2023/06/14 - 2023/06/19
486位(同エリア1245件中)
こりすさん
この旅行記のスケジュール
2023/06/15
この旅行記スケジュールを元に
今回ランカウイ滞在で選んだホテルは、Casa del Mar カーサデルマールというスペイン風のプチホテル。
パンタイチェナンのビーチに面した大人向けのリゾート。口コミでは年配の宿泊客が多く、ホスピタリティ溢れる落ち着いた滞在を楽しめるとのこと。
海外リゾートといえば、プールが何種類もあったり、ビュッフェ料理のメニューが沢山あったりと、以前は部屋数が多い大型リゾートホテルに泊まることが多かったのですが、コロナ禍を経て、何となく自分の旅行の嗜好が変わってきた自覚がありました。
人と人との接触を避ける生活が長く続いたせいか、ビュッフェ料理は日本式だとビニール手袋着用で飛沫感染防止のスクリーン越しに料理を選ぶ味気なさに少しうんざりした気分になってしまい、海外ではさすがにそんなことはないかもしれませんが、規模は小さくてもいいから自由にのんびり過ごせるホテルに泊まりたいと思っていました。
今回3泊したカーサデルマールは、全て希望通りとても満足できる幸せなホテル滞在となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
ランカウイ国際空港からタクシーでホテルへやってきました。
タクシーは均一料金のようで、行先別でエリア料金が設定されていました。
空港からパンタイチェナンのホテルまでMYR25、この日のレートで約800円。
空港建物を出てすぐの場所にあるタクシーカウンターで料金を前払い、その場で順番待ちをしているタクシーが割当てられました。
空港からパンタイチェナンのエリアは比較的近い場所にあり、ガイドブックには15分程度とありましたが、もう少し早く着いた印象です。
写真はホテルのロビー。スペイン風というコンセプトですが、木を各所に使った建物で、西洋風というよりはむしろアジアの雰囲気もあります。カーサ デル マール ランカウイ ホテル
-
プチホテルなのでフロントも1つだけ。チェックインは上の写真にあるロビーのソファで手続きを行います。
ソファに腰を掛けてしばらく待つ間、ホテルオリジナルの冷たいジンジャーティーが振舞われました。
おしぼりが冷たくて、何かいい香りがします。あぁアジアのリゾートに来たなという気分になりました。
こちらでチェックイン時にクレジットカードのデポジットMYR600を決済。
ホテル内のレストランやスパ利用時にはここから差引精算されるとの事でした。 -
この写真は到着してからプールで遊んでいるときに撮影した写真ですが、
奥の茂みの方に見える入口がフロントロビーにつながっており、一度フロントロビーから屋外に出て、ホテル敷地の中央に位置するこのプール脇をぐるりと回りこむような恰好で歩いていくと、ビーチフロントの部屋につながる屋外通路に出ます。 -
今回指定した部屋、ビーチフロント・スタジオスイートへ徒歩で向かいます。
場所は中央のプールに近い、プール側から2つ目のお部屋に案内されました。
いい天気!空が高い! 雨季だけど雨に降られなくてよかった。 -
こちらが今回滞在したお部屋です。緑が茂って、ブーゲンビリアの花が咲き、うっとりするような素敵な雰囲気!
中はどんな感じかな…、期待が膨らみます。 -
屋外からアプローチして入るんですね。小さな木製の扉を開けて、中のプライベートパティオを通過したら部屋があります。
外の通りから中が見えないのがまた良いですね。ドキドキしてきた! -
建物から外の扉の方を見たところです。こんな感じの小さな中庭のプライベートスペース・パティオが各部屋にあります。
パティオがあるなんてスペイン風のこのホテル、素敵。
木陰には屋外用のソファもあります。屋外との微妙な距離感が心安ぐ要素ですね。 -
部屋の中に入ったところです。玄関ドアがあるわけではなく、パティオからは直接部屋につながっているスタイルでした。リビングの大きなガラス扉の引き戸を開けて中に入ります。
なんか、田舎の家の庭から縁側を通って居間に直接上がりこむような、ちょっと懐かしい雰囲気を感じました。 -
ビーチフロントスタジオスイートの部屋。左側に見えている床から天井までの大きなガラスの扉が出入り口になっています。
窓に近いエリアにはテーブルと、写真には写っていませんがソファーがあり、奥にベッド。 -
スタジオスイートと部屋の名前が付いていますが、いわゆるスイートルームのようにリビングとベッドルームが完全に別の部屋に分かれているわけではなく、ワンルームタイプです。
部屋の奥から、出入り口のリビングの方を見るとこんな感じ。
全体的に照明がオレンジ色で薄暗いので、実際よりも写真は暗く写っています。肉眼ではもっと明るいです。 -
ツアー手配時にベッドは、ツイン(ハリウッドツイン)を指定したはずでしたが…
確かめるとダブルでした。まあ仕方ないか。
部屋を変えてもらうこともできたかもしれませんが、パティオから部屋までの雰囲気がとても気に入ったので、このままでもいいという気分になりました。 -
ベッドの向かい側には、キャビネットと、その隣の台上にコーヒーマシンなどのコーナー、手前は広いデスク。
床がフローリングで、家具も重厚でウッディな雰囲気のもので統一されていて、室内だけ見るとあまりアジアに来た感じはしませんが、そんなところも気に入りました。 -
デスクの上にはBOSEのサウンドバーがあり、Bluetoothで接続すると、スマホに入れてあった音楽をこちらのサウンドシステムで聞くことができました。連れのりすは興味深々。
部屋の鍵には木製のキーホルダーがついていて、Canarioと書かれていますが、こちらのホテルは、部屋番号の他に各部屋毎に名前がついていて、私達が案内された部屋はスペイン語でカナリヤという美しい鳥の名前が付けられていました。 -
デスクの脇からR形の扉で区切られた別部屋へつながっています。
扉を開けると、クローゼットとバスルーム一体型の部屋がありました。 -
クローゼットはかなり広いです。大型のものと引き出し付きのもの、いずれも木製ルーパー付きの扉が付いていました。
バスローブはよくあるぎっしり密度の高いパイル生地ではなく、ペラペラの薄手の生地でした。この位の薄さでなければ暑くて羽織っていられません。 -
青いバスタオルは屋外専用です。上に小さなボトルが乗っていますが、日焼けで火照った体をクールダウンするひんやりスプレーミストでした。
青いタオルはデッキチェアのサイズに作られていて、こちらをチェアに広げておくと使用中の意味になります。 -
クローゼットの中にはPCにも対応できるサイズの大型セーフティボックスがありました。
隣に置いてある茶色い袋の物体は、虫よけキンチョールです(笑) -
こちらは洗面シンク(注:写真は鏡に映り込んだ姿を黒塗りで消しています)
結構シンプルなアメニティが並んでいます。 -
最近SDGsとか世の中の雰囲気もあってか、リゾートホテルでも繰り返し使用できるボトルタイプのアメニティが増えてきましたね。
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石鹸はハンドメイド。シナモン?らしいですが、香りは別にシナモン臭はしませんでした。
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ティッシュペーパーがあった(笑) スペイン風ホテルと聞いて、多分ティッシュはないだろうと思って自宅から一箱持参したのですが、それはリビングで使うことにします。
スペインとかフランスとか諸々西欧諸国のホテルに泊まった時に、ティシュペーパーがなかったのが少々トラウマとなっています…。 -
マレーシアのトイレには当然このシャワースプレー付きですね。この使い方を誰かに教えてもらいたいです。
ウォッシュレットはありません。
ちなみにこちらのトイレ、個室ではなく、位置的にシャワーブースの目の前にありますが、ドアで区切られてもいません。
常に姿が目に入ってしまう位置なので気になる人は気になるでしょうね。
こりす達は気にしませんが、お若いカップルや女性同士だとちょっとこれは受け入れ難いかもしれません。 -
トイレの目の前にあるシャワーブース。部屋の間取りによってシャワーブースの位置は違うみたいです。
こちらの独立したシャワーブースの他にバスタブも付いています。
このシャワー、レインシャワーとハンディシャワーが一体になっていて、海外シャワーあるあるですが、とても操作が分かりにくい。
下の方に360℃回転するハンドルが付いていて、それで、レイン→ハンディ→ストップ→カランを切り替えるということに、2泊目になってようやく気付いた。
温度設定も微妙で、調節方法が最後まで分からず仕舞いでした。ぬるいお湯が出ました。 -
シャワールームのアメニティもボトルタイプ。
シャンプー、コンディショナーともによい香りでした。ハンドメイド石鹸は泡立ちが今一つだったので、こちらのバスジェルをよく使っていました。 -
バスタブ。洗面シンクの向かいに位置していました。
深さはあまりないですが、十分足を伸ばせる広いタイプでした。
実はこのバスタブの向こう側(茶色く見えている部分)が引き戸になっていて、リビング側から窓を開けるようにして風を通すことができます。
開けていると洗面が明るくて便利なのですが、うっかりすると奥にあるトイレまで丸見えになってしまう(笑) -
別の日に撮影した写真ですが、御覧の通り。お湯の色が…(苦笑)
ちょっと黄色く濁ったような微妙な色です。
このバスタブのお湯の色を見ると、洗面で歯磨きとかうがいとかする水、大丈夫か?と気になりますが、滞在中ずっと洗面蛇口の水を使っていましたが、お腹を壊すことはありませんでした。ホッ -
ドライヤーはTV台の引き出しの中に入っていました。
これでは見逃す客が多いのか、案内してくれたスタッフが丁寧に引き出しを開けて、ここにあるよと教えてくれました。 -
ミニバーコーナーは独立した一角がなく、TVの前のチェスト横の台上に置かれていました。
この下に冷蔵庫があります。 -
無料の水のボトルが4本。リゾートではビーチで遊んだりしてすぐに喉が渇くのでありがたいです。
手前の蓋を開けているキャニスターは、手前がチョコチップクッキー、奥は殻付きピーナッツでした。なくなると毎日補充されていました。 -
コーヒーマシン。カートリッジタイプで水は機械にセッティング済でした。
初日だけ1杯頂きました。次の日からは…セットされた水が本当に交換されているのか不安になり、飲むことはありませんでした。 -
コーヒーの種類はセガフレードです。
頂いたのはカフェインレスのコーヒーですが、カフェインレスってメーカーによっては酷い味の時がありますが、こちらの味は良かったです。 -
引き出しの中には、大き目のグラスとマグカップ、紅茶用のポットと、左側の木製の四角い箱は中にアイスキューブ用の金属容器が収まっていました。
電気ケトルでボトルウォーターを沸かして、JALラウンジで拝借してきた緑茶を飲んで一息つきます。 -
マグカップは巨大でした。
紅茶用のポットは茶こし付きで、リーフティ対応だったのですが、実はこの写真、ホテルをチェックアウトする日の朝に撮影したもの。
最後までこの紅茶セットとTWGのティーバックがあることに気づかなかった(笑)
最近薄暗い場所で視力が落ちてきているのでダメですね…。 -
スーツケースを置いて荷物を解いたら、椅子に腰かけてちょっと休憩。
先ほどチェックインしたときに、今日予約が取れるならホテル内のスパで2人同時にトリートメントを受けたいとリクエストしていました。
暫くすると電話がかかってきて、90分コースならこれから予約が取れるといわれたので、時間を指定しました。この後着替えてスパへ向かいます。 -
本当に素敵な眺め。このホテルはあまり口コミなどもなく、公式WEBサイトの写真も少なく、事前に部屋の様子が調べられなかったので、一か八かでしたが、非常に満足のゆく部屋になって大喜び。
SPA予約の時間となったので、これから少し出かけます。 -
ホテルにあるスパ、SATKARA SPAへやってきました。
これから2人同時に90分のトリートメント施術を受けてきます。 -
入口でサンダルを脱いではだしで室内へ入ると、待合室に案内されました。
クーラーも程よく聞いてて、リラックスできそうな雰囲気。 -
見苦しい足の写真ですみません。
オレンジの皮を細く切った冷たい水に足をつけて、スイートオレンジオイルでまずは洗浄。
その間、アンケート用紙を渡され、既往症や注意してほしい部位など、チェックをつけていきます。
施術プランは90分の中からそれぞれ好きなプランをチョイス。
メニューリストを見せてもらい、こりすはシグネチャーマッサージ、連れのりすはトラディショナルマレーマッサージに決定。 -
トリートメントルームに案内されました。
こじんまりとしたSPA施設で、部屋数はカップルルーム2部屋しかないそうです。当日予約が取れてラッキーでした。サッカラスパ エステ・スパ・マッサージ
-
2ベッドで2人並んで同時に施術を受けることができます。
予約の際にスタッフの性別のリクエストもできます。 -
施術は全裸でも大丈夫なようですが、専用ショーツがあったので我々は着用。
不織布ではなくちゃんとした綿素材の布ショーツでした。使用後持ち帰り可能です。
マッサージの感想を連れに聞いたところ、マレーマッサージは指圧系というか、肘を使ってグイっと押したりするマッサージだったそうです。ゴリゴリ強めに押してもらうのが好きな人にはちょうど良いみたい。
自分が選んだのはオイルマッサージが中心で、時々力も入りますが全体的に撫でる系。解説によるとロミロミやタイ式マッサージの要素も入っているみたい。
アロマオイルで頭皮のマッサージもされたので、施術後は髪の毛がオイルまみれになりましたが、自然な香りと程よいプレッシャーで気持ちよかったです。 -
90分コースは最高の一言に尽きます。
深夜便フライトで凝り固まった体とむくんだ下半身をいい具合にほぐしてもらえました。
途中で何度も寝落ちしてしまい、少々イビキなども…恥ずかしかった。
部屋の奥の方にはシャワールームもありましたが、90分コースでは使えませんでした。
長時間のコースではフラワーバスとかもあるようだったので、部屋から移動せずにバス&シャワーを浴びることができるみたい。 -
再び待合室に戻り、暖かいジンジャーティを飲んで、しばし休憩。
スタッフの方がやってきて、施術の感想など聞いていきました。落ち着くまで好きなだけゆっくりしていいと声をかけてくれました。
料金は宿泊者の場合はホテル部屋付けにすることができます。チェックイン時のデポジットから差引精算の対象になりました。 -
のんびりして落ち着いたので、SPAを後にし、少しホテル周辺をぶらぶら。
表通りから見ると、SPAの看板が出ていました。でもツタが絡まっていてこれでは何のことやら(笑)
こちらはホテル宿泊者以外でも利用できるSPAです。 -
歩いて部屋に戻るところ。気分もリフレッシュして最高です。
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ホテル前のビーチに散歩しに行ってみました。
ちょっと曇り空ですが、晴れていたら真っ白な砂浜が広がるチェナンビーチの目の前にホテルの建物があります。 -
ビーチ、赤旗が立っているの?でも泳いでいる人はいるけど…。
よく見ると上半分が赤・下半分は黄色の旗でした。どんな意味なんだろう。 -
白い砂浜ですが、ちょっとゴツゴツしてる感触。貝殻の砕けた小さな破片が沢山散らばっている感じです。
サンダルはホテルの部屋備え付けのものを使っていますが、サンダルなしで歩くのは少々厳しいかも。 -
ランカウイ空港から近い場所にあるので、飛行機が離発着する時に音が案外うるさく聞こえてきます。
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どこに向かって飛んで行くのかな?
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しばらく散歩していたら、満ち潮の時間なのか、波打ち際が陸地の方に迫ってきていました。
引いた波の後に空のブルーが映り込んで素敵な光景。 -
ずーっと向こうまでビーチが続いています。
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波打ち際から眺めるホテルCasa del Mar。
最高の立地ですね! -
暑くなってきたのでいったん部屋に戻ります。
近くのコンビニへお酒と何かスナックを探しに出かけることにしました。
口コミ情報では、ミニマートが徒歩数分の場所にあるらしいです。
⇒行ってみたら閉店していました…。やはりコロナ前の情報は全然あてになりません。今回の旅の教訓となりました。 -
ホテルの玄関ドアを開けると、正面でニャンコがごろりと横になっていました。
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首に鈴を付け、なにか名札のようなものも付いている。
毛並みがフサフサでよく手入れされた猫。
後になって知りましたが、こちらのホテルで飼われている看板猫のルナちゃんでした。人に慣れているのかマイペースです。 -
コンビニを探してホテルの前の道路を歩いているところ。またニャンコ発見です。
この後もちらほらと野良猫を見かけることがありました。
…で、結局ミニマートは発見できず、かなり距離を歩いてセブンイレブンを見つけ、そちらでビールとお菓子を調達して、ホテルに戻りました。
島内全域がTax Freeなので、何もかも安いですね。特に酒類は激安価格です。 -
ホテルについてからまだ何も食べていないので、小腹が空いてきました。
羽田からクアラに来るマレーシア航空の機内で配られたおにぎりとミニマフィンを頂きます。
連れのりすはコンビニで買った激安タイガービールと、ホテルの部屋にあった無料のピーナッツの組み合わせでご満悦。
少し小腹が満たされたら、水着に着替えてビーチへ繰り出しましょう。
続きの旅行記へ。
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