山陰の旅　　３　（松江城と水木しげるロード散策）

2023/07/09 - 2023/07/11

　活発な梅雨前線の影響で北九州地方に短時間大雨をもたらし、大雨警報が出されていた７月中旬にマイカーを利用して山陰方面を二泊三日で旅行してきました。
　観光中は、幸いにも一ヶ所を除いて曇天で、鳥取砂丘、白兎神社、倉吉白壁土蔵群、稲佐の浜、出雲大社、木綿街道、松江城、境港の水木しげるロード楽しく観光してきました。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

　旅行の最終日は、松江城観光と水木しげるロードを散策して帰宅の途につきました。
　午前９時頃ホテルを出発して、直ぐ近くの「大手前駐車場」に車を止めて大手門跡から入城。
　奥に「馬溜」が見えます。

　松江城は、現存する１２天守閣の一つで、天守の屋根の形状から別名「千鳥城」とも呼ばれ、１６世紀初頭、関ヶ原の戦いの功績により出雲、隠岐の大守となった堀尾吉晴が築城したそうです。

　大手前から天守を目指す松江神社の先の「本坂」と呼ぶ一番長い坂です。

　天守閣です。

　出入口の様子です。

　木造のものでは日本最大の旧鯱です。

　1階から4階の各階に設けてある「桐の階段」。
　防火、防腐などのために桐材を使ったと考えられるそうです。
　最上階の天守までは全て急な階段を上ります。

　天守を支える柱には、板を張って鎹（かすがい）や鉄輪（かなわ）で留められている物があり、この柱を覆う板を「包板（つつみいた）」と呼ぶとのこと。
　これは、割れ隠しなど不良材の体裁を整えるためのものと考えられるそうです。

　二之丸にあった太鼓櫓で使用されていた太鼓とのこと。

　天守に至る階段は、桐ではなく、クリ材が多く使われているらしい。

　天守最上階は天狗の間と呼ばれ、眺望抜群です。
　天守には手すりが巡らされ、松江の街並みや宍道湖が一望できるよう壁がありません。

　東方向の眺望。

　南方向の眺望。

　宍道湖に浮かぶ小島の様子。

　西方向方向の眺望。

北方向の眺望。

　城の北側の小径を経て「塩見縄手」へ向かいました。

　稲荷橋から新橋方向を望む。

　新橋下を航行する堀川遊覧「堀川めぐり」の遊覧船。

　塩見縄手は、武家屋敷や松並木が並ぶ江戸時代の雰囲気を残す通りです。

　のどかにお堀を進む遊覧船です。

　これは武家屋敷の入口。

　屋敷はこんな感じで佇んでいます。

　宇賀橋からの北惣門橋をくぐろうとする遊覧船。

　ここは松江歴史館です。

　「大手前駐車場」近くにある堀川遊覧船乗り場です。

　続いては境港に向かうのに際し、ベタ踏坂で有名な江島大橋に向かいます。
　この道路は地図上「橋」と思われましたが、実際は中州？干拓？の様でした。

　遠くから大橋を確認すると、凄く高い橋と感じられましたが、いざ渡橋しようとして、その高低差の光景を車中からカメラで収めたものの、出来映え良くありませんでした。

　同じく

　渡橋後は境港に向かいＪＲ境港駅に隣接する市営駅前駐車場に車を止め、駅の脇に隣接する「みなとさかい交流館」で、「水木しげるロード」の観光パンフレットを貰って散策に出発。

　館内の「境港観光案内所」です。

　駅前の交番も、ゲゲゲの鬼太郎がイメージされて「鬼太郎交番」と呼ばれます。

　「水木しげるロード」は、境港駅前から続く約８００ｍの通りの呼称で、ロードは平日のせいか観光客は僅か。

　妖怪広場の河童の泉です。

　ロードの両脇には、鬼太郎の物語に登場する妖怪モニュメントが立ち並んでいました。

　鬼太郎です。

　ここは全国でも珍しい妖怪を祀る「妖怪神社」。
　一反もめんの鳥居の横木や目玉おやじの目玉がぐるりと回る清めの水がありました。

　なんだか寂れた商店街といった感じでした。

　ネズミ男を発見。

　更にネズミ男の着ぐるみを発見。記念撮影！

　そろそろ昼食の時間。
　訪問した火曜日は店舗の定休日が多く、この日の昼食は、港で揚がった新鮮な魚介を使った丼物や定食が味わえると云う境水道の脇を走る「おさかなロード」沿いの「旨いもん市場 海月丸」に決定。

　メニューの一部です
　蟹付きでなければリーズナブルな海鮮丼が戴けます。

　店内の様子。

　同じく座敷席の様子です。

　これは海鮮丼。

　こちらは漬け丼です。

　路上の鬼太郎の飾り。

　路駐のミニバン。

　ゲゲゲの鬼太郎のイラスト入りの自販機。

　ネコ娘を発見！

　鬼太郎と目玉おやじも発見！

　散策を終え、駐車場への帰路の境水道の港には、海上保安庁の巡視艇が停泊していました。

　そこは海上保安部の巡視船基地。
　停泊中の船名は「おき」です。

　米子に向かう途中の国道４３１号（産業道路）脇の弓ヶ浜展望駐車場に立ち寄ってみました。

　ここは美保湾沿いの弓なりの渚で、松林との景観の彼方に大山か浮かびます。

　大山が近づいてきました。

　米子自動車道米子ＩＣから高速道路を利用し、途中の勝央サービスエリアでお土産を追加して帰宅しました。