葬式鉄などとは言われたくないけれど。　その５　影の主？に見送られる

2023/02/17 - 2023/02/17

今般のダイヤ改訂（実施されましたね）でキハ183系が置き換えられ、併せて、石北本線方面の特急からグリーン車がなくなってしまいました。
廃止やら置き換えが発表されてから「お別れを言いに来ました」的に乗りに行くのは、自分自身の主義には著しく反するのではありますが、欲望にはあらがえず、そっと、目立たないよう心がけつつ、置き換え前にオホーツク方面への特急列車の旅をしてきたのでした。

北海道の鉄道の影の主（？）に見送られるところから。
表紙画像は、遠軽で。ひとまず遠軽まで着くと、ちょっとほっとしたりします。ちょっとですが。

エリア 遠軽・留辺蘂(北海道)

• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

山中の区間を走っているところから。
乗っているときはひたすらグリーン座席に満足しまくっていたので気がつかなかったのですが、少々減速走行していたようで、

いました。減速の原因。

わかりにくいので、該当箇所を囲ってみました。
上と同じ画像です。
よく見たら、もしかしたらまだいるかも知れませんが、もういいかな、と思いまして。

囲っていませんが、画像左上の方にいますね。

従来、そんなにたくさんいるところだとは思わなかったのですが、
最近増えてきたのでしょうかね。

木の幹の皮をだいぶはがしてしまっている…
食べていくためはいえ…

ここにも。

だいぶ大きな群れなのか、たまたま集まっているところを通っているだけ？

いるところを過ぎたかとも思われますが、木の皮が剥がされたあとはここにもありますので、いるときにはいるわけですね。

計画的に育てているのではないのかという感じも一瞬しますが、たぶんそうではない。

ここにもいた。
以上、ひとまず北海道の鉄道の、いや、北海道の山間部の？影の主に見送られつつ、特急・大雪は先に進むのでした。



警戒して減速したため、遅れが広がっていたようなのですが。

拓けたところに出てきました。
でも、駅は反対側。

停車時間がちょっと長めだったので（行き違いもあったはずですが、遅れの影響があったものと）、ホームをのぞき込んでみました。
丸瀬布駅です。
これで、特急・大雪は上川駅から３駅連続で停車していることになります。
３駅の間は60km近くありますけれども。

あと、雪のつもり加減もご覧ください。

丸瀬布駅のホームはいわゆる１面２線の島式構造。
駅の建物は結構大きいですが、町の施設とセットになっているようです。
昔は駅の建物を出てすぐのところにもホームがあったとか。

丸瀬布駅 駅

丸瀬布を出ました。
坂を下りていっているのは、たぶん、国道333号線。時折離れたりしつつ、基本的に併走してきている国道です。もうしばらく（いや、ずっと？）基本的に併走することになります。

瀬戸瀬駅。
久々の？特急・大雪の通過駅となります。

瀬戸瀬駅 駅

これほどちゃんと駅前の様子まで撮れているということは、もしかしたら行き違いなどで停車したかも（もう記憶が曖昧）。
駅前通り？をちょっと進めば、そこは先ほど交差したりした国道333号線。

次は、遠軽です。

青い空と白い雪原。という感じに書けば、よりよく見えるかも。

遠軽が近づいてまいりました。
この岩を見ると思い出す。

遠軽駅は広い構内となっております。

さすがにホームも長いし、そして、ちゃんと除雪が行き届いている！

現実には、特急以外は屋根にかかるぐらいの長さの列車がほとんど（いや、特急すら…）のにもかかわらず。

遠軽に着きました。

遠軽駅 駅

遠軽駅のホームは駅の建物からすぐのホームと、島式構造の２・３番ホームからなっています。

昭和の時代までは、この先、名寄本線を経て、紋別・興部方面、あるいは、路線名のとおり名寄にまで至っていたのですが、廃止になって久しく、この結果、遠軽駅は、石北本線しかないのにここで進行方向の転換を要する駅になっています。

グリーン車であっても、もちろん、座席の向きを変えなければなりません。
座席の下・廊下側にあるペダルを踏んで座席の向きを変えるわけです。

片側は行き止まりで、反対側に２つ隣の駅があります。

名寄本線があった頃の名残か、行き先表示などもかなりちゃんとあったりします。

ハイデッカーグリーン車から、さらに高い空を眺めてみたりして。

発車しました。
画像だけではわかりにくいですが。

方向を変えつつ、当然ながら、来た道とは違う方向に向かうことになります。
ちらっと、来た道（線路）側が見えたりします。

もうちょっと先がありますので、
その様子は、また別の旅行記で。