台湾一周 10日間ドライブ＆グルメ旅⑩ 台北観光最終日～帰国

2022/12/31 - 2022/12/31

三年八ヶ月ぶりに海外は、台湾へ。反時計回りにゆっくりとドライブ旅を致しました。食べることが好きなので、グルメ中心の旅行記です。高雄と台北では別行動を挟んでいるので、プチひとり旅の要素も入っています。

又、現在の入国と出国はどんな具合なのか、台湾街中の雰囲気は？など、今後台湾旅行を計画している方の参考になれば幸いです。

日程
12/22 桃園空港～高雄　
12/23 高雄
12/24 高雄～墾丁、鵝鑾鼻
12/25 墾丁～花蓮
12/26 花蓮～タロコ国立公園～仁愛
12/27 仁愛～梨山～礁渓温泉
12/28 礁渓温泉～烏来～板橋
12/29 台北
12/30 淡水、台北
12/31 台北、板橋 ←☆この旅行記

事前準備
・新型コロナワクチン接種証明書Appにワクチン三回の接種証明登録

・ Visit Japan Webへの登録、ワクチン三回接種証明と個人情報登録、帰国時の携帯品、別送品申告(家族まとめて)

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

いよいよ台湾最終日。深夜便なので、朝はゆっくり10時過ぎにチェックアウト。路地にあるレトロなドリンクスタンドで朝の一杯。

タピオカ推しの屋台なので、朝からぐつぐつ煮ております。注文が上手く伝わっていなくて、ミルクティーでなくタピオカミルクが出てきたw

昨日行って雰囲気がとても気に入ったので、連れを迪化街に案内。ブランチに、昨日はすでに閉店していた米粉のお店へ。写真左は、孤独のグルメでゴローさんが行った店。

揚げ物セットは牡蠣と小さなエビで、食べたかった豚肉揚げは入っていなかったというミス。。。しかも粒が小さいのでイマイチ食べ応えがない。しかし、麺の出汁は魚の旨味が効いてさっぱりしていて、とても美味しい。朝ごはんにもぴったりの優しい味。

物足りなかったので、昨日通りかかって美味しそうだった、永樂車輪餅さんへ。お一人で小さい鉄板で焼いているので、タイミングによってはかなり待ちそう。

生地はごく薄く伸ばして具の餡をたっぷり入れるので、ふわふわな日本の大判焼きとはかなり違う。

紫色芋は、ほぼ芋の味でびっくり。甘さはほとんどなくて健康的なおやつといった感じ。オレンジクリームは名の通りオレンジ風味でそちらもおいしかった。

散策を終えて駅の方に戻り、偶然見つけた鉄道博物館へ。日本統治時代の台湾総督府鉄道部が入局していたそうで、歴史的な貴重な建物。赤れんがが美しい。入場は100NTDで、ここでもカードは使えない。

台湾の鉄道の歴史が詳しく展示されていて、とても見応えがあった。解説文は中国語と英語のみ。電車内部を再現したブースには、実際に座る事ができる。

子供で賑わっていたのは、2階にある70-80年台のジオラマ。広大な台北駅の線路をこのあと地中化したのだなと、歴史を感じる。

決まった時間に列車の模型が走り、夜の時間帯を演出してくれるのが、雰囲気がよくていい。
敷地内別の建物には小さなカフェもあり。林業のコーナーなどいくつか飛ばしても、あっという間にニ時間ほど滞在していた。

龍山寺駅近くの三六圓仔店へ移動してきた。イートインしたかったけれど、日没が迫っていたので今後の予定を考えて餅をテイクアウト。普通の草餅ではつまらないかなと、真ん中らへんに写っている白い餅を、何だか分からず注文。芋を使った餅らしいけれど、甘くはなくてカップ麺のスープみたいにしょっぱくて、不思議な味がした。

ついでに通りすがりのこちらで、ジャスミンミルクティーを購入。このスタンドはお茶推しのようで期待したけれど、香りは控えめだった。

連れの希望で来たのは、台北植物園。小南門駅からの方が遥かに近いけれど、小南門駅周辺に店は全然ないので、我々はおやつ確保のために龍山寺から来た。

写真の中に鳥がいるのが分かるだろうか。全然動かないし、最初は鳥とは分からずたけのこだと思った。調べたら、ズグロミゾゴイといって、この公園にはわりといるらしい。地中にいる虫を探しているので、動くのはとてもゆっくりだと、通りすがりの方が教えてくださった。可愛い鳥で、しばらく楽しく観察していた。

多肉植物のコーナーも広くて良かった。一番楽しみにしていた温室が、残念ながら工事中だった。完成したら立派なものになりそう。最後に立ち寄った標本館というところはとても新しい建物で、この場所で植物園となった過程がよく分かる。

北投温泉に行く予定だったけれど、鉄道博物館で思いのほか時間を使ったため、温泉は中止して向かった先は行天宮。台湾の寺社は夜のライトアップが綺麗だ。

外観がとても立派で、龍山寺よりも好きだなと思った。時間帯のせいもあるかもしれないが観光客らしき人もまばらで、参拝する人々の厳かな雰囲気がとてもよくて、行ってみて良かった。三国志の関羽が祀られているので、商売や勝負事を関連を願わせて頂いた。おみくじに日本語訳がついていたのがありがたい。

YouTuberのゾロさんのチャンネルで知った、近くにある松江市場の屋台を見学。周辺の食堂やベーカリーなんかもあわせてローカルな雰囲気がとてもいい。ここで夕食を食べようか迷ったけれど、我々の泊まったホテル近くの、府中の夜市で最後の夜を締めることに。

夜市到着。入り口にあるフルーツ店の店頭で、カットフルーツが安く売っていた。旬の梨、ドラゴンフルーツと悩み、写真一番左の梅が挟まったミニトマトをチョイス。この組み合わせに飴をつけて菓子に刺したものが、夜市ではよく売っていて気になっていた。

この組み合わせ、びっくりするほど美味しかった。ミニトマトが好きでない連れも大絶賛。日本のミニトマトより中の水分が少ないので、酸味が控えめ。甘めの干し梅との相性が抜群。旅行中、もっと早く試していればよかったと思うほどの美味。旅行は、新しい味の発見があるからやめられない。

夜市の入り口付近で、とても混んでいる揚げ物の屋台が。ジーパイをクミン味で注文、65NTD。味付け色々、カットするかどうかを選べる。30分ぐらいと言われたので、他の屋台を見て回ってから取りに来た。写真は撮り忘れたけれど、けっこう量があって二人で分けてちょうど良かった。台湾のジーパイはサクサクで癖になる美味しさ。

こちらで、細切り肉と卵の炒飯を注文。炒麺も美味しそうだった。

物凄い強い火力で短時間で炒める所作は見ていて楽しい。

キャベツのシャキシャキ感が残っていて、味付けも濃すぎず薄すぎずで、とても美味しい。魚介っぽい出汁を少し感じた。

朝のドリンク注文ミスがあったので、ザクロの緑茶ホット、微糖の小さいサイズを筆談で注文。ばっちり通じて嬉しい。30NTDと、フルーツ系のお茶としてはかなりお安い。ザクロは初めて合わせてみたけれど、さっぱりしていてとても美味しい。

ランチ以降、まともに休まず観光したので歩き疲れてしまい、夜市を早目にあとにしてホテルに荷物を取りに行って、空港へ向かうべく板橋駅へ向かう。ホテルは夜まで荷物を預けても嫌な顔ひとつせず、有り難かった。大晦日のためか、駅前はイルミネーションとプロジェクションマッピングで、賑やかだった。板橋駅はとっても都会。

メトロの一日券を買っていたこともあり、台北駅経由でなく、環状線の新北産業駅まで一日券を使って来て、桃園空港メトロに乗り換え。ここから桃園空港第一ターミナルは105NTD。台北駅からだと150NTD。

夜市で少し食べ足りなかった連れは、空港内のセブンイレブンで夜食を調達。気づかずにどちらも麻油味を買っていて、どちらも同じ味とのことw 深夜のピーチ便までのんびりと過ごした。

余ったお金でセブンで買った物たちを自宅にて撮影。食べてしまい写真にはないけれど、有名な福源のピーナッツバターを挟んだコッペパンが濃厚で美味しかった。次回行く際はピーナッツバターをお土産に買ってもいいなと思う。干し梅は、ミニトマトと一緒に食べたら現地に近い味を再現できた。甘めの干し梅とミニトマトの相性を実感！

カルフールで買った自分土産。グアバのドライフルーツは、現地で食べてとても気に入ったやつ。

ちなみに、帰国時はvisit japan の事前登録をしておき、スマホでログインした画面を見せながらだとコロナ前と変わらずにスムーズに入国できた。登録していない人は、その場での登録を促されていて面倒そうだった。

長い旅行記をご覧いただき、ありがとうございました！