2023初夏 ランカウイ#4 パンタイチェナンビーチでサンセットディナー ナイトマーケット見物

2023/06/14 - 2023/06/19

ランカウイの初日は、ホテルCasa del Malのプールと目の前のビーチで少し遊び、海辺のレストランLa Sal（ラ・サル）でサンセットディナー。ホテルの部屋で少しうたた寝して休んだら、Temonyongのナイトマーケット”パッサールマラム”へ出かけます。
屋台に並ぶ料理を眺め現地の食文化を垣間見ることができました。

エリア ランカウイ島(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

少し腹ごしらえしたので、水着に着替えて夕方のビーチへ繰り出します。
雨季なので曇り空ですが、日焼け止めを忘れずに。

ノッポのヤシの木があちこちに見え、南国感満載の風景。

カーサ デル マール ランカウイ ホテル

プールサイドのデッキチェアに青いバスタオルをかけ、場所取りをしたら少し横になって休憩です。
先ほどホテルのSATKARA SPAで90分の全身マッサージを受けた後なので、心地よい気分でデッキチェアに横たわる。

鳥のさえずりがすぐ近くで聞こえています。見上げると隣のビーチパラソルの上に鳥が止まっていました。

芝生の方に目をやると、鳥が歩いていました。同じ種類の鳥が結構沢山いる感じです。

ズームで撮影。くちばしが黄色、頭と尾羽が黒で体はチャコールグレーの鳥です。
中型でカラスよりは小さいけどサイズは大きい方かな。

それにしても、ビーチ周辺にはのんびりした空気が流れていて、ランカウイってこんなにいいところだったんだ～と、来てよかったなと改めて思いました。

ただいま17時を過ぎたところです。少し日が傾いてきていますが、気温はまだ高いので、プールに入ってみます。
入った瞬間ちょっとひんやりしましたが、ぬるい水温。

ホテルCasa del Marには敷地中央にこのプール一つしかありませんが、宿泊客はシニア層が多かったこともあり、泳いでいる人はあまりおらず、プール周辺のデッキチェアに寝そべって日焼けしたり、読書したりと静かに過ごしているゲストが多かったです。

私達もあまり騒がないように、プールでちゃぷちゃぷ・ゆらゆら、歩いたり少し泳いだり、大人しく過ごしていました。

プールの中へスマホを持ち込んで、落とさないよう慎重に構えて撮影。
ホテルのフロント方面です。この右側写真にはうまく写っていませんが、レストランがあり、レストランのテラス席からプールを眺めることができます。

夕方になり日が傾いてきて、ヤシの木の影が長く伸びています。
向こうに見えている砂浜からすぐの場所にあるデッキチェアも、こちらのホテルの所有でプライベートエリアになっています。
本当にビーチの目の前に立地しているホテルです。
気の向くまま、ホテルのプールとビーチを徒歩で行ったり来たりして過ごすことができて最高です！

18時過ぎまでプールでのんびり過ごしていました。
日が傾いてきて、ディナーのことも気になったので、今日は水遊びはここまでにして切り上げて部屋に戻ります。

シャワーを浴びて着替えたら、今夜のディナーの計画を。
今回の旅行ではのんびり過ごすことをメインにしていたので、日本から食事やアクティビテイの予約は入れていませんでした。

連れのりすの希望で、ホテルにあるレストランLa Salでディナーに決まりました。
部屋から電話でレストランの予約を取ります。少し早めの時間ですが、ビーチからサンセットを見たかったのでこの後すぐ出発。

写真は昼間セブンイレブンで買ってきたパンです。キャニスターに入っているのはホテルの部屋備え付けの無料の殻付きピーナッツ。

レストランLa SalはCasa del Marの施設内のレストランですが、朝から夜まで営業しています。
ディナーは海辺の立地を活かして、ビーチにテーブルが並ぶので、その席を指定しました。

レストランへやってくると、まだ早い時間だったのか、開店準備中。
セッティング前のテーブルの上にキジトラ猫がゴロン！

テーブルがひんやりして気持ちよかったのかな？
ランカウイのチェナンビーチ沿いではニャンコを沢山見かけました。
それにしても自由だなぁ。日本だったら、衛生面がどうとか色々クレームがきそうな光景ですが、ここにいるとそんな小さな事（？）は次第にどうでもよくなってきます。
スタッフがテーブルセットしたときにちゃんと拭いてくれさえすればOK。アルコール除菌みたいな神経質な拭き方はしてくれないかもしれないけど(笑)

テーブルセッティングされた後の光景です。
砂浜にテーブルがこんな具合に並びます。

風はほとんどなかったので、砂が巻き上げられるようなこともなく、晴れてきたのでサンセットディナーが楽しめそうで期待が高まります！

日が暮れ始めてビーチアクティビティも終わりの時間となりました。
ジェットスキーを連結して車庫に運んでいく車が目の前を何度も通過していきます。

西の方を見ると、雲の合間から太陽がまぶしく光り輝いていました。

このレストランLa Salのビーチダイニングエリアの席はすぐに埋まってしまうので、予約必須かもしれません。

ドリンクが運ばれてきました。
ビーチで夕焼けを眺めながらの一杯は至福です！

テーブルの上のパン（青い布にくるまれている中央の物体）は、ホテルのレストランで焼いているパンだそうで、オリーブオイルとバルサミコのMIXオイルを少々付けて食べたらすごく美味でした！

ランカウイ最高！　Cheers！ ¡Salud!

のんびりしたペースで食事が運ばれてきました。
シーフードのグリル

トロピカルフルーツのグリーンサラダ。
黄色いキューブはマンゴーでした。あっさりしたビネガー風味のドレッシングと甘く濃厚なマンゴーが意外にもよく合います。

夕暮れのビーチは気温も下がって吹く風も涼しく感じます。
砂浜に野良ワンコがやってきました。

昼間ビーチアクティビティに興じた人々も、夕暮れ時は静かなムードで思い思いに過ごしている感じです。

日没時間となりました。
オレンジ色の空が目の前に広がる…

雨季でしたが雨に降られずにラッキーでした。
いつまでも眺めていたいビーチのサンセットです。

ゴーッという音が聞こえて空を仰ぎ見ると、厚い雲の下をランカウイ空港から飛び立った飛行機が上昇していくのが見えました。

日が沈むにつれ辺りは急にブルーグレー色の景色に変化します。
ダイニングテーブル上のランプにも明かりが灯り始めました。

空が茜色に変化しました！ついに日没のようです。

素敵…ずっと見ていられる。

日没後は辺りが急に暗くなり一変。
アクティビティのジェットスキー、連結されて撤収する様子が面白い。

ホテルの方を振り返ってみると、デッキチェアにはシートがかけられて店仕舞い。

前菜をそれぞれ1品頼んで完食してから、ずっとドリンクだけでサンセットを眺め過ごしていました。
メインを頼もうか迷ったのですが、辺りが暗くなりすぎて、我々アジア人の肉眼では真っ暗でほとんど何も見えません。写真では多少明るく写っていますが、実際には奥のテーブルランプだけがぼんやり光っていて後は何も見えない状態(苦笑)

当然ですがビーチには光源がないので、日没後しばらくすると辺りは真っ暗。
自然そのものという感じで、これはこれで良いです。

全席埋まっていたビーチのテーブル席は、ふと気づくと皆さん退席していました。
隣に白人のシニア夫婦っぽいお客がいましたが、さすがにこの暗さではメニューも読めません…。

向こうの方でわいわいと騒がしい声が聞こえます。ファイヤーダンスをやってるみたい。
そろそろ部屋に戻ることにしました。

ディナーのあと部屋に戻り、ベッドで少し横になろう…と思ったら、案の定爆睡。
目覚めると21時を回っていました。

今夜は木曜のナイトマーケットが近くで開催される日です。
ナイトマーケット＝マレー語ではパッサールマラムは、曜日ごとに場所を転々とするので、パンタイチェナンの付近では1週間の間に木曜の夜しかありません。

丁度タイミングがあったので行こうと計画していたのに、間に合うかなぁ？
まだ眠っていた連れのりすをたたき起こして、寝起きでぐずる連れをなんとか説得して急いで出かけます。

GoogleMapの地図だけを頼りに、真っ暗な道をひたすら徒歩で進むこと20分…

なんか屋台っぽい一画が見えてきましたよ。

ここはまだパッサールマラムの屋台エリアではありませんでしたが、少し手前の方にインド料理のレストランがありました。
この辺りで右に曲がると、ナイトマーケットの場所「テモヨン村」があるはず。

屋台の明かりが沢山見えてきました。GoogleMapの場所も正確なようです。
あれがTemonyong（テモヨン村）のパッサールマラムだ！

到着しました～、間に合ったー！！　Temonyong（テモヨン）パッサールマラム。
毎週木曜日の夜に開催されています。
写真のような感じで、お祭りような屋台のテントがびっしりと並んでいます。

テモヤン ナイトマーケット 市場

ガイドブックによると日暮れから順次屋台がオープンし、夜は22時頃までという事前情報でしたが、現在既に22時近くとなっていますがまだ普通に営業している感じです。時間は適当なんでしょうね。
ちなみにGoogleMapの情報では18:00-23:00営業と出てきます。アジアなので営業時間は真に受けてはいけません。

かなりお店の数がありそう。順番にぐるりと回ってみましょう。
ワクワクしてきた！

いろんな種類の屋台があります。飲食系、フルーツ系、衣料品なども。
ネット情報によると支払いは現金のみ、大きな金額の紙幣は使えないこともあるようで、小さい金額を持っていくのがよいみたいです。

あと、スリ・ひったくりに気を付けてというネット情報で注意が出ていましたが、そんなに混雑していないので、チェナンビーチ周辺の店舗を見て回るのと同じレベルで注意を払えばよいだろうと思います。

串焼き？魚のすり身っぽい感じ？
地元の人達も沢山やってくるのがこのテモヨン村のパッサールマラムらしいのですが、特に看板や値札が出ているわけでもなく、観光客には見た目だけではなんだかわかりません。

こっ、これは…(笑)
ポリ製ドラムタンクに入ったカラフルな液体、ラベル表示を見るとジュースっぽい！
ところでどうやって飲むの？？
ビニール袋に入れてもらえるという噂も…

こちらには大量の殻付きピーナッツ。
ホテルの部屋にも常備されていましたが、ピーナッツ好きなのかな。

NASI KUKUS？　ナシはご飯の意味ですが、KUKUSは何だろう。
なんだかわからない食べ物だらけですが見て歩くだけでも楽しい。現地の食文化が分かります。

弁当っぽいですね。値段、安っ！　MYR6って、180円位？
隣のBBQ串焼きは2リンギということは…60円？

他にも山積みのサテーを打っている屋台など、色々な食事メニューがあって、ここで何か買って持ち帰って食べてもいいかな？と思いましたが、慣れない食べ物はお腹を壊すだろうと連れに止められました。

なんか匂うなー…と思ったら、出ました、ドリアン！
しかもこんなに沢山！　濃厚な何とも言えない匂いが辺り数メートル周辺漂っています。
ドリアンはホテルへの持ち込み禁止なのはここランカウイでも同じようです。
うっかり購入してもその場で食べられる飲食スペースはないので、ご注意を。

このあたりはフルーツ系屋台が並んでいます。
マンゴスチンとマンゴー。マンゴー買って帰ろうかなぁと悩んでいたら連れに止められました。
値段は15リンギと表示が出ていましたが、おそらく1個単位ではなくキロ単位ですね。

パッサールマラム、テンション上がりました！
さっきまで眠くてうとうとしていましたが目が冴えてきた。

帰りも同じルートをGoogleMapのナビを頼りに歩いてホテルへ戻ってきました。
ホテルの入口の旗が見えます。この通りは舗装されて街灯もあって歩きやすい道です。

ホテルに着くと、通りの看板の手前に、ニャンコが。

グレーの毛並みがふさふさした猫。こちらのホテルの看板猫のルナちゃんでした。
ホテルの車寄せと向こうに見える玄関とルナちゃんを撮影。

ホテルに戻ってきました。
夜のホテルプールは泳ぐことはできませんが、ライトアップされて素敵な雰囲気。

ランカウイの初日、本当に楽しい一日でした！
SPA、プールとビーチ、夕暮れを眺めて素敵なビーチフロント席でのディナー、ローカルナイトマーケットのパッサールマラム。到着した一日ですごく色々な体験をしました。

明日は少しゆっくり起きて、また観光に出かける予定です。