ザルツカンマーグート・ドロミテ旅行記―その⑤―

2023/07/13 - 2023/07/25

久々に自由に海外旅行できる夏に、ザルツカンマーグートとドロミテを回りました。詳細日程はその①に。

７／２０　シウジ高原散策、オルティゼイ散歩
ドロミテ４日目。一時的な雷雨には遭いましたが、概ねいい天気が続いてくれました。この日は雷雨の確率が低く、安定している予報でしたので、シウジ高原のハイキングに行くことにしました。
７月２０日なので、花は刈り取られるかなとも心配しましたが、刈り取られている部分は一部のみで、花の高原と遠くに見えるドロミテの名峰を満喫出来ました。
シウジ高原には、マウンテンバイクが多く、それほどきつい登りも少ないので、レンタサイクル（年齢を考えればE-Byke）で回るのも楽しそうです。
シウジの後、お土産の物色も含め、オルティゼィの街を散策しましたが、シウジからオルティゼィへの道は、明るく、数か所南チロルらしい村々を通る素晴らしい街道だと思いました。
オルティゼィに宿泊され、シウジ高原に行くなら、ゴンドラで高原へ上り、コルパッチからシウジへ降り、バスで帰ってくるコースはお勧めかも知れません。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

シウジからコルパッチョまでのゴンドラ駐車場は、結構混んでいて９時半ころ着いた頃には８割がた埋まっていました。
ゴンドラは12人乗り位でしたが、暫くは満席状態が続き人気の高い観光地です。ゴンドラは、東のシリアール山の横を、ぐんぐん高度を稼ぎながら進み、ほぼ平行になったらコルパッチまでもうすぐです。

コルパッチからは、リフトに乗り、標高2000mのパノラマ展望台へ。

冬には活躍しそうなソリが飾ってありました。

パノラマリフト上駅周辺。のんびり山を眺められる椅子は自由に使えます。

ここから、遠くにマルモラーダを眺めながら、花の高原を尾根伝いに下っていきました。

北には、エッツタールアルプスも眺められます。

トラノオの群落とパノラマホテル

アザミの仲間？の花もなんとなく華やかに見えます。

牧歌的な草原（お花畑）と、背後の荒々しい山々とのコントラストは素晴らしいと思います。

馬車で巡ることも。但し、結構な料金と他の方の口コミもあり、。

自転車で回るのも気持ちよさそうです。たくさんのサイクリストに出会いました。

コルパッチに戻り、ゴンドラでシウジに降ります。光の加減で、朝よりも山並みが鮮やかです。

今日も熱中症になりそうなくらい良い天気。一通り高原を散策したので、お昼過ぎに昼食も含めシウジの街を散歩。レストランはあまりなく、ピザ屋に入りました。

隣で食べていた女性のピザが巨大であったため、ピザ１枚＋飲み物２杯でもいいか？と尋ねたところ、快く応じてくれ、しかも半分に取り分け持ってきてくれました。半分でも十分な量です。昼食後オルティゼィへ向かいます。

オルティゼイの街を散歩しようと、町の駐車場に止めましたが、駐車料金が３ユーロ／ｈと今までで一番高かった。シウジのゴンドラ駐車場は無料だったのに。
オルティゼイの街、美しい街ですが、人気の街のか人が本当に多かったです。

ちょっとウインドウショッピングでもとお店を覗きましたが、お土産屋以外はシエスタ中（14:45だったので、15分お土産屋を回っていました）。流石イタリア、休むことには徹底してます。

今日St.マッダレーナ最後の夜なので、少し早めに帰って村を散策しようと、駐車料金のことも考え、早々にオルティゼィの街を引き上げました。

St.マッダレーナには、村の駐車場そばに一軒だけ小さなスーパーがあります。冷たいビールはここで調達。スーパーの駐車場からの眺めです。

ホテルのバルコニーでガイスラーを見ながら一杯。至極の時間です。

ホテルチロルにはプールもありましたが、あちこち出かけていて、入る暇はなかったです。

翌朝７／２１、もう一度教会とガイスラーが見える展望台へ行きました。
教会は山陰になってしまっており、やはり午後の方が明るく見えますが、朝の爽やかな空気の中、この風景を見ながらの散歩は格別です。

教会を明るく取ろうとすると、山が少し霞んでしまいました。

４日間お世話になったホテルチロルをチェックアウトし、ベニスに向かいます。