最後の「おともdeマイル」旅で鹿児島へ　薩摩地方縦断の旅　②知覧、薩摩川内編

2023/02/03 - 2023/02/05

JALマイルの使い道としてとてもお得だった「おともdeマイル割引」が今年の4月で廃止になるので、残っていたマイルを使って、最後の「おともdeマイル」旅に行きました。

日程を決めたのが割と直前だったので、その時点で予約できた路線で、雪が降りそうな地域を避けた結果、鹿児島に行くことになりました。何度も行ったことがある鹿児島市以外で、この時期に行くのにいいだろうという工程を組んだ結果、薩摩半島の先端「長崎鼻」から、予定外に熊本県まで足を踏み入れ、薩摩地方縦断の旅となりました。

１日目は指宿、２日目は知覧、薩摩川内、３日目は出水、伊佐、霧島に行きました。
②は知覧、薩摩川内に行った２日目です。知覧茶を購入し、知覧特攻平和会館や知覧武家屋敷などに行き、薩摩川内に泊まりました。

エリア 知覧・南さつま・日置(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

知覧に着いて、まずは「お茶のはまだ」に行く。

もちろんお茶もたくさん売っているのだけど、

目的は黒酢焼きドーナツ 抹茶と、ほうじ茶(各\200)。もちもちしていて甘さもちょうどよく、とても美味しかった。

そしてお茶も購入。ティーバッグ￥540

「知覧特攻平和会館」

今回の旅行で行った中で一番混んでいた。
今回ここに来ることになって、知覧の特攻に関する本を2～3冊読んだ。太平洋戦争の末期に爆弾を積んだ飛行機で、敵の艦船などに突っ込んでいった特攻隊員。必ず死ぬことになるので、出撃前に遺書を残している。その遺書や関連資料など多くの展示物があり、語り部講話などもあり、じっくり見れば半日くらい必要。
小説や映画にもなっているので、特攻のことは広く知られていると思うが、やはり忘れてはいけない歴史である。

「海軍零式艦上戦闘機」。これは海軍の飛行機で、知覧から出撃した特攻隊員が搭乗していたものではない。

内部はここを除き撮影不可

特攻隊員たちが出撃するまでの寝起きしていた兵舎「三角兵舎」を復元したもの。攻撃の目的にされないように滞在期間は短かったらしい。

とても狭い。

特攻像「とこしえに」と、航空自衛隊初等 練習機「T-3」

映画「俺は、君のためにこそ死にに行く」で使用された、一式戦闘機「隼」

「特攻平和観音堂」

昭和30年に特攻隊員たちのために建立された観音像。知覧の特攻の本を読んでいると必ず登場する「特攻の母」こと、鳥濱トメさんが尽力して完成した。

「護国神社」

「豊玉姫神社」

豊玉姫伝説の神社で安産祈願などに訪れる人が多い。

樹齢約450年の「縁結び夫婦銀杏」

ランチは「Cafe Cochi」

古民家カフェ
雰囲気はよかったけど、足先がとにかく寒かった。

Cochiカレーセット　お茶とみそ汁がついて￥1,350
量が多いだけでなく、野菜が多くて満足。

「ホタル館 富屋食堂」
「特攻の母」こと、鳥濱トメさんがやっていた「富屋食堂」は軍の指定食堂となり、特攻隊員の遺書などを預かっていた。今は資料館になっていて、写真などの資料を展示している。時間がなく、入館はしなかった。

「知覧武家屋敷庭園」

島津家の分家である佐多氏の18代、島津久峯の時代1750年ごろに造られたものとされている武家屋敷が残っている。「薩摩の小京都」とも言われていて、昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

最も東にある駐車場に駐車して、「森重堅庭園」から見学する。
武家屋敷は建物内部には入れず、庭園が見学できる。何か所かある入園料取扱所で￥530払うとパンフレットを渡されて、それを持って7軒の見学可能な庭園を回るという方式。もう夕方のせいかあまり人はいなかった。

奇岩怪石で近景の山や半島を表している。

ここは庭園群とは別の「旧高城家住宅」
「知覧型二ッ屋」という、二つの屋根が直角に繋がっている知覧の典型的な民家の建築様式

ここは屋敷の中まで見学できる。

「佐多直忠庭園」

3.5ｍの立石と枯滝の石組みで水墨画を表している。

「佐多民子氏庭園」

「おひなさま巡り」というイベントの初日で、お雛様が飾られていた。

「佐多美舟氏庭園」

知覧の武家屋敷庭園群の中で最も豪華で広い庭園

「知覧型二ツ家民家」

ここも庭園群とは別で建物が公開されている。

「稽古所跡」と「石敢當」

「平山亮一氏庭園」

最もシンプルかつ豪快な樹木の刈込を見せる庭園

「平山克己氏庭園」

母ヶ岳の借景による枯山水庭園

「西郷恵一郎氏庭園」

イヌマキから構成された枯山水庭園

ここにも「おひなさま巡り」で、お雛様が飾られていた。

7軒の庭園を見終わるのに1時間ぐらいだった。この時期は寂しい感じだったので、花が咲いていたり、樹木が元気な時期がいいかなと思った。

道沿いの「清流溝」は麓川の疎水で、水車が回り、

鯉も泳いでいる。

「知覧農園」

知覧に来たからには、まだお茶を買いたい。

試飲をいただき、迷った末に

購入(\1,296)

気になっていた抹茶ソフト（￥350）も購入。

知覧最後は「お菓子の小田屋」

お茶を使ったスイーツや、鹿児島のお菓子を購入し、薩摩川内に向けて出発

途中「道の駅　きんぽう木花館」に寄る。
「木花咲耶姫」の像

２時間近くかかって、本日の宿を取った薩摩川内に到着。
駅前の「東横イン薩摩川内駅東口」にチェックイン

夕食を食べに駅の反対側へ

薩摩川内駅は九州新幹線だけでなく、肥薩おれんじ鉄道の駅でもある。

切符の券売機が食券の券売機みたい。

駅前の「やまぐち」で夕食

鮮魚など美味しくいただいた。