３週間ヨーロッパ５ヵ国ぐるっとひとり旅　Part13　アウシュビッツ

2023/05/09 - 2023/05/27

コロナ前の2019年に予定していたバルセロナ行きの中止から３年、
やっとコロナが落ち着き、リベンジのタイミングがやってきたー。
これだけ待ったのだから、他にも行きたい！っと、
気候がよく、陽が長くなる５月をターゲットに計画。
コロナ以前と比べて、飛行機代が高いので、できるだけ安い日を選び、
最初の目的地をフランス。帰国はポーランドからのエアをゲット。
あとは行きたいところを繋げて回ってきました。

5/23　15日目：プラハ　→　クラクフ
5/24　16日目：クラクフ　→　アウシュビッツ　→　クラクフ

宿泊：Hostel u Kmity　ドミトリー　1泊　60ズオティ
移動：国際夜行列車ユーロナイト EN443（プラハ本駅22:13　→　クラクフ中央駅05:47）1646チェコ・コルナ

エリア アウシュビッツ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

5月24日午前5時過ぎ。
ユーロナイト、ショパン号の朝食の時間です。
パンとジャム、コーヒー、ジュースが配布されました。
が、パンが硬すぎるー

車内の通路はこんな感じ。

定刻、5時47分。
ポーランドのクラクフ中央駅に到着しました。
本日の宿泊は、クラクフですが、
このままアウシュビッツへ向かいます。

クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅

アウシュビッツ、ポーランド語でオシフィエンチム、
直通バスの始発は6時20分です。
バスチケットはネットで購入済みなので、乗り場を探します。
また、駅のATMでクレカのキャッシング。
ポーランドは、シェンゲン圏内ですが、通貨はポーランド・ズオティなのです。

MDA バスターミナル (クラクフ) バス系

300ズオティをキャッシングしました。
バス乗り場は2階とのこと。まだ時間がありますが、
ここで待ちます。

バスがやってきました。
ここから乗車するのは、5名ほどでした。
アウシュビッツまで約1時間半。

アウシュビッツへの入場は、現地ガイドツアーに参加しました。
英語対応のガイドで8時30分にスタートします。
大きな荷物は持ち込めないので、2つのザックを預けます。

博物館入り口の左手側にあるこれらの建物、
右は当日分のチケット売り場です。
左は、事前の情報では、荷物預かり所だと思っていたのですが、
中にはコインロッカーがあるだけでした。
しかもロッカーの使用には、硬貨が必要なのです。
とりあえず、荷物をロッカーに押し込んで、両替できるところを探します。
入り口建物の中に、郵便局があり、こちらで硬貨に両替することができました。
ロッカー利用には、５ズオティ硬貨が必要です。

オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物

ツアーガイドとの集合場所は、入場した後のようです。
チケットを見せて入場、最初にセキュリティチェック、
その後ガイドツアーには、イヤホンとレシーバーが渡されます。
また、言語別ガイドが分かるように、シールが渡されます。
で、このモニター部屋で、簡単な注意事項のビデオを見ます。

その後、モニター室から外に出て待てとの指示。
英語担当に参加する人たちは、約15名くらいでした。

5分ほど遅れて、英語担当ガイドが到着。
簡単な説明があり、ツアー開始。
まずは、有名なこの門から施設の中に入ります。

働けば自由になれるという看板文字。
Bが逆さまになっています

至る所にある鉄条網。
逃げ出せないようにするためです。当時は電流が流れていたそうです。

同じような作りの建物は、収容施設であったり、病棟であったりしたようです。
現在は、展示室となっています。

ガイドの説明を受けながら、各施設を見学していきます。

ガスの空き缶が山のように積まれています。
これらのガスを使って、虐殺していたのですね。

両方の展示スペースいっぱいに積まれた、靴の山。
収容されたユダヤ人が履いていたものです。

こちらはカバン。
やはり収容された際に没収されたものです。
すべてのカバンには名前が書かれています。
当時、のちに返却するためということで、
記載させていたようです。

収容されたユダヤ人の顔写真。
ここの掲示されている人のほとんどが
虐殺されたようです。

トイレです。
仕切りなどありません。

正面の壁は、死の壁と呼ばれる処刑場です。
この壁の前で、多くのユダヤ人が銃殺処刑されたようです。

とある地下室に進みます。

ここがガス室です。
薄暗く、ともて陰湿な感じでした。
ここに閉じ込められ、ガスにより虐殺されました。

約2時間、アウシュビッツ収容所を見学後、
約10分の休憩時間です。
トイレは、入り口建物の地下。
また、施設内にはサンドイッチを売る店ありました。

ATMもあるので、ここでのキャッシングも可能なのですね。

こちらが朝、両替をしていただいた郵便局。

小休止後は、ビルケナウ収容所の見学です。
無料のシャトルバスで移動となります。
バス乗り場は、クラクフ行きのバス停と同じ場所です。
バス停にはクラクフ行きのバス時間が掲示されていますので、
事前チェックしていくほうが良いでしょうね。

約10分ほどで、ビルケナウ収容所に到着。
アウシュビッツ収容所では、収容しきれなくなり、
拡張した収容所です。

ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡

収容所へは、ヨーロッパ各地から列車で送られてきました。
ここをくぐると、生きて帰ることはできないとされていました。

展示のための車両が1両だけ置かれています。
この中にすし詰め状態で送られてきたのです。

ビルケナウの一番奥には、追悼の碑が世界中の言葉で記されています。
日本語はなかったような。

破壊された施設最大のガス室。
戦況が悪化しだすと、証拠隠滅のために
ガス室を爆破させたとのことです。
現在は、破壊された状態のままの展示となっているようです。

収監されていた建物です。
3段のベッドですが、1段あたりに数人が寝ていたとのことです。
建物内にストーブのようなものがありましたが、
火がつけられることは少なかったようです。

12時ちょっと前。ビルケナウ前にてガイドツアーは終了、解散となりました。
アウシュビッツへ戻り、荷物をピックアップして、クラクフへ戻ります。

クラクフ行きのバスは、12時15分を逃すと、
次は13時45分。
シャトルバスで戻ったのが、12時10分。
バス停から約200ｍを猛ダッシュで、荷物を取りに戻り、
12時15分のバスに乗ることができました。
これでクラクフのあの施設へ行くことができそうです。

アウシュビッツとクラクフ観光動画はこちら
https://youtu.be/oY7xwdleJjU