2023/05/03 - 2023/05/05
52位(同エリア477件中)
群青さん
この旅行記のスケジュール
2023/05/04
2023/05/05
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2日目の宿は和倉温泉。
あの「加賀屋」で有名な和倉温泉。
さすがにあそこは敷居もお値段も・・・(汗)
そこまで徹底的に素晴らしい”おもてなし”ではなくても良いけど、和倉温泉らしい風情と温泉の良さを堪能できる宿はないかな?
という観点で探して予約したのが、今回利用した宿。
いろんな意味で摩訶不思議の世界で、きっと死ぬまで忘れることはないでしょう!!(笑)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
輪島から車を走らせること1時間20分。
道に迷うことなく、渋滞にも巻き込まれず、和倉温泉に到着したのは午後5時40分。
今宵の宿に到着。和倉温泉 日本の宿 のと楽 宿・ホテル
-
和倉温泉 日本の宿 のと楽。
門構えも立派で、ホテルの建物も堂々とした威容。
誘導されるまま玄関前に車を乗りつけると、ササっと宿の方がお出迎え。
車から母と荷物と降ろしたら、案内に従って駐車場に車を停めに行く。 -
フロントのスタッフもきびきびとした接客ぶりで、説明もわかりやすく好印象。
天井が高く広々としたロビーはバブリーな雰囲気を纏っていて、かつての団体旅行主流の時代の残り香を今も引きずっている印象。
これはこれで悪くはないと・・・(笑) -
案内された部屋は9階。
技能実習生の方だろうか?
ネームプレートにはベトナムの国旗が。
やや発音にたどたどしさが残るものの、異国の地で、ましてや大型温泉ホテルでの接客なんてさぞ苦労が多いだろうに・・・
一生懸命さの伝わる接客ぶり。 -
玄関を入るとこのようなスペースが!
これは今まで泊った宿では見たことのないケースかも。
靴の脱ぎ履きの際に、腰を掛けられるのは高齢の利用者に寄り添った対応だな!
と感じた次第。 -
部屋は10畳和室。
特段豪勢でもないが、必要なものはちゃんと備わっていたので不便さはなく・・・ -
ただ一点誤算だったのはこのエリア。
まさか温泉宿の和室で、トイレと洗面所が一緒だとは思わんかった!(汗)
それとイチバン困ったのがトイレのスペース。
まぁ、とにかく狭いのなんの。
前日の休暇村越前三国のトイレが、通常の2倍近く(車いす利用でも支障がない造りとなっていたため)あったのに対し、この部屋のトイレは通常の0.75倍程度。
僕でさえ便座に腰をかけると膝の上の部分にトイレットペーパーのホルダーが来るほどの狭隘さなので・・・
恰幅のいい人ならこの部屋のトイレは使用できないと思われ。
洗面台も受け口が焼物を使っていて、一見風情こそ感じるものの・・・
水がやたらと跳ねるので、足許に足ふき用のタオルを敷いて利用。
大浴場があるため、ユニットバスは使用せず。 -
窓の外には七尾湾。
-
穏やかな水面のその向こうには、能登島大橋が・・・
-
お着き菓子
-
フロントでもらった館内案内図をじっくり確認。
この宿、きっと増築を重ねたんだろうね。
館内がやや複雑。
こりゃ、一回ちゃんと我が眼で確かめておいた方が迷わないかも?!
夕食の時間が19時だったため、温泉に浸かるのは後回しにして、15分前に部屋を出て館内散策。 -
「随分と豪勢な宿なのね~!」
昭和世代の母などは、結構ハマった様子(笑)
高度成長期やバブルなど、イケイケの時代を通過してきた世代には、何か感じるものがあるのかな? -
まぁフロントやロビー周辺のゴージャスな雰囲気といったら(苦笑)
-
この時間帯、夕食の人が多いせいか、客の姿はほぼ無く・・・
接客のスタッフの方が多いくらいで、ただ単に親に説明していただけなのに、僕らが「館内で迷っている客」と思われたのには、やや閉口させられた。
それだけ十分に人手を割いて、もてなしに力を入れているって事なのでしょう。 -
土産物店の一角。
ざっと見て回りましたが、品ぞろえは結構充実している様子。
明日の朝、利用することにしよう! -
で、食事会場に向かいましょう。
この回廊を奥まで進み、右折したらエレベーターで2階へ。
案内の男性スタッフに導かれるままにテーブルに通された。
ここまでは何ら違和感を覚えることもなく、さすが和倉温泉!って印象。 -
で、ここから???の嵐の連続。
かつては大宴会場だったのでしょう。
天井が高く、シャンデリアがぶら下がり、奥にはステージもあった設えの食事会場。
夜6時からの食事の客たちは、いい感じに出来上がってきているみたいな雰囲気。
席に通されたものの、そこからひたすら放置プレイ(汗)
うわ、マジかッ!!
待てど暮らせど給仕のスタッフは誰も来ない。
僕らだけでなく、夜7時からの食事の客、数組がみな同じ状況で放置されているのだから・・・
さっきまであれほどスタッフがいる一方で、食事会場は明らかに手薄な状態。
なるほど!
旅行に来る前にいろんなサイトのクチコミを読んできて、評価の低いコメントを残した人たちが言いたかったのはこれなのね!
とひとり合点。(苦笑)
あまりに昭和の時代のスタイルを未だに引きずり過ぎて、凡そ「マルチタスク」等の概念がないんだろうね。 -
5分経っても誰も来ないので、焦れ始めた母に
「待ってても仕方ないから食べ始めようか!」
と言って、覆われていた大きな紙を剥ぐと、こんな風にセッティングされていた。
席に案内されたは良いが、誰も来ない、飲み物の案内にも来ない宿というのは初めての経験である。 -
とりあえず用意されていた食前酒を飲み、食事を始めるとやっとこさ給仕のスタッフがこの刺身の皿を持って現れた。
その人にビールを頼もうとすると
「あ、ちょっとお待ちください。今、案内のスタッフを呼んできますので・・・」
唖然。
意味わからんわ!!
っていうか、この宿ホント変。
刺身の魚の案内一つしていくわけでもなく、そもそもお品書きそのものが存在しないの!!
昨今では極めて珍しいケースかも。 -
ビールはアサヒスーパードライだったか、サッポロ黒ラベルだか忘れたが・・・
母のグラスには一応そのビールのジョッキが使われていたのだが、僕のジョッキには何の印字もなく。
これだとオーダーしたものと違うものを注いでいてもわからんよね?
ビールを運んできたスタッフに
「火を点けていっていただけますか?」
と尋ねるとこれまた
「スタッフを呼んできますのでしばらくお待ちを」
マルチタスクの概念どころか、ここの宿は”カースト制度”でも敷かれているのかしら???(苦笑)
自分の仕事以外はしない!できない!! -
しゃぶしゃぶはひと煮立ちしてきたら食べ頃!とのことで頂くことに。
肉自体は美味しかった。
で、緑色の蓋がされた陶板の料理は、固形燃料が消えたら食べごろ!と案内されたが、そもそも何の料理か説明はなく・・・
燃料が消えたので蓋を取ったら何とアワビ!
面食らって写真を撮るのを失念。(汗)
味自体は美味しかった。 -
6時からの客の食事があらかた終わり、やっと僕ら7時組みへの給仕の体制ができてきたのか?
食事の様子を見計らいながら、やっと相手してくれるようになった(苦笑)
天ぷらは揚げたて。
茶碗蒸しもアツアツ。
この後、御飯とお吸い物と香の物が運ばれ・・・ -
食後のデザート。
全体的に味そのものは美味しく頂いたのだが・・・
いったい何を食べさせられているのかわからん食事というのは、正直疲れる。
これってきっと、バブリーな時代以前の昭和の団体客用の接客のままだよね?
その頃の宴席の食事なんて、お品書きなぞなかったし、宴会が始まるやいなや酒を注いだり注がれたり・・・
ろくすっぽ自席で落ち着いて食事なんぞしなかった人も多い時代の残滓。
って考えれば、この摩訶不思議な接客も理解できるもの。
全然納得はしていませんけどネ!
で、食事を終えてオーダーしたビールの伝票にサインを求められたので書こうとしたのだが、若い日本人スタッフの女性、ボールペンを無造作に取りにくい場所に置いたまま僕にサインしろと促す。
ダメだこりゃ!
若い人への教育が全然できてないんだ、やはり。
クチコミ評価で書かれていた通りだったわ・・・と納得。 -
部屋に戻る途中で、母に女性用風呂の場所を説明するために別棟の2階(僕らの宿泊棟と同じ建物なので良かった)へと向かうと・・・
卓球台が置かれていて、ちょっとビックリ。
温泉卓球というともっと鄙びた場所ってイメージだが、ここんちは館内だけはゴージャスな雰囲気なので(失礼!)、卓球スペースとミスマッチ感が・・・ -
一度部屋に戻り、腹がこなれたタイミングで温泉に入りに行くことに。
男風呂は1階。
雰囲気は一見良いのだが・・・
暖簾をくぐると大量のスリッパ、それもかなり乱雑かつ無造作に散らかっていて・・・
何か嫌な予感しかしないのだが。 -
(画像は借り物)
大浴場はこんな感じ。
浴槽はかなり広く、湯がなみなみと入っております。
体を洗ってから湯に身を浸すと・・・
やや熱めの湯。
和倉温泉はナトリウムーカルシウム・塩化物泉。
海のそばだからかしょっぱい湯で、体が温まります。
洗い場は昔ながらの壁際に並んでいるだけのスタイル。
個別に仕切った場所なんぞありません。
結局、団体客が多かった時代のまま今に至る宿なのでしょう。 -
(画像は借り物)
半露天風呂は檜の浴槽。
夜風に吹かれのんびりと温泉を堪能しようと考えていたのだが・・・
そうは問屋が卸さなかった!(絶句)
GW中だからそれなりに混んでいるのは承知の上で入ったものの、男湯はとにかく入った時からずっと騒々しくてイラつくほど。
その原因は、高校生の集団が傍若無人に振る舞って奇声を発し周囲への配慮など皆無だったから・・・
余りのノイジーさに、先客がドンドン風呂場から消えていく。
これはあんまりだわ!!
僕も20分で退出し、部屋に戻ると即フロントへ電話。
高校生の集団があまりにも騒がしく常軌を逸している事。
その半分ほどはタオルも持たずに風呂に入っているから、たぶんこれから出てきたときに脱衣場は相当濡れるであろう事。
この2点を伝えるとフロントは
「大変申し訳ございません。早速注意します」
とは言ったけれど、ホントに対応してくれたのかな???
ちなみに女性用の方はまったくそんなことはなく、大変いいお湯でございました!
と満足しきって母が戻って来たので、それはとりあえず良かったが・・・ -
翌朝。
いつものように5時ちょいに目が覚めてしまう。(汗)
窓を開けると、能登島大橋の方向に太陽が昇り始めた頃合いだった。 -
宿の庭園から七尾湾に向かって伸びる場所には、浴衣を羽織ったおじさんが風に吹かれて散策?!
しばし日の出を眺めたら、朝風呂を堪能しに。
まさか朝の5時台から高校生の集団は来ていないだろうし・・・
もし奴らがいて前夜のように騒いでいたら、はっ倒してやろう!という気マンマンで(ウソ)行ったけど、杞憂は当たらず。
それなりに人がいたけれど、皆さん普通に静かに落ち着いて自分のペースで温泉を堪能していたのでホッとした。
きっとその気持ちは周囲の人たちの多くも同じだろうな! -
朝食は7時から。
前夜とは違う食事会場で。
GW中だから混むだろうし、客の動き出しも早いんじゃないか?
と予想して5分前に行ったのに・・・ -
もう既に行列です(汗)
-
能登’s kitchen 舞鮮
-
バイキングスタイルで料理はおよそ50種類ほど。
品数も豊富で目移りしそうな程。
野菜や地の物を中心にセレクト。
味は普通に美味しかったです。←褒め言葉です!(笑) -
もうちょっと食べられそうだったので蕎麦を2杯ほどいただき
-
締めは果物tc.
ごちそうさまでした。 -
旅の3日目も天気は上々。
いい方法に天気予報が外れてラッキーというか。
朝8時にチェックアウト。
前夜クレームを入れたのに、それへのフィードバックとかもあるわけでもなく・・・
スムーズに手続きも終え館外に出ると、前日とは打って変わってスタッフの姿はない。
別にお見送りして欲しいわけではないけれど、随分とあっさりしてるな!
とは感じた。 -
駐車場に荷物を入れに行き、身軽になったのでせっかくだし和倉温泉街を散策することに。
こうやって外観の写真を撮っていると、見るのと過ごすのでは随分大違いだな!
と率直に感じた。
接客の部分でかなりいろんな疑問符を感じたし、そういう些末なこと一つ一つの失点の積み重ねによって、この宿は評価の面で相当損をしているように思える。
クチコミ評価を丹念に検証し、改善を重ねていけば、変われるはずなのに・・・
宿の内部でそういう動きはないんだろうなぁ~
イチバン不愉快だったのは、やはりあの傍若無人な高校生の集団。
3年間のコロナ禍の自粛ムードから解放されて、どこも人で賑わう今年のGW。
どんな客を受け入れるのかは宿の勝手ではあるけれど・・・
それにしても客層が悪すぎる!!
決してお値段的にリーズナブルなわけでもないし、まして連休中の割増料金設定なのだから・・・
僕自身、珍しくかなり大量のじゃらんポイントをたまたま保有していたから、全部それにつぎ込んで泊ったので多少はお手軽に泊まれたものの、でも決して安い金額ではない。
それは利用客誰にも当てはまると思われ。
久々の連休を家族を連れてのんびりと旅行を楽しむためにここに予約を入れ、安くはない料金を払って泊まったのに・・・
親のすねかじりのバカ高校生の集団に不愉快な思いをさせられ、宿からは何の詫びの言葉一つない。
その点は許しがたいな!
と未だに感じますもの。 -
温泉街を散策しながら何となくモヤモヤした気分は拭えないけど・・・
せっかく遠くまで来たのだから、3日目を存分に楽しまにゃ損だよね(笑) -
湯ったりパーク。
海沿いでも歩いてみますかね!湯っ足りパーク緑地ひろば (わくたまくんパーク) 公園・植物園
-
海辺で釣りをする人が何人も。
「何が釣れるんですか?」
と尋ねると、フグやスズキやその他結構引っかかるみたい。 -
能登島大橋はほど近い場所に。
-
和倉温泉街の中心部分に近づいてくると、ちょうどチェックアウトの頃合いだからか、どの宿からもお見送りの姿が見える。
男性スタッフはビシッと黒いスーツを着こなし、女性は値が張るような着物を小粋に着こなす方多々。
宿によっては女将と思しき貫禄ある女性が、客の姿が見えなくなるまで手を振り続けていたりして・・・
あ~あ。
せっかく和倉温泉まで来たのだったら、もっとちゃんとした宿に泊まるべきだった!
そんなことしか頭に浮かんでこないのがしんどい。
母は
「楽しかったわよ」
と言ってくれたが、どうせだったらちゃんとした接客の宿で
「さすが、和倉温泉はもてなし力が違うわね~」
と心から堪能させてあげたかったのが、率直なところ。 -
和倉温泉の源泉の案内板
-
石碑
-
湯元の広場
湯元の広場 公園・植物園
-
加賀屋の周辺はいい意味でピンと張りつめた緊張感と、細やかな接客姿勢が外からも垣間見えて・・・
1軒がそういう姿勢を貫き始めると、その周囲も影響を受けて対応が好転する。
その連鎖が「和倉温泉イコールおもてなし」というイメージに繋がっていったのではないだろうか?
残念ながら僕が泊った宿は、加賀屋やその周辺の高級宿とは距離が離れている分、何もかもリーズナブルというかおざなりというか・・・
そういうことなのかもなぁ~!
やっぱ、宿選びって大切。(苦笑)和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル
-
和倉温泉総湯。
和倉温泉総湯 温泉
-
時間はまだ9時だというのに、早くも入浴客がぞろぞろと。
いつかもしまた和倉温泉に来る機会があれば、僕も入ってみたいなぁ!と。
結構な距離を歩いたので、母は途中のコンビニで待っていてもらうことにして、僕が歩いて車を取りに戻ったら・・・
何ということでしょう!
のと楽のスタッフがチェックアウトした客のお見送りをしているわ、駐車場まで荷物を運んでいる姿を目撃してしまった。
見送りするんかいッ!(怒)
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