冬の東北_途中下車温泉旅2_五能線と不老不死温泉

2023/01/16 - 2023/01/16

冬の東北を温泉地で途中下車しながら鉄道でほぼぐるりと一周してきました。

この旅行記は二日目に乗った念願の五能線

エリア 秋田

今日は五能線です。
うっかり寝坊してしまい、慌てて昨日新庄駅で買ったマルちゃん 芋煮うどんを朝ごはんにすすってチェックアウト。さといもの食感がちゃんとあっておいしかった。

今日は五能線沿線を行ったり来たりするけど、まずはリゾートしらかみに乗ります。

五能線は大雨の災害から復旧したばかり。
今回の旅行は代行バスで回るつもりで計画してた。
でも、うれしいことに直前に復旧。復旧工事に携わった皆さんに感謝します。

1本目は橅（ぶな）編成

RESORT HYBRID TRAIN

ハイブリッド気動車です。

ボックス席の通路には停車駅が書いてある

ボックス席
一人でも取れるみたいだけど、私はシート席にした。

ブナ編成にあるOHAROカウンター
もう営業はしていない。
残念。

先頭車

展望席が用意してある。

車内探索はこの辺にして、自分の席へ。

ひろーーーい！
私の膝から前のシートまでこんなにある。

東能代の手前で車掌さんが空いている席を回転しに来た。
自分たちの席は東能代についてから自分で回転させるとのこと。

リゾートしらかみも車内アナウンスで停車駅の説明をしてくれる。
森岳駅というところはじゅんさいという水草が有名、と紹介してた。
ゼリーみたいな新芽を食べるんだそうだけど、収穫の仕方も面白くちょっと興味がわいた。

東能代で停車時間に下車。
痛そうな雪が降ってる。

東能代駅の待合室。

車内に戻ったらセルフレジの売店があった。

スパークリングアップル
ノンアルコール

りんごが濃くてうまい

ふと見たら「青森県りんごジュース株式会社」

まんまの会社名

次の能代駅でも10分くらい停車。

しらかみ3兄弟の歌が流れている。

3兄弟、またかい。

能代駅にある杉でつくったリゾートしらかみの模型

中までしっかり作り込んであります。

フリースローが入るとコースターがもらえると案内には書いてあったけど、誰もやってる人はいない。

この辺から沿岸にでます。
も、ほんと延々と海沿い。

ウェスパ椿山で下車

不老ふ死温泉に行きます。
リゾートしらかみの到着時間には、予約しなくてもホテルのバスが迎えに来てくれています。

バスで5分位で到着

いったん内風呂で体を洗ってから外のお風呂に行きます。

が、内風呂にも露天風呂が併設されてて、そこも十分絶景風呂！

風呂からでて脱衣所にいる地元のおばあちゃんに外の露天風呂のこと聞いてみたら、私はあんな遠いとこまでなんていかないよ。でもせっかく遠くから来たんだから記念にがんばって行っておいで！
と見送ってくれました。

当然だけど風呂にカメラは持ち込めないので遠くから。

すごいところにあるお風呂です。
この前の和歌山の崎の湯もすごかったけど、さらに海チカ。

風呂は混浴と女性用にわかれています。
風呂まで服を着て行って、風呂の入り口で脱いで風呂に入る。
混浴は女性用に湯あみ着の貸し出しがある。
誰もいなかったので混浴にはいっちゃおうかしら、と思ったけど、あとから誰か来たら大変だからやめておいた。

混浴がよく見るひょうたん型のお風呂。女性用はちょっと小さめ。でも十分。
鉄分たっぷりの茶色いお湯。
もとは透明なんだけど空気に触れると酸化して茶色くなるんだって。

絶景海チカ極寒露天風呂を独り占めで満喫！

お風呂あがりに深浦のにんじんジュース。

不老不死温泉で1時間半くらい時間があったので、名物のまぐろステーキ食べようかと思ってたんだけど、風呂に入るのがやっとで、とても食べる時間はなかった・・。

帰りもバスで駅まで送っていただきます。

ウエスパ椿山の駅にはこんなレールがあります。バスの運転手さんに聞いたら、以前はモノレールが走っていたそう。

電車を待っている間にバスで一緒だったご夫婦とちょっとおしゃべり。
この後どこに行きますか～？とか。

私は驫木駅に行きます、と言ったら、いったい何をしに？って感じでした・・。

普通列車に乗って出発。

驫木駅に着きます。

お見送り

下りたのは私一人。

ぽつーん、って感じ

風もあまり強くなくオンタイムで着きました。

駅舎は結構しっかりしています。
十分雨風がしのげる。

でも宿泊はだめよ。

海に面した木造の駅舎。

風情ありすぎ

来ることができてすごくうれしい。


本数の多くない五能線で驫木駅で降りることができたのは、ちょうどいい時間に路線バスがあったから。
五能線が遅れたらあきらめなきゃいけなかったので、今日の天候に感謝。

バス停は駅から歩いて10分弱のところらしい。

駅を後ろに見ながら坂を上っていきます。

あった！！

正直このバス停がここに本当にあるのか不安だったんだ。

ふむふむ、深浦方面は向かい側で待ってるのね。

これに置いて行かれたら途方にくれちゃうので、しっかりバス待ってますアピールをしながら待つ。

来た！


路線バスで深浦に戻ります。
バスに乗っていたら線路の土手の工事をしているのが見えました。五能線は復旧してるけど、まだ残っている工事があるのかな。

深浦のバス停は駅の目の前

深浦で遅いお昼。
セイリングというお店に行きます。

ふかうらにんじんビーフシチュー。

とろけたにんじんがとっても甘くてうまい。

セイリングさんはほかにもおいしそうな定食がいろいろあった。

深浦駅

再び五能線に乗って十二湖駅までもう少し戻ります。

十二湖駅

駅に併設されている観光案内所でいろいろ売っています。

十二湖サイダーも飲みたい。でもさっきからジュースばっかり飲んでる。

青池ソフトクリームも食べたい。でも寒い。

ということで笹餅をいただきました。

あと、白神山地の”クロモジ”をつかった蒸留水を購入。4日間のこの旅行の衣類の消臭剤代わりに。さわやかなとても良いにおい。

またリゾートしらかみに乗って次は宿泊地千畳敷まで行きます。

次は青池編成。

外向きのベンチ

振り返ると白神山地が見えます。

深浦駅で停車。
戻ってきたブナ編成とすれ違い。

さっきは雪はつもってなかったけど、ちょっとの間に真っ白になっていました。

車内はすいていて、ボックスシートに誰も座っていなかったので、ちょこっとお邪魔しました。その間に車掌さんが来たけど、いいですよ、とこころよく言っていただきました。

千畳敷駅到着

すんごい風です。
リゾートしらかみはここでかなりの時間停車します。勇者は下車して観光するんだろうけど、この風なのであまり降りる人はいない。

私はここで下車。

宿泊は駅目の前の望洋館さん。

秋ごろ電話で予約したんだけど当時は五能線はまだ復旧してなくて、とても心配されました。現地の状況をいろいろ教えていただき、とても親切なご主人でした。

広ーいお部屋

海の幸いっぱいでおいしいご飯

民宿、いいわ

部屋からはこんな風に五能線が見えます。

これは朝の列車。通学の子かな。結構乗っていました。

朝食後、出発まで時間があったので海岸を散歩。

風すごいしどえらい寒い

ざっぱーん、って瞬間をねらって、寒い中あほみたいに写真撮った。

宿に戻ったら、奥さんが電車に持ち込めるようにコーヒーを用意してくれていた。
なんて親切(:_;)

一晩お世話になったお礼を言って駅へ。

千畳敷の駅は氷の壁ができることで有名だそう。

この時の氷の壁はささやか。

今日は津軽鉄道に行きます。

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