⑤慶良間諸島10島めぐり　2日目の３　阿嘉島

2022/12/19 - 2022/12/19

　明けましておめでとうございます。昨年もお世話になりました。本年も宜しくお願いいたします。

　2022年12月18日（日）～21日（水）阪急トラピックス主催『慶良間諸島10島めぐり　美しすぎる「ケラマブルー」感動体験4日間』に参加しました。各地で雪の便りが聞かれる寒い本州を後にし、暖かい沖縄で、ぬくぬくと、かつ、なぜか添乗員ですら行く先が分からないという、ミステリアスな旅、時を過ごし、慶良間ブルーを満喫、地域クーポン9000円は全てお土産に活用し、家族などを喜ばせた、2022年最後の旅でした。その旅行記です。①②③・・・は、旅行記の番号です。⑫までありますので、興味があるところだけでも、お読みいただければ幸いです。主な日程は次の通りです。
12月18日（日）旅行１日目　自宅最寄りのバス停＝羽田空港ANA473便～那覇空港①～ゆいレール～ナハナホテル＆スパ泊②
19日（月）2日目　ホテル・・那覇泊港③～フェリー渡嘉敷～渡嘉敷港＝ランチ＝阿波連港～阿嘉島（阿嘉集落・さんごゆんたく館）⑤～慶留間島～サンセットクルーズ～阿波連港＝⑥とかしくマリンビレッジ泊④
20日（火）3日目　ホテル＝阿波連港～安慶名敷島⑦～嘉比島～座間味港（マリリンの像・阿真ビーチ・ウナジの丘・稲崎展望台・高月山展望台・イノービーチ・アカハギ地層⑧・ウハマビーチ・チシ展望台・阿佐集落）⑨～～阿波連港＝渡嘉敷～フェリー渡嘉敷～那覇泊港＝ホテルリソルトリニティ⑩＝買い物（国際通りなど）　ホテル泊
21日（水）4日目　ホテル＝買い物（スーパー）・・ゆいレール＝那覇空港（買い物⑪・ラウンジ）＝ANA464便～自宅⑫

エリア 慶良間諸島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2022年12月19日（月）旅行2日目の続き
　渡嘉敷島にいます。慶良間諸島は国立公園。渡嘉敷はその中の一つの島。那覇泊港から「フェリーとかしき」で70分でした。宿泊する「とかしくまりんびれっじ」でランチして、ホテルのバスに乗せられ、船着き場まで。船で次の島に行きます。

渡嘉敷島 自然・景勝地

　ここが、乗船場。うん？行き先は阿嘉島？行程表では無人島の安慶名敷島のはず。ＴＤすらわかってなかった、ミステリーツアーの始まり。何で？？？行程が変わった？？そんなことあるの？？・・・
　阪急で行程が変わるのは、先月末の奈良京都でもありました。でも当日ＴＤが「無料の銀杏パークのライトアップがなくなったので、有料のデンパークに行きます。阪急がお金を出すので、こちらでイルミネーションを楽しみましょう。」と、上手にお話しし、「有料施設なのに阪急が持ってくれ、お客は無料で」という言葉にセンサーがピン。さすが阪急、太っ腹、大盤振る舞いありがとうと満足しました。が、ここは理由も分からず。？？？がぐるぐると頭の中を回ります。火種の一つ。

　このフェリーではなく

　こちらの白い船。2人×6組と一人参加13名の計25名＋1名は乗り切れません。
ＴＤから2人×6組＋並んだ順の先着3人がこちらとの指示。もちろんいつも先頭の方を歩いて、気に入った場所で立ち止まって写真を撮る、最後尾にはならない（迷子になる、方向音痴を自認しているので）ことを心掛けているので、こちらの船に乗船。窓も壁もあります。ライフジャケットは椅子の下に鎮座。
　ここは阿波連港ということを自宅に戻ってから知りました。

　そしてもう一艘がこちら。屋根と壁がシートです。風通しが良さそうで、空気の流れは良さそうだけど。見比べるとちょっとね。私は初めの方の3人だったので、上の白い船に乗ったけれど。下の方に乗船した一人参加者たちは、なぜ二人組が優先なのか、料金は一人参加の方が高いのにと、くすぶります。火種の2つ目。こちらの船は　ライフジャケットを着用。

　阿嘉島に着きました。

阿嘉島 自然・景勝地

　阿嘉島について　
　一言で言うと　慶良間ブルーの海に抱かれた静かな島
　琉球王朝時代には、中国との海上貿易の中継地として栄えた。島内のほとんどを森林原野で覆われている。中岳頂上の展望台からはエメラルドグリーンに輝く美しい海を、360度の大パノラマで一望できる。近年はダイビングポイントとして人気を呼んでいる。付け焼刃。だって明日行くはずだったんだもの。頭の中が混乱中。臨機応変という言葉は、私の辞書にはありません。

　シロの像
　「マリリンに逢いたい」という映画にもなりました。シロが恋人のマリリンに逢うため、海峡3㎞を泳いで渡った実話から。そのシロの銅像。逢いたい一心で、3㎞も泳いで行くなんて、すばらしい愛の力のなせる業。

シロの像 名所・史跡

　阿嘉港旅客待合所
　このオレンジのライフジャケットを着た方が、2日間の現地ガイド（以下Ｇ）。後で聞くと、この方が「今日は阿嘉島に行く」と言ったそうで、火種の３です。ＴＤに説明もせず、当然？お客にも説明なく。訳が分からなくても、とにかく付いて行きます。

阿嘉港 乗り物

　今いる所はこの赤い所。海と島だけの写真では、後で写真を見ても、ここがどこなのかが分からないので、場所名が撮れるところでは必ず写真を撮ります。記憶＜写真です。口頭での説明があればまだしも、それがないため、今回は分からない所が多く、旅から戻って、阪急に削除・変更した正しい行程を、送付してくれるよう頼みました。

　足元のマンホール。阿嘉汚水（あかおすい）とあります。白砂が凹みに入っているので、白黒の対比でよくわかります。鹿の絵。これは天然記念物「ケラマジカ」です。道のところどころに、鹿の落し物がありました。他にはケラマツツジの絵。

　道の白い部分が元々の道。砂でできた道です。広い部分が拡張工事をした部分。広くないと車が走れません。が、保障がなく、持ち出しとなったため、じゃあやーめたというお宅もあり、道幅が途中で細いままという所もありました。島ですからねえ。お上より住民の力の方が強いということなのかな？

　陶器製の立派なシーサー

数百年たった木

　立派な建物、幼稚園、小学校、中学校。ここでクイズ。子供の数は？私見事に当てました！賞品はありませんでしたが。ヒント。教員と公務員の子達です。正解は15名。

　フクギ。
　検索しました。フィリピン原産のオドリギソウ科の木。高さは15mにもなる。まっすぐに育つこと、硬い幹や分厚い葉を持つことから、防風林や防火林として植えられた。沖縄の着物に欠かせない黄色の染料が木の皮からとれる。
　なるほど。

　赤レンガの屋根。台風除けの石垣。沖縄ですね。

　昔の神社の跡。

　高台からの眺め。家の屋根の上に水のタンクがあります。沖縄ならではの家の造り。

　見えにくいですね。目を凝らしてみてください。昔の井戸の中、ヤモリがいます。この周辺で、島の人は洗濯などしていたのでしょう。

　昔の石垣。サンゴです。

さんご。

サンゴの石垣

　このシーサーも素朴で可愛い。

　シーサーではなく、トラねこ。

　ミケちゃん、こんにちは。ちゃんとこちらを向いてくれてありがとう。岩合さんの気分です。

　石敢當（いしがんとう）
　沖縄で古くから信じられている魔物＝マジムンを撃退する魔除けの役割を果たす石碑です。
　マジムンは直線方向にしか進めず、曲がることができません。そのためＴ字路やＹ字路にぶつかると、そのまま家に入ってきてしまいます。それを防ぐのが、石敢當です。ですから、Ｔ字路やＹ字路、三叉路、十字路に置いてありました。

　綺麗な毛並みの白ちゃん。どの猫も首輪はしてないけれど、飼い猫なのでしょうね。島全体で飼われているのかも？犬は見かけなかったけれど、猫は沢山いました。

　塀が低く、中が見えてしまいました。プールのある豪邸。別荘なのかもしれませんが。

　昔、絹織物などの密売などで財を成したお屋敷。家紋入りの屋根瓦です。

　大きなクワズイモの葉と花。葉は傘代わりになります。

　ここだけ見ても、暖かい地方のお宅ということが分かります。

　家紋拡大。

　島に商店は数軒ということですが、自販機はありました。
　ペットボトル　コーラは180円　綾鷹は170円、缶コーラは130円
　島は輸送費がかかるので、お高めです。

　この赤い花は何？
　グーグル検索したら、ベニバナクサギ　と出ました。

　慶良間ブルー。

　波もなく穏やか

　透き通っています、

　阿嘉港を眺める。

　立派な橋ですが、ここにいる間、車は1台も通りませんでした。

阿嘉大橋

阿嘉大橋 名所・史跡

　あれ、こちらには鹿。これが天然記念物の「ケラマジカ」。何と公園で休憩中。奈良公園なら分かりますが。島では、公園で鹿が休憩するのね。

　さんごゆんたく館へ。慶良間諸島国立公園ビジターセンター。
　2018年にオープンしたビジターセンターです。慶良間諸島の自然や、島の歴史、文化について学べます。オリジナルグッズの販売や休憩所もあります。なんていう説明はＧからもＴＤからもなく、訳もわからず、付いて行くだけ。火種の4。

　外にはベンチ。中にはトイレと展示物
　トイレ休憩も兼ねて。女性が半数13名のツアー。並びます。男性よりはるかに時間がかかります。見学時間が短くなります・・・

　喫茶もあるようです。入館無料。

　これがオリジナルグッズなのね。シールもあるのね。　

　サンゴは動物？植物？
　サンゴは動物で、体内に植物を住まわせているそうです。それが光合成をして、サンゴに栄養を与えるので、光が届かない場所では生きていけません。

　粟石の説明
　慶良間ではほとんど、石灰岩が海の下に沈んでいる。渡嘉敷島で一部を見ることができる。それが粟石。

　慶良間のサンゴ礁と白黒緑の石

　トイレの順番が最後の方になったので、見学・買い物時間がほとんど取れませんでした。勉強熱心な私なのに、残念。（笑）火種5。最初にざっとでも説明してから、解散したら、混み具合を見て、見学を先にすることもできたのに。
　ツアー客が手に持っていたのを見て、「それは何ですか？どこにあるのですか？」と尋ねて、ゲットしました。（自力解決）お客同士の連帯感は強まるけれどね。ペットボトルのリサイクルはがき。このまま送れるとか。

　あっさりしたデザイン。透明です。茶色の布の上に置いたので。全体が茶色に見えますが。

　大人の雰囲気。
　3種類あったので、全種類頂いて、孫にプレゼントしましょう。無料ですから。