JR東日本パスで行く東北鉄印旅(5) 是川縄文館へ土偶に会いに行く

2022/10/21 - 2022/10/23

鉄道開業150周年記念にJR東日本パスが発売されるということを知ったある日。
ずっと行ってみたかった三陸鉄道に乗りに行くことにしました。
そしてこれを機に鉄印集めを始めることに。
鉄印帳自体はこの旅の前にわたらせ渓谷鐵道で購入。
今回は三陸鉄道とIGRいわて銀河鉄道の鉄印を取りに行きたいと思います。

旅行3日目その1。
いよいよ旅の最終日。
是川縄文館へ寄って国宝の合掌土偶に会いに行きます！

1日目：東京→新花巻→釜石→宮古(泊)
2日目：宮古(浄土ヶ浜)→龍泉洞→久慈→本八戸(泊)
3日目：八戸(是川縄文館)→盛岡→東京

JR東日本パスで行く東北鉄印旅(1) 三陸鉄道で宮古へ
https://4travel.jp/travelogue/11825853
JR東日本パスで行く東北鉄印旅(2) 浄土ヶ浜を散歩する
https://4travel.jp/travelogue/11826120
JR東日本パスで行く東北鉄印旅(3) 龍泉洞に行ってみる
https://4travel.jp/travelogue/11826153
JR東日本パスで行く東北鉄印旅(4) 三陸鉄道から八戸線へ
https://4travel.jp/travelogue/11826207
JR東日本パスで行く東北鉄印旅(6) IGRいわて銀河鉄道で盛岡へ
https://4travel.jp/travelogue/11826403

八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館
https://www.korekawa-jomon.jp/
北海道・北東北の縄文遺跡群を旅するガイド
http://ec.shop.mapple.co.jp/shopdetail/000000004128/

エリア 八戸(青森)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

旅の最終日。
八戸の中心街からは色々な場所にバスが出ていますが、バス停は点在しています。
歩いていくと屋台村のみろく横丁がありました。
こういう所で一杯やるのもいいなぁ。

わが家 みろく横丁 グルメ・レストラン

マンホールは菊の花。

バスに揺られること20分弱。

是川縄文館へやってきました。

是川縄文館 美術館・博物館

因みにバス停にも表示がありましたが、バス利用者にはクーポンがもらえました。
是川縄文館の観覧料が250円→120円になりました。
通常料金でも安いのに、更にお得になりました。
ありがたや。

2日目の宿泊をどこにしようか迷っていた時、ここに合掌土偶があることを知りました。
なので八戸に泊まろうと決めたのです。

上野の展覧会でも見たけれど、普段いる場所で見るのもまた好きです。

スロープには土器のレプリカが並んでいます。

企画展示は食に関するもののよう。
めちゃくちゃ興味ある！

入口の文様も素敵。

東北は縄文遺跡の宝庫でもあるんですよね。

レプリカがお迎え。

企画展のタペストリーもおしゃれ。

シアターで縄文時代に誘われ、展示室に入るとまずは土偶たちのお出迎え。

土器もたくさんあります。

土版。

見たことあるタイプの土偶だ！

完全体は少ないけれど、いろいろな顔の土偶がいます。

作った人の個性なのか地域差なのか。

なんともユニークな。
ゆるキャラになれそう。

そして私が気に入ったのはこの人。
頬杖土偶と呼ばれているそうです。
若干しゃくれているのがまた素敵。

これは…何だろう。

土器もいいですね。

派手さはないけれど、実際に使っていたんだろうな、と想像できます。

土で作ったものいろいろ。

やはりおしゃれな装いはしたい。

土でアクセサリーも作っちゃいます。

発掘された時の様子。

漆製品、とちの実のあく抜き方法など、当時の技術がわかります。

アクセサリーのレプリカを装着することもできます。

この時代から漆の技術が現在まで続いているんだなぁ。

国宝の合掌土偶の部屋へ。
この一体だけの特別なへやになっており、係員さんもいました。

集落のレプリカ。

合掌しているような姿から名付けられたこの土偶。
住居の片隅に置かれたような状態で発掘されたそうです。

展示は部屋の真ん中なので、ぐるっと見て回ることができます。

人も少ないから思う存分眺められます。

後姿も見放題です。

国宝指定書ってこういうものなのね。

館内にある図書コーナー。

縄文や土偶に関する資料がたくさんあります。
自由研究にもいいのではないでしょうか。

企画展示は食と縄文人。

当時の人々が食べていたもの、道具などが集められています。

土で作られたキノコたち。
食べられるものなどを残すための、図鑑のような役割だったのではないかとのこと。
それにしても精巧に作られています。

展示の合間に誰かいる…？

子供が木の実をすりつぶしていました。
ちょっと怖い。

鳥や鮭、タコにイカ。
色々なものが食べられていたようです。

木の実の種類もたくさん。

食べられるものの判別や、食べられるように加工する工程など、様々な試行錯誤の上に確立されてきたのだと伺えます。

ヘビの骨が入った壺。
この時代からマムシ酒はあったそう。
今でも残っている縄文食は意外と多いのかもしれません。

集落の様子。

是川遺跡は八戸出身の泉山兄弟の功績が大きいそうです。

一般収蔵庫も覗けます。

JALのラッピング機体。

休憩ロビーにはカフェと物販エリアがあります。
コインロッカーは返却式でした。

どんぐりを使っているという縄文ラーメン。
食べようか迷ってやめてしまいました。
食べてみれば良かったかな。

この小物入れ可愛い。

合掌土偶をモデルにした「いのるん」
ラグビーワールドカップとコラボもしていたようです。

時間があるので散策してみました。
門がまた素敵。

バス停も入口の近くだし、この通路はなかなか通らないかも。

入口は三内丸山遺跡を模しているようです。

あちらは縄文学習館。
工事中のため休館していました。

バス停。
平日は中心街からのみですが、土日祝はJR八戸駅からのバスが出ています。
ので、八戸駅へ向かいます。

パンフレットとスタンプ。
この他にも東北の縄文遺跡に関するパンフレットなどがありました。
他の遺跡も見てみたいです。