2022/10/10 - 2022/10/16
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薔薇の咲く庭さん
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ボリビアのウユニ湖まで行って鏡のように水面に映る写真を撮りたいと思いますが、今はとてもそのような体力がありません。せめて日本でウユニ湖の雰囲気を楽しめるところがないかと探すと、ありました。香川県の父母ヶ浜でした。ただそこで写真を撮るためにはいくつかの条件が揃わないと写真を撮ることはできません。
まず、私は車を運転することが出来ないので、公共交通機関で行くことが出来るかどうかが第一関門でした。次に写真が撮れるのは夕方の限られた時間なので、宿泊をどうするかが課題でした。
そして、3番目に大潮の日であることです。水が引かないと鏡になる干潟ができません。4番目に天気が良く、太陽が出ていることです。最後の5番目は無風であることです。風があると水面に波ができて鏡にはなりません。
ラッキーなことに、これらのすべての条件をそろえることが出来て、貴重な写真を撮ることが出来ました。飛鳥Ⅱに乗って門司港まで行き、下船してから四国へ渡り、この日を迎えることが出来ました。
今まで応募したものが当たったたことはほとんどなく、「運がよい」と思ったことはありませんでしたが、今までの「運の良さ」を使わず貯めておいたので、ここで使うことが出来たのかもしれません(笑)。
ともあれ、最高の一日でした。
温泉巡りの旅26 観音寺ホテル
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
倉敷で大原美術館に向かって歩いています。倉敷駅を12時35分発の岡山行きの山陽本線に乗る予定なので、午前中に大原美術館を見終わる予定です。
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しばらく歩くと倉敷美観地区に着きました。タイムスリップしたような建物がたくさんある街並みでした。
倉敷美観地区 名所・史跡
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このお店の店先には、ショーウインドーに兜が飾られています。やはりちょっと違う街並みだと思います。
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案内掲示板がありました。現在地が分かります。大原美術館はもうすぐそこです。
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倉敷川が始まりました。この川のスタートの地点です。どこからか水が沸いてるのでしょうか?白鳥が2羽気持ちよさそうに泳いでいました。
倉敷川 自然・景勝地
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今橋の上から倉敷川の下流に向かって撮影しました。この橋の正面が大原美術館になっています。まだ開館していません。
今橋 名所・史跡
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大原美術館をバックに記念写真を撮りました。門が開くまでにはまだ20分ぐらいあります。
何年か前にここに来ています。大原美術館 美術館・博物館
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その時の景色とほとんど変わっていません。美観地区なので帰れずに保存されているのだと思います。江戸時代にタイムスリップしたような感じです。
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門に張り紙がしてありました。開館は午前9時です。私と同じように開館を持つ人が数名いました。
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入り口の脇には、ロダンの「カレーの市民」の像がありました。
前来た時と全く同じように立っています。 -
建物の左側にも、ロダンの「洗礼者ヨハネ」の像がありました。
大原美術館に来た感じがします。 -
ギリシャの神殿のような外観は、1930年の創立当時の姿を留めているそうです。
エンタシスの柱になっています。 -
アテネのパルテノン神殿を彷彿させる柱です。エンタシスを施した柱は下から見上げるとまっすぐな円柱よりも安定して見える錯覚を生むため、巨大建築物の柱に用いられるそうです。
残念ながら、中はすべて撮影禁止です。クロードモネの睡蓮、エルグレコの受胎告知、岸田劉生の童女舞姿、棟方志功の鷹持妃版画柵が印象に残りました。分館はこの時、休館中でした。
この美術館にエルグレコの作品があると言う事はとても素晴らしいことだと思います。大原孫三郎、大原總一郎、児島虎次郎の努力の賜物です。
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大原美術館でたっぷり時間を過ごした後、倉敷美観地区を歩いてみる時間がありました。
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倉敷美観地区。柳並木です。
タイムスリップしたようです。 -
進んでいくと、江戸時代のような白壁の建物がありました。家の前の掲示板に「当面の相場の見通し」と書かれた掲示板があって、株価についての解説が書かれていました。どういう目的か分かりませんが、内容は現在の内容です。
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地図からすると、この橋は中端と呼ばれている橋です。この橋の右側に倉敷館観光案内所がありました。
中橋 名所・史跡
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川船が行きます。この船のチケットを購入するために、倉敷館観光案内所へ行ってみました。残念ながら、午後まで満席でした。午後はもうここにはいないので乗ることができません。
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仕方がないので、美観地区を歩いて回ることにしました。中橋を渡ります。
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中橋から、倉敷川を撮影しました。川と言うより運河といった方が正確かもしれません。ほとんど水の流れはありませんでした。
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白壁の蔵屋敷が続き、なんともレトロな感じがします。
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この街並みは1600年頃から物資の集積として栄えたことにより、作られたそうです。関ヶ原の戦いの頃からあるんですね。そのままの状態をよく残しました。
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建物の説明がありました。1744年徳川吉宗の時代に建てられた商家だそうです。
重要文化財、倉敷に現存する最も古い建物だそうです。
庭の松は樹齢400年を超えているとの事。279年前の建物です! -
すごいですね。よく持たせました。木造の建物も補修をしながら上手に保存することができると思いました。耐震にしてあるのでしょう。
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ホテルから荷物を回収して倉敷駅へ出ました。12時35分発の山陰本線岡山駅に乗ります。岡山から予讃線特急しおかぜ号松山行に乗る予定です。
この特急は、目的地の観音寺駅まで乗り換えなしで行くことができるのです。倉敷駅 駅
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途中小島駅に止まりました。ここから四国になります。電車の中はとても空いていました。
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いよいよ海を渡ります。瀬戸大橋を電車で渡るのは初めてです。感動します。
瀬戸大橋線 乗り物
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瀬戸内海がずっと広がっていて、島々も見えます。よく橋をつくりました。
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海の上を滑るように走っていきます。とても不思議な気分です。海の上を渡っているので。
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橋の下の様子はなかなか写真を撮ることができませんでした。
しかし、海である事は確実です。鉄橋の隙間から青い海が少しだけ見えました。 -
瀬戸内海を電車で渡る体験を初めて行い、感動が冷めやらぬうちに観音寺の駅に着きました。
観音寺駅 駅
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乗ってきた特急の潮風を見送ります。父母ヶ浜へ観音寺から行く方法と詫間から行く方法とがありますが、観音寺から行く方がバスの便が良かったので、観音寺に決めました。
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駅を降りてバス停を確認に行きました。なんとバス停のロータリーには三越がありました。しかし営業はしていません。コロナで閉鎖してしまったようです。
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もう一つ驚いたことに東京にあるよく名前の知られた某予備校がありました。
衛星中継ができるようです。便利になりました。 -
これが父母ヶ浜へ行くバスが止まるバス停です。私たちと同じように父母ヶ浜へバスで行こうとしている人がいました。少し心強く思いました。それはあまりにも人がいなかったからです。
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これが時刻表です。1日9便しかありません。16時12分発の詫間駅行に乗る予定です。
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予定時刻通りにバスが来ました。ここから20分ほど乗ると父母が浜に着く予定です。お天気は最高です。風もありません。いい写真が撮れそうです。
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到着!夕暮れになり、日が傾いてきて素敵なシルエットができそうです。少しだけ風があって波が立っています。
父母ヶ浜海水浴場 ビーチ
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引き潮で浜からかなりの距離を歩きました。人がだんだん集まってきています。歩いてきたところは潮が引く前は海だったのです。
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持ってきた傘を広げてポーズをとります。奴さんみたいですね。
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傘上げのポーズ。何も持たないと寂しい写真になりそうです。
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続々と人が集まってきてスペースが少なくなってきました。潮はどんどん引いているので、干潟は海のほうにできるようになります。
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モデルさんらしき人がポーズをとっているのを、私も撮らせていただきました。
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ポーズを撮る場所が足りません。
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モデルが増えて写真を撮るのが大変になってきました。
まだ干潟がたくさんないからです。 -
うーん、なんと言ったらいいんでしょう?かなり幻想的ですね。
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最初は、私はモデルになる予定はなかったのですが、途中からモデルをやってみようかと思いました。夫と交代して私がモデルです。
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自己満足の世界です。いいね!
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これはいかが?
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再度出演。
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もうすぐ日が沈んでしまいそう。たくさん写真を撮りたい! 時間との勝負です。
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隣のグループも一生懸命モデルさんが決めのポーズを頑張って作り、写真を撮っていました。
夕日をバックになかなか素敵ですよね。 -
あー。残念ですけどもう終わりです。ほんとうに一瞬という感じですね。
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父母ヶ浜にはまだまだたくさんの人が残っていて写真を撮っていました。5つの条件が揃わないと取ることができない写真です。貴重な写真でした。
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海に太陽が沈みます。厳かな夕日です。ここに来ることができ、写真を撮ることができて本当にラッキーでした。
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帰りのバスの中からもう一度父母ヶ浜が見えました。ブレてしまいましたが実際はかなり綺麗な景色でした。残念!
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ホテルに戻って、この日の夕食のおいしかったこと!
なんかとても良い大きな仕事をした後の爽快さがありました。 -
釜めし。おいしかったです。
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天ぷら。
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デザート
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今日は本当に良い写真が撮れて最高の日でした。
興奮冷めやらぬ感じで、何回か撮れた写真を確認して満足して眠りにつきました。
幸運が重なって撮ることが出来た写真です。
明日は大塚国際美術館へ行きます。一度は訪ねてみたいと思っていました。やっと訪ねることが出来ます。
~旅は続きます~
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2023/03/17 10:15:22
- ウユニ湖のような・・・
- 薔薇の咲く庭さん、こんにちは。
倉敷の町並みは 私もとても好きな街並みなので、
数年前に再訪した時の事を思い出しました。
大原美術館は 開館前だと
街並みが あんなに静かなんですね。
二羽の白鳥さんは、
私が訪問した時も 確かに歓迎してくれました。
可愛いですね!
観光船は、私もチケットが売り切れてしまい、
乗船することができませんでした。
いつか乗ってみたいなと思ってはいるのですが・・・
朝一番のタイミングで買わないと、乗船できないのかもしれませんね。
父母ヶ浜で、ウユニ湖のような写真が撮れて、本当に良かったですね!
この写真を撮影することが 目的の一つだったので、
もし 良い写真が撮れなかったら、
きっと残念な思いになったのではないかと思うのですが、
このように素敵な写真が 何枚も撮れて
本当に良かったと思います。
薔薇の咲く庭さんの 日頃の行いの成果と言えますね。
おいしい夕食も召し上がることが出来て、最高の旅の一つになりましたね。
yamayuri2001
- 薔薇の咲く庭さん からの返信 2023/03/17 17:30:10
- Re: ウユニ湖のような・・・
- yamayuri2001さま
私の旅行記をお読みくださり、お便りをくださりありがとうございます。
飛鳥Ⅱに乗って四国の父母ケ浜へ行くことが、旅の大きな目的の一つだったの
で気に入った写真を撮ることが出来て本当にいい旅になりました。
実は、2020年秋にマチュピチュへ行くツアーに申し込んでいました。ウユニ湖へも行く予定だったのですが、コロナのためツアーが中止になってしまいました。
マチュピチュは体力勝負の旅だそうで、もう耳管開放症(残念ながら私には不治の病)を患っている私には行くことはできません。せめて日本のウユニ湖といわれているところへ行ってみたいと思っていました。それを実現することができてとても嬉しかったです。
車を運転することが出来ない私はいくつかの条件を満たす必要があったので、本当にラッキーでした。公共交通機関で来ている方は、本当にごく少数で車以外で訪れることは難しい場所です。
ご機嫌で、ついつい調子に乗ってモデルまでやってしまいました。
倉敷の街は1600年頃に栄えていたそうで懐かしい郷愁を感じさせる街で、忘れていた何かを思い出させる町でした。
yamayuri2001さんも訪ねられていらっしゃるのですね。
旅行記をお読みいただき、コメントをくださりありがとうございます。
暖かくなってまいりましたが、まだ朝夕は冷え込みます。くれぐれもお体ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
薔薇の咲く庭
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