2023/05/01 - 2023/05/01
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chibi-monさん
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2023年GWに公共機関で九州の長崎~熊本~宮崎を旅行してきました。宮崎は初めての訪問で、かねてより行きたいと思っていました。
殆どのかたがが車で旅行されていると思われる九州・・・・。地元のかたもほぼ車で移動・・・。バスや(特急以外の)電車など公共交通機関の利用客が、九州では日本国内でも特に少なく存続が厳しい状況にみえます。車利用に比べると一日に行ける箇所はかなり制限されてしまいますが、地元の公共機関存続を勝手に応援します。
そろそろ外国人観光客も戻って来そうだし、GW期間中は一段と混んでいそうで、有名観光都市は敢えて避け、今回はゆったりと観光出来そうなところを選びました。
また、今回から荷物を減らし、キャリーは持たずにリュック1個で出かけることにしました。多少ホテルが駅やバス停から遠くても、キャリーを持たない旅は小回りが利くので地方の観光地へ行くのには快適なのでした。
2日目 長浜、小浜温泉
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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公共交通機関で巡る九州の旅2日目の5月1日。
7:12発 雲仙の白雲の池バス停(日帰り温泉素泊まりの宿雲仙よか湯さん目の前)から島原へ向かう。白雲の池 自然・景勝地
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誰も乗ってなかった。バス乗車は44分ほど。途中山道な高低差があって、バス車内から遠くに海が見えて景色の良いこと。山あり海ありの場所。
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7:56 島原駅前に到着。鉄道で来たわけではないのに島原駅をウロウロ。改札がレトロな雰囲気で佳き。
島原駅 駅
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島原駅のロッカーに荷物を入れた。コインロッカーがあると事前に調べていた。
雲仙のホテルに預かってもらうのも方法だったけど、帰りに雲仙のホテルそばで一時下車し荷物をピックアップすることを考えると、バスの本数との関係もあり、時間のロスがあるので。
今回の旅行からよく観てるYoutuberの影響を受け荷物を減らしリュック一つで行くことにした。預けるのに小さいほうのロッカー一つで十分だし、小回りが利いて良いです。島原駅 駅
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島原駅。趣きのある建物が好印象(乗り鉄的には残念ながら今回は鉄道に乗る機会はなかったけども)。
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駅前から徒歩11分ほどで島原城。アクセスの良い場所にあります。
島原城天守閣外壁等改修工事を令和4年7月4日より実施、令和5年2月28日に完了したばかり。青空にばえてます。島原城 名所・史跡
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なんだか他の城と違った特徴がある島原城。五層天守閣ですね。
島原城は1618(元和4)年から、松倉豊後守重政が約7年の歳月をかけて築いたもの。五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城。
約250年間、4氏19代の居城だったが、明治の御一新で解体されてしまう。石垣とお掘は当時の面影を残す。1960(昭和35)年に「西の櫓」が、1964(昭和39)年に「天守閣」を復元。 -
城の内部に入れる時間になるまで周囲をウロウロ。
島原城御馬見所(しまばらじょうおんうまみしょ)があった。
御馬見所は、幕末の藩主松平忠和(まつだいらただかず)公の時代に藩士の訓練状況を見るために建てられました。現在は、島原城天守閣の東北方向のほど近いところに建っていますが、もともとは三ノ丸(現在の島原高等学校付近)にありました。明治維新後に口之津町に移築され、その後、昭和41年に再び城内に移築されました(島原観光HPより)。 -
御馬見所は、島原城の数少ない遺構として貴重な建築物です。
木造平屋建で、屋根は切妻造(きりつまづくり)の杉皮葺(すぎかわぶき)、中央の畳廊下を挟んで、四畳半の二室が左右に並んでいます。前面(西面)と左右両側の三方を大きな開口部として障子を立てています。全般に細い木を骨組みに用いた数寄屋風(すきやふう)の建物(島原観光HPより) -
躍動感あふれる像(誰だろう?)
島原城にはいろいろな像があったけれどこれが一番印象的だった。調べたら、「若き織田信長の像」とのこと(なぜココで織田信長?) -
1616(元和2)年大和(奈良県)五条から島原へ移封した松倉豊後守重政が、1618(元和4)年から7年余の歳月をかけて完成させた。城は松倉氏・高力氏・松平氏・戸田氏・松平氏と4氏19代253年間の居城でした。
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島原城から見える山。手前が眉山、奥が雲仙普賢岳。山を見るのも旅行の楽しみの一つ…ようやく普賢岳を望めた。
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9:00 ようやく開館時間になり城の内部へ。
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城の内部は5階建ての歴史資料館となっています。
1階キリシタン展を見ます。キリシタン関係の展示を見るのは人生で初めてです(この後天草へも移動し旅の前半はキリシタン関係が中心となってしまったが)。写真撮影可なのが嬉しい。以前から来たい場所だったし、初めてこういうものを観たこともあり興味深く…予定よりもじっくり見てしまい時間がかかった。
画幅の隠しマリア聖像。こういう和洋折衷なマリア様は初めて観る、興味深いです。オリジナリティの固まりだものね。 -
厨子入り青銅マリア観音像。
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天守閣の上部へ。
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天守閣からの眺め。
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次は、武家屋敷へ。今日は5月1日。職場はメーデーでお休みなのだけど、世間的には平日なので、来ている人が少ないこと。
武家屋敷 名所・史跡
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真っすぐなお堀。観に来ている人が少なく、ゆったり散策した。
松倉重政が島原城を築いた時に、下士をまとめて住まわせたのが武家屋敷街。上士は城内に取り込んだそうだ。
屋敷には境界の塀が無く、隣家の奥までまる見えで鉄砲の筒の中をのぞいたようだというおで、鉄砲町と呼ばれていた。鉄砲組=歩兵の居住地帯だったからでもある(案内板より)。 -
鳥田家は松平藩主の草創以来の古い家柄で、藩主に仕えて三河国吉田、丹波国福知山と転じ、寛文9年(1669年)に島原に入りました。鳥田邸は現在も保存され、屋敷の一部が公開されています。
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藁ぶき屋根が特徴の篠塚邸。この屋敷に住んでいた篠塚順右衛門は、松平藩主の三河(愛知県)時代からの家臣で、藩主に随行して島原へやってきました。
明治時代まで11代続き、主に郡方祐筆(書記)や代官などを務めていました。屋敷は現在も保存され、一般に公開されています。山本邸 篠塚邸 鳥田邸(武家屋敷) 名所・史跡
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11:30なので、例によってGoogle mapで★4以上のレストランを探す。食事に関してはノープランだった。島原城からすぐの場所に★4以上の店があった!
行ってみると数人並んでいて、見る見る内に長い列に。どうやら当たりの店らしい!
「ぐぞう煮」って書いてあるよ。
元祖具雑煮・姫松屋本店さんでした。姫松屋 本店 グルメ・レストラン
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具雑煮がよくわかっていないけど内部へ。これが島原の名物らしい(下調べゼロ)
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材料は鶏肉、アナゴ、シロナ、レンコン、ゴボウ、凍り豆腐、椎茸、卵焼き、丸もち、春菊など十数種。まさに海の幸、山の幸の集大成。私には丸もちさえも新鮮です。
一説には、具雑煮の考案者は島原の乱・一揆軍の総大将、天草四郎時貞ともいわれている。
島原の乱では、幕府方の攻勢で原城内に封じ込められた一揆軍が“兵糧攻め”に遭って悲劇の最期をとげるのですが、その際に四郎の命によって急遽作られたのが「具雑煮」という説があるそうで。 -
それとこちらも一緒に注文、島原名物のかんざらし。一日に限定何個って書かれていたような。限定って書いてあるので頼んでみた(下調べゼロ2)。
ホンノリとした甘い白玉デザートですね。素朴なおやつです。
こういう時カンが働き短い時間でも名物を逃さない自分(自画自賛かw)。
どちらも美味しかった。 -
島原城から島原駅へ戻る際に見かけたもの、島原市役所のこいのぼり。
「長崎県島原市役所周辺に555匹のこいのぼりが飾られ、訪れた市民を楽しませている。5月14日まで」(ニュース記事より) -
555匹のこいのぼり、なかなかの圧巻。地方に行くとこいのぼりをまだまだ飾ってるんだなーと気付かされる。都会ではあまり見なくなったよ。
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忘れないように・・・・島原駅のコインロッカーからリュックを取り出し。駅前からバスで雲仙へ戻ります。
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12:13 島原駅前からバスで雲仙へ。乗客は、数人だけ。
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13:09 バス停「雲仙」で次のバスへ乗り換え。バスは雲仙地獄の横を通り過ぎる、もはや懐かしい光景。
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バス停「雲仙」から乗り換えた小浜温泉行きのバスは観光バスのタイプで。標高が高い雲仙から海辺の温泉地小浜へ山道を下って行くので、この仕様のバスでとても快適だった。
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13:35 小浜温泉バスターミナルに到着。
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小浜温泉バスターミナル
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小浜温泉バスターミナルにはコインロッカーもありました。コインロッカー情報をいつも検索しているので、つい気になる。
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今夜の宿の小浜温泉ビジネス小浜タウンホテルへ。バスターミナルのある表通りから1本裏手に入った通りを行く。カフェもあり、夕方から開くお店もあり。雲仙に比べると、どの建物も古いけれど、お店の数は多い。雲仙より栄えているのはアクセスの良さ故か(注・このあと、小浜はカフェが無い…と書いてますが、この通りにあったのを忘れてた)。
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小浜のネコさまにも遭遇。
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小浜温泉ビジネス小浜タウンホテルさん到着。大浴場はなく、1000円で家族風呂を予約出来るそう。
ちょっと迷ったけど、まだ13時台だし(早く着いた)、小浜温泉は公共のものもあり、立ち寄り湯の宝庫の場所なのでそっちへ行くことに。ホテルのかたはとても親切で、立ち寄り湯や食事処のマップをくださって場所をマークしてくださった。
立ち寄り湯の宝庫の場所なので、日本では圧倒的に多いいわゆる和風旅館を選択しなかった理由でもある。・・・実は和風旅館が苦手なの。最近一人旅でもOKの旅館も多いけど、食事の選択が制限されるのと(山のほうへ行ったのに、食事でお刺身が出てくるみたいな…)、あと和室が苦手で。
拝見してると、多くのフォートラさん読者さんとは嗜好が違うかも…(少数派)。小浜温泉 ビジネス小浜タウンホテル 宿・ホテル
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小浜温泉ビジネス小浜タウンホテルにチェックイン。すぐに部屋に入れてもらえました。改装したばかりのようで綺麗な部屋だった。
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ミニキッチンもあります。ここは雲仙のホテルと同様に湯治場的な滞在も想定しているのかな。
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ホテルのそばにあったので小浜神社へ立ち寄り。
小浜神社(龍の天井絵) 寺・神社・教会
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ガイドブックには出ていない神社ですが。
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中に入ってみたら、色あせているけど大蛇の天井絵がありました。
作者不明ですが、、一夜で描いたと案内板がありました。口伝によると、寛政四年の島原地震の折、天に舞い上がり、大津波が来るのを告げ、普賢岳から流れる溶岩を身をもって防いだそうです。
1991年の普賢岳の噴火を思い出す内容です。
昔からこの辺りは普賢岳などの火山と戦いながら変わることなく生活している地でもあるんですね。 -
上の写真は分かりにくいので…小浜の街中にあった看板から。大蛇じゃなくて龍って書いてありますね。
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立ち寄り湯に選んだのは、お湯がいいとどこかで読んでた蒸気家さんへ。公共の温泉も嫌いではないので迷ったのですが。この後、もう1件行く元気が残っていたら、公共のほうも行こうかなーと。
小浜温泉 湯宿 蒸気家 宿・ホテル
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立ち寄り湯450円でお得。貴重品を入れて鍵をかけておけるロッカーもありました。
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評判の通り、熱くていいお湯でした。という事でこちらで満足してしまい、公共の温泉のほうへは行かないことにしてしまった。
宿泊するホテルの方に聞いたら、小浜は雲仙のような硫黄泉ではなく塩泉(塩化ナトリウム泉)だとのこと。私の今までの塩泉のイメージはあっさりとしたお湯って感じなので、失礼ながら小浜はあまり期待していなかったのだけど、こちらのお湯はじんわりーと沁みてくる所があり、結構あったまり持続するので雲仙の硫黄泉の成分が少し入ってるんじゃないかなーと思った(勝手な想像です)。 -
ま、勝手な温泉評論家もどきはこれくらいにしまして。
次は表通りを反対側(海側)へ。「夕日の広場」という公園。
この地を訪れた斎藤茂吉の歌碑がある。夕日の広場 公園・植物園
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南国を感じるこういう樹が大好きで。
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観光案内所に立ち寄る。カフェはないですか~と聞いてみた。
海を眺めながらケーキを食べれるカフェがあると教えてもらったのですが…。観光案内所のかたはとても親切。 -
橘湾の海沿いの遊歩道を歩く。
ヨットなどが止まっていて、風景が似てるように思えてイギリスの南西部のコーンウォールを思い出す。コーンウォールは2017年の8月に行きました。
でも夏に小浜に来てもこうは感じないかも…。
今のこのGW頃の気温がコーンウォールで感じた夏の気温の感覚に近いからかもしれない。 -
日本のペンザンス、小浜。
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105メートルあるという足湯が見えて来た。今日は平日なのでまあまあの混み具合。
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足湯に隣接する蒸し窯。野菜や魚介を蒸して食べれるそう。
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小浜温泉足湯ほっとふっと105。本当は足湯にあまり興味が無かったのですが・・・(後ほど)。
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観光案内所の人に教えていただいたカフェは少し先でしたが歩いて行ってみたのですが、残念ながら今日は定休日でした。
こちら小浜温泉街にはゆっくりできるカフェが無いのだなー。ちょっと時間が余り気味(というか、時間が余ったと感じてしまうのんびりできない自分の体質に問題あり)。
ガッカリしながら戻ってきたところでジェラート屋さんがあったので立ち寄った。
ORANGE ジェラートさん。 -
マンゴーとヨーグルト(←誰トク情報…)。
海を眺めながら。 -
小浜歴史資料館の入り口
小浜歴史資料館 美術館・博物館
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そろそろ閉館時間だったので入り口だけ。小浜温泉の源泉の湯けむり。
小浜歴史資料館 美術館・博物館
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中途半端な時間なのでいったんホテルに戻り30分程休憩。夕陽の時間にまた遊歩道へ。
日本のペンザンス小浜…夕陽が当たり出しています。 -
昼間はにぎわっていた足湯も、この時間になると数人しかいない。殆どが自動車で来ている日帰り客らしくもう帰ってしまったようだ。旅館宿泊の客は今ごろは丁度夕ご飯時のためか(時間を限定されるところも和風旅館が苦手なところ)。
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想定外にすいてたのもあり、小さなタオルハンカチしか持ってきてないのに足湯に入ってしまった。
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足湯につかりながらの夕陽は最高だった(さっきまで足湯には興味無かったのにね…)。
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評判通りの小浜の夕陽
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これくらいの夕陽時間になったらポツポツと家族連れらしい人たちがタオルを持ってやってきます。旅館のお部屋から見ていて海辺へ降りて行こうと思ったのかな。
今日は快晴の夕陽だ。 -
そんな中、小さな女の子とお父さんがやってきた。
「キレイ~」とポツリと言う女の子。お父さん「でもね、雲があるほうが夕陽はもっときれいなんだよー」と娘に語りかける。
このお父さん、いい事言うなあ~、すごい繊細な感覚のかた!と思わず心の中で。 -
そうそう(←横で聞いてて納得する自分)、快晴の夕陽も綺麗だけど、雲があると趣きがもっと変化するものね。旅行に行くとともかく晴れたらいいなとだけ願うけど、晴れだけが正解ではないのだ。
やがてお父さんは娘を肩車し行ってしまった。その後ろを見送り、あんな感性豊かな事をおっしゃるお父さんに育てられたら、あの女の子も情緒豊かに育ちそう....。肩車をして行く感じも…素敵なおや子だった。 -
素晴らしいひと時でした。ありがとう、日本のペンザンス小浜!(←まだ、言ってる)。
たぶん、ペンザンスへ行ったことがあるかたがココへ来ても、どこがペンザンスなんだーって思うと思う
....に1票・汗 -
日が沈んだので夕食へ。宿泊しているホテルでチェックインの時にいただいた10パーセントクーポンを持って、ホテルのすぐそばのこちらへ。
居酒屋 弁天さん -
小浜ちゃんぽんが美味しい~。実はチェーン店のものしか食べたことがなくちゃんぽんは苦手だったのに、本場のものは美味しいです。また食べたい!(普段は飲まないので、お酒を注文しなくてすみません。海外へ行くとワインは飲むんだけどw)
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