2023/06/02 - 2023/06/04
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world travelerさん
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「台湾一周目」の自分、旅行記 第4弾は台北の街歩きへ。
前半は、台湾大学病院・台北賓館・総統府・自由広場・中正紀念堂を歩いて巡ることに。
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台湾2日目、台北市内の散策スタート。
この日も、台北はいい天気。
南国ムードあふれるこちらの建物は、台湾大学付属医院旧館 現代・近代建築
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台湾大学医学部附属病院旧館の外観。
日本統治時代に建てられたものだが、スペインがメキシコを統治していた時代のような雰囲気。
この建物の外観はもちろん、中のエントランスホールが見事なのを写真で見たことがある。
だが病院なので、中に入れるのは関係者と患者のみ。 -
続いて、台大病院旧館の南側にある、迎賓館:台北賓館へ。
こちらは、台湾統治時代の台湾総督の居宅や、台湾に来たVIPのために建てられたもの。
外観だけ写真を撮ろうとしたら、台北賓館 現代・近代建築
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この日は月に1回の公開日で、「中へどうぞ」と促される。
え、いいの?
何という偶然。
中には、日本語を話せるボランティアガイドさんも。 -
お陰で、自分の身分では一生招かれないであろう内部で、ラグジュアリーな雰囲気を味わえた。
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この天井、この照明、
ヨーロッパを思わせる建物も残っているなんて、台湾はつくづく不思議な所である。 -
そして、大通りの突き当たりにそれは現れた!
台湾総統府。
ついに来た、という感じ。中華民国総統府 建造物
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イチオシ
だが、初めて来た気がしない。
なぜなら、 -
東京駅の駅舎を彷彿とさせるから。
※東京駅舎は、2022年10月撮影東京駅 赤レンガ駅舎 名所・史跡
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なんと、この日は総統府も月1回の内部公開日だった。
見学希望者は、総統府の北側の門から入る。
ここで、国際線に乗るかのようなセキュリティーチェックを受ける。
我々海外からのビジターは、パスポート必携。
パスポートと顔の照合・金属探知機から、目視による荷物検査も。
水分補給用の飲み物を持っていたら、
「少し飲んでみてくれますか?」という検査まで。 -
総統府のエントランスから、大通りをのぞむ。
総統府の駐車場には、緊急車両も軍のクルマまでも停まっており、ここが台湾の心臓部だと思い知らされる。 -
エントランスホールは、白亜の壁の大きな吹き抜けに赤じゅうたん。
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見上げた総統府エントランスの天井。
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蔡英文総統やVIPたちが上ったかもしれない、大きな蘭が飾られている大階段。
あちこちにスタッフや警備員が立っているものの、館内を見るのが自由なんて、恐縮してしまう。
この荘厳さ、ハンガリー ブダペストにある国会議事堂のよう。
ハンガリー ブダペストにある国会議事堂を訪れたときの拙著の旅行記:
https://4travel.jp/travelogue/11625898 -
レセプションルーム。
台湾の旗と蒋介石の大きな肖像画が飾られていた。
このような所には一生縁がない自分でも垣間見せてもらえて、台湾の懐の深さを感じる。
多謝。 -
中庭から塔をのぞむ。
ここは撮影スポットらしく、現地の方々も観光客も足を止めて記念撮影していた。 -
歴代の台湾(中華民国)総統についての展示も。
蔡英文総統はここに住んでいるのかスタッフに聞いたら、
「ここは彼女のオフィスで、別のところに住んでるよ」
と教えてもらった。 -
晴天の下、歩くこと10分。
まだ午前中なのに、まだ6月初旬なのに、気温は32℃の台北。
体感で、季節が2ヶ月くらい進んでいる感覚。
台北の国民中学校グランド脇を通る。 -
梅など、いろいろ形に切り抜かれている壁沿いに歩く。
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そしてたどり着いたのは、自由広場。
大中至正門 / 自由広場門 建造物
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左右対称のように見える2つの建物が出迎えてくれた。
門から右側が国立劇場である国家戯劇院、 -
左側が国立音楽ホールの国家音楽廰。
2つはそっくりだが、違いは「屋根」。
国家戯劇院の屋根はシンプルな造りなのに対し、
こちら音楽廰の屋根は何重にもなっている。国家戯劇院/国家音楽廰 劇場・ホール・ショー
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こちらがシンプル屋根の戯劇院。
屋根の違いが分かる。 -
台北の晴天に映える極彩色の瓦1枚1枚や、装飾の色鮮やかさがすばらしい。
よく見ると、屋根に生き物も載ってるし。
なんだか、首里城を思い出させてくれる。 -
そして、広場の奥にある中正紀念堂へ。
ここへ来て本格的に暑くなってきた。
その中でも、あえて蒋介石の生涯と同じ数の外の階段を上る。
※エレベーターでも上がれます国立中正紀念堂 建造物
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階段を上りきって振り返り、自由広場と2つの建物を眺める。
まるで、映画「ラストエンペラー」のような気分。
この広い敷地は、もともと台湾統治時代の日本軍用地だったと知る。
これまで何度も歴史的舞台になってきた、象徴的な広場。 -
上りきった先の建物の中に、巨大な蒋介石の彫像が鎮座するホールが。
そして、兵士が両サイドを守っている。
そのためか、ここの空気は凛としている。中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント
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紀念堂の天井。
このデザインや、彫像周辺に刻まれた言葉など、全てに意味があるそう。
毎正時から行われる衛兵交代式を待つ。
今のところ、式が行われる雰囲気を感じない。 -
交代式開始15分ほど前から、ロープによって観覧場所が仕切られる。
観光客も徐々に増え始める。
そして正時になり、エレベーターホールから交代の衛兵がやってきた。
拳を上げながら歩く姿、3人でシンクロしている様子、フロアを歩くときのブーツの音が、威風堂々としていてよい。 -
目の前で繰り広げられる交代の儀式。
瞬きもせず規律正しい衛兵の姿は、とても凛々しい。
紺色の制服だったから、海軍だったのかな。 -
1番ハラハラしたのが、台を昇り降りする衛兵。
下を見てはいけないのに、踏み外したら危ないし、カッコつかない。
どうやって降りるのか。 -
前を見据えたまま、先に降ろしたかかとで地面や台を確認しながら降りている。
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交代式が終わったら、観客から拍手が聞こえた。
こういうものを見ると、清々しい気持ちになる。
さて、台北の観光スポットをいくつかまわった後は、王道の「アレ」を食べに行こう。
後半に続く。
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