2023/07/15 - 2023/07/15
3235位(同エリア21389件中)
つららさん
兵庫県の北条鉄道に、2022年にJR東日本からキハ40がやってきました。
もと秋田支社にいた車両で、五能線や男鹿線を走っていた時の色そのままです。
そして北条鉄道の起点である粟生に行くために、神戸電鉄に乗りました。神戸電鉄は全国登山鉄道‰(パーミル)会に加入しています。最近、勾配好きなので、こちらも満喫しました。
PR
-
7月15日
まず、梅田(大阪梅田ともいうけど)まで、京都からやってきました。今日は阪急阪神1dayパスを使用します。1,300円なので、新開地往復だけで元がとれるだけでなく、京都から三宮方面に行くのに普通の乗車券だと梅田の手前の十三で乗り換えなければならず、神戸線で座ることができませんが、フリー切符だと一旦始発駅の梅田まで行って神戸線に乗り換え、座って行くことができます。 -
阪急、阪神と東急がコラボしているSDGsトレインでした。
-
7:10 大阪梅田(違和感・・・)発 新開地行き 特急
-
神戸三宮(これも違和感)の先は神戸高速鉄道の区間になります。花隈、高速神戸の順で停まり、新開地まで行きました。
-
新開地
ここでちょっとウロウロしましたが、それは別の旅行記で。(なんですか、その思わせぶり)
8:18発の鈴蘭台行きに乗り、次の湊川でおりて改札を出て窓口で神戸電鉄の1日乗車券を買って、すぐにホームに戻って4分後の粟生行きに乗らなければなりません。 -
8:18 新開地発 鈴蘭台行き
-
内装が阪急そっくり。
-
8:23 湊川発 粟生行き
湊川ではギリギリで電車の写真が撮れませんでした。
さあ、がんばって登っていきますよ。(私でなくて電車が) -
鵯越(ひよどりごえ)
-
鵯越の先
早くも50‰の勾配標。 -
鈴蘭台
有馬線はここで右に分かれていきます。
こちらは粟生線で、左へ。
ここまでは複線でしたが、ここから単線になります。 -
鈴蘭台
鈴蘭台を過ぎても登る登る。 -
鈴蘭台西口
下るのもかなり急です。
楽しい。 -
神戸電鉄の路線図
旅行記にwebサイトのスクショを載せるのはだめなんですって。そのため車内のこんなのや、駅にある料金表を載せることになります。見にくいと思いますが、どうぞご容赦ください。
神戸電鉄は「観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している」という点で共通しているというパーミル会の会員です。
この図のまんなかあたりに有馬温泉駅がありますね。 -
新しい車両もいる。
-
西鈴蘭台
鈴蘭台西口とは別の駅です。
かなり上がってきても、人家はかなりあります。 -
加古川を渡ると、もうすぐ粟生。
-
粟生
多分それなりに古い車両だと思いますが、全然しんどそうじゃなかった。 -
粟生(あお)
神戸電鉄、JR加古川線、北条鉄道が乗り入れる駅です。 -
103系も来ます。
初めて加古川線でこれを見た時には、最初は103系だと気づきませんでしたけど。 -
JRと北条鉄道はホームの高さが違います。
そのためかどうかわかりませんが、この日は車椅子利用で加古川線から北条鉄道に乗り換える方がおられて、北条鉄道に乗るまでをJR西日本の方がアテンドされていました。私が北条鉄道の1日乗車券はどうやって買うんだろうと固まっていたら、このJRの方が声をかけてくださいました。ありがたいことです。 -
JRの駅名標?
-
粟生
北条鉄道のこのフリーきっぷを購入しますが、北条町駅に行かないと買えません。とりあえずここから乗って、北条町で降りる時にその旨を申し出て、窓口で買えばよいというシステム。
先に途中下車したい場合でも、後から北条町に行くならその時でいいんですって。 -
来た。
ものすごくゆっくり入ってきます。
写真を意識してます? -
北条鉄道が2022年にJR東日本から譲り受けたキハ40です。
北条鉄道は大正4年に播磨鉄道として粟生ー北条町間が開通した後、昭和18年に日本国有鉄道が買収して国鉄北条線になりましたが、特定地方交通線に指定され、昭和60年に第三セクター化されました。 -
昭和54年生まれ
北条鉄道では、実は最初から国鉄型キハを入れようという話ではありませんでした。
法華寺駅に交換設備を設置して増便できるようになったことで予備車両が足らなくなり、購入の必要が出てきました。しかし、新製する余裕はなく中古車両を購入することに。それで全国のJRや私鉄に「いい車両はありませんか?」と問い合わせていたら、しばらくしてJR東日本から「秋田のキハ40形なら渡せる」とお話があったのだとか。 -
秋田にいました。
こういうの、わざと残してあります。 -
五能線や男鹿線の色だけど、塗り直してあるということでしょう。車両はきれいでした。
五能線は日本海のすぐそばを走っているので、海水をたっぷり含んだ風があたっていて、雪も吹きつける厳しい環境だったんやね。ここに来れてよかったね。 -
サボもちゃんとあります。
-
車内はこんな感じ。
残念ながら扇風機はありませんでした。 -
JR東日本の時の路線図も残してあります。
-
なまはげいた。
-
無事、2人掛けボックス席に座ることができました。
-
法華口
-
法華口
駅舎の横には三重塔。
お寺の塔ではなく、模型です。 -
法華口
この日はカブト虫列車が運行されていました。
子どもはカブトムシがもらえるんですって。車内は大盛り上がりしている様子。 -
加西市
にっぽんの夏 -
長(おさ)
北条鉄道の長駅、法華口駅、播磨下里駅は平成26年に国指定登録文化財に指定されました。
長と法華口は後で降ります。 -
北条町
そこそこ混んでいましたが、全員座れる程度で、ちょうどよかったです。
北条鉄道はこのキハ40を入れたことで遠くからもマニアが乗りに来るようになって、2022年度は過去最高の営業収益だったんですって。そのような話を聞くとうれしくなります。 -
10:39 北条町発 北条鉄道 粟生行き キハ40
窓口で「北条町ー粟生 フリーきっぷ」を購入した後、粟生行きに乗ります。 -
今日のきっぷたち
北条鉄道、神戸電鉄、阪急と、すべてフリーきっぷでまかないます。 -
播磨下里
国登録有形文化財3駅のうち、ここだけは降りていません。
駅名標が塗り直してありますが、下に透けて見えるのは右から左に書かれています。戦前のもの? -
播磨下里
茶色の壁とミントブルーのY字柱とで、チョコミント。 -
法華口
一旦ここで降ります。
真横から見ても愛嬌があってかわいい。
バックミラーついてるんですね。 -
法華口
国鉄時代に廃止された交換設備が2020年に復活しました。 -
法華口駅の駅舎全景はこんなの。
列車は駅舎の前ではなく、2本の新しいホーム(今立っているところとその向かい側)に停車します。 -
電話の箱がそのまま残っているんですね。
登録文化財ということはそう簡単には取り壊せないので、北条鉄道はこの駅舎を残して行く意思があるのでしょう。 -
かなりの部分が、大正時代のままで残されているのではないでしょうか。
駅名標はこちらも微妙に上から塗り直してあるようにも見えます。このあたりの再利用ぶりがリアル。
この駅がものすごく凝った造りや特徴のある意匠があるということでもないと思います。しかし国鉄の赤字ローカル線だったこの線で、大正時代に作られたまま、大切に手入れをされて今も現役であることが、とても素晴らしいですね。 -
法華口
これは北条町に向かっている時に下り列車の車内から撮ったもの。テーブルが置いてあるのがいいですね。 -
外に出てみましょう。
三重塔(の模型)がありました。
電柱も木なんですね。
電柱のことを関西では「でんしんぼう」と言います。 -
法華口にあった表示
北条鉄道では古い駅舎が残されているだけでなく、新しく法華口駅の交換設備を作って平日ラッシュ時に増便するという、通勤通学客の利便性向上も図っています。 -
法華口
駅で写真を撮っていたのは私だけでした。 -
法華口
中に入りましょう。
古い駅舎については皆さまいろいろお好みがおありだと思います。
私は、圧倒的な文化財的価値を有するもの以外では、古い駅舎がちゃんと手入れして使われていて、列車の利用もあって、生き生きしている駅が好きです。ここはその意味でとてもいいと感じました。 -
中は改修されていました。冷房が効いていて、座って列車を待てます。駅は古いまま残していても、乗客の利便性はちゃんと考えられてる。
写っていませんが、この左側の机でボランティア駅長さんがお仕事されてました。 -
コーヒーなどの飲み物を買えるほかに、こちらで手作りしたパンが販売されていて、ここでお昼ごはんにしました。
※撮影および掲載の許可はいただいています -
法華口 駅舎側から
ホームは2本で、まんなかの細いホームみたいなのは交換用の設備。
票券指令閉塞式というのが採用されていて、無人駅で行き違いができるシステム。運転士さんは北条町駅にいる指令から許可が出たらICカードをリーダーにタッチすることで、出発信号が示されます。到着した列車の運転士さんは、ICカードを駅に設置された票券箱に納めて反対方向から到着した列車の運転士さんがこれを票券箱から出して使用するか、直接手渡しする仕組み。
今や、タブレットでなくICカードでピッなんですね。
これは後から調べてわかりました。初めからわかっていたら、リーダーの写真撮るのに。 -
では、下り列車に乗って長駅に向かいます。
ここでも、列車はかなりゆっくり入ってきます。
11:19 法華口発 北条町行き キハ40
先ほど乗ってきた車両が粟生まで行って戻ってきました。 -
法華口
カブト虫列車と交換。粟生ではJR加古川線や神戸電鉄との接続がタイトなため、この駅での交換では上り列車を先に発車させるようになっています。
意識せずに撮りましたが、交換時のカードリーダーはこれだと思います。この写真からは判別できないのですが、グレーの箱の下にあるのが赤い手のイラストで「はじめにタッチ!」と書いてあるのが、マニアの方が上げられている動画に写っていました。
いや~、写真は撮っておくもんやね。 -
長(おさ)
ここでも古物駅見物のため降ります。
乗ってきた列車をお見送り。指先確認をしていた男性は夏休み感満載でしたが、まさか北条鉄道の社員さんですか?
それ以外に地元の方が相当な人数おられ、中には被り物の方も。左に見えるのは水鉄砲で、カブト虫列車に乗っている子ども達へのおもてなしをされている皆さんと思われます。
キハ40目当ての大人(私)には何の関心もなさそう。 -
長
なぜかトトロ。 -
これは後から作ったものかも。
-
外はこんなの。
-
長
天井にツバメの巣らしきものがあるのは後から写真を見て気づきました。ハート型の紙は、何か落ちてこないようにしてあるのでしょうか。
今は無人駅ですが、往時はこのガラス窓の向こうの駅事務室で、駅員さんが忙しく駅務をこなされていたのでしょうね。
右側では男性がアコーディオンの練習中。
この方もカブト虫列車のおもてなしかもしれません。 -
駅事務室
キハ40に釣られてやってきましたが、北条鉄道の魅力にハマりそうです。 -
手荷物・小荷物
-
「この建造物は貴重な国民的財産です」
その通りです。 -
11:45 長発 北条鉄道 粟生行き キハ40
北条鉄道では運用が公開されていて、この日はキハ40がずっと行ったり来たりしていることがわかったので行きました。 -
粟生の手前で急停車
「ただいま、列車の前に人が走りました。安全が確認されましたので運行いたします」
列車の前を走ったらあかんで。 -
粟生に戻りました。
-
では、神戸電鉄に乗って神戸に向かいましょう。
13:25 準急 新開地行き -
押部谷
これ、何でしょう。 -
鈴蘭台
ここで粟生線を降りて有馬線に乗り換えます。 -
鈴蘭台
朝は左側の粟生線に入りましたが、今度は右側の有馬線です。 -
有馬線もどんどん登っていきます。
かなりの斜面でも、ずっと住宅地が続く。 -
谷上
-
谷上
お向かいは神戸市営地下鉄。
そうです。ここが「日本一標高の高い地下鉄駅」です。
もともと北神急行だった新神戸ー谷上間を神戸市交通局が譲り受けて、神戸市営地下鉄北神線となったことで、それまで1位だった仙台市営地下鉄の八木山動物公園駅を抜いて1位となりました。そして八木山動物公園駅の前に1位だったのは、神戸市営地下鉄西神・山手線の総合運動公園駅でした。因縁?
谷上駅については、もともと神戸市営地下鉄がそのまま北神急行に乗り入れていました。地下鉄に乗っていると三宮駅を出てからずっと地下(トンネル)で、たしか最後の最後に外に出たところが谷上駅だったように記憶していて、地下鉄の駅というとここだけを見ると違和感がありますが、乗っているとあまり違和感はなかったように思います。 -
では、湊川に戻りましょう。
-
湊川
すごい派手なラッピングですが、中は阪急とそっくりというミスマッチがおもしろい。阪急だと地色のマルーンは残してラッピングをします。
神戸電鉄のこれは「HAPPY TRAIN☆」ということで、この5002号車には三木市の市花「さつき」と「みつばち」が大きく描かれています。
いきなりですが、ここで終わります。
この日の朝の神戸高速鉄道関連でウロウロするところと、ここから阪神に乗って寄り道を挟みながら帰るところは、次の旅行記にさせていただきました。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- Tagucyanさん 2023/12/26 21:47:35
- 乗ってきましたねえ
- つららさま
こんばんは
来ましたねえ、北条鉄道のキハ40。あれだけキハ40が在籍しているJR西じゃなくてJR東の、しかも秋田から来たというのが何とも。まあ、JR西のはまだ現役バリバリですから、手放せないんでしょうけどね^^;
乗って楽しい神戸電鉄。題名の「パーミル会もあるよ」で、高野山でも行ってきたかと思ったらここがありましたね。神戸の湊川駅から、地下区間を出たと思ったらいきなり急勾配の山岳電車。深い山を越えていった先が神戸市北区の中心部。住宅地の中を行く、激しいアップダウン。あのあたりは、前面展望すべき路線だと思います(自分を正当化)。そういう区間を抜けた先のローカル線チックな雰囲気もまた良し、ですね。
北条鉄道を訪れたとき、私も法華口駅に降りてみました。あの駅、サザエさんのオープニングにも出てきたんですよ。訪れたのがなんだかんだでもう6年前の話で、あの時なかったすれ違い設備がありましたね。ポイントの位置がなんだか微妙というか(笑) 中にあったパン屋さんは、私が行ったときは営業してませんでした。おやつにでもしようと思ったのですが。駅名標も、わざとかも知れませんが昔のをそのまま残してますね。よく見ると、重ね塗りの下から「ちぐけっほ」と読める(笑) あの時私はとなりの播磨下里駅にも立ち寄りましたが、ここの駅名標もでした。
標高の高い地下鉄駅を競っている谷上駅からまた湊川駅に戻ってきて、意味深なところで終わらせましたね。この先何があるんでしょうか。
楽しみにしたいところですが、今年ももうあと実質5日間ぐらいですね。良いお年を!
---
Tagucyan
- つららさん からの返信 2023/12/29 09:35:00
- 神戸市中心部からすぐで、こんなに遊べました
- Tagucyanさま
こんにちは
勾配好きなので、神戸電鉄は楽しかったです。南海高野線や叡山電車の山岳部分は人家がまばらですが、神戸電鉄は神戸の通勤圏内で、山の中なのに住宅が密集している中を50‰でアップダウンは迫力があり、前面展望のしがいがありますね。
やはり東日本にお住まいの方は、西日本にたくさんいるのになんでわざわざ東日本からキハ40なのかと感じられるのですね。
北条鉄道が全国の鉄道会社に打診した際にJR西日本も手を挙げたかどうかはわかりませんが、JR東日本のこの車両と条件面が合ってご縁があったのでしょう。輸送費や改修費は別として、車両自体は300万円でした。エンジンが新しいのに載せ替えられていたことも決め手の一つだったようです。そして秋田の塗装のままにしたというところが北条鉄道の賢いところですね。私は北条鉄道に秋田のキハがくること自体は頭の中では知っていましたが、NHKの関西ローカルのニュースで五能線で見た色のこの車両がやってきた経緯を含めて紹介され、実際に走っているところを見て、ワクワクして乗りたくなりました。
Tagucyanさまの6年前の旅行記も読み返させていただきました。有馬温泉から神戸電鉄、三木鉄道の旧駅、北条鉄道、最後は加古川のかつめしと、1日とは思えない程、さすが濃い濃い。(^^)v
そうか、法華口駅に6年前はすれ違いの設備がなかったんですね。「ちぐけっほ」も、そもそもなぜもう少しちゃんと塗り直さなかったんだろうという疑問は残りますが、やはり凝視してしまいます。
所属車両が当時は3両、現在は4両。3割増ですから大躍進です。サザエさんのオープニングの動画も、思わず探して見てしまいました。
次回は、同じ日の旅行記だけど別扱いなんです。(なんやそれ) それで湊川で切りました。
またご覧いただければ幸いです。
本年もお世話になり、ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
つらら
-
- Akrさん 2023/12/26 15:54:43
- 綺麗なキハ40に違和感
- つららさま
こんにちは。
神戸電鉄、面白そうなんですよね。
みなさん旅行記で取り上げてますが、あの勾配最高です。特に鈴蘭台からの下り。ジェットコースターのような下り坂。これは前面展望で楽しみたい。
そして北条鉄道。
JR東なら会津若松のが状態がよかったのですが小湊に持っていかれましたから残るは秋田車だったんですね。五能線は潮被りまくりで状態はかなり悪かったですし、塗装も色あせていたので塗り直されてぴかぴかになっているのはどこか違和感がありますね。
JR時代の所属区や路線図を残すのは良い演出だと思います。
あと沿線の駅は味があってイイ感じですね。降りてみたい駅ばかり。
よく考えて見ると西日本ではキハ40系列は珍しくないのになあって思いました。
山口県へ行けばたくさんいるのに人気なんですね。
Akr
- つららさん からの返信 2023/12/26 19:21:57
- 美容院に行ってキレイになった知り合いみたいな
- Akrさま
こんばんは
Akrさまが秋田や青森での厳しい環境にいた満身創痍のキハ40をイメージされ、きれいなのに違和感を持たれるのは当然のことと思います。
私はすぐ擬人化するくせがあるので、このキハ40さんのことはストーリーで考えるとジーンときて、うれしくなりました。
五能線やら男鹿線で波しぶきや横殴りの雪の中をずっと走り続けたのが、ご縁があって北条鉄道にやってきて、もう塩とか雪とか苦労しないですむようになりました。しかもここで単にマニアに人気があるだけでなく、収益面でも会社に貢献できて喜ばれ、まだまだ頼りにされて、本当に幸せな余生を送れるようになってよかったねと思っています。
表示などが残してあって、なまはげさんも連れてきましたしね。
私が言うのも変ですが、北条鉄道に来るにあたって手入れしたりきれいに塗り直してもらったので、「久しぶりに会ったら、えらいきれいになっててイメージが変わった知り合い」と思っていただければ幸いです。
JR西にはキハ40はいますが、秋田色と秋田から来たというのがスペシャルなんです。もし、西日本からもらってきて、オリジナル塗装にしたり、ましてや水×岡デザインなんかにしてしまっていたら、少なくとも私は乗りに行っていないでしょう。
神戸電鉄はおもしろかったです。六甲山の縁から横切っていくようなものなので、起伏が多くて、だけどこれが満員の通勤通学客を乗せて神戸市内を走っていて、しかも内装は阪急そっくりさん。阪急阪神ホールディングスの関連企業なので、ぜひ阪急阪神と共通の1日パスを作ってほしいところです。
今年の旅行記アップはこれで最終です。
ご覧いただき、ありがとうございました。
つらら
-
- 毛利慎太朗さん 2023/12/25 17:41:01
- 北条鉄道の駅名標つてこのことだつたのか!
- つららさん、こんにちは。
タイトルですが、ちょっとひねって古語っぽくして、戦前っぽくしてみました。
以前常磐線の鹿島駅をとりあげたとき、北条鉄道どうのこうのとありましたが、このことだったんですね!
点と線がつながった、スッキリ!
確かに上書きした感じですね…こないだググったときはあんま意識しませんでしたが、遠目からでもはっきり、くっきりと右から読ませた形跡が!
こんだけレトロな駅舎が残っているとは驚きですね…天浜線や若桜鉄道なみですね。
>神戸電鉄1000系
まるっこい形状が京急の1000形みたいな感じですね。
>播但線の103系
確かにかまぼこ屋根感薄めかも…貫通扉ついてるので105系っぽいかも。
フリーきっぷでお得にたびされてなによりです、私なんかこないだあぶきゅうでフリー券の存在を失念したので、大変御の字な旅行をされてますね。
毛利慎太朗
- つららさん からの返信 2023/12/26 19:04:26
- 北条鉄道の駅名標つてこれのことでした!
- 毛利慎太朗さま
こんばんは
北条鉄道は想像の斜め上をいく楽しさでした。
古い木造駅は皆さまの旅行記でもよく取り上げられていますね。北条鉄道の3駅は全部こげ茶色(その言い方ってどうなん?)な感じといい、他と比べてもそこそこ行くのではないでしょうか。
この日は完全に秋田色のキハ目当てに行ったので、古物駅舎は当初意識していなかったために逆に目が釘付けでした。京阪神からこんなに簡単に行けるのもマルです。駅名標で戦前に書かれたであろう表記が透けて見えるのも渋すぎですし、安価なプレハブのほうがおそらく維持も楽なのに、ずっとこの駅舎たちを大切に守って来られた北条鉄道の方と地元の方のご努力に頭が下がります。
天浜戦は西半分しか乗ったことがなく、夕方に行くと浜名湖の夕映えとキラキラ光る湖面も魅力ですが、ぜひ古物探訪に行かないといけません。ついでではなく、天浜線に1日の予定で出かけないといけませんね。若桜鉄道もしかり。私は降り鉄ではないので、厳選して臨みたいと思います。
神戸電鉄もおもしろかったですよ。古い車両ですが平気な顔して50‰をスイスイ登っていきます。で、なぜか中は阪急そっくり。
加古川線の103系は1度しか乗ったことがないのですが、乗ったら意外に103系だったかどうか、あまりよく覚えていないんです。(コラ) とにかく見た目がどちらかというと105系っぽいですね。
北条鉄道のフリーきっぷはかろうじて元を取れただけですが、神戸電鉄と阪急はしっかり使いました。実は神戸電鉄のは「おもてなしきっぷ」になっていて。飲食店などのおまけもついているスグレモノです。暑かったのでウロウロする体力がなくて何もサービスを受けていませんが、ここが活用できればよりお得感があったと思います。阪急のはなんといっても阪急も阪神も両方乗れるところが大きいですね。
今年の旅行記アップはこれが最終です。
ご覧いただき、ありがとうございました。
つらら
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
78