ハリーポッター聖地巡礼の旅 Day3 エディンバラ&アニック編

2020/10/08 - 2020/10/08

9泊11日でハリーポッター聖地巡礼の旅をしてきました。

21歳女子ひとり旅です。

10月 6日：羽田空港 ⇒ ヒースロー空港
10月 7日：ヒースロー空港 ⇒ エディンバラ空港
10月 8日：エディンバラ
10月 9日：エディンバラ ⇒ ヨーク
10月10日：ヨーク ⇒ ロンドン
10月11日：ロンドン
10月12日：ロンドン
10月13日：ロンドン ⇒ スウィンドン
10月14日：スウィンドン
10月15日：スウィンドン ⇒ ロンドン
10月15～16日：ヒースロー空港 ⇒ 羽田空港

載せている写真は全て私がスマホで撮ったものです。

エリア エジンバラ(イギリス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝9時前、エレファントハウスの外壁に掲示されているメニューを眺めながら そわそわと開店待ちをしている日本人の姿がありました。

私です。

メニューは英語に加え中国語も書かれていました。

9時過ぎに開店しました。一番乗りです！

ソファ席もあります。
「エレファント」ハウスですのでインテリアは象モチーフ。

カフェの入り口から 席までの通路

J.K.ローリングが好んで座っていたのは、エディンバラ城を臨む窓際の席です。

暗くて見づらい写真になってしまっていますが、

店内の明るさに合わせて撮ると、このように窓の外のエディンバラ城が消失してしまうのです。内と外で明暗差があると両方をきちんと映せない素人クオリティです。

お店に一番乗りしたときに「この席に座りたいのですが 良いですか？」と店員さんに聞いてみたところ、
「この席は もっと多くのお客さんが来たときに座ってもらう必要があるから…」と断られました。
私は1人、このテーブルは4人席なので ごもっともです。

「城の見える席が良いなら ここにしたら？」と店員さんに促されたので、このテーブルの手前にあった2人席に座りました。

他のお客さんが来てこの席に座る前に！今のうちに！と思い、急いで撮りました。
J.K.ローリングが眺めていたのと同じ景色を。

窓から見える景色

開店から10分も経たないうちに、他のお客さんが続々と入ってきました。

注文したイングリッシュ・ブレックファスト

王道です。

カフェを出て ウェイバリー駅へと向かいます。

今日行くのは アニック城です。ホグワーツの校庭です。


ウェイバリー駅からAlnmouth駅まで鉄道で約1時間。
Alnmouth駅から歩いてすぐのバス停Curly LaneからAlnwick Bus Stationまでバスで15分弱。このバスは1時間に一本なので注意。

そしてAlnwick Bus Stationから徒歩7分でアニック城到着、などと調子の良いことをGoogleマップは のたまっておりますが、Google先生の示すルートで行けるのは背中に羽がついている生き物だけです。なんせ高い城壁をあっさり乗り越えて侵入する前提のスパルタルートですから。
私は 引き返すのも癪で ずんずんと猛進しましたが行き止まりでした。
来た道を全力で走って引き返し、大廻りして なんとか城の入り口に辿り着きました。この一連の流れをお見せしたいところですが写真は撮っていません。とてもそんな余裕はありませんでした。

なぜそんなに焦っていたのかと言いますと、予め購入していたアニック城のチケットが時間指定制で、そしてもう間に合う気がしないという状況だったからです。
コロナ前は 当日にふらっと来ても大丈夫だったようですが、
このご時世、アニック城は 感染対策の一環として混雑防止のために時間指定の事前予約制をとっていたのです。

結果的に 予約時刻を少し過ぎてしまいましたが、無事 入れました。

係の人でさえ マスクをしていません。

道ゆく人々を見て 昨日から思っていたのですが、私を含め マスクをしている人は 圧倒的に少数派です。

初めて箒に乗ったハリーが マルフォイから ネビルの思い出し玉を取り返し、箒から降りて皆のところへ駆け戻って行ったのが この道です。

該当シーン (賢者の石)
https://youtu.be/JhvaJa47FHY

この場所では、

ハリー達が初めて飛行術の授業を受けたり (賢者の石)
https://youtu.be/6iCJ7FlkaB8

その撮影の様子
https://youtu.be/O6cObmm-uGs

オリバーがハリーにクィディッチの説明をしたりしています。(賢者の石)
https://youtu.be/thL8QAsPhK0

ハリーたちと同じ場所を歩き、同じ景色を見ているのが嬉しくて、ついつい同じところを何度も行ったり来たりしてしまいます。

城壁のてっぺんに ちょこちょこ立っている像は 全てセットかCGで 実際には無いだろう、と思っていたのですが、本当に立っているんですね。

アニック城は、他にも

ロンの言う悪口がハーマイオニーに聞こえてしまう (賢者の石)
https://youtu.be/1P7HQiRceas

ハリーたち3人が スネイプを怪しんでいることをハグリッドに話し、ハグリッドが うっかりニコラス フラメルの名前を口に出してしまう (賢者の石)
https://youtu.be/FAdQa3qUckk

クリスマスにハグリッドが大きなモミの木を引きずっている (賢者の石)
0:04～0:15
https://youtu.be/nwujZ8M_tDo

フィルチが マルフォイとハリーたちを罰則のため禁じられた森へ連れて行く (賢者の石)
1:09～1:21
https://youtu.be/ZC-uOUap3x0

期末試験後に、ハグリッドにドラゴンの卵をくれた人が怪しいと気づき、3人がハグリッドに会いに行く(賢者の石)
https://youtu.be/JKKyHHAJKNc

フォードアングリアが暴れ柳に突っ込み、ハリーとロンを放り出して 逃走する (秘密の部屋)
4:12～
https://youtu.be/szEFdhOHtrI

といったシーンのロケ地になっています。

なんとなく気に入ったアングル

城壁の上からの眺めです。

写真の右下に見えている列に並ぶと、係の人が 前の人と一定間隔を空けて中に誘導してくれます。中に入ったら階段を登ります。

城がぜんぶ影になっていますが、陽に照らされた芝生の明るさで 天気の良さを伝えたい所存です。

階段をのぼっていく途中にあった空間

城壁の外側に目をやると こんな感じ。のどかです。
ぽつぽつと白く見えているのは羊です。

15時半頃、アニック城を後にしました。言うまでもなく楽しかったです。

ここからPlayhouseというバス停まで10分ほど歩きます。そこからバスに乗ってAlnmouth駅近くのバス停まで行くのですが、このバスもやはり本数が少ないです。

行きのバスもそうだったのですが、バス内で 次に停まる停留所を表示してくれるわけでも、車内アナウンスで教えてくれるわけでもなく、田舎道をびゅんびゅん走っていきます。

私は地元民ではないので、車窓をぼんやり眺めているわけにはいきません。スマホの位置情報と睨めっこしながら 自分の降りたいバス停が近づいてきたらボタンを鳴らして知らせ･･･るつもりだったのですが、

乗客(見知らぬおばさん)：
「Alnmouth駅なんだから△△に停まらないと！」←多分こんなニュアンス

バス運転手さん：
「$￥€°#<＊○:°$＊÷%#！」 ←聞き取れなかった…

乗客(見知らぬおばさん)：
「Alnmouth駅なら△△のほうが近いってば！」


という流れで、おばさんの親切(？)により、降りるつもりだったバス停より手前で降りて 駅まで歩くことになったのでした。

私がPlayhouseで乗車した際に、運転手さんに Alnmouth駅に行くまでの運賃を尋ねたので、
もしかしたら このおばさんはそれを聞いていて「この外国人の子ポヤ～ンとしてるから 私が然るべきバス停でバスを とめてあげないと！」と思ってくれたのかもしれません。彼女自身はそのバス停では降りませんでした。


Alnmouth駅へ向かってGoogleマップを見ながら歩いていると、道に迷っているように見えたのか、民家の庭から これまた見知らぬおばさんが出てきて声をかけてくれました。

駅に行きたいんでしょ？駅はこっちだよ。旅行？留学？どこから来たの？･･･と。

Alnmouth駅へと 民家の並ぶ道を歩く途中、ふと振り返って撮りました。誰かにとっての旅の景色は、そこに住む人にとっては日常の風景です。

Alnmouth駅に着きました。エディンバラ行きの電車が来るまで、30分ほど待ちます。

エディンバラに帰ってきました。旧市街を散歩します。

現在18:30です。ロイヤルマイルを歩いています。
だんだん日が暮れてゆきます。


これから 旧・ニコルソンズカフェ(今ではspoonという名前の 全く別のレストランになっている) へ向かいます。そこで夜ご飯を食べようという算段です。このお店もまた、J.K.ローリングの執筆場所なのです。

該当ツイート
https://twitter.com/jk_rowling/status/1263481115488202754?s=46&t=5i_gD9AQOMEjivNUTSC9SA

“ I used to write in Nicolsons all the time. I once wrote an entire chapter in there in one sitting and barely changed a word afterwards. Those are the days you remember. I think Nicolsons is now a Chinese Restaurant.”

店の入り口 (階段をのぼって2階へ)

夜7時前に店に着いたのですが、ラストオーダーを過ぎていたようで すごすごと退散するハメになりました。

入口のすぐ脇にも平日はPM9時まで営業と書いてあるのですが。コロナによる時短営業なのでしょうか。

J.K.ローリングは この建物の2階でハリーポッターの初めのほうの章を書いた、と刻まれたプレートが外壁に掛けられていました。

※イギリスでは first floor＝2階

夜のバルモラルホテル

刻々と陽が傾き 建物のシルエットが浮かび上がってくる様子も、とっぷり日が暮れてからも、エディンバラの街は たいそう美しかったです。にもかかわらず夜の写真をこれしか撮っていないのは、ひとえに私が空腹だったからです。

結局、ウェイバリー駅構内の PRET A MANGER で夕食を買いました。右はカレーです。



明日、エディンバラを発ちます。



《Day4へ つづく》