2021/11/21 - 2021/11/23
2950位(同エリア3281件中)
tonaさん
神橋で遅いお昼&お散歩してら、日が暮れて来た
急いで山内に戻ろう
三代将軍家光公の廟所、大猷院へ
「大猷」は、後光明天皇からおくられた諡号。家康は神様になったけど、家光は仏様になったんだね
ちなみに、大猷の「猷」は、はかりごと(政治)、道のことで、大きな政治を成し遂げた」という意味なんだそう
~大猷院~
三代将軍・徳川家光が眠る霊廟
「死後も魂は日光山中に鎮まり東照公のお側近くに侍り仕えまつらん」との遺言に従い、家康の眠る日光東照宮の北東(鬼門)を守護するような大黒山に、わずか1年2ヶ月で完成
本殿・相の間・拝殿は国宝に指定されている
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
PR
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長坂(旧日光街道)ルートで山内に戻ろう。行きはバスでビューンだったけど、これだと国道から山内へのなかなかな階段がお出迎え。さんざん歩いた足にはくる~
緑深い道、勝道上人の銅像を左に折れて、表参道へ。そこから左、奥へ奥へと歩いていく -
【大猷院】国宝
受付の人が何か叫んでる、と思ったら
「間もなく最終入場で~す」
11~3月は一時間早く15:30が最終入場(16時閉門)
30分しかないのは厳しいけど、いざっ
まずは1つ目の門、仁王門日光山 輪王寺 大猷院 寺・神社・教会
-
仁王門
獅子鼻がお出迎え -
御水舎
御影石の柱が三本ずつ、四隅に配されている
東照宮のも唐破風が乗って豪華な造りだったけど、こっちもなかなか -
天井には狩野派による龍の墨絵
ぼんやりとしかわからないけど、当時は水面に映る姿から「水面の龍」と呼ばれていたんだそう
水面で龍と目が合うって・・・なかなかの度肝体験だろうな~ -
参道などには諸大名が奉納した石灯籠、銅灯籠
その数なんと315基! -
二天門
東西南北を守る四天王のうち、持国天・増長天を安置
ちなみに四天王が仕えるのは帝釈天。由来は古代インド神話のインドラ神
神仏習合からの分離。でもって由来にインド神話の神・・・。壮大というか、何でもありというか・・・懐が広い -
西を守るのは、朱のボディーの増長天
煌びやかな衣装といい、しなやかなポージングといい、ちょっとバリ舞踏チック -
東を守るのは、緑のボディーの持国天
甲冑のお腹の顔っぽい装飾が気になる~ -
そしてここは楽しみにしていた霊獣・犀の宝庫
いた~!
たくさんいるいる!駆けてる、跳ねてる!
けど暗い・・・、時間がない・・・
先を急ごう -
門をくぐった側には風神・雷神
陽明門にあったのを神仏分離で、「これは仏教っしょ」、ってことでこっちに移設
風・雷って、万の神っぽいイメージだったけど、由来はこちらも古代インド神話の神様(後に仏教に取り入れられた)なんだ~
風神
白地に金・赤の柄入り風袋。緑、というかエメラルドグリーンのボディー
肩巾ではなく、スカーフみたいなのを巻き、腰巻も色鮮やか
風袋を押さえている指、よく見ると4本!これは東西南北を、
でもって足の指は2本!これは天と地を表しているんだそう -
雷神
こちらは真っ赤なボディー、背には雷太鼓
こっちもスカーフスタイル
手の指は・・・3本!これは過去・現在・未来を表しているんだそうで
足の指は風神と同じで2本
面白い発想だね~
なんかツルンとしてるな~、と思ったら、いずれも複製
オリジナルは輪王寺宝物館に(行かなかったけど、画像で見比べると、グッと風格があって、塗りもマットで品がある) -
夜叉門
この門には魅力的な四夜叉が
けど暗いし、何より時間がない
う~ん、明日出直そうかな・・・ -
烏摩勒伽だけちょこっと
膝小僧が象さん! -
唐門
雄雌の鶴が舞う
東照宮では胡粉塗りの白が基調だったけど、ここは金だ~ -
白い龍!(欄間)
家光は辰年生まれだからね! -
珠を持った龍
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本殿(拝殿・相の間・本殿【国宝】)
唐門をくぐると本殿
多くの金箔が使用されている事から、別名「金閣殿」 -
ここにも灯篭がずらり
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獅子鼻(木鼻)
赤~~~い! -
本殿
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金色の垂木、柱
まさに金閣殿 -
皇嘉門(奥の院の入り口)
竜宮造りで、別名・竜宮門。この先に家光の墓所、宝塔がある
東照宮とは違い、扉は固く閉じられている -
拝観を終え、大猷院を後にする
手前の朱の常行堂の前を通ってふと見上げると、屋根の下の肘木に何か白いのが座ってる?!鬼瓦的な?白い鬼?
日も暮れていたし、人気もないしで、ちょっと怖かったけど、何だったんだろう -
西参道のロッカーの荷物を回収し、坂を下ってバス通りの国道へ。バス停「総合体育館」で時刻表を見ると、16時台は16:40の1本のみ。タクシーもいない
宿まで歩くか(2~30分)・・・、トボトボ歩いていると、次のバス停「西参道入口」に着いた
と、目の前に行ってみたいと思っていたゴシック教会が! -
日光真光教会
扉は閉まってるけど、外観だけでも
ゴシックのようだけど、ロマネスクも漂う重厚ないい感じ。灰色の濃いい石の色もいい日光真光教会 寺・神社・教会
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鐘楼
ずっしりとしていて、あまり高くないのが素朴でいい
バス停前にはベンチがあるし、目の前がローソンで、いい感じに買い出しもできた
終わりよければ、だ
宿最寄りの「安良沢」まで5停留所
車窓は真っ暗、改めてバスに乗れて着てよかった~ -
ガストホフあみ
本館でチェックインし、鍵をもらってコテージへ
実は、だい~~~ぶ前にもお世話になったお宿
今回日光行きが決まり、東照宮近くで宿を探していたらこちらがヒット。あれ?英国コテージ・・・泊まったところだ!ここに決定っガストホフ あみ 宿・ホテル
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英国アンティークコテージ
英国調の落ち着くお部屋
これこれ、変わってな~い -
英国風の部屋
最近は、宿というとザ・温泉旅館になっちゃうけど、昔はゴリゴリのペンション派
やっぱりかわいいっ -
お風呂
蛇口、バスタブもザ・洋風でいい感じ -
さらに窓の外には露天風呂!
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ディナーは本館のダイニングへ
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お魚も、お肉もとってもおいしくいただきました~
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デザート
フルコースを満喫し、コテージへ
明日は、朝の大猷院
https://4travel.jp/travelogue/11816664
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