気になっていたイベント、お店に行きまくる週末東京旅行 2泊3日♪ Vol.1: 目黒雅叙園の"めでたづくし x 百段階段"☆

2023/01/13 - 2023/01/15

2022年の年末に埼玉の実家に帰省したばかりだったのですが、ある理由があり2週間後に再び東京へ旅行に行きました。　

お目当てのイベントやお店に出かけ、淡々と予定をこなし、2泊3日で帰ってくると言う、かなりの弾丸旅行でしたが、目的はほぼ達成できました。

7年半前までは東京に住んでましたが、その頃は興味を持ったことすらなかったり、まだ存在しなかった観光スポットやお店などを中心に、事前予約出来るところは日時指定までしたりして、色々と忙しく動きまくりました。　

事前に日時指定すると、当日行ってみたら混んでて入れない…とか、思いの外待ち時間が長くて、その後の予定が変わってしまう…っていう事はナイので、コロナ禍で増えたこのシステム(サービス?)自体は大歓迎なんですけど、それと同時に、事前予約したそのイベントを中心にその日の予定を組み立てていくので、事前予約イベントなどが2つあったりすると、分刻みの行動になってきます(笑)。　そういう計画をするのが、大好物な私にとっては至福の時間ですが、苦手な方は、当日待つことになったとしても事前予約はしないパターンかな…。　

エリア 目黒(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

週末の東京旅行を計画し、出発前に準備したものの1つが、東京サブウェイチケット48時間券(の引換券)。　チケット類なら何でも買える、店内のマルチコピー機で購入。　

ちなみに、このチケットは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県及び山梨県の1都7県のコンビニでは販売していません。　

1/13(金)は、普段の出勤日やテレワークよりも早起きして出発!　休みの日のお出かけ♪と思うと早起きも苦じゃない人間の不思議(笑)。

この週末は、琵琶湖線の駅近くの予約制駐車場タイムズBを手配済みなので、そこまでは車で向かいます。　帰省時や海外への長期旅行の時は行きも帰りもコミュニティーバスを乗り継いで…って感じで出発・帰宅時間ともに調整しますが、今回のお出かけは週末のみの2泊3日なので、JR線沿線の駐車場に車を停めて行くことにしました。　それをすることによって、帰りの電車+コミュニティバスの時間を考慮する必要がなくなります(意地でも帰りにタクシーに乗りたくない私ww)。

っていうか、普段走り慣れない道路で、このレベルの濃霧は勘弁してくれー!　滋賀県って年に1-2回、全然周りが見えなくなるほどの濃霧が発生するんですよね!　

駐車場に到着する頃には霧はマシになっていました。

今回予約したのは、フツーの月極駐車場内にポツンと設置されたタイムズBの予約制駐車場。　多分、一時的に契約者がいなくなったので、タイムズBとして利用者を募集してたようですが、野洲市内(JR篠原駅から徒歩8分くらい)で1日240円で停められる場所なんて皆無ですからね!　

今回の旅は、米原駅からの新幹線利用の旅だったので、米原駅まで車で行こうかな…とも思ったのですが、自宅からの距離と朝の通勤渋滞を考慮すると、少なくとも片道は高速道路に乗らないとならないし、米原駅前の方が駐車場は高かったです(それでも、1日500円とかだけど)。　篠原⇔米原の電車代を計算したとしてもこっちの方に軍配が上がりました。

この駐車場を利用しようと決めた時から、空き状況をチェックしていましたが、やっぱりロケーション的に人気なのか、すぐにうまってしまってました(まぁ、1台分しかなかったしね)。　なので、予約開始日の夜中0時を過ぎてすぐにポチッ…という事を3日間繰り返して、3日連続でおさえることが出来ました!　こういう事前計画などは不思議と全く面倒だと思わないんですよね!　逆に楽しい♪

篠原駅は、各駅停車のみの停車駅です。　まぁでもそれは全然良いのよ♪

こんな事でもナイと、今後も篠原駅で乗降する機会はなかったでしょうね、確実に。

篠原駅 駅

米原駅からは新幹線でびゅーんと移動します!

ひかり644号で、品川駅まで参ります。

米原駅 駅

途中で見えた、伊吹山と富士山。

1月なのに、富士山は雪が少ない気がしたけれど、富士山がキレイに雪化粧するのは、この後なのかな?

伊吹山 自然・景勝地

品川駅からは山手線に乗り換えて目黒駅へ!　駅のコインロッカーにキャリーケースを預けます。　

20年ほど前、恵比寿勤務だった頃、目黒周りで通勤(帰宅)していたこともあるので懐かしいわ。

目黒駅 駅

急な行人坂を下って、アルコタワーへ。　一時期、アルコタワー内にあるスポーツジムのプールに行ってたこともあり、それもちょっと懐かしいわ。

まぁ、今日目黒に来たのは、アルコタワーじゃなくて、目黒雅叙園が目的地です。　相変わらず、立派な建物ですね。

八百屋の娘、お七。
恋こがれた寺小姓吉三逢いたさに、自宅に放火し、鈴ケ森で死刑になった話だそうです。

そのお七の井戸が目黒雅叙園の入口付近にあります。　

お七の井戸 名所・史跡

目黒雅叙園の入口すぐの所に、百段階段の展示への受付カウンターがあります。　こちらで前売券を提示しました。

当日券は1200円でしたが、12月末にこの旅行を決め、特別前売券を1000円で購入済でした。　

1/1から始まった、企画展「めでたづくし x 百段階段」。　華やかなつるし飾りや、百段階段内の日本画や建具に配された100個のおめでたいモチーフを見れるのを楽しみにしていました。　

これはめでたづくしの企画展に関係なく、目黒雅叙園のエレベーターは元からこういう装飾なんだろうけど、随分派手だねぇ。

エレベーターの扉の装飾も派手だったけど、エレベーター内は更にキンキラキンでした☆(笑)

「日本の神々シリーズお面」。　日本神話に登場する神々をはじめ、神格化されてきた狐や狸といった動物のお面の彫刻が飾られていました。

数か月ごとに展示が入れ替わる百段階段ですが、実はここを訪れること自体が初めてなんですよね、私…。　

ちなみに、"百段階段"というのは通称で、ホテル雅叙園東京の前身の、目黒雅叙園3号館の事をそう呼びます。　1935年に建てられた、雅叙園で現存する唯一の木造建築だそうです。

2009年に、東京都の有形文化財に指定されました。

ホテル雅叙園東京 宿・ホテル

百段階段は土足厳禁で、入口でシューズ袋をもらって見学することを知っていたので、冬で寒いし、この後のホテル滞在中も使えそうだと思ったので、スリッパを持参しました。　よく、ビジネスホテルの部屋に置いてある使い捨てのスリッパを、旅行中キャリーケースに余裕があれば持ち帰ってくるので、それを1つ持参しました。

いきなりトイレの写真ですみません…。　このトイレも展示の一つなんだろうか?!　もちろん使う事は出来ません。　でも、一応水洗トイレのレバーが設置されてるという事は、今でもトイレとして機能はしてるということ?　まぁ、こんなだだっ広い場所にポツンと便器が設置されてるトイレ、入りたくないけどさ。

十畝の間。　

縁起の良さそうな振袖が展示されていました。

江戸組子建松と呼ばれる、芸術的な建具。　小さな木片だけで緻密な装飾を組み上げて作る組子細工は建具職人の最高の技とされているそうです。　あまりの細かさに、まじまじと見つめてしまいました。

漁樵の間。

格天井の菊池華秋原図の四季草花図が素晴らしかったです。　奥には、華やかな吊るし飾りが!

きつねの嫁入行列や、お福さんなど可愛らしいお細工物が展示されています。

階段部分の扇子の天井画もなかなか繊細に描かれています。　歴史を感じます。

草丘の間の展示は、てまりの雪のインスタレーション。

カラフルな大小のてまりが、天井から吊るされていました。　

純和風のお部屋に浮かぶ、"おいり"(香川の和菓子)みたーい♪

色が白いと、本当に雪みたいにも見えるね。

びん細工手まり!　解説を読んでみたら、何と滋賀県愛荘町の伝統工芸品じゃないですか!　東京に来て、滋賀の歴史を初めて知る…みたいな。　瓶の入口が小さいのに、どうやってこんな大きな手まりを入れるの?!っていうのが謎ですよね。

この1か月後、「愛知川びんてまりの館」(愛荘町)に見学に行っちゃいました!　そちらでは作り方などの映像も公開されてて、なるほどね～…って思いながら見入ってしまいました。

この階段が別の部屋に繋がっていると思いきや、壁でした。

これには、いくつか理由があり、その昔、隣の棟に繋がる廊下があったけど、不要になり取り壊したことと、別の部屋を増築しようとしていたけれど、戦時中に焼失してしまったそうです。　

大ヒットキャラクターデザインで活躍する七原しえ氏の作品「白梅紅梅」。

とは言っても、私はゲーム全くやらないので、何の作品で有名なのかは全然知らない…。

着物の女性に丹頂鶴…と、めっちゃ和な作品なのに、海外ウケもしそうに感じるのは、この作品の色使いからなんでしょうか?

百段階段と言いながら、実は99段しかナイんですよね。

清方の間。

頂上の間は、お部屋全体の飾りじゃなくて、何故かふすまだけ撮影してました…。

百段階段の企画展を見学した後は、目黒雅叙園の館内をちょっとだけお散歩しようとしたんですけど…。

何か、周りのお客さんの雰囲気とか服装とかを見てたら、庶民はお呼びでない?!と勝手に感じてしまって、すぐに出て来ちゃいました…。

豪華なトイレを見ずに帰って来ちゃったことにちょっとだけ後悔…。

行きはよいよい帰りは怖い…の坂だよね、行人坂って…!

この勾配のキツさはやばい!　この時、大荷物持ってなくて良かった～!

行人坂 名所・史跡

オシャレな東京に来たので、やっぱりパン屋さんも行きたいよね♪　今回は、今までに行ったことのないお店を敢えて選んで行ってみました。

田舎ではあんまり見ない具の総菜パンなども並ぶ、とても魅力的なパン屋さんで、お味もなかなかGoodでした!　場所的に、目黒というのがネックなので帰省時に毎回立ち寄るのは無理ですけど、近くまで来たら是非再訪したいお店ですね。

les joues de BeBe グルメ・レストラン

この後は、野暮用があって西川口へ…。　実はこの野暮用も、この週末の東京旅行の目的の1つでした。

西川口駅 駅

野暮用を終えて、京浜東北線で赤羽駅へ移動。

赤羽駅も良く使っていました!　当時はecuteとかもなかったので、この10年(くらい?)で何だか色々と垢抜けたよね☆

赤羽駅 駅

本日宿泊するのは、JR赤羽駅から徒歩3分ほどの場所にある、ホテルウィングインターナショナル東京赤羽。　建物自体、比較的新しい方だと思います。

全国旅行支援の"ただいま東京プラス"を初めて利用します!

2000円分のクーポンも頂きました。

博多のホテルウィングインターナショナルに数回泊まってからというもの、全国チェーンホテルなのにホテル自体やお部屋の内装などが少しずつ違ってなかなか楽しい♪と思い、ホテルウィング系のメンバーになりました。　メンバー割引があるので、ちょっとだけお得に泊まれるのも嬉しい!

赤羽も、駅から近い場所にホテルウィングがあり、それなりにリーズナブルに宿泊出来たので選びました。　

ホテルウィングインターナショナル東京赤羽 宿・ホテル

バスルームの広さも快適な感じでしたよ。

お部屋で落ち着いたので、夕食を食べに出かけましょう。

うわ～、超懐かしい!　20年くらい前まで、鳩ケ谷市(現在は川口市)に住んでたので、ここから頻繁に鳩ケ谷公団住宅行きのバスに乗って帰ってました!　当時と乗り場は変わってるような気もするけど…。

路線バス (国際興業バス) 乗り物

何となく懐かしくなってこちらの喫茶店の前も通ってみましたけど、結局入って食事まではせず…。　はぁ～、今夜の夕食、どうしようかな…。

暖母 グルメ・レストラン

結局、赤羽駅前のココに落ち着きました(笑)。　やっぱり私は、わざわざ東京に来てもおいしそうでオシャレなお店に行くのではなく、滋賀にはナイお店(チェーン店)で満足するんだな…と今回も感じました。　天丼てんやは、近くだと岐阜・愛知・大阪などには数店舗あるんですけど、行く機会全然ナイので、久しぶりに食べたくなったのよ…。　

通常の天丼を注文。　さつまいも天を追加して、めっちゃ美味しかったです!

さぁ、明日も色々と行きたいところがあるので歩きまくる予定です!

続きは次の旅行記へ!