⑳マダムのさわやか札幌ステイ７日間　6日目の2 中島公園豊平館

2023/07/07 - 2023/07/07

　2023年7月2日（日）～8日（土）阪急トラピックス主催「北の大地・札幌に6連泊　さわやか北海道ステイ7日間」に参加しました。梅雨の本州を離れて、さわやかな北海道札幌を中心に、半分は個人で自由に、半分はツアーで連れ回ってもらい、美味しく楽しく過ごしてきました。その旅行記です。①②③・・は旅行記の順番です。21までありますので、宜しければご覧ください。主な行程は下記の通りです。
7月2日（日）旅行1日目　自宅・・自宅最寄りのバス停＝羽田空港第2ターミナル～ANA063　新千歳空港①＝バスにて札幌　テンザホテル＆スカイスパ札幌セントラル　6連泊 ② 琴似　買い物
3日（月）2日目フリー　ホテル朝食③・・大通りー地下鉄北12条・・北海道大学④ー大通りー琴似・・共栄市場ー大通り‥狸小路・・ホテル⑤
4日（火）3日目ツアー　ホテル＝道の駅余市＝積丹「新生」海鮮丼ランチ⑥＝神威岬⑦＝小樽フリー「西洋美術館⑧⑨かま栄」＝田中酒造亀甲蔵＝ホテル⑩
5日（水）4日目ツアー　ホテル＝三段滝公園＝四季彩の丘⑪＝美瑛青い池⑫＝美瑛「フェルムラテール美瑛」ランチ＝ファーム富田⑬＝砂川ハイウェイオアシス＝ホテル⑭
6日（木）5日目フリー　阪急の日帰りバスツアー『さくらんぼ狩り、食べ放題、お土産付き』に参加。
　ホテル・・大通りー地下鉄札幌駅＝「さくらんぼ狩り食べ放題」⑮道の駅ニセコビュープラザ＝高橋牧場⑯＝ニセコミルク工房＝ヒルトンニセコビレッジにて洋食ブッフェランチ⑰＝道の駅230ルスツ＝わかさいも本舗＝中山峠＝札幌駅ー地下鉄大通りー狸小路・・買い物　ホテル⑱
7日（金) 6日目フリー ホテル・・買い物『ディナーベル』本願寺ー市電　中島公園ー『ラルズマート』⑲『豊平館』⑳ー大通り・・時計台裏『北のブランド』買い物.・・『北菓楼』でお茶・・ホテル
8日（土）7日目フリー　ホテル＝新千歳空港・・『フライヤーズ・北菓楼』ラウンジ～ANA62便羽田空港・・自宅最寄りのバス停・・自宅21

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2023年7月7日(金)旅行6日目の続き
中島公園は、市民の憩いの場です。池があり、鴨が泳ぎ、人はボートを漕ぐ。緑も多いです。
　私のお目当ては、豊平館。今年2月の札幌雪祭りの時、この建物の大きな雪像を見て、大変すばらしく、ぜひ本物を一度見たいと思っていました。

　水色と白の洋館です。

豊平館 名所・史跡

　紫陽花も咲いています。

　入館料300円をカード払いしようとして、カードを出すと、受付のお姉さん、私のSuicaが見えたようで、大人の休日倶楽部の会員は、10%引きで、270円ですと。30円、お得でした。よく見つけて下さいました。黙っていてもわからないのに。

　置いてあったパンフもいただきました。
　豊平館は、北海道開拓の礎を築いた開拓使が、開拓使直営の洋風ホテルとして、1880年に建築したものです。

　大正期になると新たな公会堂新設の計画が具体化しました。昭和になると、豊平館の北側に公会堂ができました。明治天皇行幸ゆかりの聖跡として、史跡に指定されました。太平洋戦争がはじまると陸軍北部軍の占有となり、営業は中止。戦後進駐軍の宿舎に。そして、三越がここで営業。札幌公民館、札幌市民会館と改称されました。

　そして1958年に中島公園に移築保存されました。そして総合結婚式場として会館しました。修復工事などを経て現在は集客交流施設として活用しています。

見どころは
各部屋のシャンデリア
シャンデリア上の天井中心飾り
西陣織のカーテン・カーペット
暖炉
階段の手すり
しっかり見学します。

長くぶら下がったシャンデリア

天井中心飾りは「波に千鳥」

広間、会食所

大時計ホールクロック

シャンデリア　天井飾りはユリ

天井飾りは芙蓉

プロジェクションボックス

結婚式の様子

天井飾りはブドウ

　外の眺め
緑が豊かです。

重厚なつくりの手すり

天井飾りは薄と女郎花

芍薬寝間
当時のホテルの雰囲気を体験

　毎朝ボーイが部屋を周り、「水差し」に入れた洗顔用のお湯を「洗面台」の「洗面器」に注いだといわれています。

オイルランプ

天井飾りは梅

梅寝間
寝室に当たる部屋

　曲木椅子
皇太子をお迎えする準備

　天井飾りは椿
　部屋ごとにしつらえが少しずつ違い、天井飾りは部屋の名前のお花が、漆喰で作られています。和洋混交でありながら、職人の技、心意気が伝わります。

金屏風

階段

青い手すりのバルコニー(出られませんが)

　暖炉があります。

広間のシャンデリア

皇太子（大正天皇）豊平橋ご通過の図

豊平館の平面変遷

内部の見どころ
暖炉
シャンデリア
漆喰芸術の天井中心飾り

外観と壁、床の特長
和洋混交による優雅な正面中央意匠
ウルトラマリンブルーの外観色

　板葺きの断片
　松材を手割し、一枚一枚釘で打ち止められていました。　

　豊平館の計画
　洋風ホテルの建設　豊平館は明治政府機関が建てた唯一のホテル
　設計者は安達喜幸

　建築の概要
　アメリカ風の木造建築ホテル

　修復や整備の概要
　解体調査工事、保存修理工事、耐震補強、バリアフリーへの対応、付属棟設置

　北海道遺産
　開拓使時代の洋風建築

　ラピスラズリの原石
　豊平館の外壁塗装?ウルトラマリンブルー?のもととなった、ラピスラズリ

　行幸・行啓関連資料
　明治大正期に３度にわたり天皇・皇太子の行幸・行啓の滞在の場となった際に、ご使用になられたとされる品々

切子ガラス台付ランプ
銀製花瓶
青銅花瓶

　どっしりとした、上等なレッドカーペット、一段ずつ金属の棒で重し。
デジャブ　どこで見たのかと記憶を辿りました。そうだ、奈良ホテル！

　豊平館の説明をして下さるお姉さんが、あちらの日本庭園と茶室もご覧くださいと。それでお立ち寄り。こちらは入場無料。あれ、右手に大きな水紋。

鴨が潜って、その後顔を出しました。

八窓庵と言う茶室です。

中は見られません。

八窓庵 名所・史跡

　グーグル検索したら、ツツジと出ました。葉がちょっと違うような気がしますが。

小さな滝まであります。

鴨が気持ち良さげに泳いでいます。小さいけれど、こんな滝まである日本庭園と日本家屋、よく手入れされているのに、入場無料なんて、札幌市って太っ腹ですね。

記念碑

　大通りまで、あまり歩かない楽な行き方を尋ねたら、豊平館のお姉さんは、地下鉄がお勧めとのことだったので、素直に従います。