2022/03/25 - 2022/03/26
234位(同エリア251件中)
ヒビーさん
西北海道一周の旅のその5です。
午前中の後編ではバスで白鳥大橋も乗りのバス停に移動し、白鳥大橋を見学してから徒歩で移動して道の駅を見学し、バスで旧室蘭駅の近くまで戻ってから周辺を散策し、昼食後にバスで母恋駅に移動し、列車で東室蘭駅に行きました。
限られた時間内で予定していた観光が出来たのでしょうか?
また、母恋駅で母恋めしを手に入れる事が出来たのでしょうか?
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
しばらくするとバスがやって来ました。
地球岬団地8時35発です。
運転手さんは「地球岬まで歩いて行ったんですか?遠かったでしょ。室蘭は何もないけど楽しんでいって下さい」っと言うのでした。
ぷー 「何もないだなんてとんでもない」
ぐでたま「見どころがたくさん、あるんだわ」
こうしてバスに乗って次の見学場所に移動するのでした。
運賃は250円です。 -
バスで最寄りのバス停の室蘭築港(定刻で8時57分)で降りて歩くと白鳥大橋記念公園に着きました。運賃は250円でした。
ぷー 「この階段を上がるんだね」
ぐでたま「また上がるん?」 -
階段を上がると白鳥大橋の展望台に着きました。
展望台の壁には白鳥大橋の空撮写真がありました。
ぷー 「これが白鳥大橋の全景なんだね」
ぐでたま「大きな橋なんだわ~」
橋が大きい分、上空から見ると見ごたえがあります」 -
イチオシ
9時10分頃です。
展望台から白鳥大橋を撮影しました
ぐでたま「この場所には来た事ないん?」
ぷー 「白鳥大橋自体は見た事あるんだって」
以前白鳥大橋を見た時は橋を渡った先にある白鳥湾展望台から撮影しました。 -
ぷー 「地球岬は無理だったけど、ここなら何とか全員で撮れるかな?」
ぐでたま「それでも風が強いから、大変なんだわ」
白鳥大橋は室蘭市陣屋町と対岸の絵鞆半島にある祝津町を結ぶ室蘭港をまたぐ東日本最大の吊橋(1380メートル)だそうで、1998年6月13日に開通したそうです。
夜には直径61メートルの風車による風力発電を利用したライトアップ・イルミネーションが行われているそうです。 -
展望台から南方向の風景です。
写真左側に見える山の部分は祝津公園と思われます。
ぷー 「あそこにも展望台があるみたいだよ」
ぐでたま「離れて見ても、きっと良く見えるんだわ」 -
9時20分頃です。
展望台から降りて来て白鳥大橋を渡る道路の前に来ました。
ぐでたま「まさか歩いて渡るん?」
ぷー 「残念ながら歩いては渡れないみたいだね」
白鳥大橋は国道37号線が通る(白鳥新道)通行無料の自動車専用道路となっているそうで、歩いて渡る事は出来ないようです。 -
イチオシ
白鳥大橋の南側に来ました。
ぐでたま「あの道を回って橋を渡るん?」
ぷー 「今度は自分の車で渡ってみたいね」 -
9時25分頃です。
白鳥大橋から歩いて(早歩き!?)道の駅みたら室蘭に来ました。
白鳥大橋記念館として建設され、1998年4月17日に道の駅に登録されたそうです。
休館日は12月31日と1月1日と、11月から3月は毎週木曜日(祝日の場合は翌日)となっているそうです。
ぐでたま「ぷー君、そんなに急ぐなよ~」
ぷー 「見学しない道中は少しでも急がないとね」
少しでも時間を稼ぐ為、早歩きや走ったりするのでした。 -
こちらには市立室蘭水族館がありました。
1953年6月21日に北海道初の水族館「北海道立水族館」として開館し、1962年4月1日に北海道より室蘭市に移管され、現在の名称となったそうです。
ぐでたま「小さな観覧車も、あるんだわ」
ぷー 「残念だけど今回は写真だけだね」
時間の都合上、見学の時間はありませんでした・・・
もっとも10月中旬から4月下旬までは休館しているのでした・・・ -
こちらには白鳥大橋を支えるケーブルとケーブルバンドが展示されていました。
ぷー 「あの長い橋をたくさんのケーブルを束ねて支えているんだね~」
ぐでたま「丈夫なんだわ~」
展示されている部分だけでもケーブルバンドで約924キログラム、ケーブルで約2020キログラムで合計約2944キログラムあるそうです。
白鳥大橋は日本国内初の積雪寒冷地に建設された長大橋であり、作業は冬期間に工事が中断されるなどの条件下で進められたそうです。
また、白鳥大橋建設工事では気候や地形の特性から様々な工法が世界または日本国内で初めて行われたそうです。 -
こちらにも地球岬展望台と同じ幸福の鐘がありました。
ぐでたま「どうせ鳴らすんでしょ」
ぷー 「よくわかったね」 -
北側を撮影しました。
ぐでたま「奥にあるのは発電用の風車?」
ぷー 「そうみたいだね」
写真右側にある階段はただの階段ではなく、階段式親水護岸の役割を果たしているそうです。 -
イチオシ
北東側を撮影しました。
ぷー 「ここからも白鳥大橋が見えるよ」
ぐでたま「そこにある蛇口、面白い形してるんだわ」
近くの蛇口は魚の形や灯台の形をした物がありました。 -
こちらはプロビデンス号室蘭港来航200年記念碑の碑文がありました。
1796年にイギリスの探検航海者のW.R.ブロートン中佐がプロビデンス号で北太平洋探検途上に北海道を来航し室蘭港を発見し、噴火湾の名付け親となったそうです。
ぷー 「当時の功績を讃える文章が書いてあるよ」
ぐでたま「凄い探検家なんだわ」 -
道の駅みたら室蘭の中に入りました。
写真右側に売店、写真左側にラウンジ(飲食スペース)がありました。
ぐでたま「そんなに急ぐなよ~」
ぷー 「あまり時間がないんだよ」
白鳥大橋から市街地へのバスの時間が微妙なので、道の駅は時間調整の為に組み込んだのであり、しかも土日祝日は道の駅前からのバスが運行されておらず、最寄りのバス停まで10分程歩かなければなりません・・・ -
道の駅みたら室蘭の2階に上がりました。
ぐでたま「展示物が結構あるんだわ」
ぷー 「ゆっくり見る時間がないのが残念だね」
っと言う事で写真を撮るだけでした・・・
清掃員の方が拭き掃除をしている場所には室蘭周辺のジオラマが展示されていました。
奥には白鳥大橋が作られた当時の、多くの工法等を知ることができる建設資料等が展示されていました。
キッズスペースやイベントや催事等のスペースとしても市民に活用されているそうです。 -
こちらには白鳥大橋の模型が展示されていました。
ぐでたま「写真じゃよくわからないんだわ」
ぷー 「橋そのものが長いからね」 -
2階の窓から白鳥大橋が見えました。
ぷー 「みんなで撮影できる場所が限られるね」
ぐでたま「外は風が強いから、仕方がないんだわ」
残りの滞在時間で少しだけ売店を見てお土産(2350円)を買いました。 -
ぐでたま「そんなに急ぐなよ~」
ぷー 「早くしないとバスが行っちゃうよ~」
9時45分頃に道の駅みたら室蘭を後にし、祝津町2丁目のバス停まで早歩きで移動し、9時56分のバスに乗り、10時3分に通船前で降りました。運賃は210円でした。
ここから先は室蘭の歴史ある名所を巡ります。
こちらの建物は旧三菱合資室蘭出張所です。
1915年に建設され、戦時中は日本石炭の事務所として使用され、戦後は三菱鉱業の室蘭営業所として長く利用されたそうです。
老朽化により取り壊しの話が出ると、市民出資によって保存団体を立ち上げて三菱マテリアルから購入し保存の道筋をつけたそうです。 -
こちらは室蘭で一番古いお米屋さんのヤマコしらかわで、1909年創業だそうです。
建物は1947年に建てられ、室蘭歴史的建造物の一つとされているそうです。
2022年の時点では3代目の店主で、全国で500人しかいない五ツ星お米マイスターの持ち主だそうです。
ぷー 「一粒のお米にさえも嘘はつかないという信念を持っているんだって」
ぐでたま「おいしいごはんの上がいいんだわ」 -
こちらは室蘭港発祥の地とされるトキカラモイ木造桟橋跡です。
1872年に木造仮桟橋が完成し、10月から森町との連絡航路が始まったそうです。仮の橋だったので2年後には改修されたそうです。
1912年には埋め立てによって桟橋は消滅し、港の機能は現在の中央埠頭付近へ移っていったそうです。
ぷー 「ここが昔港だったとはね~」
ぐでたま「100年以上も経てば、その面影はないんだわ」 -
こちらは胆振国室蘭郡役所跡です。
1872年に行政機関の室蘭出張所が開設され、外国人が宿泊する洋風のホテルに出張所が移転し、1880年に郡区改称に伴い2階部分が室蘭郡役所となったそうです。
1897年に室蘭支庁となり、1908年に現・文化センター付近に新築移転したそうです。
なお、この横には石川啄木の父が室蘭に住んでいた事があるという説明の看板がありました。
ぷー 「って事はここが室蘭の行政機関の始まりの地なんだね」
ぐでたま「そういう事なんだわ」 -
こちらは金沢商会跡です。
1920年に農業用の種子等を販売する金沢商会の金沢又吉氏が木造総2階建ての商家を建てたそうです。
室蘭では数少ない大正期の商家の佇まいを残していたそうですが、1990年に老朽化の為に解体されてしまったそうです。
現在地には違う会社の建物が建っていました。
ぷー 「当時の建物は残っていないんだね」
ぐでたま「100年以上も前なら、保存するのも難しいんだわ」 -
こちらには問屋の坂がありました。
1898年に現在の問屋坂を下った旧駅舎側に海産物卸問屋や魚菜問屋が開業し、その後各種問屋が相次いで開業して商業の中心地として賑わった為、この坂を「問屋の坂」「産物の坂」と呼ばれるようになったそうです。
ぐでたま「歴史のある坂なんだね」
ぷー 「建物や橋と違って坂は残りやすいんだね」 -
ぐでたま「坂を下ってみるんだわ」
ぷー 「下った先には何があるのかな?」 -
10時15分頃です。
問屋坂の下った場所に来ました。
こちらの石垣は1906年に石炭荷役を請け負っていた佐々木商店の佐々木一造氏が関西の石垣職人を呼び寄せて有珠の石を積み上げたものだそうで、長さは100メートルにも及ぶそうです。
この石垣の上には釘を使用していない宮造り平屋建ての佐々木邸があったそうです。
ぐでたま「高くて長い石垣なんだわ」
ぷー 「歴史が感じられるね」 -
こちらには室蘭市道路元標がありました。
昭和3年建立と書かれていました。
ぷー 「鳥のフンがかかっているのは残念だね」
ぐでたま「こればかりは仕方がないんだわ」 -
今上天皇陛下御上陸記念碑の前に来ました。
936年に陸軍大演習の為、昭和天皇が行幸の時に室蘭のこの地に上陸した事を記念して、翌年に市が建立したものだそうです。
当時は、この辺りが波打ち際で陸桟橋があり、沖に停泊している船へ渡り船等で、乗下船していた場所だったそうです。
ぐでたま「茂みに隠れたままなんだわ」
ぷー 「手入れはしないのかな~」 -
イチオシ
10時20分頃です。
日本一の坂の前に来ました。
ぷー 「名前が日本一の坂だなんて凄いよね」
ぐでたま「何が日本一なんだろ」 -
ぷー 「坂の上に答えはあるのかな?」
ぐでたま「上り坂は疲れるんだわ」 -
坂を上り切った先には説明が書かれていました。
1903年に当時の室蘭駅周辺から高台のある札幌通りを結ぶ主要な生活道路としてこの坂道がつくられたそうです。
この坂の上り口に「そば屋福井庵日本一」があったそうで、日本一の坂の名称はそば屋に由来するという逸話があるそうです。
ぷー 「おそば屋さんの名前だったとはね~」
ぐでたま「意外な結末だったんだわ~」 -
こちらは創成館跡です。
本多旅館を経営していた本多新氏が明治30年代に本店の創成館を建て、海岸町に支店を建てたそうで、昭和40年代まで室蘭を代表する旅館になったそうです。
1930年に与謝野寛・晶子夫妻が講演の為に室蘭を訪れた際に創成館に宿泊したそうです。
現在ではその面影はありません。
ぷー 「当時は大きな旅館だったんだね」
ぐでたま「面影が残っていないのは寂しいんだわ」 -
10時25分頃です。
室蘭八幡宮の鳥居の前に来ました。
ぐでたま「ここも階段登って見に行くん?」
ぷー 「もちろん」 -
ぷー 「なかなか急で長い階段だね」
ぐでたま「今日は坂を登ってばかりなんだわ」
普段は坂道はあまり歩かないのでなかなかきついです。 -
長い階段を登って室蘭郡総鎮守 室蘭八幡宮に来ました。
1869年8月15日(旧暦)に「室蘭郡支配総鎮守神社」として函館八幡宮より分霊を奉斎し、市内崎守町の現崎守神社に創立されたそうです。
1875年に琴平神・保食神を合祀して現在地に遷座、「郷社八幡神社」と奉称されたそうです。
後に大正天皇や松を手植えされ、昭和天皇も水松を手植えされたそうです。
ぐでたま「お賽銭、入れるんだわ」
ぷー 「ここは思い切って札でも入れてみよう」
さすがに札はやめておいて硬貨(5円)にしておきました。 -
階段を下りて室蘭八幡宮の鳥居の付近まで戻って来ました。
ぷー 「旧室蘭駅舎が見えるよ」
ぐでたま「蒸気機関車も、見えるんだわ」 -
室蘭八幡宮の鳥居の場所から階段で旧室蘭駅舎の近くまで下りてきました。
この階段は八幡坂と呼ばれ、昭和30~40年代のお盆の頃には横の空き地でお化け屋敷等の見世物小屋が並んでいたそうです。
ぷー 「お化け屋敷があったんだって」
ぐでたま「怖いの、やだ~」
また、写真はありませんが北海道で第一号みずほ式水車も近くにあったようです。 -
蒸気機関車を近くで撮影しました。
ぐでたま「ちょっと遠くね?」
ぷー 「道路が挟んでいるし、ある程度離れないと全部入らないからね」 -
イチオシ
10時35分頃です。
旧室蘭駅舎の前に来ました。
旧室蘭駅舎は3代目の駅舎として1912年に建造され、北海道内の駅舎の中では最古の木造建築物だそうです。
建築様式は寄せ棟造りで、明治の洋風建築の面影を残す屋根や白壁づくりの外観、外回りは入母屋風で「がんぎ」と呼ばれるアーケード様式となっており、全国でも珍しい建築物となっているそうです。
1999年7月には「国の登録有形文化財」に登録され、2010年10月にはJR北海道の「準鉄道記念物」に指定されたそうです。
ぷー 「国の登録有形文化財だって」
ぐでたま「貴重な建物なんだわ~」 -
旧室蘭駅舎の中の様子です。
ぐでたま「あの椅子って列車にあるのと同じ物なん?」
ぷー 「パッと見ではそう見えるけど、どうなんだろうね」
現在では室蘭観光協会として使用されており、バス待合室や観光案内窓口、室蘭駅記念品展示スペース等がありました。
観光案内窓口では絵ハガキやクリアファイル等も販売されていたので買いました(750円)。 -
昔使用されていた駅名看板がありました。
ぐでたま「これって昔使われていた物なん?」
ぷー 「そうみたいだね」 -
イチオシ
10時55分頃です。
蒸気機関車の正面です。
ぷー 「ここで記念撮影だね」
ぐでたま「全員で写るとなると、どうしても小さくなっちゃうんだわ」
全てのキャラを大きく撮影するなら撮影道具を更に改良しなければなりません・・・ -
この蒸気機関車はD51560で1940年11月12日苗穂工場製で、1974年7月に廃車になるまで、延べ273万6849キロメートルも走り続けた車両だそうです。
室蘭本線の他にも全道各地で物資の輸送を行い、その役目を終えた後は室蘭市青少年科学館で展示されていたそうです。
2019年8月23日に室蘭市青少年科学館から移設され、11月2日に現在地の旧室蘭駅舎公園(通称ぽっぽらん公園)でSL移設完了セレモニーが行われたそうです。
ぷー 「車体の屋外展示は維持するのが大変みたいだね」
ぐでたま「こうして残っているのは貴重なんだわ」 -
何と見るだけでなく、運転席に入る事が出来ました。
ぷー 「貴重なのに中にも入っていいんだって」
ぐでたま「いい記念なんだわ~」 -
11時20分頃です。
室蘭郵便局で風景印の押印とATMで出金(1000円)をした後で、病院坂に来ました。
病院坂は中央町の富留屋菓子店前の坂を挟んで真向かいに、1951年から1997年まで、市立室蘭総合病院が建っていた為、このように呼ばれているそうです。
ぐでたま「今は病院は、ないんだわ」
ぷー 「移転したみたいだね」 -
ぷー 「そろそろお腹が空いてきたね」
ぐでたま「ここのお店にするん?」
昼食は病院坂にある味の大王室蘭本店にしました。 -
ぐでたま「何食べるか決まったん?」
ぷー 「あらかじめ調べておいたんだって」
室蘭の食べ物であらかじめ調べると、カレーラーメンが有名だそうです。 -
イチオシ
これが室蘭名物カレーラーメン(830円)です。
ぷー 「これが本場のカレーラーメンだね」
ぐでたま「早速食べるんだわ~」
カレー風味のスープで辛さについてはカレーの辛さとは別な辛さで、その辺りの好みは分かれると思います。 -
ぷー 「ぐでたま君、見て見て」
ぐでたま「ボルトやナットが人形に見えるんだわ」
小さなのぼりを支えているのはボルトやナット、ワッシャーを組み合わせて作られた、身長5センチ程のボルト人形のボルタと言うそうです。
様々ななポーズをしたユニークなこの人形は、鉄のまち・室蘭市で誕生したそうです。
輪西町のボルタ工房では見学や製作体験(要予約)が出来るそうです。 -
昼食を食べ終わり、室蘭駅へと向かいました。
ぷー 「おっ、ここにもぐじらんがいるよ」
ぐでたま「滑り止め用の砂を入れる箱なんだわ」 -
ぷー 「ところで室蘭なのにどうして札幌通りって言うんだろうね?」
ぐでたま「さっき見て回った所にも札幌通りって書いてあったんだわ」
こちらの交差点に札幌通りの説明が書かれていました。
1872年にトキカラモイに波止場が設けられ、札幌へと至る道路の整備が進められたそうです。
波止場から八幡宮の前を通って小公園に至るこの一帯を札幌通りと呼ばれ、室蘭で初めての市街地となったそうです。 -
11時50分頃です。
室蘭駅の近くにある港の文学館に来ました。
周辺には室蘭で作品の展示会や実演を行った棟方志功版画碑や室蘭出身の芥川賞作家の三浦清宏文学碑等がありました。
こちらの建物はかつてはレストランのプロヴィデンスだったそうですが、2013年に港の文学館となったそうですが、プロヴィデンスの飾りはそのまま残されているようです。
ぷー 「室蘭は鉄鋼だけでなく文学も有名なんだね」
ぐでたま「知らなかったんだわ」 -
室蘭駅の中に入りました。
こちらで記念入場券(200円)を買い、と記念スタンプを押しました。
ぐでたま「列車には乗らんの?」
ぷー 「行くところがあるんだって」 -
12時35分頃です。
室蘭駅前から12時23分発のバスに乗り(210円)母恋駅前(12時28分着)で降りて、母恋駅前郵便局に来ました。
ところが・・・
ぐでたま「やってなくね?」
ぷー 「あっ、今日は土曜日だった・・・」
ATMでの出金(1000円)は出来たのですが、風景印については諦めるしかありませんでした・・・
もっとも室蘭郵便局ではゆうゆう窓口しか開いていなかったので、その時点で気がつけば良かったのでした・・・ -
12時40分頃です。
母恋駅前の交差点に来ました。
ぐでたま「ところでここに来た用事って何なん?」
ぷー 「恋が付く駅の訪問と名物の母恋めしだよ」 -
イチオシ
母恋駅の東側の看板の前で撮影しました。
ぷー 「こうして見ると改めて地球岬からの景色って最高だよね」
ぐでたま「天気がいいとあのように見えるんだわ」
今回はあいにくの曇り空でした。 -
母恋駅の正面に来ました。
母恋駅は1935年12月29日に開業し、1984年3月31日に駅員無配置駅となり、4月1日から簡易委託駅となったそうです。
相対式ホーム2面2線の複線区間の駅です。
ぐでたま「母恋めしってさっきお昼食べたばっかりじゃね?」
ぷー 「お土産にするんだよ」 -
母恋駅の中に入りました。
ぐでたま「売店、やってなくね」
ぷー 「やっぱり予約しないとだめだったみたいだね」
かつてはこちらの売店で母恋めしを販売していた時代があったそうですが、現在ではあらかじめ電話で予約をすると駅に届けに来てくれるそうです。
母恋駅では1996年に「母恋駅を愛する会」が立ち上げられ、駅舎が地元のコミュニケーションの場として活用されてきたそうです。 -
売店側からの駅内の様子です。
ぷー 「改札はやっていないみたいだね」
ぐでたま「きっぷは売っているみたいなんだわ」
青春18きっぷを持っていたのできっぷを買う必要はなく、JR北海道が発売している記念入場券は母恋駅は対象外なのでこの時点では特に買わなかったのですが、後になって毎年5月に「母の日記念乗車券」が販売され、通年で「母恋駅記念入場券」が販売されている事を知りました・・・ -
母恋駅の柱用駅名標です。
ぷー 「同じ柱に2つもついてるね」
ぐでたま「自己主張が強いんだわ」 -
こちらの駅名標も撮影しました。
ぷー 「こちらの駅名標も忘れずにね」
ぐでたま「漢字で書くと、母と恋で、優しい感じがするんだわ」 -
反対側のホームから駅舎を撮影しました。
ぐでたま「こういう雰囲気の駅って、架線いらなくね?」
ぷー 「確かにそんな気がするよね」
昔の雰囲気のある駅は架線のない状態の方が見栄えが良いのかも知れません。 -
12時54分、東室蘭行きの普通列車に乗車します。
今回の車両もH100形電気式気動車です。
ぐでたま「H100形ならやっぱり架線、いらなくね?」
ぷー 「電車が来れなくなっちゃうよ~」
室蘭駅には特急すずらんの車両が東室蘭から普通列車として来るので架線は必須です。 -
御崎駅に停車しました。
御崎駅は1905年6月21日に開業し、1986年11月1日に無人駅になったそうです。
その後は駅前商店へ簡易委託化された時期もあったそうですが、2017年4月1日に完全無人化されたそうです。
相対式ホーム2面2線の駅だそうです。
ぷー 「駅舎は反対側みたいだね」
ぐでたま「駅名標だけ撮影出来たんだわ」 -
輪西駅に停車しました。
輪西駅は1928年9月10日に開業し、1984年4月1日に簡易委託化し、1994年に完全無人化されたそうです。
相対式ホーム2面2線の駅だそうです。
ぷー 「ここも駅舎は反対側みたいだね」
ぐでたま「駅名標を撮ったけど、うまく撮れてないんだわ」 -
13時5分、東室蘭駅に到着しました。
運賃目安は母恋~東室蘭間で250円相当です。
天井から吊り下がっている駅名標です。
東室蘭駅は1892年8月1日に室蘭(当時の読み方でもろらん)駅として開業し、その後輪西駅・東輪西駅と名称を変え、1931年9月1日に現在の東室蘭駅となったそうです。
島式ホーム2面4線・下りのみの通過線のある橋上駅で、乗り場はは2番から5番まであり(1番は欠番)、東側から番号が振られているそうです。
ぐでたま「室蘭駅よりずっとでかくね?」
ぷー 「街そのものが東室蘭駅周辺の方が栄えているみたいだね」 -
柱用駅名標を撮影しました。
ぐでたま「いっその事こっちを室蘭駅にして、室蘭駅を西室蘭駅とか南室蘭駅にすれば良くね?」
ぷー 「それじゃ~室蘭駅の伝統が保てなくなっちゃうよ~」 -
ホームから上に上がって改札口付近に来ました。
ぐでたま「ここには用事はないん?」
ぷー 「駅の規模は大きいけど記念入場券や記念スタンプはないみたいだね」
事前に確認しておいたので、前日の停車していた待ち時間では降りなかったのでした。 -
東室蘭駅の外に出ました。
東室蘭駅は1969年12月26日にに橋上駅に改築され、2008年3月1日にバリアフリー化してリニューアルオープンしたそうです。
ぷー 「50年以上前から橋上駅だったなんて凄いよね」
ぐでたま「そう考えると札幌駅より凄いんだわ」 -
13時10分頃です。
東室蘭郵便局に来ました。
ぷー 「ここは普通に郵便窓口は開いてるね」
ぐでたま「用事を済ませて良かったんだわ」
ATMでの出金(1000円)と風景印の押印をしました。 -
13時20分頃です。
東室蘭駅に戻って来ました。
ぷー 「東室蘭駅って反対側にも駅の出入り口があるんだね」
ぐでたま「反対側に行く時間、なくね?」
次の列車までの時間がないので反対側に行く時間はありませんでした。
その6に続きます。
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