アンマン、エルサレム、パレスチナ地区、ルクソール、ギザ、カイロ 22日間③

2023/03/02 - 2023/03/02

2022年6月ぶりの旅に出ます。今回は、アンマン、エルサレム、パレスチナ地区、ルクソール、ギザ、カイロです。ラマダンを避けるとこの時期の旅となります。
主な目的は、アンマン：ペトラ遺跡、エルサレム：嘆きの壁、パレスチナ地区：バンクシーの絵、ルクソール：神殿、ギザ：ピラミッド、カイロ：街歩き、市場巡り、オペラ鑑賞。JALのマイルを使用し、カタール航空にお世話になります。この時期、サーチャージなしは素晴らしい。又、北回りもロシア上空を通過できないので、南回りも不都合なし。

エリア ベツレヘム(イスラエル)

ダマスカス門の両替所のレシート。しっかり手数料取られてます。

今日は、バスでベツレヘムへ行きます。目的は、バンクシー巡りと隔離壁アート。
「C」で「231番」のアラブバスバスに乗ります。パスポート必須です。
前日にバスターミナルを下見したので、問題なく行けると思いと思いきや、バスの運転手からチケットを購入すると、事前情報だと7シュケルだったのが、5.5シュケル。道路工事中で、40分ぐらいかけてベツレヘム到着。タクシーの勧誘。ウザイ。1時間60シュケルと約束したのに車の中で160シュケルと。即、下車。別の1時間60シュケルのタクシーに乗り込む。

バンクシー①

バンクシー②

分離壁①。フムスでも作ってろ！と。

分離壁②。アルジャジーラの記者でイスラエル軍に殺害されたそうです。

分離壁③。

分離壁④。

ザ ウォールド オフ ホテル。世界一眺めの悪いホテルですね。
隣の土産屋で、時間稼ぎされる。Tシャツ、マグカップを＄で購入。
ここでの時間が勿体なかった。

バンクシー③
邪魔！

やればできる。

バンクシー④。
意外と大きい。ガソリンスタンドの裏の壁なので、横で洗車している従業員がいて印象的。バンクシーでは生活はできません。

Church of Shepherds Field。
特に、印象なし。

Milk Grotto Church。
到着時、1時間が経過。やっぱりお土産屋で20分使ったのがまずかった。運転手に嵌められた。「延長しない」と伝えると、大声で罵声。エジプト含めアラブ系の人って自分の思惑が外れるといつもこんな感じ。口で何とかする文化なのか、タクシーの値段交渉など交渉好き。

ミルク グロット 寺院・教会

降誕教会。人が多すぎです。
キリスト教徒ではないので、興味が湧かない。

降誕教会近くの美味しいとの評判の店。AL SUFARA。

安くて、おいしゅうございました。
でもイスラム系食事に飽きてくる。パンと肉の組み合わせばかり。葉物野菜は栽培できないのかな。サラダが食べたい。
その後、タクシーでアラブバスのバス停まで10シュケル＝400円。
バス停から降誕教会まで歩くという人もいますが、かなりの上り坂になるので、特に暑い時はおすすめできません。帰りもタクシーでバス停まで行って正解と実感。

帰りのバスです。
エルサレムへの帰途、イスラエル側の出入国管理でバスが止まります。
パレスチナ人はバスから降ろされました。それ以外の人は、パスポートを見せるだけ。でも、いつものことって感じでした。
ちなみに検閲で乗り込んで来たイスラエル軍の兵士の腕時計はG-SHOCKでした。

バスでUSBで充電できます。路線バスでは珍しい。

ホテルに戻り、スーパーマーケットで、水と写真のお菓子、ヨーグルト4個を購入。71シュケル=2800円。高っ。

翌朝、エルサレムからアンマンに戻ります。
ゴールデンウォールズホテルからアンマンへのバスが出てます。

ゲートを抜けると黄色いバスが止まってます。

入り口です。

このおじさんからチケットを購入。
ここでとんでもないことが、判明しました。
朝7時からしかチケットを売らないと言っていたので、自分のスマホを見たら8時近くになっていてオカシイと思っていたら、実はエルサレム滞在中時差を考慮せず、ヨルダン時間で行動していたことが判明。どうりで朝起きた時、朝7時の割には暗いし寒いなあと思ってました。。。疲れて頭が回っていませんでした。6時間睡眠を一週間続けると、1日徹夜したと同じ状態と聞いていたがなるほどと思う。

42NIS+5NIS(荷物1個)

イスラエル側入出国管理。
出国の流れ。
1. バスを降りて、荷物を預けます。
2. 出国税の支払い。日本人は左に並びます。イスラエルの出国税：196シェケル
また、値上げしたようです。アレンビーの出国税がイスラエルの中で一番高いらしいです。窓口のおじさんは「余ったシュケルをJODに両替するか」と聞いてきたので、すべてのシュケルを両替。硬貨も可能です。
3. 窓口後ろにある端末で、パスポートを読み取ります。感度が悪いです。
4. 出国審査は驚きのスルーでした。
5. VAT手続き。SABONで手続きしなかったので、レシートではだめでした。お店の人にフォーマットに記入してもらわなければなりません。
6. 国境通過用バス：4JD　シュケルを要求されましたがJODで支払いOK
7. 荷物を受け取る。っていうか、外に放ってありました。
8. バスに乗り込む
以上、15-20分程度。

ヨルダン側の出入国管理に到着。
アンマン市内への移動は、バスがあるだろうぐらいの感覚でしたが、失敗です。
バスはありません。交渉しても30JOD、35JODと吹っ掛けてきます。すると、同じバスに乗っていた30歳くらいの西欧人を捕まえ、二人でタクシーをシェアして30JODでまとまりかけましたが、他のドライバーや第三者が横やりを入れてきて破談。インドと同じやん。若者は、別の人とシェアして去っていきました。ヤバい。すると、「アウトサイドにタクシーがいる」と聞いたので、大きな門の外へ。すると、20JODでいいよと言われたので速攻乗ってしまった。もっと交渉できたかも。ということで、明日ペトラ遺跡へ行くので、またJETTバス近くの７BOYSへ宿泊するのであった。

７BOYSホテル到着後、前回の両替所へ。殆どの店が休みでした。
ユダヤ教の安息日「シャバット」（金曜日の日没から土曜日の日没までが安息日）を避けて金曜日の午前中にアンマンへ移動したのですが、金曜日はイスラム教の休日。特に７BOYSホテル周辺は繁華街ではないので、普通にお店は休日です。繫華街を目指すもUBERもタクシーも捕まらない。ようやくタクシーを捕まえて、繫華街・ダウンタウンへ。
クリフホテルもありました。20年ほど前にタリバンに殺害された日本人学生が直前まで宿泊したホテルです。
気を取り直して、両替後、こちらで食事。Abu Zaghlhe.

ここの30歳くらいのマネージャーはテキパキと働いていて見ていて気持ちいい。ビジネスマンとして何しても成功する感じ。

周りを見渡し、チキン半羽とライスを注文。

当然、完食できませんでした。
中東・エジプトではいつも水飲む？聞かれますが当然有料です。

テイクアウェイしてもらいました。
良く周りを見ると、コールスローのようなサラダを注文している。あれはなんだと聞いたら、「ホットサラダ」。ホットってあったかいサラダと思ったら、香辛料が入ったサラダのことでした。。。

チキン半羽といってもケンタッキー・フライド・チキンの大きいチキン4-5個分あります。

帰りにビールを購入。
銘柄はそのままPETRA。
アルコール度数は、5％、8%、10％、13％とあります。
店の主人「20％もあるよ。中国製だけどね」と。20％といったら、焼酎の割る前じゃん。恐るべし。