鹿児島・指宿3泊4日グルメ旅

2022/06/12 - 2022/06/15

じっくりと鹿児島市内に3泊して、薩摩の美味しいものを食べまくります。

エリア 鹿児島

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

これからピーチで鹿児島に向かいます。
関空ガラガラ。
飛行機は昼過ぎに到着。天文館にバスが着いたのは13:30ぐらい。もうお腹ペコペコです。

関西国際空港 空港

早速、「鹿児島ラーメン豚トロ」さんへ直行。もしかして、並んでいるかも…と思ったけど大丈夫でした。でも中はお客さんでいっぱい。
入口で食券を買います。
一番人気という半熟煮玉子ラーメン 1000円にしました。
最初玉子が入ってなかった。
お店の人に言ったらごめんなさいって言って持ってきてくれました。
中太麺に味玉とチャーシュー、ネギ、キクラゲ、揚げニンニク。
生ニンニクも頼んだら持ってきてくれるみたいです。
豚骨スープを一口いただく。
濃い～。美味しい～。

だが何といってもこのチャーシュー。
豚トロをたっぷり使ったこのお店オリジナル。柔らかくて口の中でとろける！噛まなくてよいぐらい。

追加メニュー。黒豚とろ餃子にも心惹かれるけど…今は無理だな。

替え玉は極細麺で100円。バリカタ。
また違う食感が楽しめる。
替え玉のタレは味をみたらしょっぱいので、お酢の感覚で大量にかけたらダメです。ちょっと味を足すぐらいで。

スープまで完食。
めっちゃ美味しかったです。

鹿児島ラーメン 豚とろ 天文館アーケード店 グルメ・レストラン

夕食はちょっと遅めの19:30。熊襲亭さんで薩摩料理をいただきます。
20:30ラストオーダーで21:00閉店らしい。
昼過ぎにラーメンをいっぱい食べたので、今日は軽く済まそうと思ってたからまあいいか。
最初はビールを1杯だけ。生のエビス。
手前がお通しの肉味噌。甘めの味噌で芋焼酎のお供にぴったり。すぐに焼酎に切り替える。

キビナゴのお刺身680円(以下全て税別)。酢味噌でいただきます。
こんなに新鮮でピカピカだから歯ごたえもあってびっくりするほど美味しかった。

カツオのたたき800円。ポン酢でいただきます。
一瞬生姜かと思ったのは細かくみじん切りにしたニンニクだった。カツオのたたきは絶対ニンニク派の我々は安堵。
新玉ねぎのスライスもすごく合う。

さつま揚げ600円はワサビしょうゆで。
少し甘めなのと弾力がありすぎない程よいフワッと感がたまらん。さすが本場。

酒寿司1500円。
こちらに添付してある酒寿司の説明書きによると、
「その昔、島津の殿様が宴を開き、配膳に残された山・海のごちそうを飲み残しの酒と一緒に台所の壺に入れておきました。
ところが翌朝発酵して芳香を漂わせていました。これがそもそも酒寿司の始まりという説です。」
最初甘みが強いと感じたけど、食べているうちにだんだん気にならなくなって来ました。お酒だけでこんな味が出るなんて、発酵ってすごいな。

芋焼酎の種類が豊富。

最初は小づる黄麹600円、
次に村尾1200円と森伊蔵1200円をロックで。
あのお通しの肉味噌がなくなるまでいける。
なんというか…芋焼酎美味しすぎる。
普段家で飲んでる焼酎とはなんだろう。

お酒も料理も堪能。
ごちそうさまでした。

熊襲亭 グルメ・レストラン

今回の旅行の宿泊先は、天然温泉霧桜の湯　ドーミーイン鹿児島です。
ドーミーインは、
・浴衣でなく作務衣
・ビジネスホテルの中では部屋が広い
・必ず大浴場とサウナがある
・朝食も豪華
・夜鳴きそば無料
など、私のツボを少なからず押さえているホテルですが、特に大きいポイントが大浴場とサウナ。
これがあるだけで街中にいながらリゾート気分を味わえて、快適に過ごせる。
今回は朝食はナシにして、早めのお昼と夕食を充実させるつもりです。
3泊するし、朝からいっぱい食べているとほかに食べられなくなるから。今までの経験上長く滞在するときはこの方が良いのだ。
夜鳴きそばは21:30～23:00まで無料で供される。

天然温泉　霧桜の湯　ドーミーイン鹿児島 宿・ホテル

その場で食べてもいいし、

部屋に持ちこんでもOK。その場合はお持ち帰り容器に入れてくれる。

23:00～1:00まではカップ麺「ご麺なさい」になる。
このカップ麺、相当美味しいです。

コーヒーも部屋に持ち込める。
朝だけでなくほかの時間にも利用できるようです。

大浴場は露天風呂とサウナもあり、毎日朝晩温泉三昧。

休憩室には…

朝は乳酸飲料。

夜はアイスキャンデー。
ちなみに、朝食が1500円するのは高い。クオリティはいいのだけど、その値段だとちょっと頼まないかなぁ…7月からさらに値上げするらしい。仕方ないのだろうけど。
しかし全体的に見れば快適に過ごせるホテルであることは確かです。

2日目です。

砂むし温泉に行くため指宿までドライブ。
その前にランチ。
「元祖指宿ラーメン二代目」さんに昼過ぎに到着。行列ができる直前に入ることができました。

混ぜると、下には豚バラチャーシュー、もやし、キクラゲ、ワカメ。
あっさりしたスープを一口いただくと、かつお節の香りが後から鼻に抜ける。
昨日いただいた豚骨醤油ラーメンとはまた別物。

勝武士ラーメンを注文すると、100円でけい飯を注文可能。
けい飯というから鶏が入っているのかと思ったけどそうではなく、かつお節ご飯でした。

これに残ったラーメンスープをかけて、お茶漬けのようにしていただきます。
スープだけいただくより美味しさが引き立つ。絶対注文すべき。

美味しかった～！

元祖 指宿らーめん 二代目 グルメ・レストラン

その後、砂むし会館「砂楽」へ直行。

砂むし会館「砂楽」 温泉

タオルを持参していったので1100円。
タオルは砂除け用（砂むしの時に首に巻いて使用）とその後の温泉入浴用に2枚必要。バスタオルじゃなくてもいいと思います。
インナーも別に要らないんじゃないかな。
あとは指示に従って浴衣に着替えてタオル1枚持って砂むし場へ。

80人収容できる全天候型の砂むし場。
天気のいい時は外でもやってるのかな？
撮影は禁止なので内部の写真はありませんが・・・
中は広かったけど、稼働しているのは2つだけ。おそらくコロナ禍以前はいっぱい人がいたんだろうなと想像できる。
横になったら、首にタオルを巻いて砂をかけてくれる。
砂は想像以上に重い！身体がじんわりと温まって、心臓の鼓動と脈をはっきりと感じるように。入浴は10分が目安で自力で起き上がる。
あとはシャワーを浴びて砂を落とし、大浴場へ。
いつかは一度体験してみたかったから行けてよかった！

夕食はあぢもりさんで黒豚しゃぶしゃぶをいただきました。
一番シンプルな維新コース4400円を予約。
特選黒豚しゃぶ肉、野菜、小鉢、特製手延細うどん、デザート。
予約時に、初めてかどうか、どこから来たのかを聞かれる。
おそらく、常連さんと観光客を分けて案内し、説明をするためだと思われる。
スープに火をつけて沸騰を待ってくださいとのこと。

小鉢は、黒豚と野菜(白菜、ワカメ)の三杯酢あえ。これがまた芋焼酎に合うな。
あぢもりオリジナルブレンドの芋焼酎をロックで。

こちらのお店では、ポン酢やごまだれの用意は一切なく、スープのみでいただくスタイルだという説明がありました。

きれいな黒豚。
上の方のバラの花のような盛り付けの部分はバラ肉で、その下はロースだそうです。

バラ肉の部分をスープに入れる。
ここはお店の人がやってくれます。
色が変わったらどうぞということです。

卵をといて、スープで割る。

これに豚肉をくぐらせていただきます。
半分すき焼きのようなスタイル。
スープは濃い目で、完成している。確かにポン酢とか要らない。

野菜を入れてしゃぶしゃぶ。素材がいいからか、ほかになにも必要なし。

豚の角煮を追加注文。
皮つきで柔らかく、コラーゲンプリプリ。
脂の質がよく、全くしつこくなくいただける。本当に美味しい豚肉。

シメのうどん。

細麺を豚の旨味がたっぷり出たスープにくぐらせる。
このスープ、飲み干したいぐらいだけど味が濃いので少しだけにしておきました。

さつまいもと豚肉のコラーゲン入りのようかんのようなデザート。
甘さは控えめだったので、私も美味しくいただけました。

いやー、美味しい豚肉を堪能しました。
ごちそうさまでした！

黒豚料理 あぢもり グルメ・レストラン

3日目です。

鹿児島は日本一のうなぎの産地。なので美味しいうなぎが安く食べられる。
そこで、お昼前にうなぎの有名店末よしさんへ行ったところ、なんと定休日だった・・・
ほかの店を探そうとgoogle mapをみると、こんなにあるのと思うぐらいたくさんのうなぎ屋さんが出てきた。その中の川常さんにおじゃましました。
11時半開店と同時に入店。開いててよかった。
こちらのお店で出されるうなぎはすべて自社（五光出水養鰻場）による鹿児島県産だそうです。
平日のみサービスランチがあるようで、うな丼、うな重ともにお吸い物、お漬物付きで1600円（税込）。安い！
お重は二段になっていて、蓋を開けるとうなぎ、その下にご飯。
お吸い物には肝は入っていませんでした。

ランチはご飯、うなぎの量も少な目ですがかえってちょうどよかった。
うなぎは少し固めのしっかりした歯ごたえ。タレも甘すぎずさっぱりしていて好みでした。

こじんまりしたいいお店でした。
ごちそうさまでした！

うなぎの川常 グルメ・レストラン

昼食後はフェリーで桜島へ。
お天気はあいにくですが、まあ6月に鹿児島に行くのだから梅雨なのは最初から覚悟はしていた。
お客さんはほとんどいない。

フェリーの中で食べられるやぶ金のうどん＆そば。
これがなかなか評判なのだが…今うなぎ食べたところだからな。
しかしほとんどの人がこれを食べている。興味深々。帰りにもしタイミングが合えば食べよう。
15分ほどで桜島に到着。

桜島溶岩なぎさ公園の足湯で会った猫ちゃん達。
雨宿り中。人間が近づいても全然逃げない。

「桜島」溶岩なぎさ公園足湯 温泉

足湯気持ちいい。少しぬるめ。

カマキリもおった。
こっちを見てる。

念願のうどんは、帰りのフェリーで食べることができました。

やぶ金 桜島フェリー店 グルメ・レストラン

天ぷらうどん600円。
玉ねぎたっぷりのかき揚げがのっていて、玉ねぎが甘い！
コシが全くない、極めて美味しい正しいうどん。

15分しかないので、乗船したら直行すべし。
我々の後に来たお客さんは、もう閉店ってことで断られていました。

町に戻ってから、維新ふるさと館へいきました。
鹿児島市営バス・電車・フェリー1日共通利用券キュート（1200円）を持っていたので少し割引。
でも、元はとれなかったな。桜島フェリー200円だし。

鹿児島市維新ふるさと館 美術館・博物館

鹿児島に来たら絶対食べようと思っていた練乳フルーツかき氷、しろくま。
ついにやってきました。
雨だったせいか空いていて、並ぶことなく入れました。
白熊レギュラー740円。
最もオーソドックスなやつです。
6月限定で復刻版のなつかしろくまもありどちらにするか悩んだけど・・・
これ、周りのフルーツやゼリーもかなりおいしい。手前の丸いのはサツマイモのお菓子。サクッとした食感がアクセントになる。
ふわふわのかき氷全体に練乳がしみている。甘すぎず超美味しいです。

ツレはチョコレート白熊ベビー（520円）。
一口味見をしたけど、普通のしろくまより甘かったです。
他にもいろいろな種類があって、すべてベビー（少量）がある。
量が多いので1人だとベビーでもいいかもしれないです。2人だとレギュラーを頼まなければいけませんがシェア可能。私は完食しましたが寒くなりました。

となりの席ではタイ人かベトナム人か分からないけど、外国人の女の子3人で巨大な白熊をシェアしていた・・・大丈夫か？と思ったけどふと見たらほぼ完食しかけていたのでびっくり。

念願かなってよかったー。

天文館むじゃき アミュプラザ店 グルメ・レストラン

鹿児島最後の夕食は、帰り道に目を付けていた創作料理のお店、とーぐら。
与論産牛、海鮮、島料理が味わえる。
ホテルのすぐ近くで、よく見るとなんと宿泊者クーポンがついていた。
ドリンク一杯人数分か、キビナゴの天ぷら又はさつま揚げ無料。
ドリンクはプレミアム焼酎森伊蔵・魔王・村尾もOKとのこと。なんて太っ腹！なので、森伊蔵と魔王を1杯ずつ頼みました。
芋焼酎ロックと、お通し。枝豆、ひじきと揚げ玉と味噌の和え物。
これでまた焼酎をちびちび。

とーぐら グルメ・レストラン

きびなご刺し　580円。安い！
初日に食べたのがあまりにも美味しかったのでリピ。
しばらく忘れられない味になりそうです。

さつまあげ　650円。
こちらも当然リピ。大根おろしとしょうゆで。たまらん。

島らっきょ天ぷら　580円。
島らっきょ大好きだけど天ぷらは初めて。揚げるとニンニクみたいにホクホクして超美味しい。

カツオ腹皮焼き　620円。
さつま揚げと同じしょうゆでどうぞということでした。
これもまた芋焼酎に合う。
おかげでどんどんお酒がすすんでおかわりしましたが、最初の1杯が無料だったので思いのほか安く済みました。
店構えは高級そうですが値段はリーズナブルでよいお店でした。

最終日。

お昼のフライトなので、空港でランチ。
まだ黒豚トンカツ食べてないやん…ってことで。
黒豚ロースかつセット　1790円（税別）。
ロースかつは、すり胡麻入り特製ソースでもハーブソルトでもどちらでもOK。
サラダ、大根のお漬物、豚汁、ごはんのセットです。
写真ではわからないけど、最初お味噌汁だと思っていたのは豚汁で、豚肉やさつま揚げがたっぷり入っていた。
鹿児島の豚肉、この旅で満喫しました。脂も全然しつこくないし。
とんかつの他にも天ぷら、うどん、そばなどメニューが豊富。旅の最後に利用価値大です。

ふく福 鹿児島空港店 グルメ・レストラン

家に帰って、荷物の整理。
スイートポテト、桷志田（かくいだ）有機黒酢3年熟成、鰹の腹皮（トロ）燻製「こいじゃっど」、黒豚みそ「おかわりの素」、さつま揚げ。

さつまいもスイーツは甘さ控えめでホクホクして美味しい。

揚立屋のさつま揚げは街中でもお店があったけど、空港でも手に入ります。
甘さ控えめ、塩分控えめ。
真空パックなら日持ちもするので、帰ってからも家で楽しんでいます。

コーンと、

れんこん。おつまみにピッタリ。

ああ、今回も食った食った～！
最後まで読んでいただきありがとうございました。