ザルツカンマーグート・ドロミテ旅行記―その②―

2023/07/13 - 2023/07/25

久々に自由に海外旅行できる夏に、ザルツカンマーグートとドロミテを回りました。
詳細日程はその①に。

７／１６　ザルツブルグ散策、インスブルックへ
朝のうち曇天の予報であったため、昨日少しハードスケジュールでしたが、ザルツカンマーグートを回ったので、ザルツブルグ市内散策。また、明日鉄道工事のためインスブルックへはバス代行輸送とのことで、夕刻インスブルックに向かうことにしました。
ザルツブルグカード（３０ユーロ）を購入すれば、入場料やバス利用等に気を使うことなく観光地を回れます。

７／１７　インスブルック散策
11:30頃のインスブルックのEC83を予約していたので、列車は変えずに、朝インスブルックの街を散策しました。街並としては、その歴史や規模から、インスブルックの方がよりヨーロッパらしい魅力が多かったと思います。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルでザルツブルグカードを購入し、まずはミラベル宮殿にバスで向かいました。
朝のうちは曇天だったので、一通り散策しましたが、帰り道の途中であり、午後晴れたため、写真を残そうと再度訪問しました。写真は午後撮ったものです。

宮殿のバス停からホーエンザルツブルグ城の最寄りのバス停（Mozartsteg）に行く予定が、系統を間違え、川を渡ったところで慌てて下車。ちょうど、ゲトライド通りの入口で降車したため、街の散策も含め、お城に向かいました。途中、モーツアルトの生家があったので、ちょっと立ち寄り。

カードを持っていたので気軽に立ち寄れましたが、そうでなければ10ユーロ以上払ってまでは入らなかったと思います。ゲトライド通りをゆっくり歩いている方が楽しいかも知れません。

ザルツブルグ城へ行くケーブルカー(Festungsbahn)乗り場は、わりと奥まったところにあり、少し分かりにくかったです。今日も蒸し暑い日だったので、体力温存には有効な移動手段だと思います。
ホーエンザルツブルグ城からは、街並みが良く見渡せます。

出口付近の広場。華やかさはないけれど、当時の生活が感じ取れます。

オーストリアに来たので昼食はウィンナーシュニッツェルをと、また、ヨーロッパらしくアウトドアで食べられるレストラン探しで、ゲトライド通りを散策。

日本人には、ボリュームがあると思い、もう一つはパスタを頼みかみさんとシェアしました。

ザルツブルグカードでは、Salzach川のクルーズにも乗れるので、午後一の船に乗ることにしました。受付は、Marko-Feingold橋の左岸側にあります。先着順でカードを見せると発券してくれます。なお、＋３ユーロで、最後尾のデッキ席にアップグレードできるので、この席を予約しました。出航10分前までに待機所に（すぐわかります）集合。

左側は、ホテルザッハー。（皆さんザッハートルテを賞味しているのでしょうか？）

船は、旧市街の街並みを右側に見ながら、上流に向かい、途中引き返す45分くらいのクルーズです。

クルーズは、上流の住宅街あたりで引き返します。

折角ザルツブルグに来たので、音楽鑑賞をと思い、レジデンツでコンサートが開かれていたため、チケットを購入。夕刻はインスブルックに移動でしたので、15時のバロックコンサートにしました。

15時からのバロックコンサートは、レジデンツの一室で行われており、冷房が効いていないのと、チェンバロの独奏、余りなじみのない曲ばかりでしたので、睡魔が襲ってきました。

この後、バイオリンソロの路上ライブに出会い、立ち止まって聞いていましたが、こちらの方が断然良かったです。

モーツアルト広場を通り、天気が良かったのでミラベル宮殿に再度バスで向かいました。最寄りのバス停は川の右岸にあり、広場からは橋を渡る必要がありました。

晴れたミラベル宮殿を再訪し、列車の中の夕食用食材を駅前で仕入れ、ザルツブルグを後にし、21:00頃インスブルックに到着。宿は、やはり駅に近く、エアコン完備のホテルザイラー。ここは冷蔵庫があり、有難かったです。

７／１７　雲がかかって、山並みがはっきりと見えないのは残念ですが、街歩きにはそこそこの天気です。
朝食後、旧市街を散歩しました。

黄金の小屋根までゆっくり歩いて１５分程度。旧市街には、新しい店（スタバやマクドナルド等）もありますが、雰囲気を壊さないよう看板も気を使っており、魅力的な街並みになっています。

黄金の小屋根前の広場

黄金の小屋根の向かいにあるヘルブリングハウス。バロック装飾の傑作と称されているそうです。