泉・佳翠苑 皆美
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車での移動
松江道路・山陰道
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稲佐の浜
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車での移動
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出雲大社
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出雲そば「荒木屋」
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車での移動
国道431号線
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木綿街道
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車での移動
国道431号線
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道の駅秋鹿なぎさ公園
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車での移動
国道431号線
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松江しんじ湖温泉・なにわ一水
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この旅行記スケジュールを元に
活発な梅雨前線の影響で北九州地方に短時間大雨をもたらし、大雨警報が出されていた7月中旬にマイカーを利用して山陰方面を二泊三日で旅行してきました。
旅行中は、幸いにも一ヶ所を除いて曇天で、鳥取砂丘、白兎神社、倉吉白壁土蔵群、稲佐の浜、出雲大社、木綿街道、松江城、境港の水木しげるロード楽しく観光してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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二日目の観光のメインは出雲大社です。
午前9時頃、ホテルを出発し、まず「稲佐の浜」に向けて山陰道等を西進して「稲佐の浜海水浴場駐車場」に車を止めて浜に行きました。 -
この浜は、大国主大神と建御雷神が国譲りの交渉をしたと伝わる神話の舞台で、年に一度、神在月に全国の神々が上陸すると言われる浜です。
浜の砂を出雲大社の中にある素鵞社で清めると、厄除けになるとの伝承があるそうで、浜の砂を持ち帰り、出雲大社の神砂と交換して頂いて帰ると云うものです。 -
駐車場の奥にヘルメットを被った人達が集まって、豪雨で流れ出たりした瓦礫等の撤去作業をしていました。
そのためか、浜の波打ち際には、沢山の瓦礫が漂着しており、風情のある浜とは言い難かったです。 -
私達は、ここの「弁天島」を参拝した後、数人の観光客に混じって我々も予め用意しておいたビニール袋に幾らかの砂を持ち帰りました。
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さらにこの浜で「神迎えの道」の入口とされる燈籠をも見学して来ました。
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浜から上がった神々は、「勢溜の鳥居」に続くこの「神迎えの道」を通ったそうです。
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燈籠の先の浜の様子です。
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そして出雲大社へ。
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出雲大社へは、出雲大社駐車場を利用して、まずは二の鳥居「勢溜の鳥居」で一礼。
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背後には巨大な「一の鳥居」がそびえ立っています。
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鳥居をくぐると、なだらかな下り坂となった参道となっており、その途中の「祓社」で、出雲大社参拝の習わしに従って、まずここで身心を祓い清めました。
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「祓社」の御祭神は、瀬織津比神、速開都比神、気吹戸主神、速佐須良比神の祓戸四柱の神とのこと。
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奥に進むと「鉄の鳥居」と呼ばれる三の鳥居があり、その先は松並木が続く「松の参道」となります。
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参道の中央は、根の保護のため立入禁止となっています。
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手水舎を過ぎると、神域の荒垣正門に建つ、16世紀半ばに毛利家の寄進による四の鳥居「鉄の鳥居」が現れます。
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そして鳥居をくぐった左側に「神馬・神牛像」があります。
神馬は子宝と安産、神牛は学力向上で撫でるとご利益があると伝わるそうです。 -
奥に進むと「拝殿」が現れます。
ここは一般参拝者が拝礼したり、ご祈祷を受けたりする場所で、現在の拝殿は、火事で焼亡した拝殿等を昭和34年に竣功させたものとか。
屋根は銅版、木曾檜材の木造建築で、拝殿宇豆柱の礎石は、愛知県の岡崎石が使われているそうです。
参拝の作法は、「二礼、四拍手、一礼」、日ごろの感謝を念じながらお参りしました。 -
そして拝殿奥の大国主大神が鎮座する御本殿の参拝場所である「八足門」でもお参りして来ました。
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「八足門」から「本殿」を反時計回りに拝観して回ると最初に「東十九社」が現れます。
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ここの御祭神は八百萬神で、神在祭の間に集われた全国各地の神々の宿所となる社とのことで、西側にも同じ規模の社があります。
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その隣には、食物全般にわたっての主宰神、宇迦之魂神が祀られています。
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本殿が見えて来ました。
本殿は「天下無双の大廈(二つと同じものが無い壮大な神殿)」と称えられ、度々の造営遷宮と修造遷宮を繰り返し、17世紀半ばに造営されたものが今に残っているそうです。
その建築様式は、「大社造」と呼ばれる日本最古のものとかで、奥に大国主大神が鎮座されている内殿(御神座)があるそうで、御神座が本殿と同じ南向きではなく西向きになり、拝むのはご神体の横顔となるそうです。 -
そして「稲佐の砂」を納め、清められた砂を持ち帰ると厄除けになると云われる「素鵞社」に至ります。
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ここは本殿の真後ろにあり、八岐の大蛇退治で知られる天照大御神の弟神、素戔嗚尊が御祭神で、大国主大神の親神を祀る神聖なパワースポットとのこと。
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社下の三方に木箱があり、ここで砂の交換をします。
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ここは御神体の正面になるスポットです。
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これは「氏社」、北側の御祭神は、天照大御神の第二子で出雲国造の始祖、天穂日命であり、大国主大神の祭祀を司るとされるとのこと。
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南側の御祭神は、宮向宿禰(みやむきのすくね)とのこと。
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そして大注連縄で有名な「神楽殿」へ向かいます。
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神楽殿は、現在大広間並びに出雲大社の神楽殿として御祈祷や結婚式等の祭事行事が執り行われているが、本来は出雲大社宮司家の大広間として使用されており、明治に入り出雲大社の神殿としても使用されていたそうです。
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正面の大注連縄は、数年に一度、新しい注連縄へと懸け替えられ、一般的な結い方とは反対になっているそうです。
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迫力があります。
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神楽殿内部の様子です。
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そして神楽殿前の庭には、高さ47mの国旗掲揚塔があり、、揚げられる国旗は75畳の大きさとか。
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国旗掲揚塔の先に展示された「さざれ石」です。
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帰路の本殿方向の景観。
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銅の鳥居先の「ムスビの御神像」です。
家内は、神の顔がとてもイケメンだ!!と。 -
さて参拝後は、初めての名物「出雲そば」の実食です。
多々ある出雲そば店の中でも、創業が江戸時代という「神迎の道」沿いの「荒木屋」で「三段の割子そば」を頂いてきました。 -
食べ方が付記されたメニューです。
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店内の様子です。
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同じく店内の様子。
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店内に「本日のそば粉は鳥取県出雲」と表示。
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注文した玉子と、とろろ入りの「割子三代そば」です。
お勧めの食べ方は、朱塗りの丸い割子器に盛りつけられた一つの蕎麦に薬味を載せ、テーブルに置かれた「つゆ」を「の」の字を書くように掛けて戴き、続く二段目以降も同様に、薬味と「つゆ」を追加して戴くとか。 -
名物「出雲そば」を戴いた後は、宍道湖に向かって東進し、その途中の「木綿街道」の街並み散策に立ち寄りました。
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この木綿街道は、江戸時代、出雲地方で作られる木綿の流通で栄えた街道で、現在も商家や酒蔵等の古い建物が数多く残る所とのこと。
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見つけた観光案内所「木綿街道交流館」で観光パンフレットを頂戴いて散策を開始。
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なお、その木綿街道交流館は、約200年前の医家、長崎邸を復元した建物だそうです。
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ここは明治30年創業の醤油屋「岡茂一郎商店」です。
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これは「本石橋邸」。
江戸時代中期に建てられた地主屋敷で奥座敷は松江藩主が立ち寄る御成座敷として造られたものとか。 -
ここは築後220年を経た旧石橋酒造の宿泊施設「NIPPONIA出雲平田」です。
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「酒持田本店」です。
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店内の様子です。
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こちらは「来間屋生姜糖本舗」、観光客は我々のみで、住民の姿も無い閑か過ぎる街でした。
なお各軒先には、綿花のドライフラワーが掛けられていました。
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散策後は、「松江しんじ湖温泉」に向け、宍道湖のほとりを走る国道431号線を東進です。
松江しんじ湖温泉は、80年程前に開湯した比較的新しい高温の温泉で、無色透明、無臭のナトリウム・カルシウム・硫酸塩・硫化物泉の僅かに塩っぱい天然温泉とか。 -
途中「道の駅秋鹿なぎさ公園」に立ち寄ってみました。
その道の駅は、宍道湖でヨット、カヌー、スワンボート等のマリンスポーツが楽しめる施設です。 -
訪問時は、それまでの悪天候の影響ためか、マリンスポーツは中止されていました。
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道の駅の裏の浜の様子です。
ここがスポーツ会場となるそうです。 -
意外と早く二泊目の宿泊先、松江しんじ湖温泉郷の源泉近くの「なにわ一水」に到着しました。
チェックインの折、スタッフから露天風呂付和洋室へのランクアップが伝えられ、とてもラッキーでした。 -
到着早々ロビーラウンジで、微アルコールのアサヒビアリーを含むオレンジジュース等のウエルカムドリンクが戴けます。
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ロビーラウンジの様子です。
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女性は好みの浴衣が選べられます。
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宍道湖畔沿いに立つこのホテルは、すべての客室がレイクビューとのこと。
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指定された部屋は、3階の和室10畳の外に、
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ソファーが設置されたリビングや、
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ベッドルームがあります。、
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またシャワー室の外に信楽焼の円形浴槽もあり、豪華露天風呂付和洋室でした。
また室内は、オートカーテン、サラウンドスピーカー付の大型液晶テレビ、加湿空気清浄機等々、致せり尽くせりの豪華な設備です。 -
チェックイン早々我々は、大浴場へ直行。
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男湯は、竹林と岩が配置された露天風呂。
女湯「邑美の湯」は、奥出雲の名勝地の渓谷を表現しているとか。 -
入浴後のアイスクリーム。
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夕暮れの宍道湖です。
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さて個室での夕食は、「島根ワインの食前酒」と「境港サーモン昆布締め黄味酢掛け」酢の物、それに前菜には「蜆時雨煮と玉蜀黍豆富」「「海老と真蛸の沙羅陀仕立て」「京風うす揚げ含ませ煮」「城バイ貝の雲丹和え」「和牛ネック山椒煮」「魚の子旨煮」からのスタートです。
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続いては、日本海沖穫れ「鮪、鮑、九絵の刺身三種盛り」の造里、焼物は「鱸と野菜重ね焼き」。
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次は煮物として、「のどぐろ煮付」、鍋は、「しまね和牛しゃぶしゃぶ」。
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〆の食事は、「なにわ名物おうなめし」。
それは家内が食べられない鰻を使った出汁茶漬けです。
家内は、全ての具材を取り除いて、美味しい出汁を掛けて戴いき、私は具を倍にして戴きました。 -
デザートは、生姜ゼリー、わらび餅、人参パンケーキ、プリン、西瓜でした。
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夕朝後は、室内の風呂に入って、お休みなさい。
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お早うございます。
大浴場での朝風呂を楽しんで部屋に戻った午前7時少し前になると、ホテル前の宍道湖に多数の小舟が集まり、手掘りのシジミ漁が行われ始めました。 -
朝食は昨夜と同じく個室。
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セットされた料理は、野菜等の炊合せ、烏賊刺身、松江名物あご野焼き、フルーツが盛られた箱膳、中付の野菜サラダ。
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小鉢の茶碗豆腐。
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それに日本海産穴子一夜干しの焼物、蜆田舎味噌仕立ての椀でした。
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さて満腹になったところで売店を覗いて、最終目の観光に出発です。
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