2023/03/22 - 2023/03/24
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公共交通トラベラーkenさん
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2023年3月22日(水)~24日(金)の2泊3日で京都・滋賀を旅行しました。もともとの計画では滋賀旅行がメインだったので、ホテルを草津に予約したのですが、計画段階で京都の比率が高くなってしまい、結局京都2日、滋賀1日になりました。京都はちょうど桜が咲き始めた時期で、訪れた寺社の庭園などでとてもきれいな桜を鑑賞することができました。滋賀では近江八幡駅からローカル線の近江鉄道に乗って太郎坊宮参拝、それから日本で唯一の「淡水湖内にある有人島」沖島に船で渡りました。琵琶湖周辺は昨年2回訪れています。有名な観光スポットは大体回っているので、今回は少しマイナーで面白い場所を選びました。
旅行記その3は旅行最終日。再び京都に移動して街歩きを楽しみます。石清水八幡宮や月桂冠大倉記念館というメジャーな観光地と、橋本・中書島の遊郭跡などのディープスポットを交互に見て歩きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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2日目のホテルの朝食。今日は洋風です。美味しくてボリュームがあって大満足の朝食でした。
朝食後ホテルをチェックアウトして、再び京都に戻ります。 -
東福寺駅でJRから京阪本線に乗り換えます。
東福寺駅 駅
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橋本駅にやって来ました。隣駅はもう大阪府になります。
橋本駅 駅
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京都を流れる桂川、宇治川、木津川がこの橋本辺りで合流して淀川になります。対岸の山崎との間に1962年(昭和37年)まで渡し船が運行されていたそうです。
三川合流点 自然・景勝地
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京と大阪を結ぶ京街道の淀宿と枚方宿の間に位置するここ橋本には、間の宿(あいのしゅく)が設けられ、大きな遊郭街が形成されました。
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幕末の鳥羽・伏見の戦いで町が焼けてしまいますが、明治10年(1877年)、再び遊廓が設置されます。
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数は少ないですが、今でも当時の建物が残っています。
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完全に消え去る前に、街を散策したくてやって来ました。
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駅周辺はかなり再開発が進んでいて、空き地や駐車場が目立ちます。とある空き地の隅に「水嫌地蔵」とういう小さなお堂がありました。明治時代、井戸から取り出した地蔵を祀ったのが始まりで、それ以来、当地近辺には水害がなくなったそうで、水嫌地蔵として信仰を集めているらしいです。
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当時の繁栄ぶりをうかがわせるような建物はもうそれほど残っていないようです。
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壁のタイルがカフェーっぽいかな?
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遊郭外のはずれにある古い建物。
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橋本湯とあります。銭湯のようです。
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「旅館橋本の香」という看板が出ています。ここは遊郭建築を利用して旅館を営業しています。後でこの建物の中を見学させてもらいます。
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数軒となりにある遊郭建築。ここも後で入ります。
美香茶楼 グルメ・レストラン
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1958年(昭和33年)売春防止法が施行され、赤線が廃止されて遊廓は街から姿を消します。妓楼の経営者たちは建物をそのまま再利用できるアパート経営、旅館、料亭などへ転業したそうです。
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かなりくたびれていますが、これも遊郭跡の建築なのでしょう。
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遊郭外のはずれにある家に大きな歯科の看板。
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「柳谷わたし場」「山さき あたこ わたし場」の道標が残っています。
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遊郭の裏側を流れる大谷川という小川(ほとんどドブ川でした)を渡った道路側からの眺め。
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年季の入った建物たちです。
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10年後には跡形もなく消えているのではないでしょうか。
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町の中に戻って来ました。
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駅前の建物がすでにこんな感じです。
そろそろ10:00になります。先ほど通りかかった旅館「橋本の香」の館内見学を予約してあるので、そちらに向かいます。 -
ここは昭和10年(1935年)に建てられた「旧三桝楼」を、2020年に旅館として再利用しています。
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玄関に入るといかにも遊郭という感じの凝った装飾が目に入ってきます。
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娼妓たちの待合室だった部屋。
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タイルやガラスなど、当時のままのものを利用しています。もう手に入らないようなものもあるらしい。
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旅館の御主人は中国出身の女性の方。宿泊しなくても500円で館内見学をさせてもらえます。数軒となりの「「旧第二友栄楼」もこの方が所有していて、こちらは現在「美香茶楼」という名で中国茶の喫茶室になっています。こちらも500円で内部見学させてもらえます。どちらも御主人の解説案内付です。
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ステンドグラス。当時は大変ハイカラなものだったのでしょう。
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ご主人は満州出身で日本に帰化した方らしい。取り壊されて駐車場になりそうだったこの建物を購入して保存しているそうです。
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古い建物ですが、内部はとてもきれいになっています。素泊まりで5500円とのこと。
古い建物を旅館として使えるように修理するのは大変だったでしょう。 -
古いガラスがいい感じです。
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ここはかなり高級な遊郭だったそうで、調度品なども大変贅沢です。
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各部屋にベッドがあって宿泊できるようになっています。
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ここに宿泊する旅行計画もあったのですが、今回はボストンプラザホテルの朝食の魅力に負けてしまいました。
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湾曲した窓のステンドグラスが素晴らしくオシャレです。
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遊郭建築にはつきものの中庭。
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玄関に通じる襖。茶室みたいにかがんで出入りするようになっています。
この方が旅館の御主人です。 -
続いて旧第二友栄楼も見学させてもらいます。
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こちらは遊郭としては少しランクが下がり、大衆店という感じらしい。
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それでもこのオシャレ具合は素晴らしい。
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中国茶の喫茶室として利用しているためか、全体的にかわいらしい雰囲気です。
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ここでお茶を飲めるそうです。
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階段の柱に設置されているこれは、「サック自動販売機」。
「あかるい家族計画」ですね。大変古いもので、おそらくここにしか残っていないだろうとのこと。面白いものを見る事ができました。 -
旧三桝楼に比べると建物の装飾は少なめで、すっきりとした印象を受けます。
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それでも細かいところに凝っていたりします。
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小さいけれど中庭もあります。
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遊郭時代に使用していた枕。他にも古いものが雑然と並べてありました。
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2軒あわせて30分ほどの見学時間だったと思います。観光スポットとしては「珍スポット」ジャンルになるとは思いますが、かなり見ごたえのある建物でした。今後遊廓街の面影はどんどん消えていくでしょうから、この2軒だけでも長く残っていてほしいものです。
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橋本駅に戻ります。途中にあった小さな神社に立ち寄ります。金刀比羅大権現様が祀られています。渡し船の守り神でしょうか。
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ずいぶん立派な吊灯籠?があります。小さな社ですがとてもお金がかかっている感じがします。昔の繁栄の名残ですかね。
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橋本駅から一駅戻って、石清水八幡宮にやって来ました。
八幡市駅 駅
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「やわたのはちまんさん」の名称で親しまれる有名な神社です。
石清水八幡宮 寺・神社・教会
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一の鳥居を抜けると回廊に囲まれた頓宮殿があります。
石清水八幡宮頓宮 寺・神社・教会
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この辺りには昔極楽寺というお寺が建っていたようです。
中学の古典の時間に習った「徒然草」第五十二段の「仁和寺にある法師」で
出てくるお寺です。 -
同じく徒然草に出てくる高良神社。
高良神社 寺・神社・教会
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八幡詣でに来た仁和寺の坊さんが、極楽寺と高良神社を参拝しただけでこれですべてだと思い込んで、山の上の御本殿にお参りせずに帰ってしまったというお話。
そんな勘違いをしてしまうほど、この辺りは当時にぎやかな場所だったのかもしれません。 -
「すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。」
ネットに情報があふれかえっていて、先達だらけの今の世の中、このお話も別の読み方ができるのかもしれません。 -
桜の花が満開です。
これからご本殿目指して男山を登ります。 -
結局旅行3日間、毎日山登りでした。
二の鳥居を過ぎると七曲りの急な階段の参道になります。 -
七曲りを登り切ると「影清塚」のある分岐点があります。そこに建っているのが、大扉稲荷社。
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私の前にお参りしていた方が扉を壊して行きました。
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ここにお参りすると宝くじが当たるらしい。
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三の鳥居まで登って来ました。御本殿はもうすぐです。
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「一ツ石」。「勝負石」とも呼ばれます。この石が走馬・競馬の出発点となって、かって南総門下にあった五ツ石が終点だったことが名前の由来なんだそうです。
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南総門までまっすぐ続く参道を歩きます。
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それほど混雑していないのがうれしいです。
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御本殿にやって来ました。下から歩いて来ると結構疲れます。駅前からケーブルカーも出ているので、そちらを利用するほうが良いでしょう。
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御神木の楠。楠木正成が奉納した木なんだそうです。
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おがたまの木。1円玉の表に描かれれている樹木です。
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信長塀。瓦を積み重ねた、耐火性・耐久性に優れた塀です。
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御本殿エリアを出て、エジソン記念碑があるという看板に従って駐車場にやって来ました。これはエジソンではなさそう。どうやらボーイスカウト像らしい。京都ではボーイスカウト活動がさかんで、多くの寺社がボーイスカウトの団本部になっているそうです。
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そのボーイスカウト像が敬礼している先に立つのがこの現代的な塔。涌峯塔という名の給水塔らしいです。
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ボーイスカウトと給水塔の奥にやっとありました。エジソン記念碑。エジソンが白熱電球を開発した時にフィラメントの素材として石清水八幡宮の竹を利用したことを記念して建てられたものです。
エジソン記念碑 名所・史跡
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ここから別の参道を通って男山を下ります。
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末社 三女神社。
宗像三女神が祀られています。 -
海の波っぽい装飾があります。
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男山展望台に行ってみます。
男山 自然・景勝地
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竹で作ったオブジェがありました。
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なかなかの景観です。
京都の街並みが一望できます。男山展望台 自然・景勝地
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裏参道というルートを下って行きます。石清水社・石清水井があります。
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ここの鳥居は、境内に完全な形で残る鳥居の中で最古のものです。寛永13年(1636)寄進とのこと。
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いまでも井戸に水が湧いています。石清水の名前の由来となった霊泉です。
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この参道を下ると先ほどの大扉稲荷社があった分岐にたどり着きます。
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七曲りから下の道に降りてきました。
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相槌神社というのがあります。名刀「髭切」「膝丸」誕生伝説の社なんだそうです。
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駅に向かって歩きます。この辺りはちょっと寂れていしまっているようです。
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ボロボロの家がありました。
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川沿いの公園にもきれいな桜が咲いています。この川は先ほど橋本遊郭の裏を流れていたドブ川の上流になります。この辺りではずいぶんきれいです。
放生川 自然・景勝地
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安居橋(あんごばし)。土台はコンクリート製ですが、上部は木製で雰囲気を出しています。
安居橋 名所・史跡
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石清水八幡宮駅に戻って来ました。政治家さんが街頭演説をしています。そろそろ統一地方選挙ですね。
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続いて中書島駅にやってきました。駅前の「ゆきかぐれ」という喫茶店でお昼ご飯にします。
cafe ゆきかぐれ グルメ・レストラン
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最初に出てきたスープ。サツマイモのポタージュだったと思います。すごく美味しかったです。どんぶり一杯飲みたい。
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おばんざいセット。
豆腐ハンバーグ、いわしのエスカベッシュ、酒粕入りおからなどなど。それぞれとても手が込んでいて大変美味でした。酒粕入りおからが特に美味しかった。
喫茶店のランチのレベルをはるかに超えていると思いました。 -
中書島の町を散策します。新地湯という銭湯がありました。現役で営業中です。
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銭湯から脇道に入るとなぜか舗装されていない道がありました。普通の民家と、飲み屋さんが点在しています。何か理由があって舗装しないのでしょうか。
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商店街のメインストリートに戻ります。
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中書島界隈も昔遊郭や花街があったエリアです。今でも少しだけ当時の面影を残す建物が残っています。
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建物の間の細い路地を歩いていきます。
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この貼り紙がたくさんありました。
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なかなかいい感じです。
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長建寺というお寺に来ました。
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京都で唯一弁財天を本尊とする寺院なんだそうです。
辨財天 長建寺 寺・神社・教会
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境内にたくさんの解説看板が立っていて、なかなか観光客にやさしいお寺です。
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本尊は八臂弁財天(はぴべんざいてん)、脇仏は珍しい裸形弁財天。
さすがに写真撮影はできませんね。 -
護摩堂。
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境内も桜が咲き乱れています。
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マリア燈籠 というのがあります。
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燈籠の足元にマリア様が彫られています。もとはこの付近にあったお茶屋の隠れ座敷に置かれていたものだそうです。
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このマリア様は坊主頭です。
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お寺の前を流れる濠川。
十石舟 三十石船 乗り物
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伏見十石舟という観光舟が大繁盛です。桜並木もとてもきれいです。
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船からこの景色を眺めたらさぞかし美しいことでしょう。
今回は橋の上からの眺めで満足することにします。 -
月桂冠大倉記念館に入ります。600円で資料館見学と利き酒ができます。
月桂冠大倉記念館 美術館・博物館
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ちょうど酒樽に菰を巻く実演をやっていました。
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お酒といえば月桂冠。伏見の名酒ですね。
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「さかみづ」という湧き水。この水で美味しいお酒が造られています。
入場の時に渡されたおちょこで飲むことができます。 -
外国からの団体客が大勢来ていました。日本酒は最近世界中で大人気らしいですね。
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最期にお待ちかねの利き酒コーナーです。
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沢山あるお酒の中から好きなものを3種類試飲できます。
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プラムワインというお酒。梅の香りがして美味しかったです。夫婦で合計6種類のお酒を試飲しました。大吟醸と純米酒が美味しかったです。
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月桂冠旧本社の建物を見ながら先に進みます。
伏見夢百衆 グルメ・レストラン
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寺田屋旅館。
寺田屋 名所・史跡
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隣の広場に坂本龍馬やお登勢さんに関する像や石碑があります。
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あまり興味が無いので一通り見て先に進みます。
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竜馬通り商店街を抜けて次は黄桜酒造にやって来ました。
キザクラカッパカントリー テーマパーク
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先に黄桜記念館の建物に入りました。ここでも酒造りの行程などを展示で解説してあります。月桂冠とかぶります。
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黄桜といえばカッパです。
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懐かしいカッパのCMが観られました。
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もうお酒は関係ないですね。
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民俗資料館みたいです。
黄桜は昭和26年(1951年)設立。伏見の清酒業界ではかなり新しい酒造業者なんだそうです。イメージキャラクターにカッパを採用するあたりに新参ものらしい斬新さがあるようです。 -
龍馬通りから納屋町商店街のアーケードに移ります。
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昭和レトロな雰囲気のパン屋さんがあります。
ササキパン本店 グルメ・レストラン
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パン屋さんで美味しそうなパンを購入して商店街散策に戻ります。
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納屋町から大手筋商店街に移ります。ここはかなり賑やかな商店街でした。
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アーケードを抜けて、京阪線、近鉄線を過ぎると大きな鳥居が見えてきました。
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和風な建築がありました。桃山キリスト教会、桃山幼稚園とあります。教会としても、幼稚園としても違和感のある建物でした。
桃山基督教会 寺・神社・教会
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その隣にある御香宮神社に入ります。
御香宮神社 寺・神社・教会
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立派な表門は伏見城の大手門を移築したものなんだそうです。
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かわいい狛犬発見。
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漫画っぽいですね。
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伏見義民事蹟というのがありました。
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天明5年(1785)、時の伏見奉行小堀政方の悪政を幕府に直訴し、伏見町民の苦難を救い、自らは悲惨な最期を遂げた文珠久助ら7人を伏見義民と称し祀っているようです。
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御香宮神社を見学します。
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拝殿の極彩色唐破風彫刻が見ごたえありです。
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かなり派手な神社で面白かった。
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本殿を1周回ってみます。
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裏側も派手です。
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「御香宮」の名前の由来になった御香水。飲むと病が治るそうです。
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ササキパンで買ったパンをここで食べます。
これはピスタチオクリーム。とても美味しい。 -
これは何だったか忘れましたが、とにかく美味しかった。
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これで今回の観光は全て終了。京都駅から新幹線に乗って帰りました。
桜満開の京都と、滋賀の面白スポットを忙しく回る3日間でした。このエリアは何度訪れても面白い場所なので、近いうちにまた来ることになると思います。
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旅行記グループ
2023年3月22日~24日 春の京都・滋賀
この旅行記へのコメント (2)
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- Miyabiさん 2024/04/25 21:39:08
- 旅行した気分になりました
- たくさんのお写真ありがとうございます♪
- 公共交通トラベラーkenさん からの返信 2024/04/26 12:09:10
- RE: 旅行した気分になりました
- Miyabiさん
ご覧いただきありがとうございました。
訪れた観光地では名所から珍スポットまで節操なくしらみつぶしに見て回る観光スタイルなので、写真の枚数が多くなってしまいますね。
年々衰えていく記憶力の助けとなるよう、頑張ってフォートラベルに旅日記を書いております。
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