2022年11月26日：第11回一族旅行in伊豆（初日）　「鎌倉殿の13人」関連施設見学後「招福の宿　ゑびすや」泊

2022/11/26 - 2022/11/26

義父を家長とした場合、家内の一族は4世帯で総勢13名

みんなとっても仲良しで、2年に一度程度は一族で旅行をすることにしています。
途中イレギュラーがあり期間が空いてしまったり連続開催をしたりしていますが隔年開催を基本としていて、なんだかんだで足掛け約18年、今回で11回目となります

本年1月もコロナ禍が小康状態の間隙を突き東京の奥座敷？「青梅」で開催しましたが、開催直前に義弟と甥がコロナの濃厚接触者となり義弟一家が不参加となってしまいました（結果は陰性でした）

義父は80代を迎えてから着実に老化が進んでおり、元気なうちに皆で旅をしたいと思い、全員参加のリベンジを果たすべく本年は連続開催する事としました。

義両親は渋谷区在住で箱根にある渋谷区の保養所が大好きなのですが、人気が高く今回も抽選に外れてしまい残念ながら断念。義兄一家・義弟一家・我家で候補地選び義両親にプレゼンした結果、鎌倉殿の13人で熱い「伊豆長岡」が選定されました。

近年の一族旅行は皆が歳をとった事もあり現地集合現地解散が基本形。往復の観光は各家庭のお好みとなっています。

我家は
・初日は伊豆長岡周辺の「鎌倉殿の13人」関連施設の見学
・2日目は世界遺産「韮山反射炉」と西伊豆戸田海岸散策
のイベントを組み込みました。

本旅行記は初日の様子をお届けします

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 伊豆長岡温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

前述した通り、現地集合現地解散が我が一族旅行の基本コンセプト。要は全員集まって宴会を出来れば良いのです。往復はそれぞれの世帯毎に楽しむ事となっています。
我が一族は義両親と義妹が渋谷区在住、義兄夫妻が横浜市在住、義弟一家が川崎市在住そして我家が多摩地区在住となっています。渋谷区在住の3人は車が無いため同行しようと思い、私の実家のエスティマをキープしていました。

また、寄る年波には勝てず無理はさせたくないので愛犬も実家で留守番としました

実家の車のＯＤメーターの値は69,095km
今日のドライブでどこまで伸びるのでしょうか？
※毎度おなじみの儀式、トリップメーターをリセットは今回は割愛し、出発～！

当初は渋谷に出て義両親と義妹を同乗させる予定でしたが、義両親達は義弟一家と共にに清水で鰻を食してから伊豆入りするとの事で、我家の単独行となりました。
鰻とは羨ましい限り・・・

と言う訳で多摩地区から伊豆方面に向かう場合は東名川崎IC利用が便利なので稲城大橋で神奈川県に入り東名高速を目指します

時刻は8:40
東名川崎ICから高速を利用

私一人ならば深夜割引を適用させるべく4:00前にIC通過を目指すのですが、本日は一人旅ではなく家族旅行、更には本日は土曜日で休日割引適用なので比較的のんびりとした出発です。その分行楽渋滞の懸念がありますが・・・

時刻は10:40
足柄SAで最初の休憩とします。

東名川崎→足柄SA　74kmを2時間　平均37.0km/h

予想はしていましたが行楽渋滞に巻き込まれてしまいました。
まあ行程上、昼までに伊豆に入れればと考えていたので想定通りとも言えます

エクスパーサ足柄 (下り線) 道の駅

東名高速道路は交通量が多い分、集客が見込めるのでSAは何処も大きくて施設が充実しています。足柄SAも大きくて快適なSAです

ゆったりと休憩出来ました

エクスパーサ足柄 (下り線) 道の駅

時刻は11:15
新東名高速　長泉沼津ICで有料高速を降ります、此処からは伊豆縦貫道で伊豆を目指します

有料高速区間は休憩も含めて
東名川崎→長泉沼津　94kmを2時間35分　平均36.4km/h
まあ土曜の午前中の下り線ならば、こんなものでしょう

「長泉沼津IC」から「道の駅　伊豆のへそ」にやって来ました
「長泉沼津IC」から「道の駅　伊豆のへそ」は主に伊豆縦貫道で25km程の道のり。

有料区間を走りたく無かったのと昼食場所を探す目的もあり途中から国道136号線を利用してたどり着きました

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

本日は実家のエスティマを利用しての旅ですが、普段の相棒はSG5型フォレスター、偶然にも駐車場で同型同色のフォレスターを発見
此方の方もルーフに大きな荷物を載せて旅を満喫している様子。

今日は違いますが本当に良い車ですよ～♪
お互いに大事に乗りましょう（笑）

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

私は道の駅巡りをライフワークとしています。道の駅は地方ごとにブロック分けされており、当初は関東ブロックを制覇し次に中部ブロックを制覇し、現在は主に近畿ブロックを巡っています。

※中部道の駅スタンプラリーとして巡った時の様子は此方
　https://4travel.jp/travelogue/11466016

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

周辺はイチゴの名産地として有名な場所
館内はイチゴ関係のお土産が沢山揃っています

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

そしてもう一つの目玉は農産物直売所として地元に複数店舗を構える「伊豆村の駅」が入店している事

新鮮な野菜が格安で入手可能です

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

今回も丸々としてすっしりと葉の詰まった白菜を入手
このサイズで\300-は本当にお買い得

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

そして我家のお気に入りは「うんめぇひじき」
梅で味付けした「ひじき」なのですが今回は売り切れ
どうやら新商品展開のため生産をセーブしてるらしいです。

代わりに展開中なのが「うんめぇわかめ」お試しに買って帰ります
後日頂きましたが個人的には「うんめぇひじき」の方が美味しかったです（笑）

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

今回気になった商品が「ねこんぶだし」
試食としてお湯割りが提供されていましたが、大変美味だったので購入決定

帰宅後（家内が）様々な料理に試しましたが、これが旨い事美味い事♪
また試しに卵かけご飯を醤油では無く「ねこんぶだし」で味付けしたところ絶品

この商品は本当にお勧めです♪

道の駅 伊豆のへそ 道の駅

「道の駅　伊豆のへそ」から「韮山文化センター」にやって来ました
「道の駅　伊豆のへそ」から「韮山文化センター」は主に国道136号線で6km程の道のり。

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

伊豆長岡は2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で名を馳せた北条氏ゆかりの地

韮山文化センターは期間限定で「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」が設置されています

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

大河ドラマは主人公のゆかりの地に町興しも兼ねて期間限定とはいえ大河ドラマ館を開設するのがお約束。

私の両親など、宮崎あおい主演の篤姫で鹿児島に行ってから毎年のように大河館を巡っています

私は大河関連では2020年に「麒麟がくる」で岐阜の大河館は行けなかったものの京都府福知山の大河に関する期間展示の「明智光秀ミュージアム」に行った程度

※その時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11669120

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

館内は何箇所か撮影禁止の展示がありましたが、原則撮影OKでした

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

基本的に大河は戦国物か幕末物じゃないと視聴率が取れないとのジンクスがある様ですが、流石は三谷幸喜脚本

若いくせに長女など夢中になって見ています（笑）

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

実際に撮影で使われた衣装などが展示されています。

あと周辺の所縁の地の紹介なども興味深かったです

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

大河館を楽しんだ後は「韮山文化センター」を散策しました

「韮山文化センター」はいわゆる文化ホールと子供用の図書館などが在る施設です
2023年1月頃まで、展示スペースを利用して一部が「大河ドラマ館」となっています

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

静岡県は伊豆は富士山のビューポイントが沢山ある地

ハートの向こうに富士山が望めるオブジェもありました

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

良く静岡県から望む富士山は右側の斜面に「でっぱり」を描きます
それは宝永噴火で形成された「宝永火口」なのですが、此処から望むと真正面でした。
言い方を変えると、宝永噴火の際は伊豆方面は真正面に噴火したのですね、さぞ怖かっただろうなぁ・・・

鎌倉殿の13人 伊豆の国大河ドラマ館 美術館・博物館

時刻は15:00

宿へのチェックイン可能時間ではありますが、少し周辺の所縁の地を散策します。
大河ドラマの放映前から、北条氏ゆかりの地は観光客様にあちこちに観光用駐車場が整備されています

先ずは「八重姫」所縁のお寺「真珠院」

八重姫は源頼朝の最初の奥様で鎌倉殿の13人では新垣結衣さんが演じていました

真珠院 寺・神社・教会

本堂では無く入口付近に八重姫を供養する八重姫御堂が在ります

尚、八重姫は鎌倉殿の13人では頼朝と別れた後、北条義時と結婚しますが、歴史上はその事実は（今の所）ありません。

真珠院 寺・神社・教会

続きまして「願成就院」にやって来ました

「真珠院」も「願成就院」も駐車場から十分徒歩圏内です

願成就院 寺・神社・教会

「願成就院」は1189年に北条時政によって創建された北条氏の氏寺

そして何よりも、あの「運慶」作の木造が5体も常設展示されています
皆、国宝です

願成就院 寺・神社・教会

国宝の管理費を捻出するため本殿に入るには拝観料が必要ですが
その入口に看板犬の「ロッキー」君がお出迎え

長男も長女も、いや長男も長女も家内も私も「ロッキー君」にあっという間に心を奪われました（笑）

願成就院 寺・神社・教会

流石は看板犬、物おじする事無く、我々を迎えてくれました
この時代マナー違反かも知れませんが、少し撫でさせて頂きました、可愛かったなぁ～♪

本殿内は勿論撮影禁止なのでロッキー君のお姿で御容赦（笑）
本殿内は国宝の「毘沙門天像」や「不動明王像」など素晴らしい作品が並んでいました

願成就院 寺・神社・教会

伊豆長岡は温暖な地、11月下旬では紅葉には少々早い様ですが、銀杏が美しかったです。
周辺には他にも北条氏所縁の地が多くあります。鎌倉時代の所縁の施設は鎌倉市内ばかりだと勝手ながら思っていました。よくよく考えてみれば頼朝が伊豆に流されている時に北条氏と出会ったのですから、此の辺りに所縁の施設が多いのは必定ですね。
近くには世界遺産韮山反射炉もあるし、イチゴ狩りでも有名で温泉もある、そして鎌倉幕府所縁の施設と観光ポテンシャルが高い場所だと再認識しました

願成就院 寺・神社・教会

時刻は16:15

今夜の宿泊地「招福の宿　ゑびすや」に到着
駐車場は少々小さめですが自信の無い方はスタッフが駐車してくれますので安心です。（私は自分で停めました、念のため）

招福の宿　ゑびすや 宿・ホテル

此方が建物外観
大型のホテルではありませんが民宿程小さい訳ではありません。
全15室程しかありませんが、その分きめの細かいサービスが期待出来ます

今回この宿を選んだ決め手は全13名が2部屋に収まる部屋を確保できたから、夕食後は1部屋に集合して宴会です♪

招福の宿　ゑびすや 宿・ホテル

チェックイン後、ひとっ風呂浴びてから楽しい夕食です。
食堂は完全個室ではありませんが、半個室の様になっていて一族で会話を楽しみながら楽しい夕食となりました。夕食の量も味も十分満足出来る物でした

招福の宿　ゑびすや 宿・ホテル

宴会を楽しみながら且つての一族旅行を振り返り・・・
（個人的な備忘録として少々活用させて頂きます）

とある法事で京都府の福知山に一族が集まった際、冠婚葬祭以外でも定期的に集まる機会を造ろうと意気投合。渋谷区在住の義両親のお気に入りは箱根に在る渋谷区の保養所なので、其処が抽選に外れたら他を探すスタイルが早くも確立

・第1回は2004年（平成16年）1月開催
　静岡県修善寺の「かんぽの宿」に泊り翌日に江間でイチゴ狩りを楽しみました

・第2回は2006年（平成18年）12月開催
　箱根の渋谷区保養所「二ノ平渋谷荘」に当選し宿泊

　※写真は第2回旅行当時の記念写真
　　当時私は30代、長女は7歳、長男はなんと未だ5歳

・第3回は2008年（平成20年）12月
　長野県軽井沢の義兄の会社の保養所に宿泊

保養所のダイニングでの食事は由緒ある一族の食事の様だと笑いながら頂いたのが良い思い出

・第4回は2010年（平成22年）12月
　神奈川県箱根の「四季倶楽部ヴィラ箱根」に宿泊
　記念にと背の順で記念撮影
　左から大きい順に　私・義兄・義弟・義兄嫁・義父・家内・義妹
　義弟嫁・義母・長女・長男・甥
　現在は総勢13名ですが甥の一人は誕生前なのでは当時は総勢12名

・第5回は2012年（平成24年）12月
　静岡県伊東の「伊東園ホテル」に宿泊
　私が急遽深夜まで仕事になり、深夜3:00に会社を出て
　翌朝6:00に現地入り（よって大した写真無し）

・第6回は2013年（平成23年）12月
　静岡県熱海の「伊藤園ウオミサキホテル」に宿泊
　前回より13人目の新メンバー甥が参加
　此れにて義両親の孫軍団結成
　（長女・長男・甥・甥、そして我家の末娘の愛犬）

この辺りより4トラにも掲載開始
※当時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue_group/168

・第7回は2015年（平成27年）12月
　再び箱根の渋谷区保養所「二ノ平渋谷荘」に宿泊
　当時の箱根は火山性ガスが大量噴出し大涌谷周辺は立入禁止で
　ロープウェーも長期運休中でした

※当時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue_group/178

長女・長男はそれぞれ高校・中学、成長が著しい頃
弟が姉の慎重に追いついた頃・・・

・第8回は2017年（平成29年）12月
　恒例化した箱根の渋谷区保養所「二ノ平渋谷荘」に宿泊
　長女は大学受験を意識して欠席を表明し12名での参加
　
※写真は恒例の「二ノ平渋谷荘」の展望テラスでの記念撮影

※当時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11314563

・第9回は2018年（平成30年）12月
　またまた恒例化した箱根の渋谷区保養所「二ノ平渋谷荘」に宿泊
　前回長女が辞退したため連続開催

※写真は二ノ平渋谷荘での恒例の集合写真
　7枚上の写真と同じ場所ですが皆年相応に老けました（笑）
　第一回で3歳だった長男はも何時の間にやら17歳

※当時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11455941

・第10回は2022年（令和4年）1月
　東京都青梅市の「かんぽの宿」に宿泊
　コロナ禍により自粛していましたがコロナ禍小康状態の間隙を突き開催
　しかし直前に義弟と甥がコロナ濃厚接触者となり義弟一家は欠席
　それでも日本酒の蔵元見学や御岳山巡りなど楽しみました

※写真は御岳山ケーブルカー山頂駅から御岳神社までの参道を進む一族郎党

※当時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue_group/42441

皆で語り合いながら楽しい夜を過ごしました
今回は大部屋を2つ取ったので部屋割りは世帯別では無く男女別
義父・義兄・私・義弟・長男・甥・甥の7人で寝ましたが
甥曰く義兄・私・長男のイビキの合唱が凄かったとの事、ごめんね（笑）

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました