駒込周辺を散策～六義園のしだれ桜、駒込富士神社、東洋文庫をめぐります～

2023/03/20 - 2023/03/20

昨年行きたいなと思ったころには見ごろを過ぎていた六義園へ
駒込富士神社、東洋文庫と駒込周辺を散策してきました！

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

六義園最寄りの駒込駅から散策スタートします

駒込駅 駅

六義園に向かう前に駒込駅横の染井吉野の碑へ
江戸時代、駒込周辺は大名下屋敷が立ち並び
手入れのために植木職人が多く集まる一大園芸地でした
ソメイヨシノはこの地でエドヒガンとオオシマザクラを交配し生まれた園芸種です

染井吉野の碑 名所・史跡

染井吉野公園には親品種のエドヒガンとオオシマザクラが植栽されています
少し早い時期だったのでポツポツと咲き始めたくらい

染井吉野桜記念公園 公園・植物園

桜の時期は駅寄りの染井門が開いているので
そちらから六義園へ
しだれ桜の方へ向かいましょう

六義園 公園・植物園

道中、乙女椿が咲き誇っています
千重咲きの品種で花芯に雄しべがほとんど見えません

お目当てのしだれ桜です！
圧倒される大きさ

六義園 しだれ桜 名所・史跡

六義園のしだれ桜はソメイヨシノの見ごろの1週間前くらいと聞いていましたが
いいタイミングで来ることができました

可憐なお花

戦後に3本の桜を寄せ植えしたもので樹齢70年と言われています

樹高があるので降りそそぐようです

桜も堪能したのでお庭を散策していきます

六義園は五代将軍徳川綱吉の幕府側使用人である柳沢吉保の下屋敷で
綱吉自身もこの庭園何度も訪れたそうです

こちらはハクモクレン

モクレンの大木ってお花が上の方にしか咲かないイメージがあります
一つ一つのお花は大きいなはずなんですが樹高が高いので桜のように見えますね

六義園のモデルとなった紀州　和歌の浦にある妹背山をモチーフにした山

池に浮かぶ蓬莱島

風情のある橋

せっかくなので園内の吹上茶屋で一休み
抹茶と練り切りのセットをいただきました
ゆっくりできて幸せだなあ

六義園 吹上茶屋 グルメ・レストラン

こちらはソメイヨシノ
しだれ桜の開花時期に合わせて来園したため
1枝に数輪咲いている程度でした

庭園も終盤

藤代峠に上ってお庭を一望します
周りのマンションとのコントラストがいいですね

入口付近まで戻ってきました

この時期限定でしょうか
お団子のお店が出店しています
すごく美味しそうだったのですがここでは我慢…

最後にもう一度しだれ桜を鑑賞

夜はライトアップもあるそうなのでまた来たいです

正門の方から帰ります

桜以外の場所は結構ゆっくり散策できました
ここも秋は紅葉でいい風情の雰囲気になりそうです

六義園大満喫でした！

煉瓦塀も立派

ふと見たらお向かいはアンパンマンで有名な出版社のフレーベル館

フレーベル館 えほんとおもちゃのお店 専門店

続いて駒込富士神社へ

駒込富士神社 寺・神社・教会

元々本郷にあった冨士大権現が加賀藩上屋敷の予定地となったため
1628年（寛永5年）ごろ日光御成道沿いの現在地に遷座したのが
駒込富士神社の始まりとされています

町火消の間で深く信仰されたことから
板碑がたくさんあり賑やかな富士塚
一富士二鷹三茄子とも縁があるとも言われています

笑っちゃうくらい急な階段

階段を登った先、富士塚の上に社殿があります
ご挨拶させていただきました

紅白の桜が咲いておめでたい雰囲気

日当たりがいいのでもう満開

行って見たかった東洋文庫
こんなに近くにあるとは思わず

東洋文庫 美術館・博物館

東洋文庫は三菱第三代当主岩崎久彌氏が1924年に設立した、
東洋学分野での日本最古・最大の研究図書館です

ただ見てみたかったのはこちらのモリソン書庫！

雑誌で見かけたことがあっていつか見てみたかったんですよね～
一つ夢が叶いました！

さらっと展示されていた国宝「史記」夏本紀
12世紀ごろに書き写しされたものだそう

企画展　フローラとファウナ展
図鑑の挿絵が鑑賞できました

《桜華八十図》製昨年不明
江戸近辺の各地の桜80種を載せた写生図集

《シッキム・ヒマラヤのツツジ属》1849-51年
インド北東部に位置するシッキム地方、ヒマラヤ地方に自生する
ツツジ属植物を集めた植物図鑑

《廻国奇観》1712年
ドイツ出身の医師・植物学者のケンペルが
インドから日本にかけての記録をまとめたものです
ヨーロッパでは絶滅したと考えられていたイチョウが日本に残っていることを紹介しているページだそう

《日本植物誌》1835-70年
日本の植物学者たちの協力を得て収集した植物標本をもとに
シーボルトがまとめた図鑑

《菩多尼訶経》1834年
日本に初めてリンネの24綱分類を紹介したもの
反洋学の機運が高かった当時の日本で西洋植物学を紹介・普及するために
経典のような形をとっていたといわれています
botanicaに当て字してるんですね

楽しかったです東洋文庫
ミュージアム併設のオリエント・カフェが予約でいっぱいだったので
ランチを探してぷらぷらします

周辺で評価の高かったZUCCAさんへ

クッチーナ イタリアーナ＆ピッツェリア ズッカ グルメ・レストラン

パスタの気分だったのですが
メニューを見るとピザの方が美味しそうだったのでしらすのピザをお願いしました

サラダと前菜
菜の花のマリネがおいしかったです

せっかくなのでグラスワインもいただきました

しらすと玉ねぎのピザ　生地がもちもち～
美味しかったです
ごちそうさまでした！

駅まで移動中に見かけた桜

帰ろうと思ったところで平日だとイートインが出来ることを思い出し
フレンチパウンドハウスさんへ
青い扉がおしゃれです

フレンチ パウンド ハウス 大和郷本店 グルメ・レストラン

もちろんショートケーキ
今回はブランにしました
クリームと苺ってどうしてこんなに幸せな気持ちになるんでしょうか

カラフルでかわいいマンションがあったのでぱちり

朝から大充実の日になりました
お散歩楽しかったです♪
最後までお読みいただいてありがとうございました！