ひみ番屋街、海王丸パーク、道の駅めぐり

2023/05/03 - 2023/05/05

今回の北陸３県の旅最終日は富山に。
七尾市から一般道で富山湾沿いをドライブ。
ひみ番屋街→雨晴海岸→海王丸パークと巡る予定にしていたが、ちょうどこの日は五月五日のこどもの日。
連休の真ん中、天気予報に反して好天に恵まれたこともあり、想像以上に人出が多くて・・・
この日も結局、当初の予定通りに巡ることはできませんでした。(涙)

エリア 氷見(富山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

七尾市街ではこの連休中、お祭りが開催されているのを前日の夜にローカルニュースで知った。
カーナビでも中心地を大きく迂回するルートで案内されたが、何とか勘を頼りに国道160号線に辿り着き、そのまま富山湾を南下するルートでドライブ。
道の駅の案内看板が見えたので立ち寄ることに。
駐車場には結構な人数のバイカーたちが！
こんな絶好のツーリング日和、楽しみますよね！！(笑)

道の駅いおり。
かつては富山県高岡市から氷見市を経由し石川県七尾市、さらに奥能登へと向かう幹線道路として機能したこの国道も、能越自動車道の開通によってその座を譲り、今では交通量もめっきり減った様子。

道の駅 いおり 道の駅

道の駅スタンプを押してみた。
古くからの登録の道の駅の割には、スタンプの印影はとても綺麗。

では先を急ぎましょう！

県境を越え富山県に。
氷見の道の駅周辺に近づくと、車の台数もグッと増え、臨時駐車場の案内もチラホラと。
北陸３県の旅も3日目となり、目的地の間近まで行こうとするとドツボに嵌ることは散々経験させられた。(汗)
ここは素直に、入れられる駐車場に車を停め歩いた方が賢明。

思ったよりも道の駅近くに運よく駐車できたようで、キョロキョロしながら歩いていると道の駅の足湯が見えてきた。

ひみ番屋街(道の駅　氷見)。
ここももの凄い人の賑わいで・・・
消しゴムマジックで差し障りのない程度に加工済み。

ひみ番屋街 (道の駅 氷見) 市場・商店街

富山湾で獲れた新鮮な海産物を求めて多くの人たちが行き交う番屋街。
売り子の声が幾重にも重なり、非常に活気にあふれている。

この道の駅は、番屋を模した建物が幾つも連なり、各番屋には数多くの商店が入居。
人出の多さにとても歩きにくく、流れに従うしかない程。

道の駅の機能も、番屋街の一角に間借りしたみたいな姿で存在。

道の駅スタンプを押したらこんな感じ。

美味しそうな氷見ブリの店で、ブリステーキとふぐの唐揚げ(冷凍もの)を購入。

外には”鯉のぼり”ならぬ”ブリのぼり”が風にはためく。

氷見牛の串焼きの美味しそうな匂いが立ち込めていたので、釣られてしまった。(笑)
１本600円也！
ごちそうさまでした。

氷見に来たのは１１年ぶり。
前回来た時はこの道の駅がオープンして間もなくの頃だったと記憶しているが、すっかり人気の道の駅として定着した様子。

道の駅周辺の海沿いは公園になっていて、ウォーキングしたり、犬の散歩をする人がいたり、サイクリングを楽しむカップルがいたりと・・・
思い思いに過ごす休日。
見ているだけでも気持ちが和んできますね。

氷見線の踏切で通過する電車をパシャリ！

カーナビを雨晴海岸および道の駅雨晴に目的地を設定したものの、周辺は大渋滞。
どうにもこうにも車を停めることが困難そうなので、さっと気持ちを切り替え、次の目的地を目指すことに。

外の気温もグッと上がり・・・
立山連峰も山影がぼんやりするほどの気候の中、やって来たのは海王丸パーク。
ここも駐車場がかなり混みあっていたので、知らず知らず奥のエリアに誘導されてしまったけれど・・・
結果的には海王丸にほど近い場所だったので結果オーライ！

海王丸 名所・史跡

海王丸の船上にも多くの人たちの姿が・・・

海王丸パーク 公園・植物園

案内板

花のプランターで設置された迷路
老若男女問わず多くの人たちが思い思いに佇み、楽しんでいる姿。

こんなものや

こんなモニュメントも

平成２７年にこの地で開催された「第三十五回全国豊かな海づくり大会～富山大会～」の折に天皇陛下(当時)が詠まれた歌の碑が設置されていた。

道の駅カモンパーク新湊へ。
先程の海王丸パークからほど近く、ここもかなりの賑わい。

道の駅 カモンパーク新湊 道の駅

白えびの天ぷらでも食べたいな！
と思いつつも、あまりの混雑ぶりに辟易し断念。

その代わり、白えびせんべいや氷見うどんなどを買い求めた。

富山湾に生息する魚たちを入れた水槽

富山の宣伝広告

道の駅スタンプを押したらこんな感じ。

まだ若干の時間があったため、家路に着きつつ、もう一つだけ道の駅に立ち寄ることに。
国道８号線を東進。
富山市、滑川市と抜け、途中ガソリン給油をした後で黒部市へ。

道の駅KOKOくろべ。
昨年オープンしたばかりの新しい道の駅。
外観は何だかミョーにシンプルというか・・・

道の駅KOKOくろべ 道の駅

野外では子供が駆けずり回る光景が・・・
水遊びできるスペースやトランポリンなどが設置されていて、楽しそうに遊んでいる。

中に入って道の駅スタンプの場所を探している丁度その時に、あれが発生！！
いきなりスマホから緊急地震速報の合図が流れ始め、ギョッとする状態。
まだ全然揺れもせず、ただスマホを持っている人全員の身から一斉に警報音が鳴り響く光景。
皆フリーズ！

揺れはした、が・・・
緊急地震速報が発せられるほどの揺れとは違い、「あれはいったい何？」といった空気が漂う。
館内に流れていたテレビを見ていた人の誰かが
「能登半島の珠洲市で震度６強だってよ！」
と大声で言うので、それで事態を把握したというか・・・

富山県黒部市の震度は３。
地震が一日ずれていたら、もし今日、白米千枚田に行っていたら、明らかに震度６前後の地震に遭遇していた！！
背中合わせの現実にギョッとする思いと、奥能登の各地域で地震に遭ってしまった方たちの恐怖や不安を想像すると・・・
胃がキュッとなる感覚を覚えた。

そんな想いを抱いても、人間は腹が減る不可解な生き物。
自宅に到着するのは夜の７時過ぎだし、ここいらで少し何か食べておくか！ということで・・・

フードコートで選んだのは「冷やし天ぷら氷見うどん」。
海辺の街だからか、練り物が添えられていて、天ぷらは揚げたてで美味しかった。

先程の地震で交通規制とか出ているかな？と気になって調べたけれど、北陸自動車道を始め高速道路網は何ら影響が出ておらず。
黒部ICから高速に。
50kmの速度規制が出てはいたが、概ねどの車も100km前後のスピードで走っていたので、僕も流れに乗ることにした。
カーラジオからは各地の震度や、特に被害の大きかった珠洲市の被災の様子を現地と繋いでのレポートが繰り返し流されていた。
また、北陸新幹線が地震の影響で運転ストップした影響も伝えていて・・・
こりゃ結構各方面に影響が出ているなぁ！と感じつつも、幸いなことに僕の場合はほど予定通りの時刻に帰宅することができた。


久しぶりの旅行。
３日間の走行距離1210km。
自分の車を運転して、長距離ドライブを満喫しつつ、行きたかった越前や能登の名所を巡る旅。
その土地の美味しいものを頂き、温泉に浸かり、日々の疲れをほどく旅。
無事に帰宅し、今また普段の日常を送れることの幸せを噛みしめつつ・・・
被災された方たちへの生活再建を祈念しております。

最後までお読みいただきありがとうございました。