2023/01/29 - 2023/01/30
3999位(同エリア14624件中)
まさとしさん
昨年4月以来の栃木温泉旅行。
今回は塩原温泉の塩の湯にある「明賀屋本館」に滞在することにした。
江戸時代から続く老舗で塩原温泉の観光ポスターにも使われたことのある風情のある露天風呂で有名な旅館だ。
行きは東武特急、帰りはJRでのアクセスとなる。
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1/29(日)
浅草(11:00)→上三依塩原温泉口(13:42/13:55)→塩原温泉バスターミナル(14:18)→塩原塩釜→明賀屋本館
【明賀屋本館 泊】
1/30(月)
明賀屋本館(9:20)→七ツ岩吊橋(9:33)→もみじ谷大吊橋(9:45/10:50)→那須塩原駅(11:50)→那須ガーデンアウトレット(12:05/14:05)→那須塩原(14:29)→宇都宮(15:15/15:33)→池袋(17:07) -
東武浅草駅。
今回の旅行は友人のGさんと行動を共にすることになる。浅草駅で待ち合わせ切符を購入して改札へ向かった。今回利用する特急「リバティ会津」は東武線から野岩鉄道に直通する列車でPASMOなどのICカードが使えないので事前に券売機で切符を購入しておく必要がある。 -
日曜の午前の特急だがなぜか混雑が激しい。途中の春日部からは満席になった。
下今市で日光行きの列車を切り離し、鬼怒川温泉駅では半分以上の乗客が降りていった。 -
新藤原駅で野岩鉄道になる。乗務員交代が行われる。
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新藤原の先、川治温泉を過ぎたあたりから一気に雪景色となる。
その後、湯西川温泉で大半の乗客が降りていった。 -
浅草から1時間45分。今回は塩原温泉の最寄り駅である上三依塩原温泉口駅で下車。
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上三依塩原温泉口駅は無人駅。回収箱に乗車券を入れて駅前ロータリーに出た。
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駅名に塩原温泉の名が入っているが塩原温泉はかなり離れていて山を越えなくてはならない。駅前には店などは何もない。
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駅前ロータリーで列車の到着に合わせてJRバスの塩原温泉行きが待機している。補助金が出ているのがバスの運賃は200円と距離の割に安い。
バスは13時55分に出発。 -
20分ほど乗車して塩原温泉バスターミナルに到着。シェルターになった立派なバスターミナルだ。でも寂れた雰囲気は否めない。
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塩原温泉バスターミナル。ここから西那須野駅経由の那須塩原行きバスが出ている。
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バスターミナル近くの温泉神社に行ってみた。神社に温泉が湧いているわけではない。
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川沿いの露天風呂の様子を見に行った。吊り橋の先に無料開放の露天風呂がある。
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しかし現在もみじの湯はお湯が入っておらず稼働していない。現時点で塩原温泉で自由に入れる露天風呂はない状態だ。
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寂れた雰囲気の塩原温泉街。
大規模温泉旅館の「ホテルニュー塩原」。 -
楓の湯もお湯が入っていない。
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川沿いの遊歩道を歩いて塩原塩釜のバス停に向かった。
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遊歩道を歩いて塩原塩釜のバス停まで来た。ここで今夜の宿泊先の明賀谷旅館本館に送迎の電話をして迎えに来てもらう事になる。橋を渡ったところで待っていたら5分くらいで送迎車が到着した。
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今夜の宿泊先明賀屋旅館。塩原最古の温泉旅館。川岸の混浴露天風呂は塩原温泉の観光ポスターになったこともある雰囲気のいい露天風呂だ。塩原温泉のイメージがこの温泉旅館ということになり、ぜひ訪問してみたいと思っていた。
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明賀屋本館のエントランス。建物はかなり年季が入っている。
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チェックインを済ませて部屋に案内された。部屋はトイレ付き。部屋まで携帯の電波が届かないのは少し不便ではある。Wi-Fiも届かない。フロントのラウンジまでいかないと電波を拾えない。でもたまには電波から開放されるのも悪くない。
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部屋備え付けの菓子。
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チェックインの際、貸切露天風呂を予約。帰りの送迎車の時間、食事の時間なども決めることになった。貸切露天風呂は1番風呂で16時15分から入ることにした。一回だけ45分間無料で入ることができる。先着順なので明るい時間に入れてよかった。帰りの送迎車は9時20分となった。
宿泊代金は25300円/二人が20240円になった。
これに地域クーポン2000円/一人は電子クーポンで受け取った。 -
予約した時間までとりあえずは川沿いの混浴露天風呂に向かった。地下一階から階段を下ることになる。
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ここから階段を下る。
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88段ある階段を延々と下り湯治棟の廃墟を横目に川沿いまで下った先に脱衣所がある。
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女性用と混浴に別れていて混浴には3つの浴槽がある。まだ他に客はおらず独泉状態だ。
川沿いの浴槽で川のせせらぎを聞きながら温まることができた。このあたりの温泉は塩の湯温泉と呼ばれ、山の中なのに塩気のある温泉が湧いている。湧き水が混ざったぬる湯は長湯できる。 -
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16時15分から貸し切り露天風呂へ向かった。階段を8段下ったところの左側に扉が有り、この中に露天風呂がある。少しわかりづらい。
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貸し切り露天風呂。こちらは見晴らしのいい露天風呂になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=YTUusw_DHTw -
貸し切り露天風呂からの眺め。川岸露天風呂へ下る回廊と旧湯治棟が見える。
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内湯「太古の湯」
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二つの浴槽があり、それぞれ違った源泉となっている。
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奥の浴槽の源泉は2011年の東日本大震災で地割れから新たに湧き出した温泉とのこと。黒っぽい墨湯で単純泉となっている。
明賀屋の温泉は塩気の効いた濁り湯ばかりなのでさっぱりしたこの浴槽は湯上がり前に入るのにちょうどいい。 -
夕暮れの明賀屋本館。
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明賀屋の川岸露天風呂が掲載された観光ポスター。
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同じくこちらも観光ポスター。
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夕食は6時からになる。別棟の太古館へ向かった。
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料理は岩魚の塩焼き、ヤシオマスのお造り、あんかけ、ムニエル(ほう葉巻き)など栃木名物のヤシオマスが前面に出された内容となっている。豚肉鍋とムニエルの二つの陶板焼などかなりのボリュームで食べきれないくらいの量だ。
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ヤシオマスと鯛のお造り。
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ヤシオマスのムニエル。
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岩魚の塩焼き。
デザートは苺「とちおとめ」など。 -
食後も暗闇の中、階段を下り川岸の露天風呂に行くことにした。
気温は氷点下。 -
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お湯の入ってない浴槽もありフル稼働ではないのは残念。場所によっては天井から冷たい湧水が落ちてきて入浴できないのか理由なのだろう。
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【翌朝】
朝風呂に入ったあと朝食会場に向かった。ちなみに朝8時まで川沿いの混浴露天風呂は女性専用になっていたので朝風呂は内湯で温まることになった。
朝食会場は昨夜同様「太古館」の大広間となる。 -
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湯豆腐やとろろなど多彩な料理が並ぶ。
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ヤシオマスのサラダと温泉卵、紅鮭の塩焼き。朝からいろいろなものを食べられて満足度は高い。
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食後、朝の川岸露天風呂へ。チェックアウト時間まで温泉でのんびりすることにした。
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チェックアウトを済ませ、9時20分に送迎車で旅館を出発した。
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送迎車に「七つ岩吊り橋」バス停まで送ってもらった。バス停の前は吊り橋と公園などがある。
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明賀屋の案内看板。
かつては3つの温泉旅館があったようだ。現在営業しているのは宿泊した明賀屋本館と彩つむぎの2館のみ。「塩原塩釜」バス停近くのホテル明賀屋は閉館してしまった。 -
9時33分に那須塩原駅行きのバスが到着した。七つ岩吊り橋のバス停を出発。
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「もみじ谷大吊橋」で下車。
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もみじ谷大吊り橋を渡るには料金が必要となる。
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塩原ダム湖に架かる大吊橋の上からの眺め。
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「もみじ谷大吊橋」は塩原ダム湖に架かる全長320 mの歩行者専用の吊橋。ワイヤーロープを横に張ることにより吊橋の強度を高める「無補剛桁歩道吊橋」。この構造の橋としては日本一の規模を誇る。
ちなみに歩行者専用の吊り橋ランキングは以下の通り。
第1位 箱根西麓・三島大吊橋 主塔間長400m(全長640m)
第2位 九重“夢”大吊橋 主塔間長390m(全長435m)
第3位 竜神大吊橋 主塔間長375m(全長446m)
第4位 水の郷大吊り橋 主塔間長315m(全長335m)
第5位 もみじ谷大吊橋 主塔間長320m
生活橋としては日本一の奈良県十津川村にある谷瀬橋(谷瀬の吊り橋)は主塔間長297m。 -
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もみじ谷大吊り橋から1時間。西那須野駅を経て那須塩原駅に到着した。
このまま東京に戻るのは早いので那須のアウトレットモールへよることにした。 -
那須ガーデンアウトレットへの無料送迎バスが那須塩原駅から出ているので乗り込んだ。
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那須塩原駅から15分ほどで那須ガーデンアウトレットに到着。
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那須ガーデンアウトレット。
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平日なので来客は多くない。
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那須チーズの洋菓子店が出店するカフェテリア「チーズガーデン」。
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ここでチーズパンディッシュを注文。それに加えてアイスコーヒーをつけることにした。
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14時5分発の無料バスで那須ガーデンアウトレットをあとにした。
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再び那須塩原駅。
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那須塩原から宇都宮駅に到着。
ここから湘南新宿ラインに乗り換えた。
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