
2022/01/28 - 2022/01/28
3852位(同エリア8799件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
友人たちと会う予定があり、横浜へ。
美術館や飲み会など、何年かに1度ぐらい訪れる場所でしたが、
観光らしいこともあまりしたことがなかったなということで、
早めに出かけ、洋館見学をしながら集合場所に向かう事にしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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石川町駅から、山手イタリア山庭園に向かいます。
横浜のマンホール蓋は、ベイブリッジでした。 -
山手イタリア山庭園入口に到着。駅からは、登り坂を約5分。
ブラフ18番館と外交官の家は山手イタリア山庭園内に建っているため、入口の表札も左右に分かれて掲示されています。 -
ブラフ18番館の入場口近くにミニチュアが飾られていました。
ブラフ18番館 名所・史跡
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玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えて、邸内を見学します。
入場無料で見学出来ます。 -
食堂の壁面が、出窓のような造りで陽の光を取り込み易くなっています。
明るい食卓での食事は羨ましいですね。 -
応接室にしか見えない居間。
当時はテレビなどもないし、欧風ではごく普通の構成なのかな。 -
約100年前のピアノが置かれた応接間。
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3面から陽光が差し込んで、明るくて冬でも温かく過ごせそうなサンルーム。
私が住人なら、間違いなく洗濯物干場にしてしまうと思う。 -
ブラフ18番館は、オーストラリアの貿易商バウデン氏の住宅として、関東大震災後に建てられた建物です。第二次大戦後は、カトリック山手教会の司祭館として平成3(1991)年まで使用していたものが寄贈され、山手イタリア山庭園内に移築復元した上で、平成5(1993)年から、一般公開されています。
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山手というだけあって、西洋館群は高台に建っているので、横浜市街を眺める事が出来ます。
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ブラフ18番館前の庭には、山手西洋館のミニチュア群が並んでいます。
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見学したばかりのブラフ18番館のミニチュア。
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この後、訪問予定の外交官の家のミニチュア。
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いかにも公園らしいモニュメント。
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庭園から、外交官の家が良く見えます。
外交官の家の住人が、大きな庭園を持っていたと思っていましたが、元々山手イタリア山庭園が先で、ブラフ18番館や外交官の家が平成になってから移築されたことを知りました。 -
明治13(1880)年から明治19(1886)年まで、この高台にイタリア領事館があったため、イタリア山と呼ばれるようになったそうです。
山手イタリア山庭園 公園・植物園
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イタリア山にイタリア様式の花壇を備えた庭園が拡がっています。
花の時期であれば、色鮮やかな庭園を見る事ができたんだろうな。 -
真冬ですが、花壇には色とりどりの花が咲いていました。
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景色のいい高台で休憩できるように、椅子とテーブルも並べられています。
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外交官の家に入場します。八角形の塔屋が印象的な建物です。
高台に面したこちらの外壁は、面積の過半数を窓が占めています。
外交官をしていた内田定槌により、明治43年東京都渋谷区に建てられた建物が、平成9年に移築されました。昭和47年に取り壊されたそうですが、建築当時は和館も付属していたそうです。外交官の家 名所・史跡
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外交官の家への入場口は、建物の付属棟にあります。
付属棟では、軽食やケーキも提供されています。
外交官の家に入場すると、来賓を迎えていた食堂から見学が始まります。 -
食堂に設置された暖炉型のストーブ。
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八角形の塔屋1Fの小部屋。こういう部屋いいですね。
家族や友人たちとトランプやカードゲームを楽しんだ小部屋かな。 -
食堂のすぐ横にある小客間。
食事の用意を待ったり、食後のくつろぎ場所として使用されていたそうです。接待以外の時は、家族団欒の場所となっていました。 -
賓客をもてなした大客間。
どちらかと云えば、小客間のソファや椅子の方が、高価そうに見えるのだけど、所詮素人目線なんだろうか。 -
2Fへの階段部分。
色々な角度から光が差し込んで、非常に明るい場所です。 -
階段横のステンドグラス。
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2Fでは、一番広い部屋になる寝室。
板の間でこの広さだと、冬は寒かっただろうな。
大きな暖炉は付いているので、大丈夫だったかもしれませんが。 -
寝室に設けられたくつろぎスペース。
家と云うより、ホテルですね。 -
寝室に連なる八角形のサンルームは、陽子夫人のプライベートルームだったそうです。暖かくて、穏やかに過ごせそうなお部屋です。
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浴室。明治時代に洋式トイレを使っている人は、ごく限られた人だけだったでしょうね。井戸水をポンプで汲み上げ、和館のボイラーを経由してお湯を流し込んでいたそうです。
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窓からは、イタリア山庭園と横浜市街を眺める事が出来ます。
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書斎も非常に明るい場所です。
書斎という響きは、なにか憧れます。 -
館内にある外交官の家のミニチュア。付属棟も再現されています。
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庭園からは反対側に当たる玄関のある表側。
裏側の方が、お洒落な外観ですかね。 -
てくてく散策途中で大きな教会を見かけたので寄ってみました。
カトリック山手教会は、1862年に現在の中華街の辺りに建てられた横浜天主堂が前身で、現聖堂は3代目に当たるそうです。2代目聖堂は、山手移転後に関東大震災で崩壊してしまいました。カトリック山手教会聖堂 名所・史跡
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入口の方に廻り込んでみると扉も開いていたので、中を覗いてみることにしました。
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教会に入ると、ヨーロッパの風景と全く変わらない景色が拡がっていました。今まで訪れた海外の教会は、薄暗く感じる教会が多かったように思いますが、カトリック山手教会は、荘厳な中にも明るくて開放感を感じる教会でした。
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教会の左前方には、美しいステンドグラスで彩られた窓もあります。
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教会内の祭壇には、明らかに日本人信者と思われる方が描かれた絵画も飾られていました。
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