2022/12/13 - 2022/12/13
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たびたびさん
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別府は別府八湯といって、浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉の八つの温泉郷から成り立ちます。八つの温泉郷はそれぞれが特徴を持っていて、泉質の種類も10種類。そのスケール感や多様性は、まさに日本一の温泉。例えば、湯量の草津温泉、スケール感の箱根や伊豆、泉質の多さの鳴子温泉とか、それらのいいとこ取りをして、さらにお釣りがくるみたいな感じかと思います。
以前、福岡に住んでいた時には何度も別府に来ていますが、高速バスだと博多バスターミナルから所要時間2時間半で値段も3千円くらい。仕事で疲れて体を休めたいなと思ったらささっと行って帰るということが簡単にできていて、意外なアクセスの良さもあるんですよね。そんな中で、いろんな温泉を試してみて、最後に行きついたのは、むし湯と鉱泥温泉のセット。むし湯は体の芯が温まるし、喉や呼吸器に効く石菖のすっきり感は最高。鉱泥温泉は、地中深くで鋭く研がれた泥が身体というか細胞に独特の刺激となって働きかける免疫力のアップを感じます。難病の人が人知れず訪れるというのも納得ですね。この二つをじっくり利用すると、一泊二日でも本当に生き返ったような気分。地獄めぐりなどの楽しさだけでなく、湯治場としての実質的な効果も十分にあって、本当にありがたい温泉でした。
さて、今回は宇佐から別府に入って、3日目の今日から二日間はその鉄輪温泉の周辺から散策をしていきます。なにかと勝手知ったる温泉なんですが、本当に久しぶり。かなり遅ればせではありますが、新たな発見も含めて鉄輪温泉や別府温泉の魅力をこまごまレポートしてみたいと思います。
ところで、地獄めぐりについて少し触れておくと。地獄めぐりの地獄組合に加入している地獄は、海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄の七つです。最初の五つは鉄輪温泉に集まっているので一気に回れますが、血の池地獄と龍巻地獄は離れた場所なので、別途、別府駅から亀の井バスで訪ねました。それぞれの地獄は全く様相が違っているし、温泉はその日の状態によって色が変化するので、一回見たつもりでもまた印象が違ったりしてそれも楽しいですね。今回は乳白色だったはずの白池地獄がきれいな緑色になっていて、なかなかのサプライズ。かまど地獄の多彩さもさすがでした。
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早朝、別府駅から血の池地獄を目指しますが、その前に別府駅周辺をチェック。
別府駅前手湯は、別府駅前すぐ。カラフルな色付けをされた竹で覆われた中に温泉が湧く手湯があります。ちょっと変わった風にも見えますが、竹細工は別府の伝統工芸品なので、これも別府らしい演出と言えると思います。
なお、湯は24時間。時間が早くても遅くてもいつでもOKです。 -
その隣りに建つ油屋熊八像は、一風変わった像。
万歳をした笑顔のおじさんですが、これは別府観光の祖と言われる別府の大恩人。別府の地獄めぐりやバスガイド付きの観光バスを走らせたりするアイデアで別府温泉の観光地としての魅力を飛躍的にアップさせました。この時期はサンタの格好。後ろには例の小鬼もくっついています。 -
では、亀の井バスで出発です。
別府八湯の範囲は広いので、亀の井バスは必ずお世話になるバスですよね。血の池地獄は鉄輪とは別系統です。 -
途中、別府観光港も経由します。この港は、別府と大阪南港を結ぶフェリー「さんふらわあ」が入港します。早朝、今着いたばかりのような感じです。
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地獄めぐりは鉄輪温泉に大半は集中しているのですが、血の池地獄と龍巻地獄は離れた飛び地にあります。血の池地獄前のバス停で降りて。
まずは、隣りの龍巻地獄から。 -
30~40分間隔で噴出する間欠泉。まだ、静かなものですね。
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イチオシ
しばらく待っていると何もなかったところに温泉が吹いてきまして。始めはそうでもないのですが、徐々に勢いを増してくる。
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最後全開になるとごうごうという轟音とともに周囲はもうもうと立ち上がった湯気に包まれます。
想像以上にけっこうな大迫力。シンプルといえばシンプルですが、こちらもちゃんと楽しめる地獄です。 -
では、血の池地獄です。
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門を入って奥へ進みますけど、こんなだったかなあ。
記憶がほとんどないですね。 -
最初に売店ですけど、
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Tシャツのロゴ「毎日が地獄です。」は久しぶりの再会。こういうの好きですねえ。
私的には、沖縄で見つけた「このくそ忙しいのにお前は沖縄か」のロゴと双璧だと思います。 -
大池には酸化鉄やマグネシウムを含んだ熱泥の赤い湯が湧いていてそれを眺めます。
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ただ、まだ日が陰っているので
温泉卵を食べながら、ちょっと待ちましょうか。 -
イチオシ
日が上がって赤が鮮やかになりましたが、やっぱりこの赤色は泥の濁りもあって血の赤とまではいかないかなあ。
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まあ、その日の条件にもよるのかもしれませんけどね。
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血の池地獄からは、柴石温泉を経由して鉄輪まで歩きます。
柴石温泉も、別府八湯の一つ。醍醐天皇や後冷泉天皇が湯治されたと伝わる名湯です。 -
山間の温泉ですが、施設はきちんとしていてこれなら十分。
単純泉ですが、やっぱりなにかが違うなという印象。確かにじわりと体に効いてくるような感覚があると思います。 -
引き続き、鉄輪を目指します。
はるかに、市街の先には別府湾が見えていますよ~ -
その道路沿いで、ふと目に留まったのは大光院。
九州三十三観音霊場第14番札所であり、別府西国三十三観音霊場第10番でもあるという寺で、ちょっとアピールをしている感じがあったので寄ってみました。 -
境内には特徴的な青銅製の仏像が多数並んでいて、それが見どころとなっていますが、あんまり賑わってはいそうにはないですね。
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サクッと終了です。
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さらに進むと
山の方に見えているのは別府明礬大橋かな。 -
ついでに、貴船城の方にも寄ってみますか。
この道は近道のようなのでここから上ってみます。 -
だんだん視界が開けてきて、あれは別府市街の背後にそびえる扇山ですね。一面が切り取られたような芝生の山になっているので、すぐにそれと分かります。
春には扇山火祭りといってこの草原に火を放つ野焼きが行われるのが有名ですが、そうでなくても、爽やかな緑は別府の美しい景観の一つになっていると思います。 -
こちらは、市街から海側。鉄輪温泉は、このすぐ下あたりです。
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で、これが貴船城。鉄輪の市街からでもよく見えますけど、近くに寄ってみるとやっぱりなんちゃって天守閣ですね。
ここまで上るのはけっこうしんどいですが、ここからの眺めは抜群。別府湾、市街地から扇山の方までが手に取るように見えるのがウリということでしょう。 -
貴船城から一気に下って、ほどなく鉄輪温泉に到着。
洗濯場跡は、熱の湯からすぐのところに建つ六角形の屋根の建物。温泉を引いて街の共同洗濯場にしていたというものですね。 -
中に入るとコンクリートで仕切られた二つの洗濯槽。洗剤を使って汚れを落とす方とそれをゆすぐ方かな。街の人がここに集まって洗濯をしながらおしゃべりをしたりしている光景が目に浮かびました。
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で、これが熱の湯。
鉄輪温泉には共同浴場がいくつもありますが、熱の湯の人気はすごいですね。地元の常連さんを中心にその賑わいは断トツ。コロナ禍でも関係ないって感じかな。周囲には湯上りで真っ赤な顔をしている人が何人か。気持ちよさげにさっぱりした顔が印象に残りました。 -
そこから鉄輪むしの方に向かいます。
通りの傍ら。冨士屋Galleryと表札が出ていて。かつての旅館をリノベーションして、喫茶や小物のショップをやっている施設。ちょっと奥まった場所にありますが、木戸から奥の母屋とか外観の印象は老舗らしい落ち着き。瓦の意匠も見ごたえがあると思いました。 -
ところで、その通りが別府石の石畳。自然石に近いような丸みを帯びた石を敷き詰めたもの。ごつごつしたところがないので、下駄とかを履いて歩いてもこれなら引っかかったりしないでしょう。ちょっと素朴ですけど、人にやさしい石畳だと思います。
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鉄輪むし湯広場に出てきました。鉄輪むし湯は冒頭触れましたが、鉄輪でも名物の共同温泉で効能も保証付き。
広場には -
一遍湯かけ上人の像や
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無料足湯もあったりして、鉄輪温泉の原点にも触れられる趣向。鉄輪温泉観光だとここも必須のスポットです。
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渋の湯は、広場からいでゆ坂に出たところにある共同浴場。とても便利な場所にあるし、中はちょっと洞窟風呂みたいにレトロで落ち着いた雰囲気。名前の通り渋いですよね。ただ、近くにある熱の湯の方が圧倒的に賑わっていてなんか不思議な感じ。雰囲気なんかはこっちの方がずっといいと思いますけどね。
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そして、これがいでゆ坂。鉄輪温泉のメインストリートです。
鉄輪むし湯の脇から永福寺などの脇を過ぎて、みゆき坂に続いています。石畳の緩やかな上り坂で、温泉地らしい静かな通り。上っていった先は地獄めぐりの中心地になるので、だんだん観光客の姿は多くなっていきます。 -
永福寺は、時宗の祖、一遍が鉄輪の地獄を鎮めて湯治場を開いたと伝えられる鉄輪温泉の開創伝説に関わるお寺です。
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本堂の柱には「日本第一蒸湯開基」と書かれていて、さりげなくその歴史を物語っています。
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もう一度、むし湯広場に戻って、
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むし湯広場から筋湯通りを少し下っていくとすじ湯温泉。ここも鉄輪温泉の中心部を代表する共同温泉の一つです。外観からしても小ぶりなんですが、戸を開けて中に入るとすぐ目の前が風呂場。けっこう狭いのでびっくりです。
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筋湯から、今度は鉄輪銀座通りに入ります。
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鉄輪豚まん本舗は鉄輪銀座通りの名物店。とても懐かしいお店です。
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少し小ぶりで味付けも薄めなので、インパクトという意味では弱いのですが、このおとなしい普通感がいいんですよね。鉄輪に来たらぜひ行きたいお店だと思います。
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そのままいで湯坂に抜けると、こちらには地獄原温泉。観光客の利用も意識されていて、入り口に料金100円としっかり目立つように書いてあるので入りやすいですね。共同温泉としては朝早くからやっている方かな。それもいいと思います。
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鉄輪銀座通りからつながるのは、谷の湯どおり。
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ちょっと裏通りですが、ここにも湯気がガンガン出ている場所があって
温泉地の真ん中にいることが分かります。 -
その通りの中ほどが、谷の湯。ここも老舗の共同温泉です。外観からしてオンボロなんですが、
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中に入ってもやっぱりオンボロですね。着替えるところと洗い場、風呂が一体になっていてミニマムな造り。まあ、これで用は完全に足りていますから、OKです。
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谷の湯どおりを抜けて、またいでゆ坂へ戻ってきました。
これは地獄蒸し工房鉄輪の隣りにあるポケットパーク。足湯、足蒸しの専用施設で、建物はしっかり。足蒸しの方だとちゃんと立派な道具が設置されていて、また大人数でもOK。湯量が豊富な鉄輪ならでは。無料の施設とは思えない充実ぶりです。 -
さて、地獄蒸し工房 鉄輪で昼飯にします。
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大人気なので、しばらく待って食堂へ。
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イチオシ
野菜とか海鮮とかを籠に入れて、高温の蒸気で蒸しあげて、ポン酢でシンプルにいただくというもの。
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激しい湯気の中から戻ってきた素材の味をそのまま楽しむ趣向で
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楽しいといえば楽しいですが、逆にそれ以上のものでもないような。
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イチオシ
正直言えば
エンターテイメントの要素の方がずっと大きいような気がします。 -
いでゆ坂沿いにある愛の観音堂です。ただ、工事中のため、フェンス越しに遠目で確認しました。「ぼけ封じ」「家内安全」と書かれていましたが、「愛」の方はどうしたんでしょうね。建物は小さいですが、丁寧な造り。粗末なものではありません。
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いでゆ坂をさらに上がって、みゆき坂の方へ向かいます。
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ここからがみゆき坂。いで湯坂に続く鉄輪温泉のメインストリートで、いで湯坂は下半分、みゆき坂は上半分といった位置関係です。
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信号の交差点を少し南に行くと大谷公園。
小さな公園ですが、石畳の広場から -
一段低いところには芝生の広場があって、辺りからは湯気が上がっています。
その芝生の広場を見下ろす場所に屋根付きの建物があって、そこは足岩盤浴の小屋。おしゃべりをしながら休んでいる人たちがいました。 -
気が付くと傍らに大谷公園の大谷は、仏蹟探検のための大谷探検隊からきているという石碑。隊を率いた大谷光瑞は別府で亡くなっているというつながりです。
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みゆき坂に戻って、
白池地獄に入ります。 -
ほ~
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この緑色はきれいですね~
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白い湯気の勢いもすごいし
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これはいい!
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イチオシ
白池地獄はもっと乳白色だったように思いますけど
温泉はいろんな条件で変化しますからね -
最後にピラルクも確認して終了です。
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これは斜め向かい側にある成田山不動院。「鉄輪温泉パワースポット」と大きな看板がありますけど、鉄輪で成田山ってあんまり馴染みはないような。。
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ただ、中に入ってみると打って変わって、それなりに静寂でお寺さんの雰囲気がちゃんとしています。ちょっと外観とのギャップを感じました。
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こちらの鬼山地獄は、温泉の温かさを利用してたくさんのワニが飼育されている地獄。池の中に重なり合って泳いでいたりするのを上の方から眺めます。
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一方で、入ってすぐの温泉の大池。もうもうとした湯気の間から見える温泉は、
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イチオシ
独特の透明感を感じる色が意外に迫力あり。しばらく見入ってしまいました。
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鬼山地獄のウリはワニの方ですけど
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ワニの方は
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まあそこそこ。
そんなに面白いものでもないでしょう。 -
続いてのかまど地獄は、金棒を持った赤鬼のキャラクターが前面に出ていて軽い感じがしないでもないですが、
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何でしたっけ?
あんまり記憶がないんですけど -
鬼が支配するかま山の
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イチオシ
その
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足元から
ほんわか湯けむり。
え?これじゃあ、ほとんど迫力ないですけどね。 -
と、そのまま進むと。
海地獄のような青い鮮やかな池があると思うと -
坊主地獄のような泥の吹き出しや
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イチオシ
ライトブルーに
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血の池地獄のような赤い池もあって、それぞれがちゃんと本格的。それでいて、これだけの見どころが一通りそろっているのはすごいですよ。この内容の豊富さは地獄でもナンバーワンかと思います。
ただ、逆に揃いすぎていて、特徴が出せない面もあるのかなと思ったり。レインボー地獄とか?もう少し、工夫のあるネーミングがあるかもしれませんね。 -
みゆき坂から続く地獄めぐり通りに入るとこれは八仙人彫刻像。別府市と友好都市である中国山東省煙台市から送られたもので、八仙人は中国の民間で広く伝わっている八人の仙人。悪人を懲らしめ、貧しい人を助ける船員なのだそうです。石造りでなかなか優美な彫刻です。
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その少し先は郭沫若先生詩碑。黒い御影石に流麗な文字で詩が書かれている漢詩の碑。ちなみに、郭沫若は戦中戦後に活躍した中国共産党の幹部であり、歴史学者や文学者でもある人物。別府に滞在した時の感謝の気持ちを表した詩なのだそうです。
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地獄めぐり通り沿いにある山地獄は、地獄は地獄なのですが、別府地獄組合に加盟している7地獄ではありません。
温泉の温かさを利用した動物園。餌をやることができるヤギやカピバラが主役かな。入口の門は立派ですけど、小さな子供向けの施設だと思います。 -
地獄めぐり通りを抜けると開けた場所。
地獄めぐりの一番人気、海地獄です。 -
中に入ると
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まずは美しい日本庭園のエリア。
よく手が入っているし、 -
この穏やかな雰囲気はどうかすると栗林公園みたいですよね。
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これはこれで十分見応えがあるのですが、
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やっぱりメインは、一番奥にある、目の覚めるような青の海地獄。
この海の青以上に鮮やかな美しさは何度見ても感動もの。他の地獄では味わうことができませんからね。 -
そして、もうもうと立ち上がる白い湯気。
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イチオシ
その白い湯気の間から真っ青な青がちらちら現れるのですが、
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シューシューという湯気が噴出する音や
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湯気に包まれたと思ったら、次の瞬間、強い風が吹いて一面の青い池。
その変化もとっても面白いので、 -
しばらく眺めていても飽きることはありません。
すべてが完璧な地獄です! -
鬼石坊主地獄は、海地獄のお隣り。
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ここには鬼石の湯というのがあって、日帰り温泉。バスクリンみたいなきれいな緑色の温泉の写真を見てインパクトがあったのですが、意外に普通なんですよね。泉質も特にどうということはないし、期待したほどのものではないです。
ただ、温泉は条件によってかなり違ってくる。日によってはもっと美しい色になることもあるのかなと思ったりもしました。 -
鬼石坊主地獄の方は、
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敷地内のあちこちで、粘土質の土の下からボコボコと噴き上がる熱い泥や
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湯気の立ちあがるごろた石。
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その様子が坊主ということなんでしょうが、
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イチオシ
鮮やかな色彩はないので、地味といえば地味ですね。
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ただ、がこれは絶え間なく続く大地の鼓動。
温泉の計り知れない力を想像しながら楽しむ地獄なのかなと思います。
ここで、鉄輪温泉を一区切りにして -
今度は、バスで明礬温泉のエリアに移動しました。
明礬温泉は、別府温泉保養ランドの泥湯のイメージもありますが、明礬地獄や湯の花小屋があるみょうばん 湯の里の周辺が伝統的な場所だと思います。 -
ここでまず目に入るのは明礬地獄。岡本屋本店が管理していて、道路を挟んだ向かい側の山の斜面。
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岡本屋本店の方で料金を払って入ります。
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一帯からは硫黄を含んだ湯気があちこちから出ていて、
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湯の花を採取する湯の花小屋もありました。
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これが湯の花ですね。
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まあ、そういう意味では明礬温泉らしいところなのですが、見ごたえとしてはイマイチかな。有料エリアの中に入っても、離れた場所から見るのとあまり変わらないように思います。
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一方で、向かいに見える別府明礬橋は、東九州自動車道のコンクリートアーチ橋。平成元年の竣工当時は、日本最長だったとか。
鉄輪温泉から明礬温泉に行く際はこの橋をくぐっていくことになりますが、明礬温泉からだとこの橋の向こうに別府市街から別府湾が見通せてまたいい眺め。橋の雄大さが景観のアクセントになっています。 -
では、岡本屋売店で明礬温泉の名物、地獄蒸しプリンをいただきます。
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奥の喫茶部。別府明礬橋越しに鉄輪の市街を見渡せる絶好のロケーションに建っていますから、さすがになかなかいい雰囲気ですね。
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プリンの方は。。甘さはほどほどですが、少し固めの仕上がり。柔らかくて儚い感じのプリンもいいですけど、こうした少し固めもいいですね。ちょっとしたことなんですが、確かにいいところを突いていると思います。
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では、みょうばん 湯の里で、立ち寄り湯といきましょう。
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みょうばん湯の里の敷地内にも湯の花小屋があって、無料の見学コースが設けられています。
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わら葺き屋根の小屋では、
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今でも温泉ガスの蒸気が栗石の間から青粘土の中に入り、ガスの成分と青粘土の成分が結晶するという伝統の製法で湯の花を作っていて、これは江戸時代から300年も続いているもの。
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水分を介さないのが自慢ということでした。
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立ち寄り湯は少し山側に上がっていった露天風呂。
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ただ、露天風呂は開放感があるようでいて温泉をゆっくり楽しむには落ち着かない面もあって、ここの湯も本来の温泉の気持ちよさがないですね。ちょっと残念な施設だと感じました。
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ここから、鉄輪温泉までは歩いて帰ります。まあ、下りですからね。
ということで、明礬地獄前の岡本屋のところから谷の方に歩いて下りて行ったところにある鶴寿泉へも行ってみます。泉質についてネットの評判が良かったので期待していましたが、現在は休止中。というか、もしかしたら閉鎖してしまったのかも。ちょっと心配な雰囲気でした。 -
鉄輪地獄地帯公園は、明礬温泉から鉄輪温泉に下っていく途中。
広い斜面をいっぱいに整備したかなり規模のある公園。一番高いところに何やら立派な施設もありまして、これはグランディングの施設なんだとか。遊具の設置された子供向けのエリアもあるし、いろいろ充実しているように思います。 -
さらに歩いて、坊主地獄まで下りてきました。坊主地獄は、ほかに鬼石坊主地獄もあるので紛らわしいですが、鉄輪温泉の中心部から少し離れた鉱泥温泉のところの地獄です。
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竹の手すりの遊歩道を進むと周辺には
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地下深くから湧き出た泥の熱湯がぼこぼこと噴出して、
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泥がたまってできた土の塔があちこちにあって。
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鬼石坊主地獄よりも泥が濃いような気がします。
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これは黒い温泉。泥の色とは違いますから、泉質もまた違うんでしょう。
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坊主地獄から少し下って。
火男火売神社は、鶴見岳山頂の上宮、中腹の中宮と山麓にあるのがこの下宮です。宝亀2年(771年)の創建と伝わり、祭神の一つ、カグツチはイザナギとイザナミとの間に生まれた神ですが、火の神であったためにイザナミの陰部に火傷を負わせ、これがもとでイザナミは死去したという神様。鶴見岳の噴火とかにも因んでいるよう。 -
参道は意外に長く続いていて、社殿もしっかりしています。
ただ、鉄輪の中心部からはけっこう遠いので、観光客はめったに来ないと思います。 -
今夜の宿はホテル鉄輪。別府一の宮線沿い。坂道の途中にあって、
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建物もそれなりに大きいので、部屋も悠々。畳の部屋にベッドを置く形式も悪くないですね。値段はそこまで高くないのに二間続きでした。
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ただ、最大のウリは、別府湾の眺めかな。
これだけでも、このホテルに泊まった価値はあったかなと思うくらいですね。 -
プランは素泊まりなので、
ひょうたん温泉で、晩飯をいただきました。玄関から入って、中庭を越えたところの広い部屋で、 -
注文したのはとり天定食。温泉が主体の施設ですが、さすが鉄輪を代表する施設の一つ。正統派のとり天でサクサクおいしく仕上がってますね。量も意外にあって、十分満足でした。
今日はゆっくり休んで
明日は、鉄輪温泉から別府駅を目指して歩きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2023/08/13 11:30:48
- 鉄輪温泉にもう一度
- たびたびさんがじっくり鉄輪を散策紹介してくださって、うれしいです。私は、別府駅前に泊まって、面白い名称なのでちょっと遠出とバスに乗って、鉄輪に遭遇。共同浴場も思い出深く、地元のおばあちゃんと二人で心もほっこり。貸間の看板が気になって、湯治場としても健在の温泉場なんですね。
少し前、奥鳴子で初めて湯治場に泊まることができ、大きな宿に私たち二人でした。日本文化遺産的作りは、全て東北農漁民御用達当時のまんま。おそらく最後の宿主にお話も聞けて、「九州にはまだたくさん残っていますよ。この辺りは、ここだけになりましたが・・・。」ということで、それを鉄輪で思い出していました。だから、1週間くらい貸間でいたいんです。普通の湯治期間は、そのとき1か月と聞きました。要するに、温泉の効果はそれぐらいでないと実感できないみたいですね。
本物「やせうま」を初めて口にした鉄輪に、もう一度行きたいんです。
Tシャツの文面を考える人に、私もホームラン級に出会っては思いを馳せます。これも素晴らしいですね。落書の伝統からきているような気がします。詠み人知らず。
- たびたびさん からの返信 2023/08/14 11:39:54
- RE: 鉄輪温泉にもう一度
- コメントありがとうございます。
鉄輪はけっこう観光地化されているので、東北の方の湯治場みたいに人里離れてじっくりという感じではないですね。ただ、反対に、共同浴場とかで地元の人とかといっしょになって温泉を楽しむというのは別府ならではかな。そういう意味で、旅はこの後もうしばらく共同浴場巡りとかにも続きます。
ところで、台風7号の影響でいろいろ計画が狂ってしまって大幅修正中。余計な仕事が増えて、テンションも下がります。
たびたび
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