2019/12/23 - 2019/12/31
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world travelerさん
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ほんの数ヶ月前の「あの頃の世界」が忘れられずにいる第7回。
感染拡大も不安だが、
安心して自由に世界を行き来できる日はいつ戻ってくるのか先が見えない。
旅客の立場の自分すらそう思うのだから、
運輸や観光業界の方々の不安やご苦労は察するに余りある。
せめて「あの頃」を思い出して、「いつかまた」の希望を持ち続けていたい。
2019年年末、
世界がコロナパニックに巻き込まれる直前のブダペストにて。
-
イチオシ
前日あんなにびびっていた地下鉄で、今日はハンガリー国会議事堂へ。
-
この日も冬晴れ。
そして寒かった。
ドナウ川沿いの有名なあの建物、ハンガリー国会議事堂に到着。
地下鉄から地上に出てきたら、目の前に真っ白な石造りが輝いていた。
間近で見た尖塔や壁の美しさは想像以上。
そして、建物の規模も想像を越えていた。
芸術性もありながらこんなに規模が大きいものを建てるなんて、
先人あっぱれである。 -
外から眺めるだけでも充分だが、
今日は議事堂内部の見学ツアーにも参加する。
ツアーは、日本で1か月前に事前予約して行った。
英語・スペイン語・ハンガリー語など多言語でいくつも開催している。
2019年12月当時、ツアーの定員は35人。
非EU圏の我々は1人6800フォリント(約3400円)。 -
集合場所であるビジターセンターは、世界中から来た観光客でごった返していた。
こんなに並んでいるなら、早めに並ぶか。
ようやく自分の順番まで来たら、係員に
「まだ早すぎるから待ってて」
と横にはじかれる。
そこへ、同じくはじかれたらしいEU圏の女性2人がやって来た。
同じ英語ツアーとのこと。
我々が話し始めたところへ、今度はオーストラリアから来たというグループも飛び入り。
彼らがフレンドリーなのか、
‘英語ホイホイ’に寄ってきたのか。
オーストラリアからシンガポール経由で27時間のフライトで来たという。 -
EU圏・日本・オーストラリアの人々が偶然集まり、
第3国ハンガリーで話すという異色のコラボが実現。
自分の英語はまったく恥ずかしいレベルで、聞き返されることもあった。
それでも同じ英語ツアーってだけで国籍も母国語も年代も違う人たちと一緒でき、
通じ合えたことに感激。
世界の観光地ってこんな感じなんだ。 -
ツアーに参加する(議事堂に入る)にはセキュリティーチェックを受ける。
先程ははじかれたが、今度はようやく通過できた。
空港のチェックほど厳しくなく、ペットボトルを持っていても止められず。
コートを預けて、英語ツアー用のイヤフォンを借りる。
荘厳な国会議事堂内へ、いざ! -
広さや外観は、かつて同じオーストリア・ハンガリー帝国だったウィーンより派手かもしれない。
先の女性たち曰く、
「デザインが派手過ぎると思うわ」
だってさ。 -
彫刻の人物像には中東・アジア風の雰囲気も少し出ていて、
「ここは東欧だ」と感じさせる。 -
玄関ホールの天井は圧巻。
このホールの反対側に王冠があり、そこはNo photo。
サーベルを「手に持った」衛兵が立ち、とても物々しい。
カーキ色の衛兵の制服や佇まいが、ソビエトを思い起こさせる。
「王冠に近づきすぎると、衛兵のサーベルに当たりますよ」
ガイドさんがジョークで注意喚起。
王冠の十字架は曲がっていた。 -
議事堂も見せてもらえた。
ウィーン市庁舎もそうだったが、金色の内装がとにかく豪華絢爛。 -
「話し合いに集中できるのか」と思うほど煌びやか。
-
外を見ると、そこはドナウ川。
ここまでのフライトは長かった。
だが、ヨーロッパでまたひとつすばらしいものを見せてもらった。 -
見学を終え、先の人々とハグしてお別れ。
外に出たら人だかりが。
何事かと近づいてみると、ハンガリー国旗の広場にいた衛兵たちの交代儀式に遭遇。 -
ハンガリー国会議事堂は、衛兵たちの鉄壁のディフェンスで守られていた。
兵士の姿をあちこちで目の当たりにし、
「かっこえぇな」という気持ちと複雑な気持ちも覚えた。 -
国会議事堂は、夜にも見に来た。
複雑で繊細な彫刻が光に照らし出され、言葉にできないほど美しい。
昼の光で見たときは白く輝いていた議事堂。
一方、夜の明かりに照らされた姿は、
「議事堂って黄金色だったか?」
と錯覚するほど違った表情に見える。 -
イチオシ
しばらく眺めていられそうなほど荘厳で美しかったが、
このとき風が強くて猛烈に寒かった。
「この冬1番の寒さ」とは、日本国内ではなく、ドナウ河畔のまさにこのとき!
寒すぎてカメラをもつ手がかじかみ、ピントがずれて、写真があまり撮れないまま撤収。
痛恨の極みである。 -
議事堂のほとりから、王宮とくさり橋をのぞむ。
夜のブダペストは美しかった。
ライトアップが絶妙である。
そこにドナウ川が流れていて光を映す。
ライトアップが2倍輝くのが分かる。 -
到着したばかりのときは「ブダペストショック」続きで、ウィーンに帰りたかった。
しかし、ブダペストならではの景色や感動をたくさん目の当たりにしたら、
「ブダペストに行こう」という自分の勘は間違っていなかったと思えた。 -
ブダペストショックとか、
ブダペストの夜をもっと見たいとか、
我ながら実に勝手な「気持ちのジェットコースター」である。 -
ブダペストの夜も、クリスマスマーケットが開かれていた。
ここでは、年末年始もやっているようだ。
食べ物がウィーンやドイツとは異なり、お国柄の違いが興味深い。 -
この頃は、マスクなしで世界中の人々と話せた。
感染の不安もなく行きたい所へ行き、多くの人が集って楽しんでいた。
数週間後・数ヶ月後のことは知る由もない、平穏な年末をヨーロッパで迎えられた。
明日はいよいよ日本へ帰国。
完結編に続く。
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