2023 夏 北海道道東周遊！1/6 - アイヌ文化に触れる！　フェリー・二風谷編 -

2023/07/08 - 2023/07/09

2023の夏休み旅行です！

コロナによる行動制限が撤廃されて初めての夏で、海外も検討しましたが なにせ混みそう＆円安でちょっとどうかな？状態。
そこに最後の全国旅行支援もあるとの情報もあり、北海道にターゲットして企画。

北海道には過去数回、出張＆旅行で行っていますが、まだ未開拓の道東を中心に企画！
飛行機＋レンタカーで計画していたら、フェリーという選択も急遽浮上！
調べたら、意外と面白そうということでフェリー利用での道東周遊旅となりました。


全国旅行支援も4泊分と知床五湖トレッキングも利用できたので、助かりました。
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第一弾は、フェリー出発の大洗から苫小牧までの船内の様子と平取町二風谷コタンを中心にお届けします。
初めての長距離フェリーや、アイヌ文化をじっくりと観れる二風谷など最初から見どころ満載でした。
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エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京の自宅から大洗までは約130km。
途中で夕食と翌朝食を調達し、チェックイン開始時間の16:30に大洗フェリーターミナルに到着です。

大洗フェリーターミナル 乗り物

出航時間は19:45と言うこともあり、まだガラガラ状態です。
乗船予定のさんふらわーの模型も展示されてます。

まずは、チェックイン手続き。
事前予約しているので手前の自動チェックイン機で手続きできます。
予約番号とアクセスキーを入力し、車検証を読み込ませると手続き完了。

乗船券(兼ルーカードキー)と共に乗船案内の書類数枚が印刷されます。
同乗者は徒歩で先に乗船し、その後に運転者は自家用車を運転して乗船となります。

フェリーのタイムスケジュール。
約18時間弱の船旅で、これまでで一番の長さ。

- おせっかい情報 -
ハイシーズンは、個室系は結構人気のようで、二か月前の同日9時からの予約開始ですが、あっという間に売れ切れとなっていました。
まあ、7/8と7/15のいずれも土曜日なので、最も人気ある時期だからかもしれませんが、個室利用のフェリー旅を計画している方はご注意あれ。

こちらが本日乗船する「さんふらわー ふらの」。
やはり長距離行路のフェリーだけあって、大きいですねー！

下の写真は、先に乗船した妻が乗船待ちをしている乗用車を撮影したものです。ちょうど真ん中に私が待機してます。

さて、いよいよ乗船です。
https://www.youtube.com/watch?v=F8cQKZMEY0g

同乗者の妻は 18時頃に徒歩で先に乗船していますが、運転者は遅れること一時間の19時過ぎにやっと乗船できました。

6Fがスーペリアクラスの個室フロアです。こうしてみると ほぼホテルです。

スーペリアは洋室(ツイン)と和室がありますが、往路は和室をチョイス。
広いとは言えませんが、二人であれば充分な広さ。
窓からは外も見えるので航行中は、天気が良ければ気持ち良さそう。

ユニットタイプの洗面所兼シャワールームもあります。

幸いにも、波はずっと穏やかだったので、ほとんど揺れは感じられず、ぐっすり寝ることができました。
あえて言えば、揺れはないのですが エンジンの振動は壁や床には微妙に伝わるので和室だと、気になる方はいるかも。。。

早速 船内を散策。
共有エリア(ロビー？)も広くてきれいで、ソファもたくさんあります。
また記念撮影コーナーでは、船長の制服とキャップで記念撮影もできます。

自販機もあり、販売金額も一般的な料金でした。

そして 大浴場もあるんですよねー。
浴室の写真はないのですが、かなり広く 洗い場も20席ぐらいあります。
さらにサウナ室と湯舟は大きな窓があり 大海原を見ながら寛いで入れます。
時間も乗船直後から23時まで、翌日も6時半～下船直前までと、結構長い時間利用可能です。

また 船内にはショップもあり、お土産品だけではなく、コンビニ並みにいろいろと売っています。

だいぶ陽も落ちて、港全体も落ち着いた雰囲気となりました。

19:45ほぼ予定通りの出航です。
動き出したのが全く気が付かないほど、静かな出航でした。

夕食は、ばんどう太郎 那珂湊店で調達した"天丼+うどん"と"うな重"。
船内レストランもありましたが、個室でゆっくりと食事もできてよかったです。

順調な航行で、7/9 早朝5時に岩手県宮古市にある「本州最東端」辺り。
少し雲はありますが、海面は穏やかですね。

デッキに出ることもできます。航行中はかなり風も強いので、長居はできません。
その後は、部屋で、テレビを見たり、北海道での旅程確認などしながらのんびりと過ごしました。

ちなみにネットは陸地に近いところを航行中は繋がりますが、離れてしまうと圏外でした。部屋にもよると思いますが、我々は陸路側でしたので比較的繋がっていた方だと思います。

苫小牧FTでの下船は 14時ぐらいとなるため、船内で軽くランチを済ませてしまうことに。
船内レストランは、結構広くて開放的です。
また、二日目の朝食後はレストランスペースは開放してくれるので、個室でない乗客でもゆったりと過ごすことができるのは助かりますね。

苫小牧港に入りました。全体的に霧がかかっていますが、これが普通のようです。
いよいよ北海道上陸です！

接岸後、車の利用者は 下船できるまでは30-45分はかかりました。
ちなみに、下船時は同乗者も車に乗っての下船となります。
また 徒歩乗船者はそれよりはかなり早く下船できていました。

苫小牧西港フェリーターミナル 乗り物

まずは、こちらが今回の北海道 道東旅行の全ルート図。
苫小牧→帯広→釧路→阿寒→釧路→知床→美瑛/富良野→苫小牧と約1,200kmのドライブとなりました。

まず向かったのは平取町の「二風谷コタン」。苫小牧からは約1時間ドライブ。
アイヌ文化関連施設が集積しており、博物館、資料館、情報センターとともに、多くのチセ(アイヌの伝統的家屋)が復元されています。

写真は、平取町立「二風谷アイヌ文化博物館」。

二風谷アイヌ文化博物館 美術館・博物館

新しくて 広い館内には、アイヌの文化財が分かり易くきれいに展示されているので、とても見易いです。

独特の形の刀剣類。

祭事の際に使われた装飾品。

野外施設としてチセ(アイヌの伝統家屋)群。

多くのチセが復元されています。

屋内に入れるチセもあります。

ちょうどアイヌの伝統舞踏の撮影もしていました。

https://youtu.be/quP9IG05qNw

「二風谷アイヌ文化情報センター」
館内にはアイヌ文化の体験できるコーナーやアイヌ伝統工芸品を展示・販売していました。

「萱野茂 二風谷アイヌ資料館」。
アイヌ民族で初めての国会議員となった萱野茂が半世紀にわたって収集保存してきた資料をもとに１９９２年３月に私立の資料館として開館とのこと。

萱野茂二風谷アイヌ資料館 美術館・博物館

アイヌ文化以外の民族雑貨も多く展示してあり、なかなかのカオスでした。

北海道のアイヌ文化に触れられる施設としては「ウポポイ」が有名ですが、二風谷コタンは それと比べて空いていると思いますし、展示内容も充実しているのでお勧めです。
結局 90分ほどの滞在となりました。

この後は 140kmを2時間半ほど運転して帯広までの移動です。

帯広に向かう途中にあった「道の駅 樹海ロード日高」に隣接している「日高山脈博物館」。
残念ながら、既に営業時間は終了していたので入れませんでした。。。。

日高山脈博物館 美術館・博物館

北海道での初日(旅行二日目)は、苫小牧から帯広までの200kmドライブとなりました。
やはり北海道は広いですねー。

ということで、北海道初日の第一弾の「フェリー＆二風谷編」は終了です。
この後も、第六弾まで続きますので、よろしければご覧ください。