2023/03/02 - 2023/03/04
153位(同エリア563件中)
メーグルさん
コロナもだいぶ落ち着いてきましたので、3月末までの2023年版全国旅行支援を利用して世界遺産熊野古道がある和歌山へ出かけてみました。
相変わらず足腰の後遺症を抱えていますので、熊野古道を何キロも杖をついて歩くのは不可能ですが、列車やバスなど交通機関を利用してまだ知らない観光スポットを観ておきたいといった感じです。
貯えがあるでもないので貧困旅行風になってしまいますが、初めての和歌山観光はそれなりに楽しんできました。
当初は「青春18きっぷ」で行きあたりばったり安宿でなどと無謀な計画をもくろんでいましたが、速攻で妻に却下されてしまいましたので、またも了解を得られる旅行計画を考える事となってしまいました。
まずはお得な交通手段ですが、【JR南紀・熊野古道フリーきっぷ(中辺路コース)】が往復特急「ワイドビュー南紀」指定席+中辺路JRフリー区間+熊野御坊南海バスが3日間乗り放題で大人一名9970円と今回の旅にはピッタリのものを見つけました。
(注意点はこの切符は一か月前の朝10時から駅販売で、私は2月3日に窓口が開くのを待って速攻で購入いたしました。)
もう一つの問題は1泊目の新宮駅近辺の観光ビジネスホテルでしたが、楽天トラベルで駅から徒歩数分で朝食付きツインで1万円を見つけました。
(内容は1泊2名で1万円が旅行支援で8000円+和歌山クーポン券2名で4000円なので実質2人で4000円となりました)
2泊目は妻の希望で紀伊勝浦で温泉+バイキングでしたので会員でもある【湯快リゾート 越之湯】で予約を取りました。
今回もお馬鹿な失敗談なども含めて、大量写真を3日間に分けて紹介していきたいと思いますので参考になれば幸いです。
(初日ルート)
【JR大曽根駅】・・中央線普通・・【JR名古屋駅】・・紀勢線特急南紀・・【JR新宮駅・バス停】・・熊野御坊南海バス・・【本宮大社前バス停】・・熊野御坊南海バス・・【上倉神社前バス停】・・徒歩・・【浮島の森】・・徒歩・・【新宮サンシャインホテル(泊)】
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3月2日は5時半には起床して、徒歩15分ぐらいの【JR大曽根駅】に早朝6時半に到着です。
こちらには予定日の1か月前に「南紀・熊野古道フリーきっぷ」を購入に来ています。 -
【南紀・熊野古道フリーきっぷ】の[中辺路コース]で発券されたものですが、これに案内と領収書も発行されました。(大人一人9970円)
上が現地で3日間使える【熊野御坊南紀バス】の交換引換券ですが、新宮駅と紀伊勝浦駅でバス3日間フリーパス券の取り扱い交換できます。
中段2枚が往路・復路の指定席券ですが、特急南紀で車掌さんが確認入力に回ってきます。
下の2枚は乗車券ですが、例えば名古屋市内駅のゲートに通して目的地エリアで1枚は回収されます。(往路分だけですが・・・)
中辺路コースJR線では復路の乗車券提示で普通列車と自由席特急は自由に3日間利用できます。
(注意すべき事はゲートの機械には通さずに駅員に切符確認のみで利用、機械を通すと回収される場合が考えられます) -
南紀・熊野古道フリーきっぷのJRホームページの参考画像です。
この切符には「伊勢路コース」名古屋市内から大人8380円も用意されています。 -
大曽根駅ホームで「ひだ」と「南紀」で使われている85系気動車が通過していきました。
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午前6時42分の「名古屋行き」普通8両編成がホームに入ってきました。
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【名古屋駅】私たちが乗るのは、電光掲示板の8時02分「南紀1号」ですが、まだ30分もあります。
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隣のホームに、HC85系特急(新型ハイブリッド車両)が入ってきました。
特急南紀は今年の7月から投入される予定なので、こちらは「特急ひだ」と思われます。 -
名古屋駅構内では改札を出ることなく各方面に連絡できる三本の「通路」があります。
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長時間乗車になる為、ベルマートキヨスク新関西線(12・13番線ホーム)で朝食などを買い込みました。
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コンビニ弁当では味気ないので、名古屋の駅弁などを選びましたが、3000円ほどで済みました。
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名古屋では乗車した客は少なめでしたが、この南紀1号は2両編成と驚くほど短い連結車両でした。(1号車が自由席、2号車が指定席)
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車窓からの風景ですが、あまり変わり映えしないのでタブレットで小説を読んで乗車時間を過ごしました。
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11時35分予定していた【新宮駅】で下車しました。
この電車に乗っていて気づきましたが、電化されていない区間や単線箇所が非常に多く、運行列車も少ないので普通列車でも乗車時刻は前もってチェックしておく必要がありそうです。 -
【新宮駅】路線図でよく見る駅ですが、予想に反してこじんまりとした感じで少し驚きました。
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駅前マップがありましたが、とりあえず【観光案内所】へ向かいます
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【新宮市観光協会】ですが、中では【熊野御坊南海バス】の受付ともつながっています。
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観光案内カウンターもありますので、観光マップを頂いたり、情報収集もここで済ませておきたいです。
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壁には南海バスの予定時刻や行き先・乗り場などがモニター表示されていました。
乗る予定のバスは12時10分の51系統「本宮大社前」行きです。
(すぐ前にある2番乗り場) -
こちらが、引換券で新たに交換された3日間有効のバスフリー切符です。
乗車時にバスの整理券を取り、降車時に整理券だけを料金BOXに入れて運転手に提示するスタイルです。
(3日間は失くすと大変ですので管理には気を付けてください) -
バスに乗車しましたが、終点「本宮大社前」には13時09分ですので約1時間です。
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「本宮大社前」に到着しましたが、通常料金で乗っていればなんと1560円でしたので、二人で新宮~本宮大社前を往復で乗れば6240円もかかっていました。
【JR南紀熊野古道フリーきっぷ】のお得な事がはっきりわかりましたが、ここまで普通に乗った場合の名古屋駅からの運賃を計算してみました。
名古屋からのJR乗車券4,260円+指定席券料金3,270円+バス1560円で9090円となっていますので、何と帰りのバスでフリー切符料金一人分9970円を超えてしまう計算になります。 -
バスターミナルから道路を渡ると【熊野本宮大社】の入り口となります。
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時刻も午後1時20分とお腹が空いていましたので、大社の参道脇にある【珍重庵】でランチにいたしました。
こちらはお目当ての「めはり寿し」が有名なお店です。 -
通常は山菜そばが単品770円ですが、1個330円のめはり寿しを2個頼みましたので1430円でした。(もちろん一人分)
めはり寿しとは鰹の具材などで味付けしたご飯を高菜の浅漬けで巻いたものです。 -
【珍重庵】の裏手には【おみやげや樹の里】もありました。
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こちらから大社の参道に合流しました
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鳥居からすぐに左右に「熊野大権現」の奉納幟が立ち並ぶ158段の石段を登っていきます。
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こちらの石段は右側通行とルールがあるようです。
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石段途中の左側に社がありましたが、日露戦争や第二次世界大戦で戦死された方の御霊を祀る【功霊社】です。
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大社参拝の説明がされていましたが、まずは大鳥居をくぐる事をせずに途中から参道へ入っていました。
(せっかく本宮大社に参拝に来たのですから、正しい作法は守りましょう) -
私は杖をついてますので、足元を用心して上がっていますがまだまだ長いですね。
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参道の途中にあります【祓戸大神・はらえどのおおかみ】
先にこちらを参拝しました。 -
登りきったところに【手水舎】がありました。
こちらは、コロナの影響なく清水は流れていて使えるようになっていました。 -
八咫烏(やたがらす)のシンボルがここにもありました。
八咫烏は、3本の足がある神の使いとされるカラスで熊野古道では各所で見ることができます。 -
本殿が見えてきました。
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【宝物殿】は残念ながら休館になっていました。
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熊野本宮大社神門付近で撮影した【常夜燈】
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【授与所】
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【社務所】
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由来や由緒が書かれている本宮大社の案内板
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八咫烏についての説明板もありました。
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参拝時の作法について書かれています。
社の参拝の順番もありますが、各殿共に、二礼二拍手一礼が基本です。 -
熊野本宮大社神門になりますが、これより先の【御社殿】は撮影禁止となっています。
私は罰当たりな事にこの決まりを知らずに他の観光客と同様に撮影してしまいました・・・。(これが二つ目の失敗です)
御社殿を出た後に社務所の方にお詫びを入れておきましたが、SNSなどにアップする方が多く撮影禁止の方針とされたそうです。
今回は個人的な観光の思い出として画像を残す許可をいただきましたが、こちらではもちろん紹介できませんので、本宮大社のホームページでご確認ください。 -
【拝殿】前にはテントが張られていましたが、コロナ終息祈願の幟と狛犬にもマスクがされています。
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【八咫ポスト】
こちらのポストは黒色でシンボルの八咫烏もマスクを着けていました。 -
【八咫絵馬掛け】
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拝殿近くの風景ですが、この花は何でしょうか?
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拝殿近くの風景
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参拝を終えて【大鳥居】まで戻ってきましたが、今度は作法に従い無事にくぐりました。
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徒歩数分の【大斎原・おおゆのはら】に向かいます。
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日本一の大きさを誇る【大斎原の大鳥居】です。
1889年の大洪水まで熊野本宮大社のあった旧社地になります。 -
大社前バスターミナルに戻ってきましたが、14時45分の新宮行に乗る予定です。
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時間に余裕はありませんが、【熊野本宮館】を覗いてみます。
右側が「南棟」左が「北棟」になります。 -
世界遺産【熊野古道】を訪れる方の為に、観光情報や地域情報を発信する施設です。
内部はこのように熊野古道に関する展示がなされています。 -
南棟の内部の一角です。
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「北棟」
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どちらも無料施設ですので、時間がありましたら見学するとよろしいかと思います。(年中無休・駐車スペースも58台あります)
ホームページから引用しますと、多目的ホール(収容人員248席)、
展示スペース、情報図書スペース、事務所(総合案内)スペース 他 -
この回廊のような雰囲気も良いですね。
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これは熊野御坊南海バスの新宮前で頂いた時刻表です。
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バスが時間通りに入ってきましたが、よく見るとPAYPAY支払いもできるようです。
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復路の車窓からの景色ですが、やはり相当山奥に来ているようです。
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新宮観光案内所で頂いた「新宮観光マップ」ですが、今回は最終【新宮駅】の二つ手前のバス停【神倉神社前】で降車しました。
本来であれば【熊野速玉大社】の摂社【神倉神社】へ向かうのが王道ですが、ヘロヘロのシニアには 538段の険しい石段を登るなどといった挑戦はリスクがありますので、天然記念物の【浮島の森】へ立ち寄る事に決めました。 -
グーグルマップに導かれて【浮島の森】へ到着しましたが、石碑には【浮島の森】と書かれてはいますが、絶対に他人の敷地のようです。
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どうも状況がわからないので、奥へ入って掲示板を確認したところ、確かに「このモニュメントは昭和2年に天然記念物に指定された時の貴重な・・・平成19年3月新宮市教育委員会」となっていました。
どちらにしても入り口は南側にあるようなのでぐるりと回りこみます。 -
反対側に【浮島の森】の入り口がありました。
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この【浮島の森】の受付で大人2名220円を支払い入場しました。
天然記念物などといった言葉に弱い私ですが、実家の裏林によく似た感じで特別な感動は残念ですが全くありませんでした。
少しべこべこした足場が島が浮いてるせいなのか、老朽化しているせいなのか?といった心配だけのドキドキ感は味わえました。 -
案内看板には断面図があり、確かに浮いた島に多種多様な植物が群生しているようですが、あまり樹木に詳しくないので珍しいものかもわかりません。
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まずは簀の子のような板に沿って外周を歩いていきます。
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苔は湿地帯のようで良い感じですね。
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池の中に浮いているようにも見えますが・・・。
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ここから密林へ突入となるようです。
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夏場はやぶ蚊に悩まされそうですが、この時期は大丈夫でした。
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「イヌマキ」など、まったく見たことが無い植物がありました。
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「蛇の穴」インパクトがありますが、昔の伝え話でしょうか?
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杖をついているので足場のふわふわ感がとても変な感じです。
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島の反対側に抜けて外周を入り口へと戻っていきます。
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最後は少し大きめな池となっており、緋鯉が泳いでいました。
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明日は世界遺産【熊野速玉大社】まで本日と同じく「熊野御坊南海バス」を利用しますので最寄りのバス停である「市役所前」を確認しておきます。
71系統午前8時57分で「促進住宅」行きに乗ることになります。
しかし2時間に1本とは運行本数が少なすぎる気もしますが・・・。 -
市役所バス停から徒歩3分で本日の宿泊ホテル【新宮サンシャインホテル】に到着しました。
時刻は午後4時20分とずいぶん早いチェックインとなりましたが、受付で身分証明とワクチン接種を提出して、宿泊名簿を書き込み前払い料金8000円を支払いました。
(通常朝食付きで2名1万円が20%引きでの料金になります。)
和歌山クーポンは平日2000円×2名で4000円ゲットです。
着替えてくつろぐ前に「夕食はどうしようか?」といった事を考えましたが、とりあえず近くのコンビニでアルコールやつまみを買い込み部屋でゆっくりする事に致しました。 -
こちらが「わかやまリフレッシュプランsワイド」のクーポン券ですが、スマホにチャージして使う方が便利です。
私はこのクーポンで実は大失敗してしまいました。
先の「大阪クーポン」のように1週間ぐらいの期限と思い込んでしまい約2千円を消失させてしまいました。
皆さんも有効期限にはお気を付けください、和歌山ではチェックイン当日とチェックアウト日のみ有効で、今回のものは3月2日と3日以降はチャージ分が消えてしまいます。
実は最終日に4枚分8千円分の土産購入に使おうと考えていましたが、近くのコンビニでの購入にも使える事で2日に約2千円は利用しました。 -
今回宿泊したツインルームです。
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テレビだけがサイズが小さいようで、ここだけがマイナスポイントです。
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ビジネステーブルしかないので、こちらの冷蔵庫をテーブル代わりにして紫蘇焼酎「鍛高譚」をボトルで飲み干してしまいました。
つまみはコンビニのホットケースに並んだ鳥串や空揚げなどをメインにおしんこやチーズ、チャンジャーといった感じです。
しかし時間は余裕でありますので再びコンビニへ買い出しに行き、酒と弁当やヌードルなど食料品調達して再び酒盛りです。
遅くまで無料VODで「ザ・ロストシティ」という洋画を視聴してシャワーを浴びて就寝となったのが午後11時すぎとなりましたが、何とか無事1日を終えることができました。
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